SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


上手になりました♪

【令和5年9月16日(土)17日(日)】
16日は今木先生をお迎えしてのリハーサルでした。あとは10月7日(土)にまとめていただいて、その次は21日(土)午前の前日リハーサルです。
結論から書くと、参加してくれたメンバーはメチャクチャ上手になったと思います。特にソプラノの小学生6人はレベルアップしましたね♪
それはそれは苦しい(?)練習だったことでしょう。今木先生が「あの手この手」と繰り出すトレーニングに一生懸命に対応していた姿に、心から拍手を送ります。
鉄棒でも算数の計算でも同じですが、何の努力もなく何の苦しみもなくして上達するなんてあり得ません。
音程の決め方、呼吸の合わせ方、音楽を作る空気の読み方から楽譜の見方に至るまで、非常に実践的(じっせんてき・本番で役に立つ方法)なトレーニングでした。
そのトレーニングは、安定して歌っていた(ように思われる)メゾソプラノやアルトにも及び、「世界の約束」のソリストにまで及びました。他のパートの子が練習しているのを「高みの見物」なんていう雰囲気ではゼンゼンありませんでした(笑)。
いやぁ、さすがプロの練習です。
がんばってくれた子、ありがとう。ガンバリに拍手です。

17日は新実先生のリハーサル。これもカンタンに言えば正しい音程を決めること、みんなで呼吸を合わせること、表現を作る空気を読むこと、そのために楽譜から目を離して指揮を見るポイントなどなど。
説明する言葉や指示する方法は違っていても、2日間で今木先生と新実先生が言われた指示・支援・指導の中身は全く同じことであったと、嶋田先生は感じました。
この日はアルトのメンバーが少なくて(どのパートも似たり寄ったりでした)、それはそれは緊張に充ちた苦しい練習になっていたと思いますが、もう一度書きましょうか?
苦しさの無い上達なんてゼッタイにあり得ませんよ。アルトの子は上達しました。いやいや、どのパートの子も…です。保証します。
子どもにこのような上達を生み出す指導という意味では、ちょっと嶋田先生にはマネのできないレベルでした♪ホント。

嬉しかったのは午前中に真剣にガンバって午後は早引き…という子がいたことです。逆に午前中は姿が見えなかったけど午後から駆けつけて来た…という子がいたことです。
許される時間を精一杯に活用して少しでも参加しよう…という根性。
これは嬉しかったですねぇ。
高校の文化祭、CBCコンクールの本番、ピアノの発表会などなど、それぞれのメンバーがそれぞれのスケジュールを持っていることを嶋田先生は理解しています♪
次のチャンスは本番の1週間前になりますが10月15日(日)。東海市芸術劇場大練習室です♪

さて、ちょっと重要なことが決まりましたので共通理解しておきます。

第1ステージ 「はたおりむし」
第2ステージ 「スタジオジブリ名曲集」
第3ステージ 「ねむの木震ふ」
第4ステージ 「生まれてから」

このようなステージ順になりました。新実先生のお考えです。
夕ご飯を食べながら相談して決まりました。
チラシとはステージ順が変わりますが、音楽の世界ではよくあることです。

あと、ビックリしたこと。
みなさん。打楽器の音はいかがでしたか?打楽器が入ると歌う気分も盛り上がりますね。
ところで、ビブラフォンという大きい鉄琴がありました。
そのビブラフォンの音とピアノの音が違っていたんですって。新実先生が言ってました。
ビブラフォンは鉄でできているので基本的には音が狂うことはあり得ません(ホントは夏と冬とでホンのわずかに音が変わりますが)。ピアノは調律(ちょうりつ・弦の張り方を調節すること)した時は正確な音なのだけれども、時間がたつとだんだん弦の張り具合がゆるんできてビミョーに音が狂ってくる。
どのくらいの「音の狂い」があったのか嶋田先生には分かりませんが、ビブラフォンとピアノが同時に音を出した時(1曲目「生まれてから」を歌った時)にスグに言われました。
いったい、どういう耳を持っているんでしょうねぇ。作曲家っていうものは。耳の化け物だな

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