カテゴリー: 練習日記

  • 人間にしか成し得ない「音楽の世界」

    【令和3年4月4日(土)】
    快心の演奏をありがとうございました。
    と書くことができる幸せを噛みしめています。
    「コタンの歌」に対する「空」のメンバーのイメージの膨らみは、嶋田先生が予測していたレベルを大きく上回る豊かなものでした。
    マリモの心(つまり人間の心 さらに言えば歌うメンバーの心)が太陽の神を仰いで、神話(つまり人間の心の真実)と戯れる…
    ムックリの音が緑の大地と真っ青な大空に響き、そして同時におばあちゃんの病床にも響き、そしてムックリの音は「紫陽花色」に輝いておばあちゃんの悲しい心を(紫陽花色に)染めていく…
    川下コタン(川下の村)の村長(ここでは若者と考えて良い)の心は正直で親切で小鳥の神(カムイ)が鳴いているけれど、川上コタンの村長(若者)の心はズルくてイジワルで怠け者で冷たい魚が泳いでいるようだ。
    川上コタンの若者の心の中の太陽の神は死んでしまったのか?蘇ってあげてくれ太陽の神よ、あの貧しい若者の心に…
    書き出したらキリがありません。
    楽譜の中に書き込まれているのは「音符」と「ひらがな・カタカナ」と「強弱記号・表現記号」だけです。
    この「音符」と「文字」と「記号」を声とハーモニーに変換するだけだったら、「コタンの歌」に限らずいかなる音楽でも歌う値打ちはありません。それは作曲者の責任ではない。もしそうだとしたら責任は歌う人たちのイメージの貧困さにあります。
    しかし合唱団「空」の場合、その「音符」と「文字」と「記号」の中から無限に広がる豊かなイメージを膨らませ、人間にしか成し得ない「音楽の世界」を紡ぎ出すことができたと確信しています。最初に「快心の演奏」と書いたのはそういう意味です。

    ここに東海メールクワイアーの豊かな音楽性が「快心の演奏」に「超」の文字を加えることになりました。
    「豊かな音楽性」とは何か。「空」の子どもたちにも分かりやすい言葉に直せば「豊かに膨らむイメージの力」です。
    東海メールクワイアーのメンバーは全員、30年、40年、そして70年(ステージに立ってくださった最年長メンバーは91才です)歌い続けているウルトラスーパー合唱人間です。その長い経験の中で、「ふりしきれ雨よ」と歌う時には瞬時に「悲しんでいる人の心に愛の雨よふりしきれ」と変換し、「来なさい 重荷を負う者」と歌う時には「心に深い傷を背負う人よ、私がいっしょにその傷を受け止めてあげるよ」とイメージを拡げて歌うことを知っています。
    2月から3月にかけての東海メールの歌声の変化(熱量の高まり)に驚きました。というのは浜田先生の証言です。

    「空」のメンバーは、もちろん自分自身で「コタンの歌」の世界をイメージし膨らませました。そのことは驚嘆に値しますし、嶋田先生は大きな称賛を捧げます。
    しかし、30年40年そして70年かけて膨らませ続けた東海メールの「イメージの力」、豊かな音楽性が隣にあったことを忘れないでほしいと願っています。「本当に音楽を愛する」とはどういうことなのかを身をもって示してくださり、隣にいてくれた東海メールの姿を忘れてしまったら、今回のステージに立った意味は半分以下になってしまいます。
    プログラムに書いた「忘れられない仲間とともに」とは、いっしょに練習を続けてきた「空」の友達のことであることはモチロンですが、同時にいっしょになって本気で歌ってくださった東海メールの皆さんのことでもあります。

    プログラムの文章を書いたのは3月です。その時は、だから「こうなると良いな」と思って、予測して書きました。
    その予測は裏切られることもあります。いや、むしろ裏切られることの方が多いのが事実です。
    3月に書いた「こうなると良いな」は真実の体験として実を結びました。冒頭の2行目に「…と書くことができる幸せを噛みしめています」と記したのはそういう意味です。

    それにしても、古今東西史上初となる少年少女合唱団と男声合唱団とによる「コタンの歌」でした。
    指揮をしていても本当に難しかった。ソプラノ・メゾソプラノ・アルトに加えてトップテノール・セカンドテノール・バリトン・バスの合計7声部あるのですから、指揮者の勉強不足・準備不足がいたるところに露呈(ろてい)しました。
    そして、そんじょそこらの少年少女合唱団であったなら、とてもじゃないけど東海メールクワイアーの響きの前に崩壊していたことでしょう。

    浜田先生の証言をもう一つ記しておきます。
    録音を取るということでリハーサルも本番だと思って(ピアノを)弾く努力をしました。でも「テイクワン」とか何とか言って、1曲ずつ歌っていくのと本番で8曲連続して歌うのとでは、合唱団の気力がゼンゼン違いました。「あぁ、組曲って、こういうものなんだ…」と思いました。1曲目が2曲目を生かし、2曲目が3曲目を生かしているのです。貴重な体験でした。

    これは「空」のメンバーにとっても同じでしたでしょう。良い経験になりました。
    この貴重な体験が浜田先生の最後のステージになったことは幸せなことです。浜田先生、ありがとうございました。
    鋼鉄の一枚岩となって支えてくださった父母会の皆様、そして女声コーラス青の皆様、フェールマミの矢代マミ子様にも深い感謝を申し上げます。

    さて、浜田先生に深い感謝を捧げ、そして来週からは江川 智沙穂 先生をお迎えします。
    何人かの入団希望者・見学者も来てくれます。
    新生・合唱団「空」のスタートです。力を貸してくださいね。

    楽譜は「われもこう」と「ぼくは雲雀」と「やさしい魚」と歌集「歌はともだち」を持ってきてくださいね。

  • 史上初の共生のハーモニーが「コタンの歌」に新しい生命を吹き込む

    【令和3年4月3日(土)】
    なぜ今日の午後のリハーサルを録音する手配をしなかったのでしょう。
    帰宅した嶋田先生の正直な第1番の感想であり反省です。
    しまったなぁ。今日の録音があったら良い記念になったのに。誰かにお願いしておけばヨカッタなぁ…。

    東海メールクワイアーの鈴木副会長は「一度で良いから「コタンの歌」を歌ってみたかった。40年間の願いが叶いました」と言っておられました。
    嶋田先生も同じです。「コタンの歌」の楽譜を買ったのは40年前でした。レコードも同時に手に入れました。大学3年生の時です。
    1998年に初めて湯山先生に来ていただいて、それから何回のご指導を受けたことか。でも一度も「コタンの歌」を合唱団「空」で歌おうと思ったことはありませんでした。
    プログラムにも書きましたが、日本の少年少女合唱団が数ある中で「コタンの歌」を歌った少年少女合唱団の話を聞いたことはありません。合唱団「空」にも歌わせようと思ったことはなかったのです。湯山先生はいろいろなことを教えてくださり、そしていっぱい「空」をホメてくださいました。
    湯山先生からいくらホメられても、「空」に「コタンの歌」は無理だ…と思っていました。
    なぜか。
    みんなの先輩がナマケていたわけではありません。その理由はただ一つ、混声合唱だったからです。
    楽譜に湯山先生ご自身が書いておられます。
    「大編成から中編成までの混声合唱団がこの曲の対象であるが、もうひとつの利用方法として、女声合唱団と男声合唱団のジョイントリサイタル(協力していっしょにやる演奏会)や合同演奏などに利用していただくと効果的だとおもう。」
    「空」との合同演奏をお願いするのなら東海メールクワイアーしかありません。「コタンの歌」を歌いこなせる男声合唱団となると中部地方では東海メールクワイアーしかありません。
    しかし、東海メールクワイアーの重厚な響きに「空」が対抗できるだろうか…。答えはNOでした。

