カテゴリー: 練習日記

  • 定期演奏会大成功 と裏話

    【令和6年10月27日(日)】
     ありがとうございました。メンバーの子どもたち、父母会のみなさま、サポーターのみんな、内匠先生、今木先生、そして池辺晋一郎先生。
     第28回定期演奏会に向けてのプロジェクトに力を添えていださった全ての関係者のみなさまに、心から感謝を申し上げます。
     26日(土)の池辺先生リハーサルから27日(日)の本番ステージまでに何が起こったか、改めてノートに書く必要はありますまい。26日の成果は全て27日午前のゲネプロに生かされ、その成果は午後の本番へと完璧に生かされました。
     その、完璧に生かされた成果が、どのような「夢と黄金の時間」であったのか、それはステージに立った全てのメンバーと聴いておられた全ての父母会のみなさまの心に深く刻み込まれたことと思います。

     しかし、一つだけ記録しておくならば、それは
    ○「夢と黄金の時間」がなぜ生まれたかというと
    ○それまでにメンバーが重ねた
    ○苦しい練習の積み上げがあったから
    ということです。
     世の中には土曜日の午前中に寝ている子や遊んでいる子がいるでしょう。メンバーだって「空」に入る義務はないし、練習する責任もありません。
     それでも「空」のメンバーは何かしらの理由と意思で「空」という空間を選び、相当な時間を投入して相当な練習を積み上げた。
     その練習は(いかに嶋田先生が努力をしても)毎回毎回が決して楽しいものであるとは限らず、むしろ苦しい時間の連続であったはずです。
     その「苦しい練習」と「苦しい時間」を経験したメンバーにのみ、あのような「夢と黄金の時間」がやってくるわけです。寝ている子や遊んでいる子には決して味わえない時間ですね。
     この真実を、メンバーには大人になっても忘れずにいてほしいと思うのです。大人になるまでに、そして大人になってからも「苦しい時間」というのは必ずやってきます。その時に「苦しいから」と言って止めてしまったり逃げ出してしまったりするのではなく、その「苦しい時間の未来」に何があるのか、それを見通す目。
     その「未来を見通す目」を持っている子のことを「強い子」「強い人間」と呼ぶのだと嶋田先生は信じます。

     あとは付け足し。おもしろい話ですから興味のある人だけ読んでください。
     10月12日(土)の練習で「ひらいたひらいた」の練習をしていた時のこと。
     P20の4段目、練習番号Fのファの音が決まらない。大学生サポーターのSさんから「ファの音が分からない~!」という悲鳴(つぶやき?)も漏れました。時間が来たので音が決まらないまま練習終了。
     翌週19日は今木先生の最終リハーサルだったので「ひらいたひらいた」の練習はなし。
     次の20日に池辺先生から「三つのわらべうた」を聴かせてください…とトツゼン言われて、何とか歌い通したものの練習番号Fは撃沈(げきちん)。
     26日の午前。池辺先生がお見えになるまでに何をやったか。
     これは「空」にとっても嶋田先生にとって歴史に残る「賭け」でした。何を言ったかというと
    「子どもというものには「絶対音感」っちゅうものがあるんですよ!!!」
    と言い放ちました。「絶対音感」とはピアノの音も何もない時にファならファ、ソならソの音がノーヒントで分かる…という力のことです。
     これはプロの音楽家ならたいてい持っている力です。
     少しくわしく書くとファの音は349.228ヘルツ。ソは391.995ヘルツ。ラの音が基準で440ヘルツです。ヘルツというのは小学生にも分かりやすく乱暴に言うと「1秒間に何回たたいたか」ということで、1秒間に440回拍手をするとその拍手はラの音になります。
     ハチとかカが飛んでくるとブーンとかプーンとかの羽の音がしますが、ハチは1秒間に約200回ほど羽ばたいているので、問題の「ひらいたひらいた」のファの1オクターブ低いソか♯ソあたりの音です。ハチの羽の音って低いでしょ?
     正確にファの音を出すためには、みんなのノドを1秒間に349.228回震わせれば良いのです。これが「絶対音感」です。

    「子どもというものには「絶対音感」っちゅうものがあるんですよ!!!」
    と言い放った嶋田先生の言葉が正しければ、ピアノの音も何もなしで「空」の子は1秒間に349.228回ノドを震わせれることができる…ということになります(笑)
     これは賭けでした(笑)。
     上手くいけばメンバーは「おおっ」と感激して大きな自信を付けることでしょう。
     しかし上手くいかなくて音がハズレたらメンバーはガッカリして自信をなくして、そのガッカリのまま池辺先生を迎えることになります。
    「子どもというものには「絶対音感」っちゅうものがあるんですよ!!!」
    「さあ、やってみろ!」と言った。

