SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


ふれあい合宿 ありがとうございました。

【令和5年8月4日(金)~6日(日)ふれあい合宿】
いやぁ、すごい合宿でした。
帰りの電車の中からチラッとラインしましたが、3日間で25曲を歌い通して確認したってんですから「超」の付くハイペースでした。初めて合宿に参加する小学生のメンバーはビックリしたかもしれません。
しかし学年や経験に関係なく、みんなでゴハンを食べてみんなでお風呂に入ってみんなでゲームをしてみんなで寝て、そしてムズカシイ合唱の練習はお互いに聴き合って助け合って目標に立ち向かう…。大きな成果が生まれました。
まずは3日間ずっと支えてくださった父母会の皆さまと内匠先生恒川先生木村先生浜田先生、サポーターの大学生や社会人(!)の先輩やママさんたちに大感謝です♪
本当にありがとうございました。

なぜ、そんなにハイペースになったかというと、まぁこれは嶋田先生の計画性が悪いのですけれども(ゴメンナサイ)、今までに誰も1回も歌ったこと(練習したこと)のない曲がたくさんあったということです。
ホント、自分の「計画性の無さ」を恥じています。
(  )なんか付けちゃいけないね。本当にゴメンナサイ。

曲集「ねむの木震ふ」では「十四歳」「壁きえた」8曲目「ねむの木震ふ」くらいはフェールマミで1回か2回歌った記憶があります。
曲集「はたおりむし」では1曲目「はたおりむし」「春つめたや」「こびとのひげ」「八月の手紙」「恐竜広場」「北極星の子守歌」くらいかな。1回くらい歌ったのは。
だから「白いうた青いうた」は約半分が完全に初見(しょけん・初めて楽譜を開くこと)でした。
そして難曲「生まれてから」3曲目「ふしめ」と4曲目「なによりもまず」がほとんど初見状態。
うわっと!まだあった。アンコールの「北のみなしご」もフェールマミで歌った記憶がありません。
ホント、自分の「計画性の無さ」を恥じています。本当にゴメンナサイ。

だから1日目の午後は曲集「ねむの木震ふ」を3時くらいまでに全部歌い、休憩後から夕飯まで「ふしめ」と「なによりもまず」。
2日目は「うたにつばさがあれば」から始まって「なによりもまず」を徹底的に確認し、曲集「生まれてから」を全曲通しました。そして曲集「はたおりむし」。
3日目は曲集「ねむの木震ふ」と曲集「はたおりむし」の2回目の確認。
ここでは音取りや音の確認だけではなく、恒川先生に一人一人の声を全員聴いてもらい(もちろん嶋田先生も聴いていたよ)一人一人に合わせたアドバイスをいただきました。小学生には小学生なりの、高校生には高校生なりの、マジで一人一人に合ったアドバイスを恒川先生がくださいました。
このアドバイスコーナーで「良かったなぁ」と思ったことは、全員が「待っている間に友達の声を聴いていた」ということです。
3回に分けて行ったアドバイスコーナーですから、自分がアドバイスをもらう前や後に「待ち時間」が合計で70分くらいありました。
自分がアドバイスをもらう(つまり一人で歌う)時間が平均で3分あったとすると、残りの67分はただひたすら黙って友達がアドバイスをもらう(つまり一人で歌う)のを聴いていたことになります。
その間、嶋田先生が見ている限りではアクビをする子は一人もいませんでした。
最も大切なことは、小学生のメンバーあるいは入団して間もないメンバーが、中学生・高校生あるいはベテランメンバーの声を「真剣に聴いていた」ということです。
これは、確かに歌っていない時間です。
しかしノドは動いていないかもしれないけれど耳は大車輪で動いていたわけです。
これは大きい。非常に大きな成果でした。

実は5月の最初の練習で、その日は今木先生の練習日だったのですけれども、今木先生に電話をして謝ってキャンセルさせてもらい、恒川先生にボイストレーニングをしてもらったことがありました。
その時、恒川先生は一生懸命にトレーニングしてくれて、集まったメンバーもガンバっていたのですけれども、恒川先生VS全員という形のトレーニングでした。
なので恒川先生が一生懸命に「声の出し方」を説明してくれているのだけれど、そのアドバイスを一人一人が「自分のこと」と感じていないように思ったのです。
誤解のないように書いておきますが、その時いたメンバーは絶対に真剣でした。真剣にアドバイスを受けて、そして聞いていました。それは間違いない。
分かりやすく書くと
○朝礼で校長先生が話してくれた10分間のお話

○廊下ですれ違った校長先生が君だけに「おっ、がんばっとるなぁ」と話しかけてくれた3秒間
と、どっちが子どもの心に響くか…ということです。
嶋田先生の経験上、全員への10分よりも自分だけへの3秒の方が響きます。間違いない。
だから5月からずっと「合宿では一人一人に歌わせて一人一人にアドバイスをもらう時間を作ろう」と思っていました。
その時間を作るためには上に書いたように、最初の2日間で何としても「全曲の音取りだけは済ませておく」必要がありました。
新実先生の目の前で「すみません。この曲はまだ初見なんでちゅぅ」なんて言えませんからね。

みんなは、そのムズカシイ合唱の練習をお互いに聴き合って助け合って目標に立ち向かってくれました。
大変だったと思いますが大きな成果が生まれました。よくガンバってくれました。
ありがとう。大感謝です。

最後に嶋田先生がイチバン楽しかったこと。
それはテレビの部屋で過ごしたことです♪
ちょうどテレビで
♪0120いちマルマル92~9♪ なんとかクリニック♪
というコマーシャルが流れていました。
そう。キレイな女がじゅうたんの上でクルクル転がってる、わけの分からんコマーシャルです。
その時みんなは、じゅうたんの上でウノをやってました。
そこで嶋田先生はウノをやってるメンバーの後ろに忍び寄り、
♪ゼロイチに~ぜろイチマルマルきゅ~にーぃきゅう♪
と歌いながら転がりました。
女の子をダッコすることは最近では「変態教師」のレッテルが貼られるようですが、歌を歌いながらじゅうたんの上を転がるくらいだったら許されるでしょうし、「正常な教師」で済むはずですよね♪
だけど何だか
「キャぁ~あ!!」
という声が聞こえたような気がしたな。
ま、嶋田先生は「正常な教師」ですので、あんまり細かいことは気にしないのです。

20日(日)は新実徳英先生が来るからね。
その時までに警察に捕まらなければ、何でもOKなんですよ。世の中は。

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