    24回目の定期演奏会となりますが、今の「空」なら東海メールが60人来ても大丈夫…という思いは「サウンドオブミュージック」から「海と祭りと花の歌」につながる「空」の独特の響きにありました。
    そこに東海メールクワイアーのスケジュールがドンピシャに合うという幸運が重なって、NOサインがGOサインになりました。

    ところがコロナの不幸が襲ってきて苦しい練習が続きました。「空」も東海メールも全ての所属メンバーで臨むことは不可能という状況をコロナの魔手が作り上げました。
    この魔手によって日本中の有力な合唱団が解散の憂き目にあっているのです。
    フルメンバーで歌えない。そのことは返す返す(かえすがえす)も残念でなりません。
    しかし、今日の響きは「しまったなぁ。今日の録音があったら良い記念になったのに」というレベルでした。嶋田先生がそう反省するほどの演奏でした。
    みんな、ありがとう。
    東海メールの皆さん、ありがとう。
    浜田先生、ありがとう。
    そして指導スタッフや父母会のみなさん、ありがとう。
    合唱の神様、ありがとう。
    大感謝です。よくぞここまで高まってくれた。

    今日の演奏の録音は残っていませんが、明日はもっと力のこもった演奏になるのでしょうね。明日はキチンと録音を取ります。映像もね。
    よろしくお願いします。力を貸してください。
    作曲されて50年に当たる節目に、史上初となる少年少女合唱団と男声合唱団による共生のハーモニーが「コタンの歌」に新しい生命を吹き込むことになります。
    よろしくお願いします。力を貸してくださいね。

  • 前日の一発勝負

    【令和3年3月27日(土)】
    今日は「うたにつばさがあれば」を歌いました。久し振りに歌いましたが本当に良い歌ですね。大中先生に大感謝です。
    終結部分の「あの子に伝えたい」「お空に飛ばしたい」は音程に注意しましょう。これは今日始まったことではなく、この曲を歌う時には注意しなくてはならない部分です。
    大中先生は子どものための音楽が得意だったと、多くの人が錯覚(さっかく)していますが、実は「サッちゃん」も「おなかがへるうた」も大人の、それもプロ歌手が歌うことを想定して作曲されたものです。当時の「歌のおばさん」というラジオ番組で、真理ヨシコさんなどが歌っていました。
    大中先生は音楽に対してはとてもキビシイ方だったので、これらの曲も妥協なく作られています。「サッちゃん」の終結部分「おかしいな」「かわいそうね」「さびしいな」を正確な音程で決めることはとても大変です。
    だから「うたにつばさがあれば」にも集中して取り組みましょう。
    次に「あめふりくまのこ」「地球はひまわり」「歌の広場」「おはよう太陽」を歌いました。もちろん4月4日の本番プログラムだからですが、5月4日のイオン熱田コンサートでも歌うことにします。1ヶ月、4回の練習で全く違う曲を歌えるようにするのは大変ですし、何よりも音楽そのものに「力」があり、聴くつもりがなく歩いている人(買い物客)の足を止めさせる力があると思うからです。
    「うたにつばさがあれば」も「あめふりくまのこ」「地球はひまわり」「歌の広場」「おはよう太陽」も、とにかくメロディーを美しく歌うように注意をしました。ハーモニーを作る前に、メロディーが美しくなかったら話になりません。
    それとね、今日は言いませんでしたが、自分の歌い方、自分の声。これを自分で聴いていて、自分で「カッコイイ」「美しい」「キレイだなぁ」と思いますか?
    ウィーンフィルやベルリンフィルのメンバーに質問すると、ヴァイオリン奏者もフルート奏者もクラリネット奏者も、全ての楽器の奏者が「最も大切なことは美しい音を出すことだ」と言います。そしてそのポイントは「自分で自分が出す音を美しいと思えるまで磨き上げるのだ」とも言います。指揮者の岩城宏之さんの本に書いてあります。
    これ、嶋田先生にも覚えがあります。
    先生が初めてベートーヴェンの交響曲第9番を聴いたのは中学1年生の時でした。レコード(CD)ではなく、音楽プラザの隣の市民会館で名古屋フィルハーモニーでした。そこで有名な「よろこびの歌」のメロディーを聴いたのですが、バリトン独唱で歌われる「よろこびの歌」のメロディーを自分でもマネして歌っていました。もちろん家へ帰ってから、お風呂や便所の中でです。
    ついでに少し後に歌われるテノール独唱のメロディーにも惹かれました。「フロー、フロー」とお風呂の中で歌っていました(ドイツ語で「フロー」とは「よろこび」という意味です)。
    そんなことをいろいろな歌で1年2年と続けているうちに、どうやら自分は低い声よりも高い声の方が向いているのではないか…と気が付いていった。つまり自分で「オレはバリトンもバスも向いていない。オレはテノールなのだ」と思った。誰に指導されることもなく、教えてもらうこともなく気が付きました。そしてカッコいいテノールの声かどうか、自分の歌声を自分で聴いて、自分で評価していたのです。「おっ、今の声はカッコよかったなぁ」とか「おっ、今の歌い方キレイだったなぁ」とか思える時は自分で嬉しかったです。もちろん「カッコ悪い」「キタナイ声だ」と思う時の方が多かったですけれども。
    それで「カッコイイ声」になれたかどうかは別問題です。しかし、自分で自分の声や歌い方をコントロールして歌うことの大切さに気付いた。分かりやすく言えば「あんな声を出してみたい」「出せるようになりたい」という憧れを持ったということです。
    今、思い返すと、一番大切な勉強方法でした。
    みんなも、自分で自分の声をカッコいいと思ってくれると良いな…と思います。世界一カッコイイだなんて思っちゃダメですよ。それは自惚れ(ウヌボレ)というやつです。比べる相手は一人しかいない。自分自身しかいないんです。そして点数をつける(評価する)人も自分自身しかいない。

    大中先生の曲だろうと湯山先生の曲だろうと、そして新実先生の曲も、みんなメロディーが美しくて楽しくて魅力的です。その上にハーモニーを作っていく。回り道かもしれないけれど、この基本を大切にしていきましょう。

    「コタンの歌」は後半の50分。今日の嶋田先生は「本番通りに指揮をする」ことを心がけました。みんなが声を伸ばしている時に男声に対して合図を送る部分が多くあります。その男声に対して送る合図に女声パートが反応してしまうとメチャクチャになってしまいます。だから部分部分で「ここは男声に向けたサインだよ」と確認をしました。
    もちろん表現に対するアプローチがゼロだったわけではありません。ですが「どこまで伸ばすか」「どこで切るか」「どこで息を吸うか」などの確認が主体となりました。
    来週は4月になります。4月3日(土)は「みんなでどのような表現を作るか」に全力集中します。午前中にそれをやって、午後には東海メールクワイアーをお迎えします。
    本来の合唱練習で一番楽しい部分ですが、それを今まではやらずに通してきました。普段なら有り得ないことですが、一番楽しい部分を本番前日のリハーサルでの一発勝負に賭けます。

