総務のHさんからメールが回っていますとおり、5月29日午後、今年の合宿について話し合いが行われました。
【結論】
今年に限り、宿泊合宿ではなく、3日間の「日帰り合宿」とします。
◯ 8月20日(金)午前午後 フェールマミ第2
◯ 8月21日(土)午前午後 フェールマミ第2
◯ 8月22日(日)午前午後 フェールマミ第1
※ 最終日22日は新実徳英先生が午前午後お見えになります。前日に名古屋に泊まられて、朝イチからお見えになります。
※ 午前午後とは9時~17時までを意味しますが、これはフェールマミを使用できる時間枠であり、練習の開始と終了時刻は今後の考慮事項となります。
話し合いの論点と経過は以下のとおりです。
【感染状況の判断】
◯ 合宿の時点(8月の時点)で現在の感染状況が続いていれば宿泊合宿は難しいであろう。
◯ しかし、8月後半の感染状況は現在より好転していると予測できる。
◯ しかし、どの程度の好転が期待できるか、現段階での判断は難しい。
【配慮すべき点】
◯ 個々の保護者およびメンバーの「コロナに対する不安の度合い」を統一することは不可能であるし、意味がない。
◯ ゆえに本日および現在継続している通常練習については以下の①②のように考える。
① 練習会場が使用でき、かつ会場内で合唱をしても良いという行政判断があるかぎり、練習を継続する
② 感染状況に対する不安から、その練習に参加する参加しないは、各保護者とメンバーの判断に委ね、これを尊重する
◯ 合宿についても、上記①②の配慮事項を共通理解するべきであろう。
【嶋田の思い】
◯ 合宿の意義は「練習の深化」であると同時にメンバー相互の「心の交流の深化」である。
◯ かんたんに言えば、練習以外の食事やお風呂やレクレーションを通して深まる「交流」に大きな意義がある。
◯ 嶋田個人としては、キャンプファイヤーやゲーム大会など、ぜひやりたい。
【合宿係の思い】
◯ メンバー相互の「心の交流」は、ぜひともやらせてあげたい。
【判断のポイント】
◯ 嶋田と合宿係の思いは共通するものであるが、
◯ 現段階で8月後半の感染状況の好転は、期待であって保証できるものではなく、②の感染状況の不安を完全に払拭できるとは思われない。
◯ 宿泊合宿を強行することは簡単ではあるものの、その場合には参加者の減少が予想され、交流の深化は言うにおよばず、練習そのものの深化にも十分な期待ができないことが憂慮される。
ゆえに、宿泊を伴わない「日帰り合宿」が、現段階では最善の判断であると結論できる。
【判断の背景】
◯ フェールマミの矢代さんのご厚意で、3日間のフェールマミ使用が可能であった。
【嶋田への要望】
◯ 通常の練習と異なり、3日間は時間が自由に使えるので、可能な限りメンバー相互の「心の交流の深化」を考えてほしい。
【嶋田の答弁】
◯ 新実徳英先生を迎える22日は別として、20日と21日には休憩時間を長く取り、または一定の時間をレクレーションに当てる。
◯ レクレーションの内容については、合宿係の父母および中心となるメンバーに相談し、参加者にとって「楽しい時間」を生み出すように考える。
【今後の課題と考慮事項】
◯ 昼食の取り方
◯ 練習開始・終了時刻
◯ レクレーション・交流の場の内容
文責:嶋田
カテゴリー: 練習日記
-
合宿について
-
440ヘルツ の話
【令和3年5月29日(土)】
今日は合唱団「空」の歴史上、一度もやっていない「耳のトレーニング」をやってみようと思い、先週の練習の後一週間かけて準備をしていました。用意したのはカシオの「Casio SA-46」という電子ピアノが2台です。
ドレミファソラシドのラの音(正確に言えばAの音)は1秒間に440回何かを叩けば良いのです。拍手だって1秒間に440回手を叩けばちゃぁんとラの高さの音になるんです。だけど手を440回も叩くことはできない。しかしノドの骨なら440回ぶつけることができますから私たちは「ラ~」って歌うことができるんです。
ノドの骨は左右に分かれていて、これを開いたり閉じたりして左右の骨をぶつけているんですね。スズムシの羽と同じ原理です。
だけれども「オレは今からノドの骨を1秒間に440回ぶつけるぞ」と思って「ラ~」と歌う人はいない。
早い話が、てきとうにノドを使って音(声)を出して歌っているわけです。プロだって、そういう意味では「てきとうに」声を出している。プロだって「てきとうに」しか声は出せません。
ということは、自分がてきとうに出している音が正確なのかイイカゲンなのかを「聴き分ける耳」があるかどうかが勝負になります。聴き分けながら「ラ~」と歌うか、本当にてきとうのイイカゲンに「ラ~」と歌っているのかでは天国と地獄ほどの差が生まれます。
1秒間に440回…これを専門的には440ヘルツと言います。ヘルツはhzと書きます。
最近のオーケストラは440hzではなく、ラの音を442hzとして演奏することが多いです。つまり1秒間に2発分多い。ほんの少しのチョッピリ高い音で演奏しています。
その440hzと442hzとを聴き分けるコツを伝えよう…というのが今日の授業(?)のメインでした。
1秒間に440回と442回。このように拍手できる人がいたとします。さぁ、どちらの人が2回多く手を叩いたでしょうか?そんなことが分かるんでしょうか。
分かるんです。
分かんなぁ~い…なんて言ってちゃダメですよ。分かるようになります。先生の授業を聞いてください。
今日は手始めとして、440hzと442hzを同時に出したらどうなるか…を聴いてもらいました。
テストとコロナと運動会で欠席しなくてはならなかった人たち、どうなると思いますか?
正解は
1秒間に2回、ウ~ンウ~ンと「音のうねり」が起こります。
この「音のうねり」に合わせて手をヒラヒラと振ってもらいました。1秒間に2回ヒラヒラさせた子が正解です。
なぜ440hzと442hzを同時に出したら「音のうねり」が1秒間に2回起こるのか。
それは6年生の算数です。最小公倍数という勉強ですね(笑)。
では、440hzと441hzを同時に出したらどうなるでしょうか?
正解は、1秒間に1回ウ~~ンと「音のうねり」が起こりますから、1回手をヒラヒラさせた子が正しく聴き分けていることになります。
では、440hzと430hzにしたらどうなるでしょう?
これを聴き分けた子は1秒間に10回手を振らないといけないので、手がツカレルからやめました。でも「音のうねり」は全員が分かったようです。
大切なことは「音を聴こう」とする姿勢です。「音を聴こう」とする心です。
その姿勢と心と、意欲と情熱があるかないか。そこが勝負になります。
この実験を今日かぎりの話としたら、休まなければならなかったメンバーがカワイソウです。だから電子ピアノSA-46はフェールマミに置いてきました。またやりましょう。
ところで電子ピアノSA-46の音をクロマティックチューナーで測ったらグリーンランプはどうなると思いますか?
あるいは電子ピアノSA-46の音をミミクリーペットに聞かせたら、どんなふうに歌うでしょうか?