     嶋田先生は「おそらくうまくいく」と思っていました。しかしそれは「おそらく」であって、うまくいく確率は8/10くらいと思いました。
     うまくいけば大きな自信になります。しかし2/10の目が出て失敗したら定期演奏会が破滅するくらいのダメージになります。
     おそらく上手くいくでしょうけれども、ヘタしたら破滅。ここは今までの練習とそれによって高まったであろうみんなの力に賭けました。
     「さあ、やってみろ!」と言って、ノーヒントでファの音を出させたのです。

     結果はメンバーもご存じのとおり上手くいきました。26日はフルメンバーではなかったので27日当日の朝にも同じことにチャレンジしましたが、上手くいきました。
     それで本番での「ひらいたひらいた」が生まれました。

     けっこうな賭けでしたよ。すごく勇気が必要でした。
     嶋田先生は言うこともやることもアホみたいですが、時々すごく悩んで、すごく迷って、「どうしようか。何をするべきなんだろうか」と苦しむこともあります。
     この令和6年10月26日の「ノーヒントでファ」は、今までの「空」の練習で最も迷って最も悩んで実行した「最大の賭け」でした。
     定期演奏会の成功のカゲにあった裏話です

  • ノドと胸のまん中あたり

    【令和6年10月20日(日)】
     19日(土)は今木先生、20日(日)は池辺先生と大切なリハーサルが続きました。本当によく頑張りました。メンバーの集中力は素晴らしかったし、そのために多くの成果を上げることができました。
     お二人とも、ほとんど同じことをおっしゃいます。使う曲や説明する方法(言葉)が違うだけで、音楽的な内容や上手になるためのポイントは共通しています。整理すると

    ①歌詞(言葉)をハッキリ発音する
     「キリギリス」の「ス」や「思い出の街に」の「ち」など、ふだん友達と話す時のような感じではなく、ハッキリと「身を固くして」発音すること。これは池辺先生今木先生だからではなく、嶋田先生が経験した多くの指揮者が同じことを言われました。

    ②歌詞(言葉)をていねいに発音する
     「新しい朝がくれば」を「あたーらしーいー あさーがくれバッ」とか、「新しい空があるよ」を「そらーがあるヨッ」みたいに吐き捨てないで、言葉の最後まで丁寧に歌うこと。これも多くの指揮者が同じことを言われます。

    ③遠くに向かって歌う
     池辺先生や今木先生に向かって声を出すのではなく、会場の客席の一番遠くに向かって歌うこと。目が遠くを見ていると背中も伸びて姿勢が良くなり、つまりは声の響きも良くなります。

     ほかにもいっぱいありますが、三つにしておきます。

     嶋田先生が一番感じたことは「楽譜の見方が良くなった」ことです。これはまだまだレベルが上がるはずです。
     どう「良くなった」かと言うと、「あこがれ」のフィナーレは歌詞が「アー」だけになりますね。ここで楽譜を見ている子はほとんどいなくなりました。ほかにも「夜明けのイソップ物語」の最初(歌詞が変わりました)の「ピンポーン、トゥルルントゥルルルルン」を見ている子はほとんどいなくなりました。
     これは年齢や経験は関係ありませんから全員が必ずやってほしいのですが、自分が「覚えたよ」「ここは楽譜を見なくてもオーケー」と思うページを整理することです。
     整理するっていうか、自分でナットクするっていうのか、うまく文章にできませんが、キョクタンに言えば「見なくてもオーケー」な部分を赤く塗ってマーキングしてしまうとか、その部分の最初に「見る」と書いておくとか目のイラストを描き込んでおくとか、そのような工夫です。
     これは52年歌い続けている嶋田先生が今でもやっている方法です。人によっていろいろな方法がありますが、ようするに「自分が楽譜を見なくても大丈夫」な部分を「自分で分かるようにする」という作業です。
     この、「楽譜を見なくても大丈夫」な部分を多くするのが「練習」なわけです。

     もう一つは楽譜の高さです。教室で国語の教科書を声に出して読む時は、必ず教科書が顔の前にあるはずです。その高さに楽譜を持つと絶対に指揮者が目に入りません。
     良い楽譜の高さとは、自分のノドと胸のまん中あたりです。
     「あっ、楽譜の見方が良くなってるぅ!」と嶋田先生が思った時、ほとんどのメンバーが楽譜をオッパイの高さにしていて、池辺先生と楽譜とをチラッチラッとかわりばんこに見ていました。
     指揮者と楽譜とが、目をチラッチラッと動かすだけで見ることができる…、それがノドと胸のまん中あたりの高さです。

     最悪なのは楽譜を顔の高さにしていて指揮者の姿をシャットアウトすること。
     チョーウルトラ最悪なのは、楽譜をヘソの高さにして顔を下げることです。

     楽譜を見ることは決して悪いことではありません。ある小学生のメンバーに言いましたが、世界一のオーケストラのウィーンフィルハーモニー管弦楽団だって、全員が必ず楽譜を持ってステージに上がります。最高の演奏をするために必要だからです。

     そういう意味で、「楽譜の見方が良くなった」子が増えたことは大きな成果でした。
     ぜひ、自分が「覚えたよ」「ここは楽譜を見なくてもオーケー」と思うページを整理しておいてくださいね。
     何よりも、自分自身がステージの上で楽しんで音楽をすることができるように…。