    みんなの総力を結集することができますように。祈るような気持ちです。力を貸してください。よろしくお願いいたします。

  • それ以前の全ての練習に欠席していても構わない

    【令和3年3月21日(日)】
    いろいろ新しいことが決まったので、まずは決定事項を確認します。共通理解をお願いします。

    まず、ずっと前から決めていたとおり、4月4日にマスクが必要かどうか無記名アンケートを取りました。
    結論は、マスクを着けて歌います。

    次に「臼搗き歌」の最後、P58の111小節目ですがスフォルツァンドフォルティシモピアノクレシェンドにします。
    なんだ?そのカタカナ24文字は? 楽譜に書いてあるとおりです。

    まずマスクについて。
    アンケートを書く前に、嶋田先生の思いを伝えました。
    少年少女合唱の魅力は声の伸びやかさとか、いろいろありますが、一番の魅力は歌っている時の顔がチャーミングなんです。
    歌ってるみんなの表情がカワイイんです。美しいんです。そこにマスクをしてしまうのは、そのチャーミングを隠してしまうのでツラい。
    しかし、だれかが「マスクをしないで歌うのは不安だ」と言うのなら、その子の不安を取り除くためにマスクをしましょう。
    大切なのは全員の力を結集することです。
    アンケートに名前を書くということは「マスクを着ける」と答える子が、他の「着けなくても大丈夫」という子にマスクを着けさせることになってしまう。ここは多数決ではない。「着けないと不安だ」と言う子を除いて歌うというわけにはいきません。その子の力が必要なんです。一人も除かない。みんなで歌うんだ。全員でやるんだ。ここが大切。
    だからアンケートは無記名。名前は書かない。そのかわり、真っ正直に本当の気持ちを書いてください。とお願いしました。
    これは嶋田先生の方法、方針です。「ふるさと」が良いか「ビリーブ」が歌いたいかという問題なら多数決でも良い。だから「白いうた青いうた」の中からどの曲集を歌うかは多数決で決めました。
    しかし今回の問題はコロナです。特別な問題です。だから多数決というわけにはいかない。たとえ一人でも不安を残したまま歌ってもらうことはできません。
    出席者は19人。「着けたい」6人、「着けなくても良い」13人という結論を開示しておきます。

    次にスフォルツァンドフォルティシモピアノクレシェンド(笑)について。
    スフォルツァンドとは「力を込めて強く」、フォルティシモは「とっても強く」という意味です。だから「力を込めてとっても強く」という意味になる(笑)。
    ピアノは「弱く」です。そしてクレシェンドは「だんだん強く」。これは6年生の教科書に載っています(笑)。
    スフォルツァンドフォルティシモピアノクレシェンドとは「力を込めてとっても強く」歌ってスグに「弱く」してその後「だんだん強く」するんです。こいつをいっぺんにやる。テクニカルですねぇ。
    しかもだよ、sffpの記号の他にアクセントも付いているんだわさ(笑)。
    東海メールクワイアーのみなさんに手本を見せて(聴かせて)もらいました。
    この記号は当然、湯山先生が書いたものです。嶋田先生もこの記号が付いていることは知っていましたが「まっ、いいかぁ」と思っていました。こういう人工的に作ったようなオーバーな表現は「嶋田先生の苦手な部分」でありまして、乱暴に言えば趣味じゃないのよね。好きくないんですわぃ。
    しかし、たしかにやってみる価値はありますね。今日みんなの表現を聴いてナットクしました。バーンと最強の声を出してスグに最弱の声にしてcresc.した後もっとクレシェンドしてフォルティシモまで持っていく。なんだかジェット機で急降下してビューンと急上昇して天まで昇っていくような…。
    これは苦手だとか趣味じゃないとか言っていてはイケナイ。やるんだったら徹底してキチンとやりますよ。どうすればいいのか、それは今度の土曜日までに考えておきますね(笑)。

    今日は「コタンの歌」の本質的な響きが出てきたように思います。指揮していてもなかなか緊張…というか真剣になりました。本気モードで指揮しないと指揮者が合唱団から置いていかれるような。うん。緊張じゃないですね。真剣…という言葉がいちばん当てはまるような気がします。

    今年になって安城少年少女合唱団や豊田少年少女合唱団がコンサートを開催しました。4月4日には瀬戸児童合唱団がコンサートを行うとのこと。緊急事態宣言も解除され、新規感染者も減ってきています。
    今日の合同リハーサルに防御担当者になった子も、あきらめないでくださいね。これだけはくれぐれも言っておきます。今日の合同リハーサルはあくまでも準備です。本気で表現を練り上げるのは4月3日。今日はそのための準備をしました。
    一人でも多くのメンバーの参加を望みます。1月の父母総会で言ったことは実行します。
    「3月27日(土)と4月3日(土)に来てくれれば、それ以前の全ての練習に欠席していても構わない。必要なら自粛してください。コロナなんだから。誰も悪くありません。何とかします」
    と言いました。恒川先生と相談しての発言です。

    あと、マスクは「合唱マスク」別名「うたっちゃいマスク」というのを注文してあります。今週中に栄のカワイへ取りに行ってきます。次回の練習で配りますく。どんなハメ心地か、ちょっと楽しみでございマスク。

  • 仲間さえいればいつでもどこでも

    【令和3年3月20日(土)】
    今日は久しぶりの音楽プラザ、しかも大リハーサル室での練習だったので広いしグランドピアノもあるし、本当ならいろいろ工夫した面白い練習ができるのですが、嶋田先生が10時30分で早引きせねばならず残念でした。ごめんなさいね。
    早引きしたのは教え子の結婚式があって招待されていたからです。もう教え子の結婚式に出席することは死ぬまでないと思い、「空」も大事な時期でしたが1月に浜田先生・恒川先生に相談して練習をお願いすることとしました。

    練習のスタートは「白いうた青いうた」から「卒業」にしました。この曲のメロディーは(53曲ともそうですが)非常に美しいので、道を歩いていてもお風呂に入っていても自然にくちびるから溢れてくる…そんなふうにメンバーの心に沁みついてくれるといいなぁって思います。
    だからハーモニーは作らずに、正真正銘メロディーを3番まで歌っただけです。今日の防御担当者もCDを聴けばメロディーはすぐに分かります。
    この「卒業」という曲はメロディーがあまりにも美しいために歌詞のことが頭からすっ飛んでしまう恐れがあります。これは悪い意味ではなく、実際に1番がそうであるように「ラララ…」でも「ルルル…」でも気持ちよく歌えてしまう「曲の力」があります。分かりやすく言うと、どんな歌詞でも気持ちよく歌えてしまうという「メロディーの力」があるのです。
    ですが歌詞がある。大切なことはその歌詞によって歌い方が変わるし声も変わるということです。
    だから他の合唱団はいざ知らず、合唱団「空」には歌詞のイメージを膨らませてほしい。今の段階なら「膨らませておいてほしい」かな。時間は十分にあります。少なくとも折り紙で紙飛行機を折って校庭で飛ばしたよっていう話ではありません。

    その次は「コタンの歌」を全部通しました。何回も何回も「10000回間違えても良いからね」と言いました。明日が東海メールクワイアーとの合同練習ですが、一度決めた方針はブレません。その方針とは「思いを込めた表現を練り上げるのは4月3日に全てを賭ける」という方針です。誰一人、防御担当者を置き去りにしない。
    だから今日も先週も先々週も、音程の確認と歌詞の確認に集中し、表現については極力触れませんでした。だから防御担当者も楽譜とCDで音程と歌詞さえ頭に入れておいてくれれば、4月3日の前日リハーサルでは防御担当者と攻撃担当者とが同じ土俵に立てます。

