【令和4年9月3日(土)】
9月になりました。夜には虫の声も聞こえます。秋ですね♪
今日は予定どおり曲集「サウンドオブミュージック」を歌いました。
いや、少し予定表にない曲も発声練習で歌いました。
それは大中先生の「わたりどり」です。去年も歌いましたから「空」のレパートリーになりつつあります。初めて歌うメンバーも今日の練習だけで覚えてくれたことと思います。
この「わたりどり」、12月4日と18日の大中先生メモリアルフェスティバルでも歌いますから、今から練習しておいてもソンはありません。10月23日の定期演奏会でもエンディングで歌いたいと思います。
あと「無名」「盲導犬S」と「とどいてますか」をコンピュータの音で1回ずつ復習しました。
それから曲集「サウンドオブミュージック」です。
「グレゴリオ聖歌」から「朝の讃美歌」「ハレルヤ」4曲目「サウンドオブミュージック」までを一つのまとまりとして、アカペラ(無伴奏)でつないで歌えるとカッコイイですね。そうするつもりでいてください。今日のメンバーでつなげて歌ってみましたが何とか行けそうです。
「グレゴリオ聖歌」 → 1000年前から続く神への祈り
「朝の讃美歌」 → 現在の教会で歌われる神への祈り
「ハレルヤ」 → 神と自分とのつながりを祝福する歌
4曲目「サウンドオブミュージック」 → 大自然への讃歌
と、このようなつながりですから、途中で音楽を止めて音を確認するのはできるだけ無しにしたい。そこを目指しましょう。力を貸してください。
この4曲にかぎらず、次の「私のお気に入り」でも「ドレミの歌」でも同じなのですが、歌うメンバーの中に「絵」がありません。音程は良い。事実、1曲目から4曲名まで音取りなしで行けました。
以前にも書きましたが合唱はまず「音程」です。「音程」が不安定なのに「やれイメージだ」「やれ強弱だ」「やれテンポの変化だ」なんて言っていても話にならないのです。まずは「音程」。
「ドレミの歌」の中間部「ドミミ ミソソ レファファ ラシシ」「ソードーラーファーミードーレー」も実は音程を正確に歌うのはメチャクチャ難しいんだけれども、今日のメンバーの歌声を聴くかぎり大丈夫なようです♪
だから、その「音程」をクリアできていて第2段階の「イメージ」の話ができることを本当に嬉しく思います。ホメてるんだよ、あたしゃぁ。
でもねぇ、心の中の「絵」がほしい。たとえば「私のお気に入り」なんですが、内匠先生に前奏をメランコリックに弾いてもらいました。しょんぼりして泣いている女の子をイメージする4小節です。それを突如として打ち破る「明るい励ましの声」になっていない。音程は正確です。そこから先がほしい。
泣いている5才くらいの女の子(映画の中ではグレーテル)を励ますために「バラの花びらに輝く夜露」「子ネコのヒゲ」「ピカピカのヤカン」「ポッカポカの手袋」そういうのをみぃ~んなリボンでまとめてプレゼント!!はい!!!
と、映画の中ではマリア先生が歌うのですが、とてもじゃないけどマリア先生じゃない。今日の「空」は「ただの歌が上手な子どもたち」でした。
なんて言うんだろうねぇ…。やっぱり「ワクワク感」ですね。そう、「ワクワク感」。「ワクワク感」が無い「ドレミの歌」って、どう? 「クリープを入れないコーヒーなんて」というコマーシャルは知らないか…。おじいちゃん・おばあちゃんに聞いてみてくれ。「クリープを入れないコーヒー」ってなあに???ってね。
そうだなぁ、みんなが知ってる食い物で言えば、「めんつゆの無いザルソバ」だな。
なに? ザルソバなんか、あんまり食べたことない だと?
そうか。じゃあ…
「ワクワク感」が無い「ドレミの歌」 → ただのイチゴ
「ワクワク感」がある「ドレミの歌」 → ホイップクリームをかけたイチゴ
どうだ? 分かったかね?
