SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


三つの大仕事

【令和6年2月24日(土)】
 受験シーズンも終盤を迎え、受験メンバーは勝負の時ですね。何の力にもなれない嶋田先生ですが健闘を祈っています。どうかがんばってください。

 さて、今日は三つの大仕事をなしとげることができました♪その要因は恒川先生がサプライズで練習に来てくれたことが大きかった。まずは大感謝です。
 で、恒川先生に発声のポイントを交えながら「COSMOS」の指導をしてもらいました。最初は嶋田先生が指揮して歌って、恒川先生に聴いてもらいました。
 その時に嶋田先生が言ったことは
○「君の温もりは」とか「宇宙が燃えていた」などの「歌詞のスタートが分かれる部分」を、ソプラノもアルトもハッキリと発音してください。
という問題点でした。
 で、恒川先生に交代してもらったのですが、横でみんなの歌声を聴いていると、自分が指示した問題点がだんだんとクリアされていくのですよ♪恒川先生がみんなにどんなヒントを投げかけていたか、よく聞いていなかったので詳しいことは分かりませんが、とにかく「COSMOS」の歌声がレベルアップして高まっていったことは耳に残っています。間違いありません。今日の大仕事の一つ目でした。
 恒川先生、ありがとうございました。

 なに? おみゃーは指揮者のくせに、おれらが練習している時にボケーッと聞いとったのか? だと?

 ごめんごめん。みんなの歌声を聴きながら仕事をしていたのですよ。
 今日の大仕事の二つ目は、第28回定期演奏会に向けての新しいパートを暫定的に決めたことです。だから今日はまず、集まったメンバーに「パート希望アンケート用紙」を配って書いてもらいました。
 暫定的っていうのは「ざんていてき」と読むんだよ。そして意味は「これで良いか、とりあえず試してみる」っていう意味だからね。
 集まったアンケート用紙の中身を確認しながら並べていました。でも、アンケート用紙の回答は今日集まったメンバーの分しかありません。だから今日いないメンバーのパートは「とりあえず去年どこのパートを歌っていたか」を参考にして、同時に「この子にはこのパートをお願いしてみよう」という嶋田先生の考えも織り込みながら「暫定的な新しいパート」を組んでみたのです。
 もちろん今日いなかったメンバーには来た時にアンケートに答えてもらって、少しずつ修正をしていきます。
 みんなの歌声を聴きながらその作業を進めていたので、歌声の進歩は分かったけれども恒川先生の細かい指示まではくわしく分からんかった…というわけざます。
 というわけで、とりあえず新しいパートをメンバーに示して、それでメインの練習に突入したわけですね。

 で、これには理由があります。
 それは、全員で全部のパートを全部歌いながらハーモニーの感覚を高めていくっていう方法は絶対に「みんなが上手になる」ことは間違いないので、4月くらいまでこの方法を続けても良いんだけれども、池辺先生の「風の子守歌」や「三つのわらべうた」、特に「夜明けのイソップ物語」を練習する時に「自分のパート」が決まっていない…というのはチョット効率がヨロシクない。それが理由です。
 特に「夜明けのイソップ物語」は合唱団をAとBの二つに分けて、さらにAもBもソプラノとアルトに分けなければならないので、みんなが「最終的に自分がどこを歌うのか」を分かっていないと効率がヨロシクない。
 そういうわけなのでありました♪

 三つ目の大仕事はですね、これはちょっとビックリなのですけれども、パートを決めた後の練習で、なんと「おさかなの子守歌」と「眠っちゃいけない子守歌」の2曲を、最初から最後までハモって歌い通してしまった…ということです。
 この2曲は今まで少し練習したことがあるのですが今日初見だったメンバーも多いです。そして、その少し練習した時にいたメンバーは分かると思いますが、「COSMOS」みたいにひょいひょいと歌える曲ではありません。
 やはり「自分のパート」が決まると本気度も高まるのですかねぇ。1時間弱で2曲を最初から最後まで…ですよ。
 嶋田先生としては「おさかなの子守歌」1曲できれば…という予定でしたので、今日集まったメンバーは2回分の練習をこなして帰っていったことになります。

 いやぁ、気持ちがよかったねぇ。青空の下をルンルン気分でフェールマミを後にした嶋田先生でした。

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