    申し訳ないけれど、嶋田先生は本質的に「学校の先生」であり、入院して長期欠席していた子が退院して登校できるようになった時に、その最初の日に「どんな授業をどう組むか」を考えちゃうんです。平成15年だったと思いますが、5年生の担任だった時に中津川野外教育があって、熱があって参加できなかった男の子が一人いました。帰ってきてから図工の時間に「中津川の思い出」といった絵を描いたり、作文を書いたり、調べたことや体験したことをまとめて新聞にしたり、そんな授業を組むことがよくあると思いますが、平成15年はそういう授業をいっさいしませんでした。授業で中津川を取り上げることも話題にすることもいっさいしませんでした。その男の子が一人、置いてきぼりになってしまうからです。
    合唱団「空」でも基本的には同じです。明日は東海メールクワイアーという相手がありますから、ある程度の表現に言及することはあるかと思いますが、基本的な方針は変わりません。全ては4月3日であり、明日は(今日も)そのための準備です。
    この「思い」を汲み取っていただけると嬉しいです。

    嶋田先生が早引きした後、「地球はひまわり」「歌の広場」「おはよう太陽」の元気が出る童謡3曲と「あめふりくまのこ」「大漁」を確認してくれたと思います。音楽が「自分のもの」になっていると仲間さえいればいつでもどこでも歌える曲になります。この5曲が「空」のメンバーにとってそんな曲になってくれるといいなぁと思います。

    父母会総務の方からメールが回っていますが5月4日に熱田イオンでのミニコンサートがあります。ここはやはり「地球はひまわり」「歌の広場」「おはよう太陽」「あめふりくまのこ」を中心にプログラムを組むことが効果的かつ効率的かな。
    「大漁」をどうするか、これについては意見をください。
    それから4曲だけでは足りません。
    「茶つみ」「夏の思い出」「ふるさと」みたいな路線でいくか、あるいは
    「気球にのってどこまでも」「手のひらを太陽に」「ビリーブ」みたいな路線でいくか、
    はたまた嶋田先生の思いつかないような路線を組み立てるか、これはメンバーからの意見を求めたいです。
    考えなければならないことは
    ◯買い物をしながら歩いている人が思わず足を止めるような曲であること
    ◯練習時間が4/10、4/17日、4/24、5/1の4回であること
    この二つです。

    よろしくお願いいたします。明日はできるだけの努力を結集して、集中して乗り切りましょう。力を貸してくださいね。

  • 知っていた方が良い曲

    【令和3年3月13日(日)】
    5月4日(火・祝)に熱田イオンで30分×数回のステージがあるとのこと。久しぶりの依頼ステージですし、イオンには親子づれも多いので団員募集チラシを配るチャンスです。ご協力をお願いします。
    実は先週、名古屋市全部の小学校中学校と全ての小学校のトワイライトスクールに団員募集チラシを10枚ずつ、約7000枚を送付しました。きちんとした配布のお願いの手紙も入れておきましたが、受け取った先生が配ってくれるかどうかは分かりません。配ってくれない先生の方が多いことでしょう。
    でもそれは百も承知のことです。仮に10人のうち9人の先生がチラシをゴミ箱にすててしまい、10人のうち1人だけが配ってくれたとしても約700枚が子どもの手に渡ることになります。その子たちの中で合唱が好きという子が10人のうち1人だけだったとしても70人の「合唱好きの子」の目に触れることになります。そのうち10人に1人が入団してくれれば7人の新入団員が来ることになります。切手代が約10万円かかりましたが、やってみる価値はある…と先生は思います。
    ところが熱田イオンの本番中にチラシを配るとすると、1人の子どもに確実に1枚を手渡すことができます。しかもその場には親がいる。親子同時に「空」の存在を知ってもらうことができます。親から質問があれば父母会で答えることもできる。学校に切手を使って送り付けるよりも、はるかに効率的なチラシ活用をすることができます。ご協力をお願いします。

    というわけで、今日は「歌はともだち」から「七つの子」を紹介して歌いました。「からす、なぜ鳴くの からすは山に」という有名な唱歌ですね。
    もともと「空」は唱歌・童謡がレパートリーの柱です。これは大中先生と湯山先生のおかげです。大中先生は「ボクは少年少女合唱には興味がありません」とCDの解説に書くくらいの方だったのですが、なぜか合唱団「空」を愛してくださり、3回も直接に指揮をしてくださったのです。日本中の少年少女合唱団の中で大中先生が指導・指揮をされたのは合唱団「空」だけなんです。その大中先生の「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」「おなかのへるうた」は現在のメンバーもすぐに歌える曲になっています。
    湯山先生とは20年を超えるお付き合いで、指揮していただいた童謡は数知れない。体調を崩しておられて、今度指揮していただけるのはいつの日になるか分かりませんが、湯山先生が教えてくださった「あめふりくまのこ」や「おはなしゆびさん」は「さぁ、今すぐ歌おう」と言ってもスグに歌える曲です。
    それが分かっていて「七つの子」です。いや、分かっているからこそ「七つの子」でした。「歌はともだち」の中からスグに歌える曲をできるだけ多く作っておくことは有意義なことです。熱田イオンのような話がきたらスグに対応できるし、老人ホーム慰問コンサート(コロナのせいでしばらくやっていませんねぇ)でもスグに使えるからです。
    「七つの子」の次に紹介したのは「春の風」。「この曲を知っている子はいますか?」と聞いたら、だぁれもいませんでした(笑)。
    いいんです、いいんです。知らなくても。でもね、世の中には「知っていた方が良い曲」っていうものがあるんです。ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は「知っていた方が良い曲」でしょうね。これは世界中の全ての人が賛成してくれることでしょう。
    しかし「賛成」「知っていた方が良い」と言ったとしても、その賛成者が「運命」の最初から最後までの30分間を聴くかどうかは分からない。「ジャジャジャジャーン」は知っていても全部聴いたことがある人は10人のうちの1人かな?
    それと同じように「春の風」を知らなかったって言うのは当然です。でも「知っていた方が良い」です。「いぬのおまわりさん」も「サッちゃん」も、「あめふりくまのこ」も「おはなしゆびさん」も、知らずに死んでいってもかまわないけれど、「知っていた方が良い曲」であることは間違いないでしょう。「春の風」もその中に加わる曲です。
    だいたい詩人を見てごらんよ。和田徹三っていう人です。この人、スゴイ詩人なんですよ(笑)。←この(笑)の意味が分からないメンバーがいたら、嶋田先生は少し悲しいなぁ・・・(笑)。
    広瀬量平という作曲家も混声合唱で多くの名曲を残した大作曲家です。

    さて、練習は「ライオンとお茶を」から始めました。「白いうた青いうた」も「知っていた方が良い曲」であることは間違いのない話です。新実先生は大中先生の弟子と言っても良い人ですから、大中先生がどういう経緯で童謡を作曲されるようになったのか、全部をご存知です。そしておそらく大中先生が残された童謡を全てご存知のはずです。作曲家になる前に、その童謡の多くを大中先生の指揮で歌っておられたことは事実です。
    作曲家となって、「大中先生のようにはなれない。大中先生の後を追うのではなく、自分は自分の境地を開くのだ」と考えられて「白いうた青いうた」に手を染められたと考えても間違いのないところでしょう。
    「空」のメンバーも「ライオンとお茶を」をはじめとして「あしたうまれる」「南海譜」「盲導犬S」などが「知っていた方が良い曲」であることに反対する人はいないでしょう。「南海譜」などは終戦の日に政府の「戦没者慰霊祭」で毎年歌っても良いのではないでしょうか?知らない人は知らなくても良いけれど絶対の名曲であることは間違いないでしょうね。
    「ライオンとお茶を」の次は「忘れ雪」を歌いました。初めて歌ったメンバーに感想を聞いてみたいものです。素晴らしく美しいメロディーなのですが、歌っていることは「命のはかなさ」「命の大切さ」です。

