SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


拍子とリズム

【令和4年8月20日(土)】
今日の予定は「ことばあそびうた」でした。予定どおりの練習を進めることができました。ただし「やんま」と「いるか」と「かぞえうた」でした。「だって」は前回の練習で重点的に取り組んだので…です。
もちろん前回の練習と今日の練習では集まったメンバーは違うはずです。だから前回の「だって」と今日の「やんま」「いるか」「かぞえうた」を両方参加した…という子もいれば片方だけだった…とい子もいるでしょうし、両方とも参加できなかったというメンバーもいるはずです。
だけど、いつ誰が出席あるいは欠席していたか、完全にメモしてそれに基づいて練習計画を立てるわけにはいかないし、そりゃぁ不可能だわさ。なので可能な限り「計画的に」欠席してくださいね(なんじゃ?そりゃ?)。つまり次に「ことばあそびうた」を練習する時に可能な限り参加できるようになると良いですねっちゅうことだわさ(笑)。
このあと「ことばあそびうた」を練習するのは8月26日(金)のウイークデー練習⑤と新実先生がお見えになる前日の9月17日(土)です。

今日の練習で何度も何度も繰り返して言ったことは
できるだけ「強く」「ハッキリと」歌う…ということです。
これは「サウンド・オヴ・ミュージック」にも「白いうた青いうた」にも言えることなのですが、特に「ことばあそびうた」は拍子に変化があってしかもそのリズムはシャープ(するどい)です。「ことばあそびうた」のような楽曲では指揮を見ることも大切ですが、それ以上に大切なのは他のパートを良く聴くことです。「かぞえうた」の最後の部分(南無十一面観世音)などは他のパートの「出」が自分のパートの「合図」になる意味合いが非常に強い。これは「空」メンバー全員がナットクしているはずです。
「やんま」のP7や「だって」のP13の3段目、「かぞえうた」のP28などが代表的な部分です。
つまりソプラノ・メゾソプラノ・アルトの3パートが「どのように絡み合うか」。これが分かっていないのに「やれ強弱だ」「やれテンポの変化だ」「やれ豊かなイメージだ」なんて言っていても話にならない。だから8月26日(金)も9月17日(土)も徹底的に音程と「パートの絡み」に重点を置いて練習を組み立てるつもりです。それが前回と今日、練習に参加できなかったメンバーをカバーする近道であり唯一の方法であると思っています。
で、できるだけ「強く」「ハッキリと」歌う…ということは他のパートの助けになる…ということを強調したわけですね。少々ランボウな声になったって構わない。キョクタンに言えば「音程を外したって構わない」のです。音程が外れた声でもリズムが「正確であれば」その声は「先生が指揮棒を叩くカチカチという音」と同じでしょう?
なに? あんたの指揮は最近リズムが狂ってきているよ! だと?
う~ん、おおせゴモットモ。だけどそれを言ったら「もはや嶋田先生は何の役にも立たない」ってことになっちまうがや。
まぁ冗談はともかくとして、「ことばあそびうた」の場合は一番大切なのが「拍子とリズム」、二番目が「パートの絡み」で三番目が「音程」、四番目が「ぶつかり合うハーモニー」で「豊かなイメージ」はハッキリ言ってどうでもヨロシイ。

「拍子とリズム」が正確になれば「パートの絡み」も自動的に正確になるわけで、やっぱり大切なのは「拍子とリズム」です。
この「拍子とリズム」「パートの絡み」を家にいても手っ取り早くキタエル方法は…。
新実先生がお見えになるまでに残りの練習は2回(「ことばあそびうた」の練習が残り2回という意味だよ)ということを考えると…という条件の下では
YouTubeに上げられた嶋田先生指揮の宝南小学校合唱部の「ことばあそびうた」を楽譜を見ながら聴くことです。
この演奏、リバーブと言う音の処理がしてありません。残響がほとんど無くて、音楽室で録音したそのままの音です。だから合唱部の実力がそのまま出ていてゴマカシがありません。
だから非常に音が乾いていて、だから逆に「パートの絡み」がものすごく良く分かります。音程もかなりイイカゲンで(全員小学生なんだからあたりまえだ)、逆にそのビミョーに外れた音程のおかげで「パートの絡み」はすごくハッキリと聞き取れます。
ただし指揮者が良くないので「だって」の「拍子とリズム」は少し狂っています。その狂っていることを最初から承知していれば「パートの絡み」は参考にできると思います。

さて来週は「空」ウィークになります。
23日(火)午前は「サウンド・オヴ・ミュージック」
25日(木)午前は「南海譜」
26日(金)午前は「ことばあそびうた」
27日(土)午前は「南海譜」と「火の山の子守歌」
28日(日)午前午後は「サウンド・オヴ・ミュージック」と「うたにつばさがあれば」
です♪28日(日)の昭和生涯学習センターはもともと新実先生がお見えになるはず(9月18日に変更)だったので、基本的には旅行などがないはずです。だから「うたにつばさがあれば」を入れたんだわさ。

がんばりましょう。力を貸してください。よろしくお願い申し上げます。

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