     あとは26日(土)の池辺先生のラストリハーサル。そして本番です。
     合唱団「空」の子どもたちの健闘を祈ります。

  • 今が大切

    【令和6年10月12日(土)】
     6日の池辺晋一郎先生のリハーサルは素晴らしかったし、多くの成果を上げたので、DVD(Blu-ray)にして持って行きました。
     一番の願いは、当日に参加したくてもできなかったメンバーのためです。二番目の願いは、参加できたメンバーも「反省点を振り返ってプラスにしたい」という子がいるかもしれません。そのために30枚、休憩の部分や不要な部分をカットし、曲ごとにチャプターを入れて作っていきました。
     全部見る子もいるでしょうし1秒も見ない子もいるでしょう。仮に受け取った全員が1秒も見なかったとしても、先生は満足しています。
     少しでも見る子がいるかもしれない、そしたらその子にとっては少しはプラスになるかもしれない、それが合唱団「空」というチーム全体のために少しでも役立つかもしれない。「あこがれ」の中の「あの人・その人」になれる可能性はすごく小さいけれども、可能性が少しでもあるなら信じる。これが「空にかいた12の童話」の思想であり根源です。
     それと同じように、合唱団「空」にとって少しでも役に立つ可能性があるのならば、それを実行する。これが「教師のハート」です。教師というものはクラスのため(学校の子どものため)になることなら、どんなに小さなことでも「やる」んです。かかった時間やお金など問題ではありません。

     で、そのDVDを作っていて思ったのですが「空にかいた12の童話」は素晴らしい。そして「思い出の子守歌」と「空と海の子守歌」も合格でしょう(もっと上手くなるはずですが)。
     そして「いつもの子守歌」で少しエネルギーが下がっていました。メンバーの中に不安な部分がある…と感じました。

     「夜明けのイソップ物語」の朗読の部分を確認し、指導した後、「いつもの子守歌」に取り組むのは予定の内容でした。
     「いつもの子守歌」では二つのことが言えます。
     一つ目は「メロディーライン」を固く歌うこと。柔らかく弱く歌うのではなく、声をまっすぐ前に出すつもりで。何度も何度も繰り返して練習しましたが、メロディーラインはソプラノが受け持つことが多いので、ソプラノの子は大変だったと思います。よくがんばってくれました。ありがとう。
     二つ目は「歌詞のイメージ」が薄いこと。誰もいない空とか誰もいない海とか、鳥とか貝とか熊とか、言葉をそのままイメージしていたらアホの音楽ですよ。だいたい「誰もいない空に眠れない鳥が一羽いた」ところで何の意味もありません。アホみたいな話だと思いませんか?何が誰もいない山に熊が一頭だ!
     そういう言葉の配列にイメージを抱いて意味を見いだすことは人間にしかできないことです。それを何度も言いました。ここでは第一段落のみ書いておきます。

     みんなが寝静まった真夜中の病院に
     ずっと寝ないで患者さんのために働くお医者さんがおりました
     みんなが寝静まった真夜中の病院に
     献身(けんしん)奉仕(ほうし)と愛(あい)の風が吹きます

     次は「おさかなの子守歌」。この曲も「歌詞のイメージ」が薄いことと、それに伴って「曲への共感」が十分とは言えません。
     だけどねぇ、分かる。先生は分かるよぅ、子どもたちの気持ちが。
     そもそも「おさかなの子守歌」は「死んだらどうなるか」がテーマです。なんで合唱団「空」の元気で生き生きとした子どもたちが「死んだらどうなるか」を歌わなくちゃならないんだい?そんな歌よりも「COSMOS」や「ビリーブ」を生き生きとウタットレバ良いやんけ!
     ハッキリしていることは嶋田先生はもうすぐ、「空」のメンバーはかなり先でしょうが、必ず死ぬということです。
     「生まれる」ことと「死ぬ」ことはセットなのです。生きることばっかりが大切だと思うでしょうが、生きることと同じくらい死ぬことは大切です。「死ぬまでにどう生きたか」が問われるからです。閻魔大王(えんまだいおう)だって「おまえは生きている間に何をしたか」と言って裁判(さいばん)して、その人が天国に行くか地獄に落ちるかを決めるでしょう(笑)
     長らく担任の先生として1000人くらいの担任をしてきましたが、「生まれる」ことと「死ぬ」ことはセットなのだと分かった子は本当に強い子です。経験上これは言い切れます。 なぜ強いかと言うと、「自分は必ず死ぬ」と本当に分かった子はイジメなんかしない。なぜなら「自分の時間には限りがある」と知っているからイジメなんかしているヒマはないのです。
     お父さんやお母さんも必ず死ぬと分かっている子は、お父さんやお母さんとの時間を大切にするでしょう。逆だね。お父さんやお母さんは子どもより先に自分が死ぬと分かっているから、みんなのことを愛したり叱ったりするのです。今が大切なんです。
     嶋田先生は1000人の子の担任をした…と書きましたが、その子たちの「担任としての嶋田」はすでに死んでいます。だからその子たちに「友達と別れる前にその友達とどう過ごしたかを考えろ。そこに嶋田先生も入れてくれよ」と言い続けました。だから嶋田先生は1000回死んでいる…とも言えますね。今が大切なんです。
     一生懸命に頑張った、少しでも周りの人たちの役に立った、少しでも世の中に貢献することができた、そう思って死ぬことは幸せなことです。
     そのような人には「祝福の鐘が鳴ります」と歌うのが「おさかなの子守歌」です。
     6日も今日もそうでしたが、ここを「地獄の鐘が鳴ります」みたいな感じで歌うんだなぁ。ちがうんだよ、思いっきり明るく祝福の声で歌うのです。今日、チョッピリ直ったね(笑)
     内匠先生のピアノがこれまたロマンチックなので「おさかなの子守歌」の出だしがメチャメチャ暗くって(あたりまえだ)、このピアノにみんなダマサレてしまうってこともあるね。だけど考えてごらんよ。「おさかなの子守歌」のピアノの前奏が「ビリーブ」みたいな感じだったらズッコケルでしょう?ピアノはあれで良いんです。
     あのピアノに乗っかって「祝福の鐘」を歌うから、音楽に生命が吹き込まれるんだよ。