    さぁて、熱田イオンでは何を歌いましょうかねぇ?「知っていた方が良い曲」ではありますが「南海譜」や「忘れ雪」がイオンのコンサートで適切かというと難しいですね。なぜならばイオンコンサートはイスに座っているお客ではなく、通りすがりの歩いているお客だからです。「その曲を聴こう」としている人ではなく、「聴くつもりで店に来たわけではない」人たちなのです。
    だから歩いている人にもパッと分かり、「おっ、この曲、知ってるぞ」「ちょっと立ち止まって聴いてみるか」と思わせる曲。「コタンの歌」は最悪ですね(笑)。
    やっぱり「七つの子」じゃなくても良いけど、そんな感じの曲でしょうかねぇ。ゼンゼン決定ではなく、ただの思いつきですが、「茶つみ」とか「夏の思い出」とか「赤とんぼ」とか「もみじ」とか「ふるさと」とか、そんなライン。
    あるいは湯山先生の「歌の広場」「地球はひまわり」「おはよう太陽」「あめふりくまのこ」を中心に「ドレミの歌」「エーデルワイス」「手のひらを太陽に」みたいなラインも良いかな。
    誰にも相談しないで勝手に思いついたことを書いています。また来週にでも意見をください。

    そうそう。来週は湯山先生の「歌の広場」「地球はひまわり」「おはよう太陽」「あめふりくまのこ」と「大漁」を練習します。「コタンの歌」と「白いうた青いうた」を合わせて、必ず5曲の楽譜を持ってきてくださいね。


    今日も最後に30分の時間が余るように工夫をして練習を組み立てました。そして後半の30分で「コタンの歌」を通しました。これは来週もそうするつもりです。
    1ヶ月半前に「地に足が着いた表現」を目指そうとして、かなり深い表現を要求し、そして成果を上げました。
    しかし、その深い表現を追求すればするほど、いわゆる「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」との間に経験値の差が生まれてしまいます。
    漢字でも計算でも、クラスの中で経験値の差を過大に生み出すことは良い学級経営とは言えません。これは嶋田先生の信念です。だからコロナが心配なので練習への参加を自粛するメンバーがいる間は「コタンの歌」は最後に1回だけ通す…という練習にしました。
    だからねぇ、ひとつだけお願い。「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」もCDを聴いて、歌詞だけは全部覚えておいてくださいね。その努力だけは忘れないでください。
    そして4月3日(土)のゲネプロで全員が揃ったら、ここ一番、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負をしましょう。その準備を全員で努力しましょう。
    よろしくお願いしますネ。
    今日も久しぶりに「コタンの歌」を歌ったというメンバーが多くいましたが楽譜は1回も開きませんでした。音は鍵盤ハーモニカで徹底的にサポートし、歌詞と曲の全体構造の確認に全力を集中したのです。「何回失敗してもOK。上手く歌うための時間ではない」と確認して歌い始めましたが、相当なレベルで音楽を再現できたことを報告しておきます。

  • ひたすら「耳を鍛える」

    【令和3年3月6日(土)】
    3月に入りました。緊急事態宣言が解除されて最初の土曜日です。これまで防御担当者を受け持ってくれていたメンバーが何人か攻撃担当者に回って顔をみせてくれました。久しぶりに合唱団の体裁(ていさい・形)が整いました。
    もっとも嶋田先生はあまり体裁を重視しません。体裁とは写真に撮った形と言っても良い。写真に撮って記録できる形よりも、その中で何が行われたかを重視します。
    先週までの緊急事態宣言発令中、たしかに体裁は悪かった。写真に取ったら9人か10人か、カッコ悪い形が残ったことでしょう。しかし先週までの練習の中身は非常に質の高いものでした。「コタンの歌」の練習は進みませんでしたがこれは「わざと」であって、そのかわり「白いうた青いうた」を使ってメンバーの基礎的基本的な合唱力を確実に高めることができました。
    3月になって体裁が整ったからといっても、メンバーの基礎的基本的な合唱力を高めることを疎か(おろそか・いいかげん)にしては意味がありません。今日の嶋田先生の頭の中にはそういう考えがありました。
    結論を記しましょう。曲集「ぼくは雲雀」の中の「ふたりで」を使って、頭の中にあった計算以上の成果を上げることができました。

    まずはメロディーを歌って全体の形をとらえます。前回歌ったのは2月13日、その前が12月5日ですから攻撃担当者も防御担当者も関係ありません。まずはメロディーをキチンと歌う…これは合唱の基本中の基本です。今日のポイントはその後にありました。
    5小節目から12小節目まで、ソプラノを全員で歌います。これ、ミード、ミード、レーレレ ミファソ。ミード、ミード、レーレファ ミレド。となっていて基本中の基本の音階です。サッと歌ってなかなかの音程ですがチクッと釘を刺します。「最後のミレドとか、音程を正確に」。
    そう言うだけで少し聴き方が変わるのを感じます。「カンタンな音程だと思ってバカにしちゃいけない。こういう音程をキチッとハメるのは実はとっても難しいんだ」と言うと、もっと集中力が高まります。
    そう感じているのは先生が甘っちょろいのでしょうか…。これを80ポイントから90ポイントになったなどと数値化することはできません。だから証拠を示すこともできません。あくまでも先生が感じたこと。証拠があるとすればメンバーの一人一人の中にある。
    話を戻しましょう。このノートは今日の防御担当者に練習内容を伝えるのも目的ですから。
    次に5小節目から12小節目まで、メゾソプラノを全員で歌います。これ、ドレミ、ドレミ、ファミレ、ファミレドシ。ドレミ、ドレミ、ファミレ、レドシド。となっていてやはり基本中の基本の音階です。サッと歌ってなかなかの音程ですがチクッと釘を刺します。「最初のドレミとか、音程を正確に」。
    次は5小節目から12小節目までアルトを歌う。そしてその次がとっておきのトレーニングです。
    ソプラノを5小節目から12小節目まで歌って、すぐにメゾソプラノを5小節目から12小節目まで歌って、音楽の流れを止めないでアルトを5小節目から12小節目まで歌いました。その後、
    Aグループは ソプラノ→メゾソプラノ→アルト の順で。
    Bグループは メゾソプラノ→アルト→ソプラノ の順で。
    Cグループは アルト→ソプラノ→メゾソプラノ の順で。
    長くなりましたがここまでで1セット。

    2セット目は13小節目から20小節目までを全く同じ手順と方法でチャレンジしました。
    3セット目は21小節目からですが、これは9小節目からの1セット目とほとんど同じですから時間はかかりません。
    これで1番の全パート・全ての音の構造を全員が全部耳にし声に出したことになります。

    P15から2番が始まりますが最初の8小節間(1セット目)はユニゾンです。次の8小節間(2セット目)はソプラノパートに新しい動きが出てきますが、これも高い集中力で乗り切ります。3セット目はアルトパートが新しい形ですが音は三つしかないのでこれもクリア。