思うに「ひとりぼっちの羊飼い」にしても「エーデルワイス」も「さようなら、ごきげんよう」にしても、この「サウンドオブミュージック」というミュージカルは「ワクワク感」で成立しているのでありますから、歌う合唱団のメンバー自身がワクワクして歌っていないと「100回使った紅茶のティーパック」みたいなカスカスの音楽になるんざんすよ。
と、まぁ、こんなにタラタラと文句ばっかり書けるのも、みんなが音程という絶対目標をクリアしているからこそ書けるわけなんで、これは幸せなことなのかもしれませんけどね。
とにかく「サウンドオブミュージック」は「ワクワク感」です。次は10月15日(土)に練習して、あとは本番の日の朝だけです。次の練習までにメンバーのハートがどのくらい膨らんでいるか、「サウンドオブミュージック」ステージはそこが勝負になります。
来週は「南海譜」と「火の山の子守歌」。16曲全部を歌うのはおそらく無理でしょうけど…。
再来週17日は「南海譜」と「火の山の子守歌」と「ことばあそびうた」。20曲全部を歌うのはおそらく無理でしょうけど…。
それで18日(日)には午前10時には新実先生が来てくださいます。
次の24日(土)はその復習。
そして25日(日)は再び新実先生をお迎えします。
もう祈るような気持ちです。みなさん、力を貸してくださいね。
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絵
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放っておいても上手くなる
【令和4年8月28日(日)】
今週はよくがんばりましたね。ウイークデー練習を含めて火水木金土日と続けて練習をしました。
水曜日(24日)??オレ聞いてないよ!
という人はゴメンナサイ。実はコンピュータを使った練習を効率的に行うために何人かのメンバーにお願いして来てもらい、実験をしていました。昨日も今日もコンピュータを使った練習をしましたが、多くのメンバーが集まっている場面でいきなりコンピュータを持ってきて「あれ?チャンと動かんぞ」「あっ、音の出し方をマチガエたぁ」なんてやっていたら申し訳がない。時間のムダになります。なのであらかじめ実験をしていました。昨日や今日、コンピュータがチャンと動いたのはその実験のおかげです。サンキューベリマッチ。
なに? 今日もいろいろ失敗しとったがや! だと?
すんませんねぇ。実験した時にはもっと失敗していたんざますよ。
というわけで、それも含めれば怒濤の6日連続の練習。もちろん全員が全部に参加したわけではなく、入れ替わり立ち替わりの参加でしたが、それは最初から分かっています。少なくとも土曜日のレギュラー練習になかなか来られないメンバーを多少なりともカバーすることができて、本当に良かったと思います。
本題に入ります。
今日は新実先生が見える予定で、何かの都合で新実先生はキャンセル(そりゃそうだろうよ。新実先生のホームページとかブログとかを見てごらんよ。そこに紹介されているコンサートだけでもすごいスケジュールだよ)。今日の内容は9月18日(日)に延期となりました。
でも午前午後を押さえた生涯学習センターをキャンセルするのはもったいないので嶋田先生の練習で強行しました。いわば、新実先生がくださった貴重な練習時間です。
なので、なかなか練習ができなかった曲集「サウンドオブミュージック」と曲集「うたにつばさがあれば」を補強することにしたわけです。
結論を書くと、午前中に「サウンドオブミュージック」を、午後に「うたにつばさがあれば」を、それぞれ全部歌い通すことができました。特に曲集「うたにつばさがあれば」の「元気のヒミツ」「あめとひまわり」「となりのカンタロウ」「きみとぼくと地球のうた」は今日初めて声に出して歌った…というメンバーもたくさんいて、そのメンバーが基本的な音取りを済ませてハーモニーを作ることができたのは非常に大きな成果でした。
そう。なかなかのハーモニーでしたよ。バックには何度も歌い込んでいるベテランメンバーがいてくれるので効率的に歌えた…ということもモチロンあるでしょう。ですが本人の集中力が高く、長いフレーズの音程も1回聴けば次は歌える…という繰り返しでした。これが大きい。集中力って大切です(勉強でもそうですよ)。
