【令和5年12月30日(土)】
今年は曜日の関係で今日30日も練習を組みました。冬休みの予定もあるでしょうから、メンバーが集まるとは思っていませんでしたが、決行したのは ①普段の練習に意に反して思うように参加できないメンバー と、②仕事をしているのだけれど第28回定期演奏会に参加を予定してくれているメンバー が少しでも楽になってくれれば…という思いがあったからです。
ですが、早く曲を覚えたいというメンバーも集まってくれて、普段通りの雰囲気で練習をすることができました。ありがとう。本当に感謝です。
今日は「夜明けのイソップ物語」の楽譜を配りました。それともう一つ、「夜明けのイソップ物語」の池辺先生の直筆楽譜のコピーも配りました。
出版されている楽譜も直筆楽譜も、同じ「夜明けのイソップ物語」なのです。意味が分かりますかね?直筆楽譜を元にして出版楽譜が印刷されたのですよ。
練習では出版楽譜を使います。この直筆楽譜は記念にとっておいてください。作曲者直筆の楽譜なんて、なかなか見ることもできないのですから、池辺ファンなら喉から手が出るほど「ほしい」楽譜。大谷選手のユニフォームかホームランボールのようなものです。
この直筆楽譜は嶋田先生が池辺先生から直接、手渡しでいただいたもので、そのイキサツは「夜明けのイソップ物語」の楽譜の前書きにも書いてあります。
この直筆楽譜は来週以降も配りますので、早めに入手してくださいね。
さて、練習ですが、今日も集まったメンバーに「空にかいた12の童話」の中で一度も歌っていない曲に手を上げてください…と聞きました。すると
③もし、太陽になれたら 1人
⑧もし、物語の主人公のともだちになれたら 3人
⑨もし、天気をきめる一番えらい係になれたら 2人
⑩もし、透明人間になれたら 3人
ということが分かりました。
結論を記せば、上の4曲をまがりなりにも全部通して歌ったので、今日集まったメンバーは全員が終曲「あこがれ」を以外の11曲を全て一度は歌ったということになります。
これは非常に大きい成果で、先々週も今日もこのように効率よく練習が進むのは「一度でも歌った経験者」がいるからであり、その「経験者」がだんだん増えていくことで次の練習がさらに効率よく進む…という好循環を生み出すわけです。
先週よりもさらに好循環で効率よく練習が進みました。
後半の練習では「夜明けのイソップ物語」から1曲目の「あさやけのこんこんぎつね」を練習しました。せっかく楽譜を手にしたのですから、みんな歌いたいだろうと思ったからです。
ここから先は、書くのも心苦しいのですが、嶋田先生としては反省しきりの「ダメな授業」でした。それは、曲の構造を説明しようとするあまりに、練習が堅苦しく、みんなの歌声に「のびのびとした力」が無くなってしまいました。
結果、説明して理解してもらおうと予定していたことは全部できたのです。これはメンバーの力であって先生の手柄ではありません。よく聞いてくれましたし、よく理解してくれました。ヘタクソな授業をガマンして受けてくれたメンバーに感謝とお詫びをいたします。
ありがとう。そして、ごめんなさい。
楽しく充実した2023年でした。力を尽くしてくれたメンバーと父母会のみなさま、そして指導スタッフの先生方に、あらためて深く感謝を捧げたく思います。
来年2024年は池辺晋一郎先生をお迎えする一世一代の年になります。これまで以上のご支援を、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
次回は早々の1月6日(土)。フェールマミの第1です。
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