    こうして実際に歌ってみると、新実先生がいかに基本を忠実に考えて作曲されているかが分かります。

    ほぼほぼ1時間で、「ふたりで」の全部のパートの音を全員が歌って、全部のパートで実際にハーモニーを作りました。ここをこう歌う、あそこをああ歌う…という表現の練習ではなく、またイメージを高める話でもなく、ひたすら「耳を鍛える」ことに尽きました。

    筆が走ってしまいました。今日はもう一つ、すごく嬉しいことがありました。新入団員を迎えることができたのです。ソラノートは世界中に発信していますので名前や学年などを書くことはできません。みんな会ったら声を掛けてあげてくださいね♪
    だから最初は「ハローハロー」を歌い、「ドレミの歌」をハモらせ、「手のひらを太陽に」を歌いました。今日はこの「好きな歌を好きなように歌うコーナー」にも40分を投入したのですから、いつもながらスゴイ効率でしたね。

    今日も最後に30分の時間が余るように工夫をして練習を組み立てました。そして後半の30分で「コタンの歌」を通しました。これは来週もそうするつもりです。
    5週間前に「地に足が着いた表現」を目指そうとして、かなり深い表現を要求し、そして成果を上げました。
    しかし、その深い表現を追求すればするほど、いわゆる「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」との間に経験値の差が生まれてしまいます。
    漢字でも計算でも、クラスの中で経験値の差を過大に生み出すことは良い学級経営とは言えません。これは嶋田先生の信念です。だからコロナが心配なので練習への参加を自粛するメンバーがいる間は「コタンの歌」は最後に1回だけ通す…という練習にしました。
    だからねぇ、ひとつだけお願い。「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」もCDを聴いて、歌詞だけは全部覚えておいてくださいね。その努力だけは忘れないでください。
    そして4月3日(土)のゲネプロで全員が揃ったら、ここ一番、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負をしましょう。その準備を全員で努力しましょう。
    よろしくお願いしますネ。
    今日は久しぶりに「コタンの歌」を歌ったというメンバーが多くいましたが楽譜は1回も開きませんでした。音は鍵盤ハーモニカで徹底的にサポートし、歌詞と曲の全体構造の確認に全力を集中したのです。「何回失敗してもOK。上手く歌うための時間ではない」と確認して歌い始めましたが、相当なレベルで音楽を再現できたことを報告しておきます。

  • そういう仲間がいたから

    【令和3年2月28日(日)】
    緊急事態宣言が今日までで解除されることとなりました。本番1ヶ月前にギリギリ間に合いました。「空」には合唱の神様がついていてくれるようです。
    今日は2回目となる東海メールクワイアーとの合同練習でしたが、集まってくださった「空」と東海メールのメンバーに最初にキチンと伝えました。

    ……合唱団「空」にも東海メールクワイアーにも、宣言期間中は合唱を自粛しますというメンバーがいます。その仲間のためにも、本当の表現の練り上げは4月3日(土)の前日練習に全てを賭けます。今から歌う練習は、その4月3日に全てを賭けるための「準備」と考えてください。……

    合唱を続けて50年…という東海メールのメンバーからも何の異議(反対意見)もありません。
    今日、全てのメンバーの参集は望むべくもない。ならば集まれなかった仲間のために、今日は準備を積み重ねておこう。
    これが大人も子どもも一致した共通理解でした。自分のためだけではなく、仲間のためにチーム全体を支え、高めておく。そして仲間が揃った時に全ての力を結集する。
    道徳の教科書や授業では学べない「チームワークの真実」です。しかし東海メールのメンバーにとっては当たり前のことなのかも知れません。

    東海メールの元会長だった宮崎正孝さんは、ご自身がお医者さんでしたが白血病に倒れました。長い入院生活の中、全日本合唱コンクールで全国1位となった記念の定期演奏会のステージに、医者の制止を振り切り40度の高熱を押して参加されたそうです。その時に歌われた「オーベルニュの歌」のソロは絶品で今でも録音が残っており、嶋田先生の手許にもあります。そして演奏会の後、ほどなくして天へ帰られました。
    その時、東海メールのメンバーには「あなた、ずっと練習に来てなかったのに、本番だけステージに乗るのですか?」などと言う人は一人もいませんでした。
    仲間の死、転勤、会社の多忙など、「空」のメンバーには想像もできない過酷な試練を何度も乗り越えてきた東海メールクワイアーです。コロナごときで仲間が集まれないなんてことは屁(おなら)みたいなものなのかもしれません。今日参加できない仲間のために準備をしておく…なんてことは、当たり前のことなのです。嶋田先生も「準備をするメンバー」になったこともありますが「今日参加できない仲間」になったことの方が多いのです。

    「空」も東海メールも約半数のメンバーで歌った「コタンの歌」は、しかし前回1月24日とは比べものにならないほど密度の濃い演奏となりました。いかにして歌詞をそろえるか、そのためにテンポをどう感じるかなど、多くの成果がありました。
    何よりも、みんなとは違う時間と場所でコロナと闘いながら七転八倒(しちてんばっとう)して練習を重ねてくださった東海メールの男声ハーモニーが安定してきて、その男声ハーモニーと重ねることができたことは良い経験になったことと思います。

    ですが、今日の練習は初めに宣言したとおり、あくまでも4月3日の合同リハーサルのための準備でした。おそらくは3月21日(日)の合同練習も「4月3日の合同リハーサルのための準備」になることと思います。
    本番の前日を、たった1回の「表現を練り上げるリハーサル」とすることは、コロナで異例のことではありますが、東海メールのメンバーは百も承知と受け止めてくれています。「空」のメンバーもそのように承知してください。

    嶋田先生も「今日参加できない仲間」になったことの方が多いのです と書きました。それは平成7年のことです。名古屋市教育委員会からの依頼で「教育課程編成委員」となり(教育課程とは名古屋市の全ての学校に配られる「先生の教え方のマニュアル」です)、会議は連日深夜0時を回り、地下鉄の終電車が出た後に学校を出るという日々で、ほぼ半年間、ただの1度も東海メールの練習に参加できませんでした。
    しかし毎朝、学校へ行く地下鉄の中で楽譜を見て、頭の中で音楽を鳴らしていました。そして半年ぶりに練習会場に入った時、「シマダふっか~つ!」と叫んで飛び込みました。その時、東海メールのメンバーは「おおぅ!」と言って拍手してくれたのです。そういう仲間が嶋田先生にはいました。定期演奏会を36年間、一度も欠かさずにステージに乗ることができたのは、そういう仲間がいたからです。

    合唱団「空」も同じです。そう嶋田先生は信じています。いいえ、嶋田先生が信じても信じなくても、合唱団「空」はとっくにそういうチームになっていると思います。

  • 心の底から共感している音楽

    【令和3年2月27日(土)】
    緊急事態宣言が明日28日までで3月1日には解除されることとなり、今日は何人かの防御担当者が攻撃担当者に回って歌声を響かせてくれました。
    何度も書くのでクドイようですが、攻撃と防御は同じ価値を持っています。何から何まで攻撃一辺倒では、そりゃ猪武者(いのししむしゃ)と言うもので、危険を感じた時には防御に回ることが大切です。
    今日の攻撃担当者にも言いましたが、明日は午前(空メンバーのみ)と午後(東海メールとの合同)の練習があり、一日は危険だという判断があるのなら、どちらか一方への参加でも十分に意味があります。ただ、どっちでも良いと言うのであれば午後の合同練習の方が音楽表現の上では価値が高いので、可能であれば午後に参加してください。
    もちろん両方への参加が望ましいことは音楽表現の上でも事実です。