     残った時間で「三つのわらべうた」を復習しました。この曲はイメージも共感も必要ないから楽ですね。テンポが速くなったり遅くなったりするし、パートが複雑に絡み合うから、そこがムズカシイ。
     でも、なかなか上手く歌ってくれました。メンバーの頑張りに拍手です。

     来週の19日(土)は今木先生のゲネプロ(本番どおりの通し。最終リハーサル)。
     そして20日(日)に池辺先生。池辺先生は今日から新潟です。その後に東京へ戻って、今度は東京から名古屋に来られます。
     26日(土)は池辺先生のゲネプロ(本番どおりの通し。最終リハーサル)です。

     合唱団「空」の健闘を祈ります。

  • 書けないね。そのくらい良かった!

    【令和6年10月6日(日)】
     この日は池辺晋一郎先生のリハーサルでした(本文執筆は翌日7日です)。
     西文化小劇場のホールでしたので、まず最初にメンバーを2チームに分けて「でんでんむし」を歌いました。チームAが客席のいちばん奥に行って「でんでんむし」を歌い、チームBはステージのピアノに近くで聴きました。
     何が起こったかと言うと、歌声がズレるのです。
     チームBが聴いているステージとチームAが歌っている客席奥とでは、約40メートル離れています。
     チームBの近くのピアノから出発した伴奏の音は、40メートルを飛んでいってチームAの耳に届き、チームAが耳でキャッチした伴奏の音に合わせて歌い、また40メートル飛んできてチームBの耳に届く。
     合計で80メートル伴奏音が飛ぶのです。
     ところが音というものは1秒間に約340メートル飛ぶのですね。だから80メートル飛ぶためには約0.25秒かかります。
     つまりステージで聴いているチームBの耳には、ステージで鳴っているピアノの音と客席で歌っているチームAの歌声が約0.25秒ズレて聴こえるわけです。
     本番のステージではピアノを真ん中に置きますが、それでも中央のメゾソプラノの子とはしっこのソプラノやアルトの子とでは約5メートル離れているので、約0.015秒ズレて聴こえているわけ。
     ピアノの音なんか聴いていない、お互いの声も聴いていない、そういう子には関係ありませんが、ピアノの音とお互いの声をキチンと聴いているメンバー(というか、そういうレベルの合唱団に成長すると)にとっては、実はこの科学的現象は大問題になってきます。
     【結論】 だから最終的には指揮を見て指揮に合わせる
    ということが絶対に必要になるのです。
     「指揮を見ろ」と言うのはカンタンですが、言うだけではなく科学的な証拠を示しておきました。

     さて、その後の時間については、何と表現すれば良いのでしょうね。
     本当に素晴らしい時間となりました。
     何が違うんだろう。池辺先生のご指導で、今までできなかったことがドンドンできるようになり、イマイチ足りないなと思っていた「歌声のエネルギー」がドンドン高まっていきました。
     多くは書きますまい。嶋田先生が文章にできるような内容ではありませんでした。
     全てはステージで歌っていたメンバー自身と、客席で聴いていてくださった父母会のみなさんが実感していることと思います。
     お迎えのために来ておられたパパやママは、どう思われたでしょうか。
     ラインにもその音声が上げられていましたね。スマホの小さなスピーカーではなくヘッドホンで聴くと、歌声がドンドン変化して高まっていくことが分かると思います。

     今度の12日(土)は課題となっている苦手な曲の向上と、集まったメンバーの不安を少しでも解消する作業に取り組みます。
     その後の19日(土)は今木先生のゲネプロ(本番どおりの通し。最終リハーサル)。
     そして20日(日)に池辺先生。
     26日(土)は池辺先生のゲネプロ(本番どおりの通し。最終リハーサル)です。