もちろん問題が全く無かったわけではありません。ですが今日はウルサク追求はしませんでした。
でもイチオウ書いておきます。ひとつだけにしておきますね。
「となりのカンタロウ」の「九官鳥」という歌詞ですが、どうしても「きゅうかんちょ」って聞こえます。テンポが速いですからね。キチンと「きゅうかんちょう」と発音しましょう。
すごく細かいことですが、「きゅう」「かん」「ちょう」の中では「きゅう」の「きゅ」を一番ハッキリと発音すること。「かん」の「か」は「きゅ」に比べて少し柔らかく発音しましょう。
もし「きゅ」と「か」が同じレベルで発音されると「九官鳥」ではなく「急浣腸」と聴こえます。
♪となりのカンタロウは まねっこ九官鳥♪ が
♪となりのカンタロウは まねっこ急浣腸♪ と聴こえたら、こりゃマズイでしょう? 急いで浣腸をするカンタロウ…。
まぁ、このレベルの指摘をすれば山ほどあります。ですが、まずは今日の目的は完全に達成されました。ありがとう♪
4曲目「サウンドオブミュージック」にしても、もう少し英語を忘れているかと思ったのですが、よく覚えてくれていました。ちょっとビックリしたよ。あるいは「ドレミの歌」にしても「エーデルワイス」にしても、細かい音程などはもう少し忘れているかと思っていましたが、一度耳で覚えた音程はキチンと定着(ていちゃく・しっかりと覚えていること)していたので、すごく嬉しく思いました。
なに? あんた、オレたちをバカにしとるんか!! だと?
ごめんゴメン。けっこうみんな頼りになるんだねぇ。見直したよ。
だから今日の結論は、
今の合唱団「空」は放っておいても少しずつ上手くなる
ということが分かりました。
「うたにつばさがあれば」にしても「サウンドオブミュージック」にしても6月以来、あるいはもっと前、あるいは初めて…というメンバーもいる中で、いっぺん耳に定着したもの(たとえば英語の歌詞など)はレベルダウンすることがなく、一定のレベルを保つか、あるいは心の中でイメージが膨らんでより豊かな歌声になっている。これが分かりました♪
で、思いのほか予定が早く終わったので、苦手な曲を補強することができました。
これも非常に大きなことです。
手を上げてもらったところ
①「無名」「盲導犬S」
②「とどいてますか」
③「だって」
という順番で不安が強いということで、全て補強することができました。
本当にありがとう。
新実先生のリハーサルは
9月18日(日)昭和生涯学習センター
9月25日(日)フェールマミ第2
と2週続きます。ここがひとつのポイントになりますね。
9月のレギュラー練習は、18日と25日をいかに楽しくクリアできるか…。その一点を目標にして進めます。
みなさん、力を貸してください。よろしくお願いします!!!! -
他のパートが練習している時
【令和4年8月27日(土)】
今日と明日で夏休みの練習も終わりです。合宿が実施できたのは本当に良かったです。しかしコロナのせいで練習の出席率は近年で最も低く(消費者物価指数は近年で最も高く…とか、国民総生産は近年で最も低く…とかと同じですね(笑)。これ、みんなコロナのせいです♪)、嶋田先生にとっては楽しくもあり心配でもあり…という夏休みでした。
コロナのせいだから「仕方ない仕方ない」なんて言っていても何の解決にもなりません。コロナのせいで練習出席率が低いのなら「じゃぁどうするべきか」を考えなくてはなりません。
これ、勉強でも人生でも同じですよ。何か困ったことになった時、「仕方ない仕方ない」で時間だけが過ぎていくのは最悪です。時間が過ぎてしまう前に「では何をすれば良いか」と考える人になってください。
その意味で、8月から「ウイークデー練習」を5回セットすることができたのは本当に助かりました。6人でも7人でも「この曲が歌えるようになった」「分からない部分の音が分かった」と言ってくれる子がいれば、ウイークデー練習は大きな成果があったと言えるでしょう。
前置きが長くなりました。明日は本当は新実先生がお見えになる予定だったので、今日は曲集「南海譜」と曲集「火の山の子守歌」を全部歌っておく…という計画になっていました。