    と、大切なことを共通理解しておいて、今日の報告に入ります。
    今日は曲集「われもこう」を手に取った瞬間に「薔薇のゆくえ」から入ろうかと思いつきました。
    その思いつきがなぜ出てきたのかを説明することは困難です。今日の攻撃担当者の顔ぶれと人数を見ての咄嗟(とっさ・瞬間)の判断でした。
    「ジョウダンでやってみましょうか?遊びのつもりで。どうなってもかまわないからさぁ」と言って、1年と3ヶ月ぶりに「薔薇のゆくえ」を声にしました。
    出てきた声は人数の関係で2019年11月10日の第23回定期演奏会の再現…とはなりませんでしたが、知らない人が聴いたら15ヶ月ぶりのハーモニーとは思わなかったことでしょう。音程、歌詞、フレーズの作り方など、実によく覚えているものです。
    ホメておきますが、これはキビシく言えば当たり前(本当の意味での合唱団であれば)でありまして、本当に心の底から共感して歌った音楽は何年たっても心の中に残っているものです。嶋田先生の場合も本当に心の底から共感して歌った音楽は30年前の曲であろうと今すぐに歌えます。
    反対に、その時はキチンと覚えていても実は心の底から共感していなかった音楽というものがあり、そのような音楽は完全に忘れてしまっています。
    叱られるかもしれませんが2000年の第4回定期演奏会で指揮をした大中先生(!!!!)の「生まれて生きて」という組曲は、今はホトンド覚えていません。大中先生の目の前で合唱団「空」を指揮した曲を…ですよ。
    さらに叱られるかもしれませんが同じ2000年に東海メールクワイアーの定期演奏会で歌った新実先生の「鐘の音を聴け」という組曲こそ、本当に1音も思い出すことができません。この時も新実先生の目の前でした。
    心の底から共感していないと、嶋田先生のようなキチガイでも大中先生や新実先生の曲を、しかも定期演奏会のレベルで仕上げた音楽を忘れてしまうんです。うわぁ、大中先生新実先生、ごめんなさい。
    そのような意味で今日のメンバーが響かせた「薔薇のゆくえ」は、本当の意味での合唱団が心の底から共感している音楽ではないか…と思わせる歌声でした。上手下手ではない、心のこもったエネルギーが感じられました。

    次は「忘れ雪」です。「白いもの」とは「死んでしまった人」という意味で、「いのちあれと」とは「再びよみがえれ」という意味で、だから「こずえの巣 主かえらず」という歌詞が深い意味を持つのですが、今日は詩のイメージについては話しませんでした。やったことはメロディーをキチンと歌うということです。しかし今日はハーモニーも作ってみました。
    P10~11の1番をソプラノとメゾソプラノとアルトの全てを歌いました。しかも7回です。つまり
    ①全員でソプラノパート
    ②全員でメゾソプラノパート
    ③全員でアルトパート
    ④3組に分かれてソプラノ・メゾソプラノ・アルト
    ⑤3組に分かれてアルト・ソプラノ・メゾソプラノ
    ⑥3組に分かれてメゾソプラノ・アルト・ソプラノ
    ⑦自分の気に入ったパート
    という方法。
    この方法を30年前にやっていれば宝南小学校の合唱部を日本一にしてあげることができたのに…。と思います。
    当時の嶋田先生の指導は(ビデオテープを整理し聴きながら思い返せば)力任せの叩きつけるような発声は良いのですが、声のパワーを重視するあまりにハーモニーが濁ってしまう。全然ダメ。マッタク話にならない指導をしていました。
    何が大切かといえば、メンバーのハーモニー感覚を磨くこと。これに尽きます。これは「空」の先輩から今のメンバーにつながる多くの子供たちから学んだ真実です。本当に感謝です。
    7回繰り返して歌う…と書くとカンタンそうに思えますが、その7回の(とくに最初の3回)の聴き方が大切です。何よりもナニヨリモ、本当にホントウニ大切な力です。今日の「音を聴く時の緊張感」は素晴らしかったと思います。

    「火の粉」は純粋にメロディーをキチンと歌うことに集中しました。またまた悪いクセを出します。

    この世のかたすみ
      (今も世界のどこかで)
    たき火がはじけます
      (戦争の爆弾がはじけます)
    そろわぬ口ひげ
      (顔が歪み)
    帽子がころげます
      (首が吹っ飛んでころがります)
    さそり わし座
      (神々が)
    うわさにこがれて
      (戦争の話を聞いて)
    荒れ野 三日
      (戦争を止めようとして)
    あるいてきたのさ
      (やってきたけれど)
    ほらほらほらそこ
    火の粉がのぼる
      (戦火がのぼる)

    風舞うくさはら
      (弾丸が舞い飛ぶ町で)
    こころがほてります
      (絶望に心が熱くなります)
    そばかすかわいい
      (かわいくて美しい)
    娘がわらいます
      (女の子が泣き叫びます)
    わたし だれか
      (私が戦争を止めようとして)
    しらないくせして
      (やってきたキリストなのに)
    胸の くさり
      (胸の十字架が)
    ゆれてるだけだよ
      (むなしく揺れているだけ)
    あれあれあれそこ
    火の粉がのぼる
      (黒煙がのぼる)

    今日はメロディーを歌っただけです。次に歌う時には、みんななりのイメージを拡げてきてください。

    「とげのささやき」はP29から2番(歌詞は1番と同じ)が始まりますが、前半はユニゾンです。だから後半の16小節+2小節さえ押さえてしまえば、この部分をハモらせることができます。で、「忘れ雪」の①②③④⑤⑥⑦と同じ方法で2番の後半を歌いました。
    この「忘れ雪」と「とげのささやき」の①②③④⑤⑥⑦の練習で、全員が「全てのパートを歌うことのできる力」を高めました。
    もちろん今日だけで高まったとは言いませんが、その扉を開けた。スタートを切ったということです。まぁ、いつもやっていることですけれども。

    今日も最後に1時間分の時間が余るように工夫をして練習を組み立てました。そして後半の1時間で「コタンの歌」を通しました。これは来週もそうするつもりです。ただ、明日28日(日)の午前中は「コタンの歌」に集中しますが。
    1ヶ月前に「地に足が着いた表現」を目指そうとして、かなり深い表現を要求し、そして成果を上げました。
    しかし、その深い表現を追求すればするほど、いわゆる「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」との間に経験値の差が生まれてしまいます。
    漢字でも計算でも、クラスの中で経験値の差を過大に生み出すことは良い学級経営とは言えません。これは嶋田先生の信念です。だから緊急事態宣言が出ている間(練習への参加を自粛するメンバーがいる間)は「コタンの歌」は最後に1回だけ通す…という練習にしました。
    だからねぇ、ひとつだけお願い。「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」もCDを聴いて、歌詞だけは全部覚えておいてくださいね。その努力だけは忘れないでください。
    そして宣言が解除されて全員が揃ったら、ここ一番、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負をしましょう。その準備を全員で努力しましょう。
    よろしくお願いしますネ。