     ここまで来たら、風邪なんかひかないようにね。それを祈るばかりです。

  • 大手柄

    【令和6年10月5日(土)】
     今日は今木先生のリハーサルでした。本当は来週12日(土)の予定でしたが、今木先生のスケジュールの都合で今日に変更となりました。
     そのため、既に予定が入っていて練習に来たくても来られないメンバーもいたはずです。また、来週すぐにテストが始まる子や今日が学校の運動会という子もいて、なかなか思うようには進まないのが人生です(笑)。

     それはともかく、今日集まってくれたメンバーは大手柄(おおてがら)でした!!!
     文章を読むのが苦手な子も、ここだけは読んでほしいです。変更があります。

     「群れたがらないアリ」はP29~31です。練習番号AとBは休符になっている部分も全部(全員で)歌うという約束になっていました。
     それを、楽譜どおりに歌うこととします。具体的には16小節目~40小節目まで楽譜どおりに歌います。
     もう一カ所、練習番号Dの70~73小節目も楽譜どおりになりました。
     12~15小節目と74小節目~最後までは全員で歌います。

     「くよくよガエル」は練習番号F。98小節目~116小節目までは楽譜どおりに歌います。117小節目からはフィニッシュですので全員で歌ってください。

     はい。このような変更になりました♪♪♪

     まず、この変更がなぜメンバーの大手柄なのかと言うとですね、ふつうは
    〇楽譜どおりに練習していたものが
    〇人数が少なくて上手くいかないから
    〇休符の部分を全員で歌って
    〇人数を増やして助け合う
    と、このようなパターンですわ。ところが今日のメンバーは本番の2/3くらいの人数だったけど、
    〇上手くいかない場合に備えて
    〇最初から全員で歌えるように練習しておいたものを
    〇楽譜どおりの半分のメンバーで歌っても
    〇上手くいくことが分かったので
    〇楽譜どおりに歌うことになった
    と、いうことですね。
     「本番前にそうなると良いなぁ」と思っていたんですよ。だけど、上手くいかない場合に備えて全員で歌えるように練習しておいたんです。だって楽譜どおりに練習しておいて本番前にイキナリ「歌う部分を増やせ」というのは大変でしょう。だから最初から全員で歌えるようにしておいた。
     それを、「楽譜どおりに歌っても大丈夫」と判断したのは今木先生です。
     しかもですね、全員そろったフルメンバーで歌っていて「楽譜どおりに」となるのなら分かるけど、今日のメンバーは本番の2/3くらいの人数です。と言うことは、今日のメンバーの響きだけで今木先生を動かしたということで、だから今日集まってくれたメンバーの大手柄(おおてがら)だということになります。
     本番はフルメンバーになりますから、さらに上手くいくはずです。楽しみだねぇ♪

     今日のリハーサル、最初に「夜明けのイソップ物語」を歌い始めた時は、フニャフニャのヘロヘロの弱々しくて元気のない、非常に情けない第一声でした(笑)。
     朝イチだったということを差し引いても、か弱い声でしたねぇ。
     それが練習が進むうちに、だんだんと生命力が出てきて、力強い声に変化していって、最後は「いいじゃないですか!楽譜どおりに歌いましょう。大丈夫です」となりました。
     ありがとう。大感謝です。

     さて、明日は西文化小劇場のホールを使って、池辺晋一郎先生をお迎えします。
     また何か、すごい進歩が生まれるのかな。
     楽しみなことです。
     力を貸してくださいね。

  • 材料を整える

    【令和6年9月28日(土)】
     今日は第28回定期演奏会に向けて嶋田先生が自由に使える最後の練習日です。先週のソラノートにも書いたとおり、集まってくれたメンバーの力を借りて「三つのわらべうた」の不安要素を少しでも取り除いておこうと思っていました。
     だから今日は「三つのわらべうた」の楽譜だけを持って行き、本番で使う音叉(おんさ・ラの音が出る)を持って行き、不退転(ふたいてん・信じる道を変えない)の覚悟で練習会場に入りました。

     集まってくれたメンバーには
    「カンペキな表現を作ろうとは思っていません。今ここにいる君たちの不安をできるだけ減らして、君たちが本番のステージで「生きて歌う」ことができるようになるための練習です」
    と言いました。「生きて歌う」とは、他のメンバーを頼らないで自分で自信を持って歌う…という意味です。

     結果、まさに「練習」という言葉がふさわしい時間となりました。心の中に不安があると音程も不安定になります。音程が不安定だとハーモニーが濁り、さらに心の中の不安が広がる…というスパイラル(悪いくりかえし)を取り除く作業ですね。
     で、時々、本当にキチッとハモるんです。メンバーも「あっ、ハモった」と思った場面が何回かあったはずです。ただ、そのようにキチッとハモるために様々な点を練習しました。
    ○何を(どの音を)起点にしてハーモニーを作るか
    ○自分のパートの音が、他のパートのどこに影響を与えるか
    逆に言うと
    ○他のパートのどの音を起点にして自分のパートを歌い出すか
     まぁ大きく言えば、この三つかな。