休憩を15分とったとすると2時間30分-15分=2時間15分(135分)です。135分÷16曲=約8分20秒になり、細かい部分を修正していたら全部は歌えないな…と思いながらフェールマミに向かいました。
だけど「時間がないから仕方ない仕方ない」なんて言っていてもダメです。「時間がないならどうすれば良いか」を考えなくてはなりません。
出てきた「解決策」は「ムズカシくてみんなが歌えない曲を長く、みんなが歌えている曲は短く」でした。
音程やリズムが独特でムズカシそうな曲を長めに細かく注意して歌いました。その曲は
「鳥舟」
「なまずのふろや」
「砂よ」は特に
「しらかば」の前半
「青い花」
「夢幻」は特に
「傘もなく」の後半を特に
「落葉」は特に(特にP26)
「春」は特に(特にP38)
でした。
「海」と「ぶどう摘み」と「いでそよ人を」と「南海譜」は1回だけ歌いました。
「夏のデッサン」「ぼくという名のひとり」「火の山の子守歌」の3曲は全く歌えませんでしたが、それにしても13曲を何とか歌い通したのは良かったです。
何よりも良かったのは、コンピュータでソプラノの音だけを出してソプラノメンバーが歌って音を確認している時に、メゾソプラノとアルトのメンバーは全員がコンピュータのソプラノ音を聴きながら「自分の音を取っていた」ことです。
メゾソプラノの音を出している時はソプラノ・アルトの子が(出ている音はメゾなのにそこから)自分の音を取ろうとしていました。
アルトの音を出している時のソプラノ・メゾソプラノの子も同じでした。
これはですね、先生が「そうしろ」と言ったからではなく、みんなが自分で考えて行った練習です。
そうなんです。音楽は、他のパートが音を出している時は「自分の休憩」ではないのです。他のパートの音が鳴っている時こそ、本当は「自分の音を確認する」絶好のチャンスなのです。
東海メールクワイアーのメンバーは全員が必ずそうしています。
「空」のメンバーも東海メールクワイアーに近づきつつある…。これが今日の練習の一番の成果だったと言えるでしょうね。
さて、明日は「サウンド・オブ・ミュージック」を全部と曲集「うたにつばさがあれば」を全部歌います。
曲集「うたにつばさがあれば」は12月の大中先生メモリアルフェスティバルで歌いますが、明日の次に練習するのは11月になります。明日は超スーパー真剣モードで考えられる限りの手を尽くして練習します。
「サウンドオブミュージック」も10月23日の演奏会までに明日の次は9月3日(土)と10月15日(土)だけ。本番までの練習は明日を入れて3回だけ(ラインで回っている練習計画表を参照してください)です。
よろしくお願い申し上げます。力を貸してください。
だけど楽譜は全部持ってきてくださいね。 -
ウイークデー練習⑤ 新実先生に言います
【令和4年8月26日(金)】
ウイークデー練習のラスト5回目の予定は「ことばあそびうた」です。
ですが今日も「無名」「盲導犬S」「とどいてますか」の3曲から始めました。何しろ楽譜を配ってから日が浅いので、練習不足が露呈(ろてい・バレること)しないように歌い込んでおく必要があります。
3曲とも、10日前とは比べものにならないくらい熱い声が響きます。やはり音程に自信が付くことは大切ですね。
音程の確認だけなら団員専用エリアの音源を聴くことでカバーできるのですが、やはり実際に集まって「人間の集団」として声を出し合い響かせ合うことが合唱の醍醐味です。
でも、だからと言って「音源を聴く」ことも大切であり効果のあることですから、ゼヒ団員専用エリアは活用してください。
「ことばあそびうた」は「やんま」と「だって」を確認しました。
今日のメンバー(そして昨日のメンバーも)は歌った曲の音程について、ほぼ理解して帰っていきました。
今回(第26回定期演奏会に向けて)は新実先生がお見えになる9月18日(日)まで、「ことばあそびうた」と曲集「南海譜」と曲集「火の山の子守歌」の3ステージ分は(あとアンコールの3曲も)音程とリズムと変則拍子とハーモニーに対する練習に特化(とっか・集中すること)することになるかと思います。
表現についての練習はおそらくできないでしょう…。