面白い話は来週以降も続きます。
さて本題。
愛知県合唱連盟合唱祭は6月12日です。その後、新実先生が「空」のメンバーの目の前にやってくるのが8月22日ですから、合唱祭から新実先生までに土曜日の定例練習は9回しかありません。
そこで今日は、新しいメンバーもいるし生まれて初めて楽譜を見る曲が多いことは百も承知の上で、「ぼくは雲雀」と「われもこう」の2冊の曲集を16曲全部歌ってみることにしました。
だから電子ピアノSA-46を使った440hzと442hzの実験の後は、ひたすら16曲を歌いまくった…という話になります。
16曲全部ですから「メロディーだけが分かれば良い」と何度も何度も繰り返しました。
だから今日の練習に追いつくためにはホームページの団員専用エリアの参考音源を2~3回、楽譜を見ながら聴いてくれればカンタンです。
ただし全部歌いましたから全部聴いてくださいね。それでOKです。
これは今日の出席メンバーも同じです。ザザァーっとメロディーだけ歌っただけですから、あらためてジックリと参考音源を聴くことは大切です。むしろ440hzと442hzの実験に参加した後ですから、音源を聴くことはすごく有効になるはずです。
来週も「白いうた青いうた」のメロディーを歌い込んでいきますが、もう少ししたら希望のパートを教えてもらおうと思っています。
自分の声がどのパートに向いているか、考えておいてくださいね。 -
詩を読むということ 「なぎさ道」
【令和3年5月22日(土)】
うれしいことに今日も見学の子を迎えることができました。
ただ見ているだけ、聴いているだけではツマラナイので、メンバーの中に入っていっしょに歌ってもらいました。けっこうガンバって歌ってくれているようで安心しました。来週もまた来てくれるといいなぁ…と心の底から思います。よろしくね!
さて「空」の中で初めて歌う子でもスグに歌えて、しかもベテランメンバーにとっても役立つ(そしてある程度ムズカシイ)練習から始めました。先週のソラノートに書いた「しょじょじとかたつむり」の続きです。
この練習の目的は、AとBの二つのメロディーが頭の中で同時に鳴っているようにする。そういう「力」を身に付けるということです。合唱が好きな人がなぜ合唱ができるのかというと、その人が自覚しているか自覚していないかは知りませんが、ようするに二つのメロディーが頭の中で鳴るという「力」が身に付いているから合唱ができるのです。
逆に言うと、その「力」の無い人には合唱ができないことになります。
そう、できないのです。
仲間で集まっていっしょに声を出して歌っているかもしれませんが、それはただ声を出しているだけで、相手のパートとどのようなハーモニーになっているかまで楽しんでいない。写真に撮ったら「合唱をしている」ように見えるかもしれませんが、そのような音や声は合唱ではありません。
「しょじょじとかたつむり」のトレーニング方法については先週のソラノートを参照してください。これは実は嶋田先生のオリジナルではありません。ちゃぁんと楽譜が出版されています。その楽譜を配って見てもらいました。
その名も「原点をさぐる 合唱のエチュード」(教育芸術社)という本で、編・著者(本を作った人)は小林光雄という人です。30年くらい前に手に入れて以来、合唱部でも合唱団「空」でもずいぶん使わせてもらいました。
よっぽど先週書いた【レベル3】をやってみようかなぁと思いましたが、やめました。
レベル3は面白すぎるからです。って言うか、頭の中でAB二つのメロディーを鳴らせるように…という本来の目的を飛び越えて、最後まで止まらずに歌えるかというゲーム的なスリルの方が強くなってしまうからです。
レベル3はクリスマス会や忘年会などでの出し物に使うべきもので、もしも完璧に歌えるペアがいたらテレビに出たって受ける「ワザ」になることでしょう。
今日の練習の最大のポイントは「ぼくは雲雀」の練習でした。楽譜を見てくれれば分かりますが「ぼくは雲雀」の2番はメロディーとサブメロディーが入れかわり立ちかわり混ざっています。どのパートもそうです。つまり「しょじょじとかたつむり」が歌える「力」がなければ「ぼくは雲雀」の練習をいくらやったってザルや底のないコップで水を汲むような話にしかなりません。
その意味で今日、「ぼくは雲雀」の楽譜を初めて見た子でも何とかソコソコ歌えたのは「しょじょじとかたつむり」のおかげです。
基本は大切…ってことですねぇ。
「ぼくは雲雀」の前に「なぎさ道」を歌いました。これはベテランメンバーを含めて全員が初めて歌う楽譜です。
気付いている子がいるかと思いますが、「なぎさ道」は2種類あります。
曲集「ぼくは雲雀」の中の「なぎさ道」 と
曲集「われもこう」の中の「なぎさ道」 です。
ベテランメンバーが少し知っているのは曲集「ぼくは雲雀」の「なぎさ道」で、今日歌ったのは曲集「われもこう」の中の「なぎさ道」でした。
すごくステキなメロディーなので、メロディーを歌うことはスグにできるようになりました。でもサブメロディーは初めてということもあって時間をかけて丁寧に進めました。だから1番(P20~22)まででハーモニーを作るのが精一杯でした。ごめんなさいね。
「なぎさ道」は深い詩なので、早めに提示しておきます。詩の世界がみんなの中で発酵する(本当の共感になる)ためには少し時間がかかる詩だと思うからです。
ぬれたわけ おしえましょ
うすい虹が消えるとき
通り雨 あびたのよ
髪が燃えているわ
古いうたのふしで
手さげ籠にあたる
しずくを受けながら
なぎさ道あるいた
声をあげ ゆれてたの
わすれなぐさの青
う~ん、これは完璧に少女の歌ですねぇ。少女の初恋が儚く(はかなく)消えていった情景です。
「ぬれたわけ」とは身体が濡れたのではなく、少女が「泣いたわけ」という意味です。
「うすい虹が」とは「あなたが」ということで、「通り雨」とは「少女の目からあふれた涙」です。
「髪が燃える」とは「髪が(涙で)濡れる」という意味。
ゆえにこうなります。
泣いたわけ おしえてあげるわ
あなたがいなくなってしまうとき
急に涙があふれてきたの
涙で髪が濡れるほどに
「古いうた」とは「あの時あなたといっしょに歌ったうた」です。「わすれなぐさ」の花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」という意味ですから
あの時あなたと歌ったメロディーで
手さげ籠に涙の音を立てている
その涙のしずくを受けながら
私は一人ぼっちでなぎさ道を歩いたの
声をあげて 心がゆれているのよ
「私を忘れないで」という気持ちが…
うおぉおー。ロマンティックな少女の心だぁ。嶋田先生には分からん世界だぜぇ。
と以前にソラノートにも書いたような気がします。しかし、その後に読み深めているうちに、ひょっとしたらこの詩は「平和への祈り」ではないか…と思い始めています。
「うすい虹」という言葉を「平和」と読んでみてください。
「通り雨」とは「いきなり飛んできた爆弾」で
「古いうた」とは「故郷に伝わる平和を求める歌」。
そうなると、この詩は以下のように読めます。
泣いたわけを おしえてあげるわ
あなたが戦死し、平和が消えてしまったから
人々も町も爆弾をあびて
娘の髪も身体も焼き尽くしてしまったから
平和を伝える昔の歌のメロディーで
手さげ籠だけが歌っている
その(手さげ籠の)涙を受けて
私は平和を求めて歩き続ける
人々の声がゆらめくのが聞こえるわ
真実の愛って何?という問い掛け(青)が聞こえるわ
うぅ。胸がふさがるような悲しい世界です。
しかし小学生でも知っています。今この瞬間も、世界のどこかで、町が焼かれ爆弾の雨が降っていることを。
そのニュースを「自分には関係ない」と思っていて良いのだろうか。
先生には、何一つできることはないのですけれども…
みんなも考えてみてください。
アインシュタインは言っています。
「考えろ 考えることが始まりだ」 -
しょじょじとかたつむり
【令和3年5月15日(土)】
今日も見学の子が来てくれました。しかも待望の男の子。
くわしく話す(書く)と長くなりますが、少年少女合唱の場合でも男の子と女の子では声の質が少し違うのです。
音域(高い声から低い声までの声の幅)や声の質などは同じなので、CDで男の子が歌っているか女の子が歌っているかを聴き分けることはムズカシイでしょう。
だけど、みんなでも70~80%当てることができると思いますよ。
知らない男の子と女の子の話し声を録音しておいて、それを聞いて「男子か女子か」を当てるクイズならね。
教室の中がガヤガヤしている時に、男の子がしゃべっているか女の子がしゃべっているか、何となく分かりませんか?