     1曲を通して歌うと不安定になりますが(だから通しては歌わなかった)、練習番号ごとに区切って「その部分だけに集中する」とかなりキチンと歌えます。
     そのキチンと歌える部分を、練習番号A、練習番号B、練習番号Cというふうに区切って増やしていきました。いわば「材料」を整えたわけです。
     あとは全員がそろった時に「そのキチンと歌える部分」を合体させて(つまり材料を組み立てて)1曲の表現として仕上げるわけです。
     細かい部分の繰り返しも多く、苦しい練習になったかもしれませんが、メンバーにはプラスになったはずです。よくがんばりました。

     来週10月5日(土)は翌日6日(日)に池辺先生が見えるので、「六つの子守歌」と「空にかいた12の童話」と「寝床」と「空があるよ」の合計20曲を全部通します。
     1曲の平均が3分として、3分×20曲=60分(1時間)になるから、1曲を2回ずつ歌えるかな。それで2時間だもんね。休憩が15分と考えると、よっぽど大きなエラーがあった時の修正練習に15分で、それで2時間30分(9:30~12:00)。
     ほとんどの学校はテストが終わっていると思うので、みんなで力を合わせることができれば良いな…と思います♪♪♪

  • 指揮者の表情や手

    【令和6年9月21日(土)】
     今日も今木先生のリハーサルでした。今日はかなりハイレベルな指示がいっぱい飛んできて、大丈夫かな…と思う場面が何度かありましたが、みんなは今木先生の身振り(指揮)や表情からいろいろなことを読み取ってクリアしていく…という連続でした。
     池辺先生でも(嶋田先生でも)同じなのですが、だから最終的には指揮を見る必要があるのです。その理由は、
    ○池辺先生や今木先生の指示(お話や説明)を全部覚えることはできない
    ○指示を楽譜にメモしたとしても、本番のステージでそのメモを読みながら歌うことはできない
    【結論】だから本番のステージでは、自分の心と身体が池辺先生や今木先生と一体化する必要がある
    ということです。

    「みなさんの声で空気を震わせてください」という指示が今日ありましたが、どうすれば空気が震えるか、その方法を理解した子はいないでしょう。嶋田先生にも分かりません。
    でも今日、みんなはチャンと空気を震わせていました。それは今木先生の手のブルブルとした震えや、今木先生の顔を見ながら歌っていた人たちの手柄です。
     この部分で、今日は今木先生を見ることができなかった子が半分くらいいましたが、その半分のメンバーと今日は都合で参加できなかったメンバーが全員今木先生と一体化することができれば、ステージだけでなくホール全体の空気がビリビリと震えるはずです。

     これを本番ではやりましょう。全く楽譜を見るなとは言いませんが、カンジンカナメの部分では池辺先生今木先生と一体化した音楽にしたいですね。
     指揮者の顔や手の表情って、どんなに詳しい楽譜や注意メモよりも、音楽の命というか流れが分かるものなんだよ。そのために「今日の練習」があるのです。

     今日は(今日も)全体的にとても力強い声が響きました。今木先生の指示は具体的で分かりやすいです。嶋田先生も今木先生に近づけるように努力します。


     さて、これから本番までのスケジュールと練習曲目について確定しましたので確認します。
    【9月28日(土)】
      嶋田先生「三つのわらべうた」最終
    【10月5日(土)】
     嶋田先生 池辺先生の曲のおさらい
    【10月6日(日)】午前午後
     池辺先生「六つの子守歌」「12の童話」アンコール
       ※池辺先生が来る前に「三つのわらべうた」をやりたい
    【10月12日(土)】
      今木先生「夜明けのイソップ物語」
    【10月19日(土)】
      今木先生「夜明けのイソップ物語」最終
    【10月20日(日)】午前午後
      池辺先生「六つの子守歌」「12の童話」アンコール
       ※この日は池辺先生は朝からなので「三つのわらべうた」は無理
    【10月26日(土)】午前午後
      池辺先生「六つの子守歌」「12の童話」アンコール最終
       ※今木先生はオーケストラの本番で来られない
       ※池辺先生が来る前に「三つのわらべうた」をやりたい

     こんな感じですね。
     来週は中学生高校生のテストが多いのでフルメンバーにならないことは分かっています。でも、集まれるメンバーの力を借りて、全力を尽くしたいと思っています。

  • バーンと舞い上がる

    【令和6年9月14日(土)】
     今日は今木先生のリハーサルでした。本当は3回目のはずですが台風のおかげで今日が2回目です。7月20日以来の顔合わせとなりました。