何しろ第25回定期演奏会が1月23日でしたので、第26回定期演奏会に向けてのスタートが例年に比べて最初から3ヶ月遅いのです。加えてコロナが1月からゼンゼン収まらず、練習に参加したくても参加できない状況に追い込まれたメンバーも一人や二人ではありません。
みんな、どのメンバーも、多かれ少なかれ「練習不足」なのです。
だから「練習不足」を恥ずかしがる必要はゼンゼンありません。
大切なのは「では、どうするか」です。
練習不足だ…という事実があって、「仕方ない仕方ない」で終わるのか、
練習不足という事実があるのなら、「少しでも埋め合わせよう」と考えるのか、
この問題を先生は「みなさんの人生を左右する大問題」だと思うのです。
「仕方ない仕方ない」で問題を先送りしていてはロクな人生になりません。これは断言できます。
だから嶋田先生は9月18日に新実先生にこう言います。みんなが見ている目の前で言います。
「みんなコロナで練習不足です。音程やリズムはガンバリました。でも表現については高めることができていません。」
みんなが自信を持って歌えるように支援する夏休みの練習も明日(27日)と明後日(28日)で終わりです。「仕方ない仕方ない」ではなく「少しでも埋め合わせる」ようにがんばりましょう。
その後は9月3日(土)、9月10日(土)、9月17日(土)が練習で、翌18日(日)に新実先生をお迎えします。
でもね、嶋田先生はけっこう楽しみです。全員が集まったらすごい響きが生まれるはずですから。
ただ、最悪は16日か17日あたりにコロナ陽性になって18日に参加できなくなること。そいつぁ目も当てられないざましょ?
そうならないように、みんな気を付けてね。
なに? あんたもな!! だと?
はいハイ。気を付けまぁ~すぅ♪ -
ウイークデー練習④ 半音ハーモニー
【令和4年8月25日(木)】
ウイークデー練習の4回目は曲集「南海譜」の予定でした。
結論を先に書きます。
前半に「盲導犬S」と「無名」と「とどいてますか」をコンピュータで細かく確認しました。
そして後半は曲集「南海譜」の6曲目「砂よ」を細かく確認しました。そして残る時間に他の7曲を全部1回ずつ歌いました。
7曲を1回ずつとは言え、曲集「南海譜」全部とアンコールの3曲を歌うことができたわけで、すごく有意義な練習となりました。集まってくれたメンバーに大感謝です。
コンピュータを使った練習にもだいぶ慣れてきました。明日もコンピュータを持って行って、今日と同じかそれ以上に有意義な時間になるように頑張りたいと思います。
さて、ここから先は6曲目「砂よ」について共通理解をしたいと思います。
楽譜を用意してください。
メゾソプラノ(以下Mと書きます)とアルト(以下Aと書きます)の「uh」ですが半音のブツカリの連続ですね。
P26 3段目 4小節目 3拍目 Mはラ Aは♭シ
P26 3段目 5小節目 2拍目 Mは♯ソ Aはラ
P26 3段目 5小節目 4拍目 Mはミ Aはミ
P27 1段目 2小節目 1拍目 Mは♭シ Aはラ
P27 1段目 2小節目 2拍目 Mは♯ソ Aはラ
こんなぐあいにブツカッてます。これを正直に自分のパートだけ見て自分のパートだけ歌っていると、気が狂いそうになって膨大(ぼうだい)な練習時間になることでしょう。
そこでソプラノパートを見ましょう。「あなたが わすれた とけいの おとにー」です。
次に色鉛筆かクーピーペンシルを用意しましょう。そしてソプラノのメロディーに○をつけます。
アルトのメンバーは「あ」「た」「わ」「れ」「と」「い」「お」「に」に赤○をつけます。
メゾソプラノのメンバーは「な」「が」「す」「た」「け」「の」「と」「ー」に青○をつけます。
そして赤○か青○をつけた部分だけを2拍に伸ばして歌ってみましょう。そしたら自分のパートになるはずです。
なに? 分かりにくいだと?
じゃあ、これならどうだ!!
アルトは 「あーたーわーれーとーいーおーにー」と歌う。
メゾソプラノ「なーがーすーたーけーのーとーーー」と歌う。
歌えましたか? 歌えたら、ヒラガナではなく「uh」で歌うんです。はい。できあがり。
なに? 音の動きは分かったけど、どういう意味なんじゃ? だと?