嶋田先生の経験上、合唱の場合も確かに男の子と女の子では違う。おそらく、女の子は大人になってもソプラノ~アルトで変わらないのに、男の子は(嶋田先生がそうであるように)ソプラノ~アルトからテノール~バスに1オクターブ低い声になる、ノドの骨にそのようになる「芽」みたいなものが男の子にはあるのでしょうね。
だから少年少女合唱団の場合「男子メンバー」は貴重です。来週も来てくれないかなぁ…と心から願っています。
みんなも学校で男の子に「空に入ってみない?」と声をかけてくださいよぅ。あっ、もちろん女の子にもね。
また長くなっちゃった。ごめんなさぁ~い。
今日も最終的には「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」に練習をつなげようと思っていました。ただ、その前に何をやるか(練習する・歌う)が大切だと考えています。
せっかくグランドピアノがあるのですから、今日も「ピアノを鳴らす」トレーニングからスタートしました。ただ今日のポイントは少し高めの「ミ」音を使ったことです。いつもは「レ」を使うことが多いのですが今日は「ミ」。
なぜかと言うと、いろんな高さの音でいろいろ試してみる必要があるからです。
リコーダーで説明すると分かりやすいのですが、リコーダーは
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラまで出せます。
ホントはもっと出ますよ。嶋田先生は東海メールクワイアーではリコーダー奏者でもありますが、私が吹けば次のシ ド レ まで出せます。
今日使った「ミ」はリコーダーの高い「ミ」です。
ところが人間はリコーダーではないので、どの高さの音でも同じように響くわけではありません。
「ミ」は響かなくても「レ」なら響く…ということがあります。あります…じゃなくて、あるのが当たり前なんです。
もっと高くて「ラ」が一番響くという子がいるかも知れないし、低い「シ」あたりが一番響くという子がいるのも当たり前なのです。
今日はそのことをベテランメンバーに「自分が鳴らした音」として実感し、分かってほしかった。
同時に新しいメンバーには「ピアノを鳴らすぞぉー」という意欲を持ってほしかったのです。
だから前回は「レ」、今日は「ミ」でやってみたわけですね。
続いてチョー久しぶりに「しょじょじとかたつむり」を歌いました。ようするに
A でんでんむしむし かたつむり おまえのあたまは どこにある つのだせやりだせ あたまだせ
B しょしょしょじょじ しょじょじのにわは ツンツンつきよだ みなでてこいこいこい おいらのともだちゃ ポンポコポンのポン
というAB二つのメロディーがある。この二つのメロディーが同時に頭の中で鳴っているようにしたい。ここが目標です。
二つのメロディーが頭の中で鳴っていれば、自分はAを歌っていて友達がBを歌っていても平気になります。これこそ「合唱の力」そのものです。
そして、こういうふうに歌うこともできるようになります。
【レベル1】
A でんでんむしむし かたつむり ツンツンつきよだ みなでてこいこいこい つのだせやりだせ あたまだせ
B しょしょしょじょじ しょじょじのにわは おまえのあたまは どこにある おいらのともだちゃ ポンポコポンのポン
これを友達と(あるいはお母さんと)いっしょにAB同時に歌えるようになったら、あなたは立派な「合唱人間」です。
ところが次のレベルがあるんだなぁ。
【レベル2】
A でんでんむしむし しょじょじのにわは おまえのあたまは みなでてこいこいこい つのだせやりだせ ポンポコポンのポン
B しょしょしょじょじ かたつむり ツンツンつきよだ どこにある おいらのともだちゃ あたまだせ
この【レベル2】をAB同時に歌うのはお母さんには無理でしょう。かわいそうですから「いっしょに歌お」なんて言わないでくださいね。今度「空」のメンバー同士でやってみましょう。
合唱団「空」でもやったことは一度もありませんが、実は次のレベルもあります。
【レベル3】
A でんでんしょじょじ かたつむにわは おまえのつきよだ どこにあこいこいこい つのだせともだちゃ あたまだポン
B しょしょむしむし しょじょじのり つんつんあたまは みなでてる おいらのやりだせ ポンポコポンのせ
この【レベル3】は300人くらいいる「空」の先輩や卒業生も、だれ一人やったことがありません。実験して歌ってみたことがあるのは嶋田先生だけです。レベル3のABを二人で同時に歌うことができたら、その二人はもはや「合唱人間」ではなく、「合唱オタク」と言えるでしょう。いや、「合唱オタク」ではなく「単なるアホ」って言われるかもしれません。
それでは奥さんのいない時に家で一人でレベル3を歌っていた(その時は教頭先生だった)嶋田先生って、いったい何なんでしょうね…(涙)。
今日の練習は「われもこう」「ぼくは雲雀」「ライオンとお茶を」をヒジョーにマジメに練習したんですけれども、練習のところどころで「しょじょじとかたつむり」【レベル1】と同じことをやっているんだよって説明しました。
「しょじょじとかたつむり」の【レベル1】と【レベル2】は「合唱の基本中の基本」です。これは冗談ではありません。今日の練習でもソプラノ・メゾソプラノ・アルトの全てのパートを歌いました。そして変わりばんこに全部のパートを全員で歌ってハーモニーを作っていったのはいつものとおりです。
その「いつものとおり」のことを、とっても分かりやすくカンタンな曲を使って説明すると、「しょじょじとかたつむり」の話になる…ということです。
「われもこう」は1番しか歌えなかったので、できれば来週に続きを歌ってみたいなぁ…と思っています。 -
音の絡みの面白さ
【令和3年5月8日(土)】
イオン熱田コンサートも終わり、今日から本格的に第25回定期演奏会に向けた練習がスタートです。
まずは直近(すごく近い)のステージ、すなわち愛知県合唱連盟合唱祭で歌う曲を…と思いましたが、2曲だけで今日一日を終わってはツマラナイので「自転車でにげる」と「ふたりで」を紹介することにしました。
4月4日まで「コタンの歌」に取り組み、大きな成果を上げましたが、そのかわりに一人一人が受け持つパートがまだ決まっていません。これは困ったことなのですが、その困ったことを逆にプラスに変えてしまおう…というのが嶋田先生の作戦です。
すなわち全員に全部のパートを教えることを原則とする、という作戦。この作戦のポイントは
①全員が全部のパートを歌い、理解することで一人一人の和音感覚を豊かにすることができる
②自分のパートが決まった後でも相手がどんな音を歌うのかを知っているから、自分のパートを歌う面白さが2倍3倍になる
※この②を実感できるのはパートが決まってからになります。少しの間ガマンです。
③高い声(ソプラノ)真ん中の声(メゾソプラノ)アルト(低い声)を歌うことで一人一人が高い声から低い声までをナメラカに出せるようになる
※ようするに発声練習です。
④その結果、一人一人が「自分がどのあたりの高さの音で一番良く声が出るか」が分かってくる
⑤さらにその結果、自分に一番向いているパートがどこか、ある程度分かるようになる
くわしく書けばもっと理由がありますが、とにかくいろんなパートの歌い方を知っておくことはプラスにこそなれマイナスになることは絶対にありません。
さて「自転車でにげる」。それほど時間をかけることもなくソプラノ・メゾソプラノ・アルトを全て全員で歌うことができました。
新実先生が「白いうた青いうた」で工夫されているのは、どのパートも「やさしい(難しくない)音の動き」になっている…ということです。そして、その「やさしい音の動き」が3パート重なり合った時にメチャメチャ面白い動きになったり、非常に不思議なハーモニーが生まれたりすることです。
これは全て計算されて作曲してある。算数・数学みたいな論理的な作り方です。「自転車でにげる」の1番のソプラノとメゾソプラノはほとんど同じ音で1拍ずれるだけです。アルトに至ってはずぅ~っと同じ音を歌っている。だけど同じ「ミレミレ」を歌っていてもソプラノとメゾソプラノの絡み(からみ)の音が少しずつ高くなっていきますからハーモニーは少しずつ変化していきます。
2番になると、なんとメゾソプラノとアルトには歌詞(ひらがな)が一度も出てきません。歌詞は「トゥルトゥル」って言っているだけです。だけど音の絡み方あるいは重なり方の変化がオモシロイですね。
今日の練習では言いませんでしたが新実先生が指揮をされる時、おそらく「やばいの「ばい」を強調してください。他の「ばい」も全部です」とおっしゃるはずです。
やばい の「ばい」
しばい の「ばい」
オートバイ の「バイ」
曲の最後の「バイ」
なぜかと言うと、これは全部シャレなんです。意味はこうなります。
まずい(やばい)芝居だったわねぇ。
最低な(ちんけな)ウソがバレちまったわ。
オートバイだぁってウソついてた(芝居してた)けど、あたいはチンケなオンボロ自転車なのよぅ。
っていう意味。だから「やばい芝居オートバイ」という言葉を強調する必要があります。
詩は続きます。
あたいは「空を飛べるプロペラまである最新式のオートバイだ」ってウソついてたけど、あたいが持ってるのはトンボのハネだったのさ。バレちまったようだねぇ。もうハネを持ってズラかる(逃げる)しかないわ。
さらに続きます。
人間なんて、どいつもこいつもウソつき(偽善者)なのよぅ。あたいは自転車だったのさぁ。
ブォーンなんてカッコいい音で走るんじゃなくて、チリリリンって走る自転車だったのよぅ。
あかちょこべえのアッかんべー!!! おどろいたかい? ほいじゃぁアバよ。
この偽善者と自転車の「しゃ」がシャレになっていることは分かりますね?