     今木先生の指示指導とみんなの歌声を聴きながら、う~ん…と心の中で唸って(うなって)いたことが二つありました。
     一つ目は今木先生の譜読み(楽譜を研究すること)の確かさです。
     「くよくよガエル」の練習番号G、ここをパッと歌い出すのはなかなかムズカシかったのですが、それは嶋田先生の指揮が悪かったのだと分かりました。今日の今木先生の指示は
    「P26の111小節目のピアノの最後の♭ラを起点にしてGを歌い出す」
    というもので、そうしたらメンバーのGの歌い出しがピシャッとそろいました。
    「センチメンタルなライオン」ではP35の2段目。13~14小節目を見てください。歌詞は「ウォー」だけです。
     13小節目は上のパートがff(フォルティシモ)で下のパートはmf(メゾフォルテ)です。ところが14小節目は逆になっていて上のパートがmf(メゾフォルテ)で下のパートはff(フォルティシモ)になっています。
     これは上のパートの13小節目のドードシラ(ff)と下のパートの14小節目シーシラソ(ff)が合わさって「ドードシラ シーシラソ」のメロディーになっているということで、だから13小節目は上のパートだけアクセントが付いていて、14小節目には下のパートだけアクセントです。う~ん、こいつは気付かなかった。

     さすが今木先生。このたびセントラル愛知交響楽団の副指揮者に就任されたそうですが、プロの指導です。ちょっと嶋田先生とは次元が違いますわ。

     二つ目は、合唱団「空」の対応能力でした!!!
     先週の練習でも「夜明けのイソップ物語」を(今日の準備のために)練習しておいたのですが、その時の歌声は(嶋田先生の指揮がツマラナかったせいで)けっこうショボい声でした。音程も不安定で、フォルテとピアノの差も表現し切れていなかった。
     そして今日、今木先生がいろいろ指示してくださったのですが、まるでスポンジのようにその指示を吸収していって、さっきと今とではゼンゼン響きが変わる…という場面が何度もありました。
     う~ん…これはビックリしたねぇ。
     きっとこれは今まで嶋田先生のマズイ料理を食べ続けていたメンバーが、いきなり今木先生のオイシイ料理を口にしてバーンと舞い上がったようなもので、今日バーンと舞い上がることができたのは今まで嶋田先生のマズイ料理を食べ続けて(それなりに栄養を取って)いたからだ…と言えないかな???
     うん、そうだそうだ。そうにチガイない。そういうことにしておきましょう。

     来週はもう一度、今木先生のリハーサルです。それが分かっていたから今木先生も5曲目「夜明けのイソップ物語」までは踏み込みませんでした。来週は5曲目「夜明けのイソップ物語」からスタートして、その後に全曲を通してオサライするということになるのでしょうが、楽しみなことです。
     よろしくね。

     今日の練習を見ておられた父母会のみなさんも、きっと聴いていてたのしかったことと思います。ラッキーな一日でした♪

  • 朗読

    【令和6年9月7日(土)】
     先週の31日は今木先生の練習の予定でしたが台風10号のために流れてしまいました。残念無念。
     予定どおりなら今日は「三つのわらべうた」を練習するつもりでしたが、来週14日(土)は今木先生の練習なので、急遽「夜明けのイソップ物語」に変更しました。
     朗読の「男の子」と「女の子」にも、嶋田先生が一度も指導しないでイキナリ今木先生ではカワイソウなので、前半は朗読の練習に投入するつもりでした。

     なに? 8月31日に台風が来なかったら、朗読の子は嶋田先生が一度も指導しないでイキナリ今木先生だったがや!! だと?
     そうです。だから「もし、」8月31日に予定どおり練習できたら、朗読は「すみません。まだ担当を決めただけで指導してません」とショージキに言ってやらないつもりでした。

     だけど、台風のおかげで「今日」というチャンスというか指導する時間が生まれたので、台風に感謝して朗読の練習です。
     なんだか台風をホメてるけど、台風10号のおかげで池辺先生は大変な目に合われて、金沢から東京まで北陸新幹線で立ちっぱなし…、池辺先生ありがとうございました。
     全国各地のヒガイもソートーで、やっぱり台風のクソッタレめ!

     朗読は上手でしたね。何よりも嶋田先生が出したヒントをすぐに吸収してくれるのが嬉しい。
     朗読は合唱にも通じますから書いておきますが、「その話」を全く知らない人に(つまりお客さんに)一発で「その話」を分からせるように「読む」ってことはとってもムズカシイのです。
     学校の教室なら、自分が教科書を読む時には他の子も全員が同じ教科書を見ていますから、伝えようとしなくても自動的に伝わっちゃうんです。
     なので、今回の「夜明けのイソップ物語」の朗読は、学校で国語の本を読む時の、いわゆる「本読み」とはゼンゼン違います。
     合唱でも同じでござんすよ。会場のお客さまが全員、みんなと同じ楽譜を見ながら聴いてくれるんなら話は別ですけれども、お客さまは基本、生まれて初めて聴くメロディーと歌詞なので、歌詞(言葉)をハッキリと伝えることはソートーな練習が必要です。
     またガンバって練習しましょう。

