SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


一匁一丁

【令和5年11月18日(土)】
 今日は中学高校のテスト前ということもあり(来週もそうかな)、メンバーにとっては苦しい期間です。
 購入した3冊の楽譜のうち「三つのわらべうた」はアカペラ(無伴奏)ということもあり、ある程度の人数が集まったら歌おうと思っていましたが、今日は逆に歌う人数の少なさを逆用して「一匁一丁」を歌ってみることにしました。
 ピアノ伴奏があると歌いやすいことは確かなのですが、言い方は変ですけれどもコーラスがピアノの音に対抗する必要があり、あるいはピアノの音に助けられて(それは良いことなのですが)人間の声が十分に響かないことがあります。
 少人数で歌うならアカペラは良い方法であり、良い練習になります。

 だから今日は「一匁一丁」を歌いました。と、これで今日のソラノートは終わっても良いのですが、それではあまりにもツマラナイのでもう少し詳しく報告します。
 結論は約80分でP11の3段目まで行きました。本当はここから面白くなるのですが、1日で1曲だけでは何ですから後半は「空にかいた12の童話」も歌いましたよ♪

 「一匁一丁」について池辺先生はメゾソプラノとアルトの「いっちょ」「にちょ」の言い切りを「固くハッキリと!」と指示されました。楽譜を見てください。
 メゾソプラノとアルトの歌詞がだんだん増えていきますね。つまりP7になると
 いっちょにちょさんちょよんちょごちょろくちょ
 いっちょにちょさんちょよんちょごちょろくちょななちょ
 いっちょにちょさんちょよんちょごちょろくちょななちょはっちょ
と増えていきます。この最後の「ろくちょ」「ななちょ」「はっちょ」を、それぞれ全部「固くハッキリと」歌うわけ。
 分かりやすく書くと、ソプラノの1小節目の「いちもんめ」を消してしまって、2小節目のメゾソプラノとアルトの「いっちょ」から音楽が始まるものと考えてください。
 そうすると
 2小節目「いっちょ」(メゾソプラノとアルト)を受けてソプラノが「にもんめ」と歌い、4小節目「いっちょにちょ」(メゾソプラノとアルト)を受けてソプラノが「さんもんめ」と歌い、そういう形が続くことになります。
 今日はそんな指示は出しませんでしたが、そして歌ってみなけりゃ分からないことも十分に承知していますが、「そういうものか」と思っておいてください。
 歌ったら分かりますがメチャメチャ面白い音楽です。
 そして最大の報告は、今日の練習は本当に力がつきました♪少なくとも人数の少なさを逆に生かした練習ができたことは間違いありません。

 後半の「空にかいた12の童話」は先週歌わなかった
⑥もし、ぼくのパパになれたら
⑦もし、りんごの木になれたら
を歌いました。そして残った時間で
①もし、アフリカ象の耳よりもっと大きな耳になれたら
②もし、国民の休日をきめる係になれたら
③もし、太陽になれたら
④もし、魔法使いになれたら
を1回ずつ通したので、けっこうな曲数を歌ったんですね。ひいふうみい…、全部で7曲ですか。大したものですね。

 「空にかいた12の童話」はだんだんとメンバーの理解が進んできて嬉しく思っています。また12月10日(日)にフェールマミの会議室で日曜日サポート練習を組んでいますので、そこでもカバーして、12月の終わりには「あこがれ」にチャレンジできるかな…?と思ってワクワクしています。

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