こんなこと、よくありますよね。
自分は本当は弱虫の泣き虫なのに、
あたいは美人でカッコイイ女よ。あたいについてきな。あんたらにウマい汁をたっぷりと吸わせてあげるからさぁ。
さ、みんな。あたいについといで。
こんなことを学校で言っている子が「空」にもいるかもしれませんね(笑)。それが全部バレちゃった。そういう話。
6月の合唱祭には間に合わないかもしれないけれど、そういうウソつきの気持ちが聴いている人に伝わるような歌い方になるように、表現を磨いていきたいものですね。合唱祭には十分でなくても、新実先生の前ではそういう歌い方をしましょう。そこを目指すんです。最後の59~60小節目の和音は、そういうバレバレのポンコツの和音です。
「ふたりで」も最初から最後まで全部のパートを全員で歌いました。そして休憩をはさんで「ぼくは雲雀」も最初から最後まで全部のパートを全員で歌いました。
この2曲は「自転車でにげる」とは全く違う音の絡み方になっています。「自転車でにげる」が同じメロディーが1拍ズレる絡み方なのに対して、「ふたりで」は全く違う3つのメロディーが絡み合うことで生み出される絶妙(ゼツミョー)なハーモニーです。
P13とP16の「ほら腕 そら足」の部分。みんなはどのパートが好きですか?
もちろんメロディーは「ほーら うーで そーら あーし」なんだけれども、これに絡む「トゥルルン」や「ラーラーラーラ」もカッコいい音の動きですよね。P16のソプラノの絡みなんかゼツミョーだと思います。
「ぼくは雲雀」はメロディーがあっちへ行ったりこっちへ行ったりする面白さ。ソプラノにもメゾソプラノにもアルトにもメロディーが回ってくるんだけど、すぐにメロディーは他のパートになってしまう。ところがメロディーじゃなくなった時の絡みの音が面白い。そう思っているのは嶋田先生だけなのかなぁ。みんなは面白いって思わなかったですか?面白いよね。
メロディーじゃなくなった時だけじゃない。黙っている時も面白い。P51の100小節目にはソプラノに1小節の休みがありますが、ここでメゾソプラノを助けて「なかよし」と歌ったら面白さは半分になる。そう思います。
この100小節目はただ黙っているだけじゃなくてエネルギーを貯める時間なんです。「おまえの」って歌ってから1小節エネルギーを貯めておいて「なかよし」と歌う。そのエネルギーの高まり。どのパートにもところどころに黙っている小節がありますが、全部エネルギーを次の出だしに向かって貯めるための時間です。
実に算数的・数学的な論理的な作り方です。
新実先生は大中先生の弟子みたいな人(作曲の弟子入りをしたわけではありませんが、作曲家になる前はずっと大中先生が指揮する合唱団で歌っておられました)ですから、大中先生の指揮で「いぬのおまわりさん」も「サッちゃん」も「おなかのへるうた」もトコトン歌っておられたはずです。
大中先生の合唱団で歌っていたから「東京大学の工学部の学生が作曲を志した」と本人が言っています。
だから作曲家になるにあたって「大中先生みたいな楽しい童謡を作りたい」と思ったに違いありません。
ですが、大中先生のマネをしていては、絶対に大中先生を超えることはできません。「ネコのおまわりさん」とか「チコちゃん」とか「おなかがふくれるうた」なんて作っても大中先生は超えられない(笑)。
だから新実先生はどうしたかというと、大中先生にも湯山先生にも絶対に作れない新しい方法で「新しい童謡」を作ったわけなんです。自分だけにしか作れない自分だけの音楽。それを探し求めて、行きついたのが「白いうた青いうた」でした。
世界一を目指す料理人が、世界中の誰にも作れない自分だけの新しい味を追求するのと同じですね。
さて、来週も「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」の他に2~3曲レパートリーを増やしたいと思います。
どれにしようかな かみさまのいうとおり! -
イオン熱田コンサート ありがとうございました。
【令和3年5月4日(火)】
今日はイオン熱田コンサートありがとうございました。本当にご苦労様でした。
合唱団「空」にふさわしい青空の下…と言えばカッコよくてキレイなんだけれども、太陽の光が熱くてまぶしくて、長い時間歌っていたらスルメみたいにカラカラに乾いてしまうような天気でした。ありゃぁ30分が限界だわ。
その30分のステージを2回もこなしてくれたメンバーに大拍手。なんと17人も集まってくれました。大感謝でした。
ステージにはマイクが4本。そのマイクの特性を聞くと、いわゆるヴォーカルマイクというタイプで、司会者が手に持って話をしたり歌手が手に持って口に当てて歌ったりするタイプのものでした。指向性(遠くの音をとらえる)や集音性(広い角度で音をとらえる)が無い、ようするにカラオケにあるマイクです。
ですからコンサートのようにキチンと2列に並ぶと、真ん前の子の声は拾ってくれるけど、ナナメにいる子や後ろにいる子の声は拾わない。4本ありますから、つまりマイクの前にいる4人の声しか会場には聞こえない。そういうマイクでした。
なので急遽、1本のマイクを取り囲んで4人が並び、4×4=16ですから1本だけ5人で囲んで17人。こういう配置にしました。
1日のソラノートに書いた◯屋外で歌う、◯CDピアノで歌う、◯マイクで歌うの3つのハンデに加えて◯ギラギラ太陽の下で、◯マイクを囲んで歌う…2つのハンデが加わり、指揮なんかまともに見えない感じでした。
実際、嶋田先生もみんなの後ろにある太陽がまぶしくて、みんなの顔がよく見えず、なかなか大変なコンサートでした。みんなは精一杯がんばって指揮を見てくれて良かったと思います。
CDの伴奏に加えて(だからテンポは待ったなしにドンドン進む)指揮者は音を間違えて伝えるもんだから「ふるさと」は音が低すぎて歌えないし、笑えるくらい踏んだり蹴ったり。申し訳ございません。
だからもう「やぶれかぶれ」って言うか、本当に好きなように自由に歌えてかえってストレスが解消できたか???