     曲の方は1曲目から4曲目まで、朗読の前後に1回ずつ通して歌ったのですが、まだまだ練習が必要ですね。最後に5曲目の朗読(これはイソップ役、つまり嶋田先生)が終わった後、重点的に練習しました。
     ここぞっていうポイントに絞って歌うと、さっきはバラバラのヘロヘロだった歌声が、次はまとまってしっかりした発声になる…そんな場面が何度もありました。
     そのような練習が5曲目だけで終わってしまったのは嶋田先生の時間配分ミスでした。できれば1曲目から4曲目まで全部やりたかったのですけれども、ゴメンナサイ。

     来週と再来週は今木先生のリハーサルです。みなさん、力を貸してください。
     よろしくお願い申し上げます。

  • 1199曲の「もし、」

    【令和6年8月29日(木)】
     この日は池辺晋一郎先生の第1回目のリハーサルです。
     「夏休み中ならウィークデーにも集まれます」とお願いしたのは去年の暮れでしたでしょうか…。その後、しばらく考えてくださり、結果として沖縄→金沢→東京というスケジュールを沖縄→金沢→名古屋→東京に変更してくださったのが8月29日でした。
     しかしながら、「空」の結果として、始業式が始まってしまって学校があるメンバーもいる日程となってしまったことは(合宿も同じですが)本当に大きな反省、痛恨の極みでした。
     来たくても来られないメンバーのためにも、集まったメンバーが池辺先生から多くのことを学んでほしい、そしてその学びを集まれなかったメンバーに歌声で届けるだけの力を身に付けてほしい…と心から願っていました。

     結論を書きますと、「一番よい結果が生まれた」と言えるでしょう。
     池辺先生のお言葉や指示の数々には、嶋田先生が思いも付かない内容が多くありました。だからベテランメンバーにとっても生まれて初めて受ける指導だったと思います。
     湯山先生とも新実先生とも違う、まさに「池辺ワールド」でした。

     その「池辺ワールド」を、嶋田先生の拙文(せつぶん・つまらない文章)で書くことは無理があります。みんなの歌声そのもので全員へと拡がっていくことを願っています。

     ここでは、名古屋駅でお昼を食べながら、また名古屋駅にもどって夕ご飯を食べながら、池辺先生から聞いたお話を書いておきます。事実を書くだけだから先生の拙文でも大丈夫でしょう。

    嶋田「『空にかいた12の童話』の11曲目までは夢ですよね」
    池辺「そうです。童話みたいな夢の世界です」
    嶋田「その夢が実現する可能性は…」
    池辺「ゼロです。絶対に実現しない。なれない夢ですね。だから『あこがれ』があるんです」
    嶋田「『あこがれ』でなりたいものとは…」
    池辺「『そばにいるだけでみんなが幸せになれて優しくなれる人』ですね」
    嶋田「ボクもなりたいです。でも「空」の子はボクがそばに寄ると逃げていきます」
    池辺「ハハハ…、そうカンタンにはなれませんよ」
    嶋田「大谷選手になることよりもムズカシイですよね」
    池辺「そうです。ムズカシイです」
    嶋田「でも…」
    池辺「……??」
    嶋田「『そんな人』になれる可能性はゼロじゃないですよね」
    池辺「そうなんです。村田さんが書きたかったことはそこなんです」
    池辺「村田さんには10月に「空」という合唱団が「12の童話」を歌うと伝えてあります」

    嶋田「ボクは最近になって、その『そばにいるだけでみんなが幸せになれる人』になる方法を見つけました。というか分かったような気がします」
    池辺「ほぅ?」
    嶋田「その方法は前の11曲に歌われている「気持ち」を持つことだと思います」
    池辺「と言うと?」
    嶋田「実際に実行することは不可能だけれど「雪を知らない子に雪を降らせてあげたい」とか「震えてる子犬に日だまりをあげたい」とか、そういう気持ちをいっぱいいっぱい持つことで『そんな人』になれるかもしれない」
    池辺「そうなんです。村田さんが伝えたかった世界ですね」
    嶋田「『そんな人』になることはとってもムズカシイけれど…」
    池辺「そうですね」
    嶋田「だから村田さんは11曲もの「もし、」を作った」
    池辺「そのとおりです」
     (文責:嶋田浩文)

     今、思うのですが、村田さんは30分くらいで歌い終われるように「12の童話」にしたのであって、本当は「空にかいた120の童話」で「もし、」が119曲あって最後に「あこがれ」が来る…という形でも良かったと思うし、さらに言えば「空にかいた1200の童話」で「もし、」が1199曲あっても良かった…のではないかと思います。
     「白いうた青いうた」の谷川雁さんが100曲を目指しておられたように、村田さんも書こうと思えば1199曲の「もし、」を作詩することだってできるんじゃないのかな…?
     嶋田先生はそう思います。

    それにしても素晴らしい時間でした!!!
     この「素晴らしい時間」は、まだ10月6日(日)と10月20日(日)にやってきます。その未来をもっとステキな時間にするために、来週からガンバロウと思います。

     ありがとうございました。