  • 最後の競演が「コタンの歌」になります。最高の演奏にしたいです。

    【令和3年2月20日(土)】
    今日は曲集「われもこう」の「卒業」からスタートしました。嶋田先生の記録では最初の紹介を含めて今日が3回目の「卒業」です。みんなメロディーなら掴んでいるようなので、まずはメロディーを確認。ビミョーな音程にも注意して聴いていましたが、キチンと音を掴んでいるようで感心しました。
    メロディーをキチンと歌う…。これはカンタンそうに思えますが実は非常に大切なことなのです。冷たい言い方(書き方)をすれば「メロディーを歌えない人にハーモニーが作れるはずがない」ということになります。
    メロディーをキチンと歌うというのは、たとえばドラえもんの歌を気楽に歌い飛ばすってレベルではなく、ドラえもんならドラえもんでも良いからカラオケバトルのスーパーマシンで100点満点を取るぞっていうレベルです。これが音程の話。
    「あんなこといいな」の「い」とか「あんな夢こんな夢」の「め」とか「とっても大好き」の「ても」などを全力集中で音程を決めて歌おうなんて思う人はいない。アニメの歌は気楽に歌えば良いんだけれども、それは自分が楽しんで歌う範囲の話です。誰かに聴いてもらおうっていう範囲の話なら2年生の教科書に載ってる「ゆうやけこやけ」だろうが3年生の教科書に載ってる「春の小川」だろうがキチンと歌う力がなくてはならない。
    そして、「メロディーが持っているエネルギーを感じる」ことができるかどうか。これは少し高級な話ですが「卒業」は非常に分かりやすい曲なので、ここで説明し記録しておきます。
    5小節目から8小節目までが第1フレーズ。歌詞は全部「ルルル」ですね。
    9小節目から12小節目までが第2フレーズです。
    第2フレーズは最初から最後までクレシェンドが入っていると感じませんか?記号として書かれているクレシェンドではなくて、歌えば自然に感じるクレシェンドです。
    これに対して第1フレーズは、ある程度の起伏はありますが、第2フレーズほど大きな動きは感じないと思います。
    この「感じる」「感じない」というのは数字で表すことができないけど、「何だか歌う心が高まってくるよ」というような感覚です。感覚の問題。だから少し高級な話。
    で、ここが大きな問題で、その「高まる感じ」をメンバーが感じているか感じていないかは数字で表せるものではなく、もちろん感じることが義務ではありませんから「わたしゃぁ5小節目から12小節目までなぁ~んにも感じないよ。ずっと平べったく感じるよ」と言う人がいても自由です(笑)。
    自由なんだから、そういう人の感性を否定はしませんが、「何も感じない」と主張するのはチョット寂しい気がします。「空」のメンバーがそういう「感性」を豊かに膨らませてくれると良いな…と願っています。
    メロディーをキチンと歌うということは、音程や呼吸する位置は言うに及ばず、そのメロディーが持っているエネルギーを感じていることだと思います。
    ページをめくって2番「紙飛行機…」に入ると、新実先生が書き込んだmfとかfとかクレシェンドなどが具体的に記されています。ここから3番までは書かれている表現記号のとおりに歌えば良いのですが、嶋田先生が言いたいことは1番の「ルルル」にも必然的なエネルギーが存在するということです。
    今日の練習では1番を使ってメゾソプラノとアルトも歌いました。ただしリズムは刻まないで長く伸ばして歌い、音程のみに集中してその結果生まれるハーモニーがどうなるかを試してみました。結果は非常に上手くいったと思います。
    続いて「われもこう」。これも徹底してメロディーをキチンと歌うことを集中して聴いていました。音を取るのは本当に速いです。
    以前にも書きましたが21小節目からの「にわかに秋の日 かがやく深い紅」の8小節間は、いったいどこがメロディーなのか分からない。もちろんソプラノがメロディーなのですが、それにしてもメゾソプラノとアルトの対旋律が美しすぎて、ここはハーモニーを作って歌わないとヒステリーが起きます(笑)。
    ちなみに「この部分は、どのパートが一番好きですか?」と聞いてみたところ、メロディーのソプラノパートに上がった手が一番少なかった。メゾソプラノとアルトは半々の引き分けでしたね。
    メロディーだけではなく、他のパートの旋律の流れにも魅力を感じてくれるのは非常に嬉しいことでした。もちろん迷って迷って「やっぱりソプラノ」と感じた人の存在も頼もしく思います。
    続いて曲集「ぼくは雲雀」から「なぎさ道」。その後は「ぼくは雲雀」を歌いました。とても分かりやすいメロディーで、音程もエネルギーもなかなか良い感じです。
    「なぎさ道」はどうしても詩に目が行ってしまいます。嶋田先生の悪いクセです。

    ぬれたわけ おしえましょ
     (私が泣いた訳を 教えてあげるわ)
    うすい虹が消えるとき
     (私の初恋が 消えてしまった時に)
    通り雨 あびたのよ
     (涙がいっぱい あふれたのよ)
    髪が燃えているわ
     (心が どうしようもなくなってるの)

    うぎゃ~!!!! これは少女の心だぁ。嶋田先生のような貧相な(ひんそうな)男には分からない世界だぜぇ~。まぁ「空」の男子メンバーなら分かってくれると思いますけどね。歌うのはメンバーだし指揮するのは新実先生だから嶋田先生がどれだけ貧相でも何の問題もありません。良かったヨカッタ。
    また時間のある時にHPの団員専用エリアにある参考音源を聴いておいてくださいね。

    今日は最後に1時間分の時間が余るように工夫をして練習を組み立てました。そして後半の1時間で「コタンの歌」を通しました。これは来週もそうするつもりです。
    3週間前に「地に足が着いた表現」を目指そうとして、かなり深い表現を要求し、そして成果を上げました。
    しかし、その深い表現を追求すればするほど、いわゆる「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」との間に経験値の差が生まれてしまいます。
    漢字でも計算でも、クラスの中で経験値の差を過大に生み出すことは良い学級経営とは言えません。これは嶋田先生の信念です。だから緊急事態宣言が出ている間(練習への参加を自粛するメンバーがいる間)は「コタンの歌」は最後に1回だけ通す…という練習にします。
    だからねぇ、ひとつだけお願い。「攻撃担当メンバー」と「防御担当メンバー」もCDを聴いて、歌詞だけは全部覚えておいてくださいね。
    そして宣言が解除されて全員が揃ったら、ここ一番、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負をしましょう。その準備を全員で努力しましょう。
    よろしくお願いしますネ。


    報告です。
    浜田真代先生が4月4日の演奏会をもって合唱団「空」を勇退されます。
    すでに一昨年から少しずつ各合唱団の伴奏を退かれ、昨年11月の時点では合唱団「空」を残すのみ…となっておられました。
    本来であれば11月1日をもって勇退される予定であったとのことですが、「空」の状況を見て現在まで続けてくださいました。
    12年間、「空」の伴奏を支えてくださった恩恵は計り知れません。無限の感謝を捧げたいと思います。
    ですが、浜田先生には 合唱団「空」名誉ピアニスト の称号を贈り、今後も「空」を見守っていただきたく思います。
    また、嶋田先生の希望として、近い将来に合唱団「空」が合唱組曲「鮎の歌」を歌うことになった場合には客演ピアニストとして弾いていただけるようにお願いをしました。
    「今まで、いろいろな合唱団が「鮎の歌」を歌ってくれたけど、「鮎の歌」は合唱団「空」が最高です」
    これは湯山先生のお言葉です。このお言葉は浜田先生の伴奏があったればこそです。「鮎の歌」ウィーン初演も弾いてくださった浜田先生。
    嶋田先生のワガママかも知れないけれど、浜田先生のピアノなくして「鮎の歌」を指揮することはできません。
    最後の競演が「コタンの歌」になります。
    みなさん、どうか力を貸してください。最高の演奏にしたいです。