会場にいた父母会に聞くと、みんなの声はよく聴こえた…ということで、良かったです。
その会場は、けっこう思ったよりも多くのお客さんがいた(嶋田先生はもっと少ないと思っていました)のですが、どうやらほとんど父母会だったようで、事実上のファミリーコンサートになったようです(笑)。
それでも客席の中には利口そうなカッコいい男の子がいたので、先生は本気になって「ぜひ仲間に入ってください」と客席に呼びかけていましたが、実はメンバーの弟君でした。だから休憩の時に直接「君も入ってくれよ」とヘッドロックをかましておきました。
そんなこんなで久しぶりの出張コンサートは無事に終了しました。
このコンサートがあったおかげで、新しいメンバーも目標を持って真剣に練習に取り組むことができました。それが非常に大きなことだったし、重要な成果でした。入団していきなり「やさしい魚」とかで、しかもステージは半年以上の未来…という形よりも、入団して2回か3回の練習でも「集中して取り組めばできる」ことを証明できました。これは大きな成果です。
次回の練習以降にも見学の子が来てくれる話があります。次は6月12日の愛知県合唱連盟合唱祭ですから、今日のように指揮者が音を間違えたり指揮が見にくい体形に並んだりすることはできません。ですが会場はコンサートホールの中だし(だから機械の騒音も太陽のギラギラも無い)、ステージは合唱台があるし何よりもピアノがあります。
これから入って来てくれる新しいメンバーがいてもスムーズに歌えるように工夫した練習をしたいと思っています。
曲は「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」です。
この2曲をステップにして2冊の曲集を少しずつ歌えるようにしていきます。
また力を貸してくださいね。
では8日(土)に。 -
5月4日よろしくお願いいたします
【令和3年5月1日(土)】
今日も嬉しいことに見学者がありました。しかも待望の男の子です。先生はこの情報を休憩の時に聞いて、後半からの見学だったので、後半に予定していた「茶つみ」「ふるさと」と「ぼくは雲雀」の練習で押し通すしかなくて申し訳ないことをしました。もうちょっと楽しい練習を見てもらえれば良かったのですが、みんなの歌声をどのように聴いてくれたのかな…。来週も来てくれるといいな…と心の底から願っています。
さて、今日から1ヶ月連続でフェールマミ(第2)での練習です。だからグランドピアノが使えます。今日は基本中の基本の練習から始めました。すなわち「声を前に響かせる」という練習です。
まずは待望の(?)ミミクリーペットおしゃべりハムスターに登場してもらい、彼(彼女)に向かって声を出してもらいました。ミミクリーペットはクシャミでもオナラでも反応するので、ピアノで「レ」の音を叩いて「アー」とオープンハミングで声を出してもらいました。
今日のメンバーは全員、ミミクリーペットを反応させることができました。約3メートル離れても、ちゃんと声を前に出していればミミクリーペットは反応します。まずは全員合格。良かったヨカッタ。
次は同じ方法(声の出し方)でピアノを鳴らしてもらいます。前に向かって声を響かせるとピアノも反応して「キーン」と鳴って(共鳴して)くれます。ピアノを豊かに鳴らすためには大きい声を出すよりも響きのある声を出すのがヨロシイ。
大きい声でも鳴ることは鳴るんです。ためしに嶋田先生が「ゲロげろバァー」とか言ってキタナイ大声を出しましたら、ピアノは「ギヤ~ン」と不安定な音で鳴りました。
そうではなくて響く声を出すとピアノもキレイに響きます。「響く声」というのをソラノートに文字で説明することはムズカシイのですが、犬が月に向かって吠える「ワオーン」の「オー」の部分とか、汽車ポッポの汽笛の「ポー」という音をイメージすると話が近いです。
まあ1日や2日あるいは10分や20分で理解できる話ではありませんから、5月はユックリと「響く声」について勉強していきましょう。中学生や高校生あるいはベテランのメンバーは去年よりもピアノが鳴るようにガンバってくださいね。
5月4日(火・祝)にはイオン熱田コンサートがあるので、発声練習の後はそこで歌う曲をおさらいしました。もう一度、曲を記しておきます。
◯あめふりくまのこ
◯地球はひまわり
◯歌の広場
◯おはよう太陽
◯エーデルワイス
◯夕やけこやけ
◯茶つみ
◯ふるさと
この8曲です。今日の練習に参加してくれた子と4月4日の定期演奏会に参加した子と、久しぶりのメンバーでもこの8曲のメロディーを歌える子なら、参加できます。今からエントリーしてくれても大歓迎なので、ぜひヨロシクお願いします。みんなが歌っているのを聴いてくれているお客さんに「団員専用」のチラシを配ります。「空」を宣伝するチャンスです。ぜひ力を貸してください。
集合時間は10時20分。イオン熱田の屋外駐車場です。
先週も書きましたが、今回のイオン熱田コンサートはとにかくメロディー中心です。なにしろ屋根のない屋外駐車場にある特設ステージで、ピアノは無いのでCDに録音したコンピュータで作ったピアノの音で歌います。みんなの歌声はマイクロフォンで調整して会場に流れます。
コンサートホールでの演奏会ならホールの響きを使ってキメの細かいデリケートなハーモニーを作るように努力しますが、屋外ステージ・CDのピアノ音・マイクロフォン調整という条件ですから早い話が元気よく楽しくブチかませばヨロシイ。全員が全部メロディーだけを歌っても良いくらいです。
卒団したメンバーや休団中のメンバーが助っ人に来てくれたら最高にウレシイですね。
では、このような長い作文では分かりにくいので、要点を整理します。
◯歌う曲は上に書いた8曲
◯集合場所は屋上の駐車場(モチロン車で来るのはOK)
◯10時20分集合 12時30分には必ず終わります
◯参加できるのは
①今日5月1日に練習した子
②4月4日定期演奏会で歌った子
③久しぶりでもメロディーが歌える子
④卒団メンバー・休団中のメンバー
◯楽譜は見てもOK
◯服装は総務からメールで回してもらいます。
◯マスクは持ってきて(着けてきて)ください。
【服装について】
揃っているのがカッコいいですが、「空」黒Tシャツは間に合わないでしょうねぇ~。
なので「自由」にしましょうか。
あるいは上は白、下は黒か紺か色の濃いものなら何でもOK
この3つが選択肢でしょうか?
