SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


楽譜に忠実に

【令和5年8月20日(土)】
新実徳英先生のリハーサル、ご苦労さまでした。
いつもながらの分かりやすい説明(時には詩の内容についても)と、分かりやすい指揮と、何よりも「空」の良さを引き出そうとする情熱が溢れていて、本当に素晴らしいご指導でした。
ご指導の中身についてはとても書き切れませんが、今日のご指導で特に思ったことを一つだけ記しておきます。

それは、「楽譜に忠実に」ということで、たとえばクレシェンドの場所。どこからクレシェンド記号が始まっているのか、これがホンの少し早かっただけでも「クレシェンドはそこからではありません」と注意を受けました。1回だけではなく違う曲で何度か同じ注意がありました。
つまり、全ての曲でクレシェンド・デクレシェンドは「書いてある部分からスタートして」「記号が終わっている部分で終わらなければならない」ということです。
また、mfの記号が付いている部分で声が大きすぎると「今の歌声はfではありませんか?mfですよ」と注意を受けました。
また、rit.と書いてある部分は全てリタルダンド(だんだんゆっくりにする)されました。
つまり、表現方法については、楽譜に書いてあるいろいろな表現記号を守れば良いのです。

新実先生が楽譜に忠実な表現を作られることは以前から分かっていましたが、今日は特にキッチリと表現記号を守っておられました。何も書いていない部分でユックリ歌ったりしたら、全て指摘されました。「そこにrit.は書いてありません」という感じです。
きっと、作曲された時に吟味に吟味を重ねて楽譜を書かれたのでしょうね。

ところで今日は26人のメンバーが会場に集まっていたのですが、お互いに聴き合って助け合いカバーし合っているのでしょか、声に非常に「力」があって豊かに響いていました。
模擬試験や家庭の都合で参加できなかったメンバーが11人で、そのことを新実先生にお伝えしたところ、
「今日の歌声の響きで、あと11人増えるならば、きっと本番は素晴らしい響きになるでしょうね」
と期待をしておられました。

次回の新実先生のリハーサルは 9月17日(日) 東海市芸術劇場の中練習室Ⅰ です♪
この時は曲集「生まれてから」の打楽器が入ります。打楽器が入ると曲の感じが全く変わりますし、リズムがハッキリしますから歌いやすくなります。期待していてください。

定期演奏会まで残り2ヶ月。がんばりましょう。みんなが少しでも安心して歌えるように嶋田先生も作戦を考えます。
よろしくお願い申し上げます。

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