SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


イオン熱田コンサート ありがとうございました。

【令和3年5月4日(火)】
今日はイオン熱田コンサートありがとうございました。本当にご苦労様でした。
合唱団「空」にふさわしい青空の下…と言えばカッコよくてキレイなんだけれども、太陽の光が熱くてまぶしくて、長い時間歌っていたらスルメみたいにカラカラに乾いてしまうような天気でした。ありゃぁ30分が限界だわ。
その30分のステージを2回もこなしてくれたメンバーに大拍手。なんと17人も集まってくれました。大感謝でした。
ステージにはマイクが4本。そのマイクの特性を聞くと、いわゆるヴォーカルマイクというタイプで、司会者が手に持って話をしたり歌手が手に持って口に当てて歌ったりするタイプのものでした。指向性(遠くの音をとらえる)や集音性(広い角度で音をとらえる)が無い、ようするにカラオケにあるマイクです。
ですからコンサートのようにキチンと2列に並ぶと、真ん前の子の声は拾ってくれるけど、ナナメにいる子や後ろにいる子の声は拾わない。4本ありますから、つまりマイクの前にいる4人の声しか会場には聞こえない。そういうマイクでした。
なので急遽、1本のマイクを取り囲んで4人が並び、4×4=16ですから1本だけ5人で囲んで17人。こういう配置にしました。
1日のソラノートに書いた◯屋外で歌う、◯CDピアノで歌う、◯マイクで歌うの3つのハンデに加えて◯ギラギラ太陽の下で、◯マイクを囲んで歌う…2つのハンデが加わり、指揮なんかまともに見えない感じでした。
実際、嶋田先生もみんなの後ろにある太陽がまぶしくて、みんなの顔がよく見えず、なかなか大変なコンサートでした。みんなは精一杯がんばって指揮を見てくれて良かったと思います。
CDの伴奏に加えて(だからテンポは待ったなしにドンドン進む)指揮者は音を間違えて伝えるもんだから「ふるさと」は音が低すぎて歌えないし、笑えるくらい踏んだり蹴ったり。申し訳ございません。
だからもう「やぶれかぶれ」って言うか、本当に好きなように自由に歌えてかえってストレスが解消できたか???
会場にいた父母会に聞くと、みんなの声はよく聴こえた…ということで、良かったです。
その会場は、けっこう思ったよりも多くのお客さんがいた(嶋田先生はもっと少ないと思っていました)のですが、どうやらほとんど父母会だったようで、事実上のファミリーコンサートになったようです(笑)。
それでも客席の中には利口そうなカッコいい男の子がいたので、先生は本気になって「ぜひ仲間に入ってください」と客席に呼びかけていましたが、実はメンバーの弟君でした。だから休憩の時に直接「君も入ってくれよ」とヘッドロックをかましておきました。

そんなこんなで久しぶりの出張コンサートは無事に終了しました。
このコンサートがあったおかげで、新しいメンバーも目標を持って真剣に練習に取り組むことができました。それが非常に大きなことだったし、重要な成果でした。入団していきなり「やさしい魚」とかで、しかもステージは半年以上の未来…という形よりも、入団して2回か3回の練習でも「集中して取り組めばできる」ことを証明できました。これは大きな成果です。

次回の練習以降にも見学の子が来てくれる話があります。次は6月12日の愛知県合唱連盟合唱祭ですから、今日のように指揮者が音を間違えたり指揮が見にくい体形に並んだりすることはできません。ですが会場はコンサートホールの中だし(だから機械の騒音も太陽のギラギラも無い)、ステージは合唱台があるし何よりもピアノがあります。
これから入って来てくれる新しいメンバーがいてもスムーズに歌えるように工夫した練習をしたいと思っています。
曲は「ぼくは雲雀」と「ライオンとお茶を」です。
この2曲をステップにして2冊の曲集を少しずつ歌えるようにしていきます。
また力を貸してくださいね。
では8日(土)に。

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