SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


一生懸命に遊ぶ

【令和2年10月31日(日)】
今日は「うたにつばさがあれば」(団歌)と「小さな目」全曲と「鮎の歌」全曲を通して歌いました。よくも歌い通すことができたものだ…と帰りながら思いました。だって、最初の15分くらいは発声練習にかこつけて「静かな湖畔」を歌っていたのですからね。そこに休憩した10分を考えると、約2時間。120分で16曲ですからね。たいしたものですね。
しかも、けっこうレベルの高い話をいっぱいしました。ビミョーに音が低いところを修正してハーモニーを整えていると、浜田先生が「私がピアノをこう弾けば良いのでは…」とヒントをくださり、それは確かに的を得た的確なヒントだったのですが、嶋田先生でも少しボンヤリしていたら気が付かない高度な話。それで、ビミョーに曇っていたハーモニーがクリスタルのように澄んでくるのです。その間に恒川先生が歌う姿勢や音を聴くポイントを示してくださり、ものすごく効率の良い時間が流れました。
嶋田先生は「どのように歌うか」ということを中心に考えていました。今日は毎回指摘する「声の方向性」(明るい曲を暗い声で歌う・あるいはその逆)については、それほど指摘する必要がありませんでした。みんな、イメージが膨らんできたのかな。

明日は合唱団「空」始まって以来の「メモリアルリハーサル」です。「空」始まって以来…と言うより、愛知県合唱連盟始まって以来だと思います。くわしい情報はありませんが、どこかの合唱団が本番と同じホールを使ってネットでライブ配信するなんていう話は聞いたことがありません。この話(配信時間など)は愛知県合唱連盟の副理事長の村瀬さんにも伝えてありますから、合唱連盟の幹部の方々にも話は通じていることでしょう。
みんなも生まれて初めてでしょうが先生だって生まれて初めてです。これ、変にキンチョーしたりカッコつけたりしないで、楽しんでいきましょう。何がどうなるか分からないのがかえって面白い。気楽に、肩の力を抜いて、普通にハーモニーを作りましょう。ただし真剣にネ。真剣にやる遊びは友達に「ぼくもやってみようかな」という気持ちを植え付けますが、真剣でない遊びは誰も振り返らない。「勝手にやってなさい」と言われて終わってしまいます。
真剣に、一生懸命に…。嶋田先生が最も好きな言葉です。

とは言え、リハーサルです。だから、誰か「新入団員」が来てくれたら、その子にも入って歌ってもらいます。これは宣言します。父母会の担当の方は、予備の「赤べスト」を2~3枚用意しておいてくださいね。もちろん本人が「ステージに立つのはサスガに自信がない」と言えば無理強いはしませんけどね(笑)。
これまでコロナで自粛していたメンバーも、学校に行く感覚で気楽に来てくださいね。そして久し振りだろうが新入団員だろうが関係のない「真剣で一生懸命な遊び」をやりましょう。
東海メールクワイアーでも同じですが歌うことは究極の「遊び」です。音楽をすることを英語では「プレイ ミュージック」と言います。「プレイ」とは「~をする」という意味ですが「遊ぶ」という意味もあり、英和辞典をひくと「遊ぶ」の方が「する」よりも先に出てくると思います。

そうそう、湯山先生には18時にお電話をしました。その話の内容は、明日みなさんに伝えます。

では、みなさま。よろしくお願いいたします。

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