嶋田先生はどれでも良いです。
あっ、参考までに大中恩先生が好きだった服装を紹介しておきます。大中先生は「こどものうた」をステージで歌う時、合唱団の人たちに
「何でも良いので、赤とか黄色とかピンクとかブルーとか緑とか白とかオレンジとか、そんなカラフルな色のTシャツかポロシャツを着て歌ってください。きれいなドロップスがニコニコ歌っているような楽しい感じが良いんですよね。模様があっても楽しいです」
って言ってました。これが可能なら4つ目の選択肢。下は何でもOKですね。
【マスクについて】
コロナは不安です。しかし屋外です。ムズカシイところですね。
どのくらい不安かは人によって違います。
「着けて歌わないと不安だ」という子が一人でもいたら着けるべきです。
しかし「できれば歌う時だけは外したい」という子もいるかもしれません。
なので、こうしましょう。
①とにかくマスクは全員が持ってきて(着けてきて)ください。
②当日、集まったメンバーで無記名アンケートを取ります。
③集まったメンバー全員が「歌う時だけは外したい」と答えたら外しましょう。
④一人でも「着けて歌わないと不安だ」という子がいたら全員で着けて歌います。
ようするに定期演奏会と同じルールです。これが一番、公平・公正な方法だと思います。
後半の練習は曲集「ぼくは雲雀」の中から「ぼくは雲雀」を歌いました。
6月の愛知県合唱連盟合唱祭は「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」を歌います。
「ぼくは雲雀」もまずはメロディー中心。メロディーが分かってからハーモニーを作っていきます。「ぼくは雲雀」は前半は全部ユニゾンですから後半だけハモれば良いわけで、まだ正式なパートも決まっていないわけですからメロディー中心。でも最後の部分はキレイにハモりましたね。良かったと思います。
振り返ってみると最初の30分はミミクリーペットとピアノで発声練習をして、その後で8曲歌って、最後に「ぼくは雲雀」を歌ったわけですから相変わらずのスピードでした。
来週からは「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」を中心に「白いうた青いうた」にジックリと取り組んでいきたいと思います。
では来週またね。おっと、とりあえず火曜日が先か。
よろしくお願いいたします(笑)。 -
ランチ10回にチャレンジ
【令和3年4月24日(土)】
今日も「ミミクリーペット おしゃべりハムスター」はチャァンと持って行きましたよ。ただ出番がありませんでした。残念でした。来週こそは使おう!
「おしゃべりハムスター」は残念でしたが、嬉しいことに浜田先生が鍵盤ハーモニカ担当者として来てくださいました。これからよろしくお願いいたします。
そして、もっと嬉しいことに今日も見学者が来てくれました。
だから今日は、その見学の子たちが「この合唱団でガンバロウ」と言ってくれた時に、5月4日のイオン熱田コンサートに参加できるように…ということだけを考えていました。
もちろん「参加する参加しない」は本人が決めることです。「曲を覚えきれなくて自信がない」と言うのなら無理矢理に命令することはできません。
命令することはできないけれども、その子が「曲を覚えきれなくて自信がない」ではなく「だいたい歌う曲が分かったから参加するよ」と言ってくれるように練習するのが担任の(指導者の)役目です。前回のソラノートにも書きましたが、嶋田先生はそういう人間なんです。だから入団届が出ている出ていないなんて関係ない。目の前にいてくれる子がステージに立てるように…そのことだけを考えていました。
だから今日は(先週もですが)見学者というよりも体験入団者みたいな形でメンバーの中に入ってもらっていっしょにバンバン歌いまくりました。
みんなに言ったことは「メロディーが命」ということです。イオンで歩いているお客さんが足を止めてくれるためにもメロディーが命…とも言いましたが、実はコンサートだって同じなんです。コンサートすなわち定期演奏会や合唱祭の場合は、今よりも数段レベルの高い「メロディーの美しさ」が求められます。同時に「ハーモニーの美しさ」も求められます。だから練習が大切なのであり、これから10月の定期演奏会に向けて「楽しさ」と「美しさ」を磨く練習を組んでいきます。
しかし、メロディーとハーモニーと、二つのうちのどちらか一つを選ばなければいけない…なんてことになったら、当然メロディーに軍配が上がります。ハーモニーを疎かに(おろそかに・いいかげんに)しても良いという意味ではありませんよ。メロディーがハーモニーの上にくるというのは、ユニゾン(斉唱)と言って全員でメロディーを受け持つ歌い方があることからも分かるでしょう。メロディーを抜いて、ハーモニーパートだけで歌うという形は見たことも聞いたこともありません。
そういう意味での「メロディーが命」ということです。当分はこの形で練習を進めます。
「あめふりくまのこ」「地球はひまわり」「おはよう太陽」「歌の広場」「エーデルワイス」「茶つみ」「ふるさと」そして「夕やけこやけ」をメロディー中心で歌いました。よく歌えたと思います。ハーモニーパートを受け持ってくれた少数メンバーにも大感謝です。ありがとう。
さて、ここからは少し専門的な話になりますから、小学生のメンバーはここでソラノートを閉じてもヨロシイ。
ここからは「メロディーが大切だってのは分かるけど、それだけじゃツマンナイ」なぁ~んて心のどこかで思っている中学生・高校生のために書きます。
4月になってから何度か「ミミクリーペット おしゃべりハムスター」といっしょに「KORGクロマティックチューナー」を持っているということを書きました。
この「KORGクロマティックチューナー」はヴァイオリンやオーボエ、そしてピアノなどの音が正確かどうかを検知(けんち・キチンと調べる)するために使うものです。もちろん今日もカバンの中に持っていました。来週に使う時間があるかどうか分かりませんが、次のような機能を持っています。
ヴァイオリンでもピアノでももちろん声でも良いので、ある音をポーンと出します。その音が「ラ」ならラ、「ド」ならドの音として完璧に正確であったなら、真ん中のグリーンのランプが点(つ)きます。ほんの少しでも低い音(声)だと左側のレッド(赤い)ランプが点きます。ほんの少しでも高い音(声)だと右側のレッドランプが点灯します。
その完璧に正確な音というのはどういうレベルかと言うと、たとえば「ラ」なら1秒間に440回ノドの骨をぶつければ「ラ」になります。これは別にノドの骨でなくてもOKで、たとえば拍手でもOKです。あんたが1秒間に440回手を叩いてくれれば、その拍手の音は「ラ」の音になります。
うそだ、拍手は手の音だ。と言うでしょうね。
拍手が手のパンッという音に聞こえるのは、それは1秒間に1回しか叩いていないからパンッなのであって、2回叩いても3回叩いてもパンパンッでありパンパンパンッです。叩くスピードが遅すぎるんです。1秒間に440回叩いてごらんなさいよ。ちゃんと「ラ」の音になりますから。
ただし、1秒間に440回も拍手できる人間なんて、この世には存在しません。人間の腕の筋肉がそれだけ速く動くのは不可能です。だから成功した人は世界に一人もいません。
ですがノドの骨ならできる。ノドの骨についている筋肉なら可能です。犬にだって猫にだってできます。そういうイヌやネコがいたら、おそらくテレビで話題になってギネスブックにも載ることでしょう。
ただし、正確に1秒間に440回ぶつけないとグリーンランプは点きません。439回とか441回だったらレッドランプが点きます。
実は440回というのは音響力学の世界の話であって、世界一のオーケストラのウィーンフィルやベルリンフィルは(NHK交響楽団も)442回を「ラ」として設定しています。合唱の世界でも442回の「ラ」が常識です。
つまり、ほんのほんのほんのチョッピリ高い音。これが基準です。
クロマティックチューナーは442回だろうと440回だろうとコンピューターのレベルで検知します。「ラ」だけではなく「ド」でも「レ」でも「ミ」でも検知します。そいでもって正確ならグリーンランプ。
