SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


「時」と「力」

【令和4年4月2日(土)】
令和4年度に入りました。
そして3週間連続で新入団員を迎え、「ハローハロー」と「歓迎の歌」を歌うことができたことをトップニュースとして報告しておきます!!
この現象があと1回あると(つまり三人入団)最高です。明日の日曜日には瑞穂区を中心に中日新聞に団員募集のチラシが入ります。少しでも多くの人にホームページをみてもらえるように、みなさん口コミをお願いします♪
チラシ入れはお金がかかりますが口コミはタダですからねぇ。

さて、練習は「ドレミの歌」です。これも3週間連続で何だか芸がありませんが、初めて「空」の中でアンサンブルをするとなると、あるいはハーモニーそのものを楽しんでもらうとなると、やはり「ドレミの歌」でしょう。
しかしメロディーだけを歌ったわけではありません。そもそも「空」に入ってきてくれるような子なら「ドレミの歌」のメロディーくらいは知っています。
そこでP47の上の段の3小節目からソプラノとメゾソプラノの両方を音取りしてハーモニーを作りました。もちろん2グループに分けて全員がソプラノ・メゾソプラノの両方を歌います。どちらも一発できれいにハモりました。

実はここで「エーデルワイス」に切り替えて、なんと1番(P65~67)を3つのパートに分かれて歌ったのですが、その後で休憩をはさんで練習の最後に「ドレミの歌」を最初から最後までハモって歌いました。アルトも入れて…です。
つまり、3年前に歌ったことのあるメンバーが適当に(適切に当てて…という意味)歌って、分からなくなったらメロディーで良いよ…と断っておいて…ですが、それでもソコソコ歌えちゃうからたいしたもんですわぃ♪

「エーデルワイス」をハモらせたのも、別に表現を練り上げようとか歌い方を揃えようとかではなく、とにかくハモらせたらどんな響きになるか、みんなと歌うとどうなるか、それを体験してもらおうと思いました。
そしてもう一つは「自分はどのパートに向いているか」をボンヤリとでも良いから考えてもらう、そういう時間を作ろうと思っていたわけです。

来週からアンケート用紙を配って「希望のパート」を書いて出してもらおうと思っています。

ですから後半に「朝の讃美歌」を歌ったのも同じ目的でした。「朝の讃美歌」は無伴奏でしかも4パートに分かれます。今日は集まった人数も多いとは言えないのですが、目的が「とにかく全員に全部のパートを歌ってもらう」ということでしたから、少しくらいヘンテコリンでも気にしない気にしない。

合唱というゲームはメロディーを歌うこととハーモニーのパートを歌うことと大きく言えば2つあって、そのどちらもとても楽しいものであり、とても大切なものなのです。

「希望のパート」アンケートにどう書き込むか、じっくり考えてみてくださいね。

恒川さんが東京で音楽のプロの勉強をするとのこと。活躍を祈っています。東京ならたまに「空」に来て歌うことも可能ですが、あまり有名になってドイツかイタリアに行ってしまうとサミシイなぁ。
有名になってほしいし、有名になって遠くへいっちゃうのもサミシイし…。ビミョーな気持ちです。
みんながお嫁さんになるのは嬉しいけど、家からいなくなっちゃうのはサミシイし。その親の気持ちと同じです。

みんなにも必ずそういう「時」がやってきます。
嶋田先生も「あと20年もしたら生きていないだろう」と思って「空」をやっています。
その「時」がやってくるまでを「いかに楽しい時間にするか」。今日の練習もとどのつまりは楽しい時間にするための「力」を育てる練習でありました。

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