つまりですね。この部分はソプラノのメンバーが全てのカギを握っている…ということなんです。
ソプラノのメロディーがちょっとでも崩れると、伸ばしているメゾもアルトも崩壊(ほうかい)します。
メゾソプラノとアルトのメンバーは、ソプラノのメロディーを聴きながら半分ずつ伸ばしているわけですからね。
で、メゾソプラノとアルトのメンバーにはソプラノのメロディーを「聴く力」が必要になる…というわけです。
これと全く同じ音型進行がP29にも出てきますね。
頭の中で音を鳴らすのと実際に仲間と声を出し合って声を半音でブツケるのとでは違いますが、まずは頭の中で理解しておいてください。そしてみんなが集まった時にグワァーンっと半音ハーモニーを鳴らしてみましょう♪ -
ウイークデー練習③ IT練習
【令和4年8月23日(火)】
ウイークデー練習の3回目となる今日は「サウンド・オヴ・ミュージック」を練習する予定でした。
その前に発声練習をかねて「とどいてますか」の音程とリズムを復習しようと思い、コンピュータを持って行きました。
このコンピュータを使った「とどいてますか」の練習が、合唱団「空」始まって以来の記念すべき「IT練習」となりました。
データはホームページの団員専用エリアに上げてあるデータで、したがって「ことばあそびうた」も「南海譜」も「火の山の子守歌」も全てのデータが揃っています♪ こいつを活用しない手はないなぁ…と以前から考えていました。
手拍子も7/8拍子も非常に効率的に練習が進みました。
何しろコンピュータというのは嶋田先生と違って
○支援する鍵盤ハーモニカの音を絶対に間違えない。100%ノーミス。
○どんな複雑なリズムもどんな変則な拍子も絶対に間違えない。100%ノーミス。
おまけに
○速いテンポで歌いにくいと思ったら、いくらでも遅いテンポで鳴らすことができる。
さらに
○メンバーが「ここが苦手」「ここの音程がムズカシイ」と言う部分だけを何百回でも繰り返してリピートしてくれる。
と、こういうことができるんですわぃ。
しかしコンピュータにも弱点があって
△設定したテンポどおりにしか鳴らない。
△強弱表現やクレシェンド・デクレシェンドができない。
ということはあります。
実は数日前にHさん、Iさん、Nさんの協力を得て、3人でコンピュータに合わせて音取りの確認をするとどうなるか…という実験をしてみました。すると、なかなかに良い結果が得られるということが分かったわけなんですね。
で、今日はその実験結果をもとにして本格的にコンピュータの「IT練習」を導入してみたのですが、先に書いたように「とどいてますか」の手拍子も7/8拍子などを非常に分かりやすく納得するまで繰り返して練習することができました。もちろん音程の確認もバッチリでした。集まってくれたメンバーはかなり自信を付けてくれたことと思います。
ところが実は、今日集まることができたメンバーは7人だったのです。聞くところでは今日から学校が始まっているという子もいて、あるいは濃厚接触者になってしまったメンバーも何人もいて、まぁ無理もないわ。非常事態だもんね。
なので集まったメンバーにこう言いました。
予定では今から「サウンド・オヴ・ミュージック」です。しかし、誰が何人集まろうと予定どおり計画どおりの練習です…なぁんて言わないよ。君たちが今、「いちばん苦手だ」「いちばん分かりにくい」「いちばん練習不足だ」「新実先生に聴かせたくない」と思う曲をやる。こいつが大切だわ。計画を進めるのではなく、今の君たちに必要なことをしよう。
そしたら「だって」「落葉」「春」という曲名が上がりました。
まさに、アメリカの大統領リンカーンが1863年11月にペンシルベニア州のゲティスバーグで行った演説です。
government of the people, by the people, for the people
(民主政治 人民の 人民による 人民のための)
合唱団「空」の場合は
EXERCISE of the Member, by the Member, for the Member
(練習 メンバーの メンバーによる メンバーのための)
ですね♪
何をやったかというと
「だって」 → ほぼ全部
「落葉」 → P24~26
「春」 → P38
コンピュータを何度もリピートして再生するように設定し、ナットクいくまで歌い込みました。