ちなみに音楽プラザでみんながいないうちにピアノの音で実験してみるとグリーンランプとレッドランプが両方とも点きました。つまり緑になったり赤になったりパカパカ点くんです。正確ではあるけれどフラフラしている。ピシっとグリーンランプだけにはなりません。
リコーダーでやってみました。やはり緑になったり赤になったり不安定です。だいたいリコーダーっていう楽器は作音楽器と言って息の吹き込み方で音が変わります(だから音を作ることができる)から実は非常に不安定な音程なんです。
そこで真打ち登場。嶋田先生がチャレンジしてみました。どうなったと思いますか???(笑)。
最後に音叉(おんさ)で実験してみました。音叉はいつも持っています。バッチリとグリーンランプだけでした。
そこで、こんな練習を予定しています(あぁ、早くやってみたいなぁ)。
【レベル1】まず声を出す。「ミミクリーペットおしゃべりハムスター」を歌わせる
【レベル2】ピアノで出した音を聴いてその音を声で出す。判定は先生
【レベル3】ピアノでドの音を出すから声でミの音を出す。判定は先生
【レベル4】ピアノでドの音を出すから声でソの音を出す。判定は先生
【レベル5】ピアノで出した音を聴いてその音を声で出す。判定はクロマティックチューナー
【レベル6】ピアノでドの音を出すから声でミの音を出す。判定はクロマティックチューナー
【レベル7】ピアノでドの音を出すから声でソの音を出す。判定はクロマティックチューナー
ちなみにレベル5からレベル7にチャレンジして5秒間グリーンランプだけを点灯させることができたら、その子には練習後のランチを10回ごちそうしましょう。嶋田先生は父母総会で発言したこととソラノートに書いたことは死んでも実行します。
グリーンランプとレッドランプのまぜこぜではダメだ。ストップウォッチで測って5秒間グリーンランプ。
あっ、モチロン小学生のメンバーでも成功したらランチ10回です。
自分で実験してみた結果、嶋田には一生かかってもクリアできないことが判明しましたが、「空」のメンバーだったら不可能を可能にする子が出るかもしれません。ジャーン!!! -
「聴く」ってことは「音楽の原点」
【令和3年4月17日(土)】
今日はフェールマミでの練習でした。だからグランドピアノが使えます。グランドピアノを使って声でピアノの弦を鳴らすトレーニングを(まだ一度もやったことがないメンバーも増えてきましたから)久し振りにやってみようと思っていました。それにプラスして先週の続きで「ミミクリーペット おしゃべりハムスター」を使っていっぱい遊び、先週は登場しなかったKORGクロマティック・チューナーという秘密兵器を使って音感を育てる話に持って行こうという予定でした。
ところが、その予定は全てひっくり返りました。そのわけは
①嬉しいことに新入団員がいて、
②嬉しいことに見学者もいて、
③来週の練習を見学に来たいという子からメールが入っていて、
④コロナにもかかわらず思いのほか多くのメンバーが集まってくれたからです。
①②③④を総合的に考えて、5月4日(火・祝)の熱田イオンコンサートと6月12日(土)の愛知県合唱連盟合唱祭で歌う曲を一気に進めることにしました。
5月と6月に歌う曲を整理します。
【5月4日(火・祝)熱田イオンコンサート】
◯ゆうやけこやけ
◯茶つみ
◯ふるさと
◯エーデルワイス
◯地球はひまわり
◯歌の広場
◯おはよう太陽
◯あめふりくまのこ
【6月12日(土)愛知県合唱連盟合唱祭】
◯ぼくは雲雀
◯ライオンとお茶を
今日の結論は、「あめふりくまのこ」を除く9曲を全部おさらいした、おさらいすることができた…ということです。9時30分から12時までの150分間のうち15分ほどは休憩をしていますから130分そこそこで9曲を歌ったことになります。つまり1曲に14分くらい。ものすごいスピードでした。
しかもどの曲にも大なり小なりハーモニーを付けて歌ったのですから、集まったメンバーも大変だったでしょう。ゴメンナサイね。でも本当によくガンバリました。
表現については細かい指示を出しません。どこを強くするかとか、どこでクレシェンドやデクレシェンドをするかなどは後回しでヨロシイ。だいたい5月のイオンコンサートは屋上の駐車場の特設ステージで、つまり天井がありません。そんなところで細かい表現をああでもないこうでもないと決めるよりも、ドーンと楽しくブチかませば良いのです。その方が買い物が目的の人も足を止めてくれることでしょう。
もう一つはメロディーが大切だということ。メロディーがハッキリと聞こえないのにハーモニーを付けても意味がない。だから少なくとも5月のイオンコンサートはメロディー重視で行きます。
ただし、「茶つみ」と「ゆうやけこやけ」はテンポに気を付けてください。特に「茶つみ」は3年生の教科書に載っていて、ごていねいにも「手遊びをしながら歌いましょう」などという説明まで付いていますから、ほとんどの人は「なーつーもー ちーかづーくー はーちじゅうはーちーや」トントンなどと手拍子を打って歌う曲だと思っています。
もちろんそのように歌っても楽しいのですが、ポカポカ陽気の初夏の縁側で、おばあちゃんがノ~ンビリと、ホコホコした笑顔で孫に歌って聴かせているような、そんな気楽な歌なのです。おばあちゃんの歌を聴いて大きくなった孫が、畑に出てお茶の葉っぱを摘み取る時に歌うノ~ンビリした歌…と思っても良いですね。
「ゆうやけこやけ」もあまり速くしない。オレンジ色に染まった西の空を眺めていて、カラスが「カァー カァ~」と鳴いていて、お寺の鐘が遠くから「ゴ~ン」と響いてくる。チョーノンビリした音楽です。
あとは自由に歌ってください。歌詞と音程さえ決まっていればハーモニーは自然に響いてきます。どのパートを受け持ちたいかも原則は自由です。
湯山先生の「地球はひまわり」「歌の広場」「おはよう太陽」「あめふりくまのこ」もメロディーが命。あとは元気よく生き生きと歌ってくれれば大丈夫。コンサート会場で客席に座っているお客さんに聴かせる歌い方は忘れてください。
後半は6月の合唱祭で歌う「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」です。
この2曲もメロディーが命。もともと「白いうた青いうた」はメロディーが命の曲ですからね。だから今日は時間が足りなかったことも理由ですがメロディーを中心に練習しました。
曲集「ぼくは雲雀」の中には「あしたうまれる」とか「わらべが丘」みたいな、シットリとしたこぼれるような情感を込めて歌う曲が入っていますが、シットリとした情感は後のお楽しみということにして、「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」は元気よくドーンとブチかませば良い。ただし6月までには時間がありますからハーモニーも楽しめるようにしたいですね。
ホームページの団員専用エリアで音取り音源と範唱音源が聴けるようになっていますから、何回か聴いて、ぜひとも自分なりの歌い方を工夫しておいてくださいね。
いちばん良いのはですね、イオンコンサートも合唱祭も含めて第25回定期演奏会の全ての曲を「カラオケ状態」にすることです。みなさんがカラオケで勝負曲を歌う時、その勝負曲が何という曲かは知りませんが、その曲をどうやって覚えたか…ということです。
楽譜を手に入れて楽譜を見て覚えたよ
と言う子がいたら手を上げてほしいのです。今度の練習で質問してみましょうか?「その曲を楽譜を見て覚えたよって言う人?」って。
おそらく一人もいないと思います。おそらくは「聴いているうちに何となく覚えた」というのがほとんどの答えでしょう。少なくとも「白いうた青いうた」のメロディーに関しては、そのような覚え方が最善です。最善というのは「いちばん良い方法」という意味です。まさしく辻井伸行がベートーヴェンやショパンやリストの曲を覚えたのと同じ方法ですね。
