SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

1月4日、久我山の湯山先生のお宅を訪問し、第21回定期演奏会の詳細について打ち合わせをする予定でしたが、朝の8時に先生から電話があり、体調が思わしくないので…ということで、東京行きは8日(日)に延期となりました。

今日は学校は休暇を取っていたので、コンピュータで「くちびるに歌を」の音取りCDを作ることにしました。実はこの作業は暮れから行っており、もう少しで完成というところまで来ていたのです。

昼ごろには完成し、コンピュータに強い城野さんパパの事務所に急行。「白い雲」「くちびるに歌を」それぞれにソプラノ、メゾソプラノ、アルトの単音と、3パートとも聞こえるトラックを一枚のCDにする段取りを付けました。嶋田先生は、これを40枚コピーするつもりでいたのですが、城野パパは「任せてください。先生がやるより、ボクの方が3倍速くコピーできます」ということで、7日(土)の練習で配布できるようにしてくださいます。新年早々、大感謝です。

ついでに、コンピュータの中に15年ほど前に作ったグスタヴ・ホルストの「木星」という曲が残っていたので、平成29年の初ジョークということでCDの最後に入れておくことにしました。六年生の授業の器楽合奏でやろうと思って半年かけて作った楽譜ですが、長すぎて結局は使うことのなかった幻の楽譜です。人に聴いてもらうのは初めてですね。

なに?半年かけて作ったものを使わないなんてムダじゃないか…って?

おっしゃるとおりでございます。でも授業をやるために作ったり準備したりしたものを、必ず全部使うわけではないのです。作ってみて初めて、「ああ、やっぱり、あの子たちには他の方法があるな」ということが判断でき、結局は使わないということは多くあります。そういうことはムダではなく、いわば氷山の、海面に沈んでいる部分なのですよね。沈んでいる部分が多ければ多いほど、浮かぶ部分も多くなる。そういうものです。

これは合唱団「空」の活動にも同じことが言えるし、人生にも同じことが言えると思います。

でもね、メインで聴いてほしいのは、あくまでも「くちびるに歌を」ですからね。「木星」はあくまでも冗談です。冗談。はい、それでは7日に配るCDをお楽しみに。

 

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