SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


録音を湯山先生のご自宅に持って行っても良い

【令和3年1月24日(日)】
結論を先に書きます。
大健闘のリハーサルでした。「空」メンバーの頑張りにも脱帽ですが東海メールクワイアーの頑張りにも同時に深い感謝を捧げ、「空」にも東海メールにも拍手を贈りたいと思います。
13時過ぎから始めたリハーサルは2回の休憩をはさんで15時30分から全曲を本番通りに通して歌いました。「空」のメンバーに「立って歌いませんか?」とお願いしたら、東海メールのメンバーも全員立ってくださいました。出てきた歌声はまさに、今できることを全て出し尽くそう、練習不足の部分はあっても気持ちを込めて全力で歌おう…という演奏でした。
「空」も東海メールも予定している人数の約半分です。それでも一人一人が自分が持っている力を振り絞り、お互いに助け合って集中して歌い尽くした35分でした。
そうなったのには理由があります。1回目の休憩の後、嶋田先生が

今度の土曜日に父母総会があります。そこで4月4日の本番をどのようにして行うか、あるいは行わないか、それを決定します。今の状況を考えると「中止」という結論が出されることも当然ありえます。無観客での開催でも…とお願いをするつもりですが、開催か中止かを決定するのは私(嶋田)ではありません。父母総会です。
「中止」という決断がなされる可能性がゼロではない以上、「コタンの歌」を歌うのは今日が最後になるという可能性もゼロではないわけです。だから今日の最後で全曲を通して歌って、みなさんの歌声を録音・録画しておきたいのです。

と、お願いしました。それを受けての全曲通しでした。
福永陽一郎先生や田中信昭先生(みなさんに配ってある「コタンの歌」CDの指揮者)や湯山先生に聴かれたら、そりゃあキズだらけで危ないところだらけの演奏だったはずです。はずです…はなくて、でした…です。
でも、今日初めて歌い合わせた演奏なのです。みんなが男声パートのハーモニーを聴いたのは今日が初めてだったわけです。普通なら何度も何度も歌い合わせて、1曲に3時間くらいかけて表現を練り上げるのです。
それを今日初めて顔を合わせたメンバーが、1曲の練習は15分くらい歌っただけなのです。それを8曲全部。その事情を話せば福永先生も田中先生も「ホントウですか?」と言ってくださると思います。だから今日の録音を「初めての合同練習ですが…」と前置きはしますけれども湯山先生のご自宅に持って行っても良い、と嶋田先生は思っています。
そう思えるような最後の演奏でした。本当に感謝です。ありがとうございました。
しかし…。
当たり前のことですが完全な表現ではありません。当たり前のことですが今日初めて聴いた男声パートに合わせたわけですから、表現が中途半端で地に足が着いていないのです。これは「空」だけではなく、東海メールクワイアーだって初めて女声パートと合わせたわけですから、表現が自分のものになっていません。これは事実ですし、歌っていたみなさん自身が一番分かっていることと思います。これは当たり前のことです。
だから、これからが面白くなる。表現を練り上げて練り上げて、自分のものになっていく楽しさ。コロナのせいで準備期間が長すぎましたが、ホントウはここからが合唱の面白さなのです。

今日来てくださったセカンドテノールは2名でした。あと3名は自粛(昨日の話で言えば防御)されています。バリトンもあと2名、バスもあと2名、トップテノールもあと1名増えるはずです。
「空」も同じ状況です。コロナがすっかり消えて準備練習に取り組んだメンバーが全員揃ったら、いったいどんなハーモニーになるのでしょうか。そう考えると期待は膨らみます。コロナに負けるな!!!という言葉は、こういう意味なのかなぁ…と心の底から思います。
最後に東海メールクワイアー団員全員に今日配信された一斉メールを転載しておきます。


東海メールの皆さま
1月24日(日)の練習報告です。
会場は、名古屋市芸術創造センター リハーサル室でした。
参加者は、トップはNMさん、HMさん、KTさん、セカンドはNAさん、嶋田さん、KUさん、バリトンはSAさん、TTさん、YNさん、バスはOYさん、SIさん、SYさん、KSさんとSSの合計14名でした。また「空」関係でWさんとKさんが男声を支えてくださいました。
久しぶりの参加はKTさんとTTさんです。
合唱団「空」のメンバーの皆さんと「コタンの歌」全曲を本番さながらの緊張感をもって練習しました。
30日(土)に「空」父母会が開かれる予定で、ここで4月の演奏会をどうするのかが決定されます。
観客なしであっても開催したいというのが嶋田先生や私たちの願いでもありますが、父母会が中止を決定すれば今後の練習も当然中止となります。
つまり場合によっては今日の練習が「コタンの歌」の最後の練習となるわけですので、練習の最後に全曲の通し演奏を行い、録画をしました。
「空」の皆さんにとって、1年間をかけて練習をしてきた成果を何か残してあげたいという嶋田先生の思いを受けて、今できる精いっぱいの演奏をしました。
愛知県の新規感染者は日曜日ということもあって200名を久しぶりに下まわりました。
明日以降の状況次第で、緊急事態宣言が2月7日までで終わるかどうかが決まります。
練習計画については、今後のお知らせを注意深く確認ください。
今後の予定は、次の通りです。
緊急事態宣言期間中は生涯学習センターの夜8時以降の利用ができないため、木曜日の練習をお休みにしています。
そこで1月28日、2月4日、11日は、練習をお休みとします。
2月18日(木)19時~ 中生涯学習センター
2月21日(日)13時~ 熱田生涯学習センター 「コタンの歌」
2月25日(木)19時~ 中生涯学習センター 「コタンの歌」
2月28日(日)13時~ 芸術創造センター・リハーサル室 「コタンの歌」合同練習


あっと、もう一つ最後に、「白いうた青いうた」のアンケートの〆切が次回の30日です。ぼく知~らない…なんて言わないで、自分の意思を示してください。必ず嶋田先生に手渡すか、852-5407にFAXしてください。大事なことなので、みんなからの返事(回答)は紙レベルで保管しておきたいのです。よろしくお願いいたします。

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