その努力さえあれば、たとえ白血病で今から半年入院して、本番の直前に退院して「空」に復帰した…という子がいたとしても、嶋田先生は「その子にステージに立ってもらおう」「立ってもらいたい」と思います。
それくらい「聴く」ってことは大切なことであり、「音楽の原点」なんですよ。今日の練習でも何回言ったかなぁ、「そのような聴き方をしてください」って。
ではまた来週、音楽プラザで。みんなに会えるのを楽しみにしています。 -
新生「空」のスタート
【令和3年4月10日(土)】
令和3年度に入りました。
新実徳英先生をお迎えする定期演奏会に向けて新しいプロジェクトが始まります。
そして江川智沙穂先生をお迎えして新生「空」のスタートです。
さらに新しい仲間を新入団員として迎え、この上もなく嬉しいスタートとなりました。
みなさん、よろしくお願いいたします。
まずは、新しいメンバーを迎えた時の自己紹介コーナーからですが、今日は江川先生をお迎えしたこともあって少し詳しく話してもらいました。自分がどんな人間なのかを伝え、また相手がどんな人なのか、分かり合い絆を深める最初の一歩です。こういう大切なことがあるので、なるべく遅刻はしないようにしましょうね。
さて、午後の父母総会で決まったことが非常に大切ですので、先に共通理解を深めることにします。
まずは5月4日(火・祝)のイオン熱田コンサートについて。
これはピアノがなく、電子ピアノは使っても良いけど会場にはないので誰かの家から持ってこなくてはなりません。
歌う曲は8曲。「あめふりくまのこ」「地球はひまわり」「歌の広場」「おはよう太陽」はコンピュータで作ったピアノ音源を使います。あとは歌集「歌はともだち」の中から「エーデルワイス」と「茶つみ」と「ふるさと」を無伴奏で歌います。残りの1曲は「ゆうやけこやけ」。これは「歌はともだち」に載っていないのでコピー譜を配りました。
この8曲です。
話がきた時は「30分のステージを1回」とのことでしたが、さまざまな事情で11時から12時までの1時間を担当することとなりました。ですから11:00~11:25までで1回目を終え、メンバーはいったん舞台裏に引っ込んで水でも飲んで11:35~12:00まで同じプログラムで2回目を歌います。
団員募集のチラシを配る時間が2倍に増えて「空」にとっては有利になりました(笑)。みなさん、力を貸してくださいね。
次に6月の愛知県合唱連盟合唱祭です。これは12日(土)の午後にエントリーします。
今回の合唱祭は無観客開催で、しかし歌う合唱団はみんな会場で聴いていますから、いつもの合唱祭と観客数は変わらないイメージです。いつもとゼンゼン違うのはYouTubeになる「ビデオ参加」があるということ。会場へ行ってステージで歌うのか、ビデオで歌っているところを撮影して送るのか、選択に迫られました。
結論はステージ参加です。みんなステージで歌いたいでしょう?なのでそうすることにしました。でも、会場に着いたら集まったメンバーは5人でした…なんてことになったらカッコ悪いので、みなさん、力を貸してくださいね。
歌う曲は2曲。曲集「ぼくは雲雀」の中から「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」にしました。
これで第25回定期演奏会までの楽譜が決まりました。
◯「ねむれないおおかみ」
◯「イルカの翼」
◯「われもこう」
◯「ぼくは雲雀」
◯「やさしい魚」
◯「歌はともだち」
この6冊です。持っていない人・まだもらっていない人は申し出てくださいね。こういうことは絶対に自分で申し出ることが大切です。先生が気付くまで黙って待っていてはダメですよ(笑)。
共通理解の最後は「ぼくは雲雀」の楽譜について。
この楽譜は音楽之友社から出版されていたのですが今は「絶版」と言って印刷されていません。もちろん店頭にもありません(このことを嶋田先生は知りませんでした)。
そんな時、ふつうは「受注印刷」を頼むんです。カワイ出版なら頼めばカンタンに受注印刷してくれます。ところが音楽之友社は基本的に「受注印刷」もしないと言う。まぁ会社の経営戦略ですから文句は言えません。
文句は言わないけれども楽譜がなけりゃ歌えません。「ぼくは雲雀」を第25回定期演奏会で歌おうと決めたのは新実先生です。みんなで歌いたい曲集について投票した結果、「火の山の子守歌」「南海譜」「ぼくは雲雀」が同点だったので新実先生に相談したんです。
そこで音楽之友社の東京本社に電話をした。営業部に電話がつながりました。
「ぼくは雲雀」を歌うと決めたのは新実先生なんですぅ~。
そのステージは新実先生ご自身が指揮をしてくださるんですぅ~。
「空」のホームページで演奏会の日時も新実先生が指揮者というのも公開済みなんですぅ~。
だから印刷してほしいんですぅ~。
とお願いしました。ズウズウシイことにかけては日本一の教師でしたから。
営業部の坂下さんは営業部長に相談してくださり、本社の中で会議の議案にしてくださいました。この坂下さんの努力で今回40部の印刷が決まったわけです。坂下さん!ありがとう!!!
だけど2割引きができない。嶋田先生の楽譜注文の窓口は栄のカワイ名古屋ショップなのですが、今回はカワイ出版ではなく他社の出版物で、しかも特別な受注印刷。ゆえに割引きがありません。ご了解くださいませ。
「ぼくは雲雀」は来週配ります。
さて本題。今日の練習についてです。
新生「空」のスタートとして、今日は音楽の原点に帰ろうと思っていました。音楽の原点とは何か。それは音楽の本質は「遊び」だということです。遊びながら声を出す。遊びながら歌をうたう。遊びなんですよ、音楽っていうのは。
だから遊びながら声を出してもらった。タカラトミーアーツという会社の「ミミクリーペット おしゃべりハムスター」というオモチャを持っていきました。
この「おしゃべりハムスター」は音をキャッチしてそれをオウム返しでしゃべる…というスグレモノで、こいつに向かって「茶つみ」を歌うわけなんですね。
声を出す。そこで大切なことは「相手を意識する」ということです。合唱の場合(朗読でもアナウンサーでも同じですが)必ず聞く相手がいるということです。相手に届かなければ、相手に聞こえなければ意味がないのです。
楽譜を見ながら下を向いて蚊の鳴くような声で「な~つも~ち~かづ~く~」なんてやっても「おしゃべりハムスター」は反応してくれません。今日は少なくとも全員が「ハムスター」を見て歌いました。つまり前を向いて声を出した。もっと言うと「ハムスター」を意識して歌ったということで、こいつが何よりも大切なんです。声の方向性を意識するっていうことです。
「おしゃべりハムスター」は来週も持っていきます。もっと反応させるようにガンバリましょう。
ただ、先生が心配していることは、今ごろ親に「あれ買ってぇ~」なんて言っている子がいたら困るなぁ…ということです。
続いて「ゆうやけこやけ」。これはアップテンポでリズムカルに歌いました。速く歌えば時間のセツヤクになるからです。ソプラノ・メゾソプラノ・アルトと三つのパートを全部ロック調でテンポアップして歌いました。本当は踊りながら歌おうと思っていたのですが、いきなり踊り出してはビックリするかと思って踊るのは止めました。
音が分かったら今度はユックリ歌います。つまり本来のステージで歌うテンポで。その時はハーモニーをよく聴きながらデリケートに歌いました。短い時間で遊びながらソプラノ・メゾソプラノ・アルトの全てのパートを全員が歌いました。
こういう練習を積み上げることで「自分はどのパートが向いているか」自分で考えることができるようになります。そういう力をつけましょう。これも合唱の原点です。
あと「エーデルワイス」もソプラノ・アルトの両方を全員で一通り歌いました。歌うことができたことを報告しておきます。
実は今日は「ミミクリーペット おしゃべりハムスター」の他にKORGクロマティック・チューナーという秘密兵器を持っていたのですが、「おしゃべりハムスター」と3曲を歌い通したことで時間がなくて、カバンの中に入れっぱなしになってしまいました。
クロマティックチューナーは最強の秘密兵器です。来週は使いたいです。
ではまた来週。フェールマミでお会いしましょう。