SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


14曲を歌いました♪

【令和3年8月7日(土)】
今日も多くのメンバーの協力のおかげで非常に上手くいった練習でした。これまでに歌った曲を最初に1回ずつ歌う…という方法です。でも曲が増えてきました。
「薔薇のゆくえ」「忘れ雪」「火の粉「なぎさ道」「とげのささやき」「われもこう」「就職」「卒業」ときて「感傷的な唄」「ジョギングの唄」ときて「自転車でにげる」「ふたりで」の12曲になりました。
少なくとも今日のメンバーは全員、この12曲を1回は経験したことになります。
来週は2曲増えて14曲を最初に1回ずつ歌います。そうして今日の欠席メンバーをカバーする。この繰り返しです。
しかしながら、さすがに「ジョギングの唄」はムズカシかったね。先週に初めて歌って、先週の欠席メンバーは今日が初めてで、それで上手く歌おうなんて、そりゃあ神業(カミワザ)って言うもんだ。
だからポイントになる部分を何度か繰り返して練習しました。どの部分かと言うとP24下の段~P25です。
ここはソプラノとメゾソプラノで3声のハーモニーを作り、アルトがメロディーを歌うという役割分担です。ソプラノ・メゾソプラノのハーモニーは音の高さが違うだけで同じメロディーの重なりです。「かからぬそうな」も同じです。リズムがシャープなので(するどいので)早く自分の中に沁み込ませてください。
次のポイントはP28上の段の「こうなのだ」の順番スタートです。ここは先生が指揮をチャンとやれば大丈夫だと思います。
3番目のポイントはその「こうなのだ」からP29の「ふんで」まで2声なのですが「いくのだ」で突如として3声になり、「ahー」から再び2声にもどる…ということ。
2声になったり3声になったり4声になったり…ということは先週も書きましたが、特に2声になる部分がどこかを確認しておいてください。つまりメゾソプラノが2つに分かれているんだけれども、実はメゾ上はソプラノと同じになりメゾ下はアルトと同じになる部分です。
今日のメンバーはすごく集中してこの説明を聞いてくれて、すぐに問題が解決したのですけれども、でも来週になったら忘れることもあるし、毎回毎回の練習で「ここは実は2声だよ」「ここから3声に分かれるよ」と繰り返していたら時間のムダだもんね。確認をお願いします(笑)。
その点、「自転車でにげる」と「ふたりで」は最初から最後まで3声で書かれているのでカンタンです。いや、ホントはカンタンじゃないんだけれども、楽譜が見やすくて分かりやすい。それに新実先生独特の美しいメロディーが主体ですから、美しくハモりました。
でも、さすがに12曲もあって、しかも「ジョギングの唄」を少しくわしく練習し直したので、ここまでで11時となり、休憩となりました。

休憩中は何だかしらないけれども、先生の背中をつついてくるメンバーがいるので、先生もテキトーに反撃しました。
まあ「空」のメンバーは上品な子ばっかりなので、背中をつついてくるくらいでカワイイもんです。
これが宝南小学校や千種小学校で担任をやっていたころは、「タマでっけ」とか言いながらまともにキン◯マを蹴ってくる女の子や、「ジニナルキック!!」とか何とか言いながら先生の尻の穴を蹴ってくる男の子がいて、そういう子たちと戦いまくって生き残ってきた嶋田先生は平気です。
まぁ、そういう悪い子ちゃんに対する嶋田先生の反撃もソートーなもので、プールで甲羅干しをしている時にその悪い子ちゃんの背中の上で踏ん張って、私の海パンからポタポタと滴り落ちる(シタタリおちる)水を悪い子ちゃんの背中に落してあげたりしてました。そしたら「うぉ~!!」とか叫んでプールの中に飛び込んで背中を洗ってるもんだからゲラゲラ笑ってやりましたよ。
おっと、また脱線しちまったな。

休憩の後はですね、よっぽど「天使」を練習しようかなぁと思ったんですけれども、鍵盤ハーモニカが1本しかなかったので、3声が基本で時々4声に分かれる「天使」は来週に回し、曲集「ぼくは雲雀」の「なぎさ道」と「あしたうまれる」を歌いました。
「なぎさ道」は曲集「われもこう」と曲集「ぼくは雲雀」の両方に載っていて、しかもアレンジが違います。どちらもステキなアレンジで、ビミョーに色合いが違う。「忘れな草の青」をライトブルーで塗るかセルリアンブルーで塗るか、どちらもとっても美しく、どっちが好きかと言われてもカンタンには選べないですね。
曲集「ぼくは雲雀」の「なぎさ道」の特徴は、P22からメゾソプラノがメロディーとなって、ソプラノとアルトでリズムを刻む音型です。それからP26の下の段からアルトとソプラノで交互にメロディーになる部分。1オクターブ飛ぶので特にソプラノは高い声が乱暴にならないように注意しましょう。
でもサスガです。すぐに歌えるようになりました。
「あしたうまれる」は詩がすごくステキ。これはバラード(物語の歌)です。主人公は子馬とお月さま。主人公がどんな気持ちなのか考えてあげてください。
それにしてもP34からが素晴らしく美しい世界です。メゾソプラノが「ルラルラ」と歌った後でソプラノがメロディーを歌うんですけれども、その時のメゾソプラノとアルトの「ルラルラ」の掛け合いが素晴らしく美しい。この世のものとは思われない音楽です。味わい深いですねぇ。みなさんは歌ってみてどう思いましたか?

と言うわけで今日は2曲増えて合計14曲になりました。来週はこの14曲を1回通して歌ってから曲集「ぼくは雲雀」の続きをやるか、それとも曲集「やさしい魚」の「天使」「やさしい魚」をやるか、それは集まったメンバーの顔触れを見てから考えます。
今日もステキなご協力、ありがとうございました。

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