そしたらハモることハモること。たった7人(しかもS4人、M1人、A2人というバランス)でも良くハモりましたねぇ。
ようするに「音程に自信が付けば何でもできる」ということなんです。
断っておきますが「表現」の練習は全くしていません。ひたすら「音程」と「拍子」と「リズム」です。
25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)の練習にもコンピュータを持って行って、「メンバーのメンバーによるメンバーのための練習」にしようと思いました♪
おっと忘れるところだった。
コンピュータの鍵盤の音とピアノの音で何度も何度も繰り返して歌った後で、コンピュータをオフにして内匠先生のピアノで歌いました。これがまた、メンバーと内匠先生の呼吸というか、人間にしかできない生の音楽・生きた音楽となり、コンピュータの融通(ゆうずう)の利かない冷徹(れいてつ)な音楽の直後であったこともあって、「やっぱり人間っていいなぁ」と実感するシマダ先生でありました♪ -
拍子とリズム
【令和4年8月20日(土)】
今日の予定は「ことばあそびうた」でした。予定どおりの練習を進めることができました。ただし「やんま」と「いるか」と「かぞえうた」でした。「だって」は前回の練習で重点的に取り組んだので…です。
もちろん前回の練習と今日の練習では集まったメンバーは違うはずです。だから前回の「だって」と今日の「やんま」「いるか」「かぞえうた」を両方参加した…という子もいれば片方だけだった…とい子もいるでしょうし、両方とも参加できなかったというメンバーもいるはずです。
だけど、いつ誰が出席あるいは欠席していたか、完全にメモしてそれに基づいて練習計画を立てるわけにはいかないし、そりゃぁ不可能だわさ。なので可能な限り「計画的に」欠席してくださいね(なんじゃ?そりゃ?)。つまり次に「ことばあそびうた」を練習する時に可能な限り参加できるようになると良いですねっちゅうことだわさ(笑)。
このあと「ことばあそびうた」を練習するのは8月26日(金)のウイークデー練習⑤と新実先生がお見えになる前日の9月17日(土)です。
今日の練習で何度も何度も繰り返して言ったことは
できるだけ「強く」「ハッキリと」歌う…ということです。
これは「サウンド・オヴ・ミュージック」にも「白いうた青いうた」にも言えることなのですが、特に「ことばあそびうた」は拍子に変化があってしかもそのリズムはシャープ(するどい)です。「ことばあそびうた」のような楽曲では指揮を見ることも大切ですが、それ以上に大切なのは他のパートを良く聴くことです。「かぞえうた」の最後の部分(南無十一面観世音)などは他のパートの「出」が自分のパートの「合図」になる意味合いが非常に強い。これは「空」メンバー全員がナットクしているはずです。
「やんま」のP7や「だって」のP13の3段目、「かぞえうた」のP28などが代表的な部分です。
つまりソプラノ・メゾソプラノ・アルトの3パートが「どのように絡み合うか」。これが分かっていないのに「やれ強弱だ」「やれテンポの変化だ」「やれ豊かなイメージだ」なんて言っていても話にならない。だから8月26日(金)も9月17日(土)も徹底的に音程と「パートの絡み」に重点を置いて練習を組み立てるつもりです。それが前回と今日、練習に参加できなかったメンバーをカバーする近道であり唯一の方法であると思っています。
で、できるだけ「強く」「ハッキリと」歌う…ということは他のパートの助けになる…ということを強調したわけですね。少々ランボウな声になったって構わない。キョクタンに言えば「音程を外したって構わない」のです。音程が外れた声でもリズムが「正確であれば」その声は「先生が指揮棒を叩くカチカチという音」と同じでしょう?
なに? あんたの指揮は最近リズムが狂ってきているよ! だと?
う~ん、おおせゴモットモ。だけどそれを言ったら「もはや嶋田先生は何の役にも立たない」ってことになっちまうがや。
まぁ冗談はともかくとして、「ことばあそびうた」の場合は一番大切なのが「拍子とリズム」、二番目が「パートの絡み」で三番目が「音程」、四番目が「ぶつかり合うハーモニー」で「豊かなイメージ」はハッキリ言ってどうでもヨロシイ。
「拍子とリズム」が正確になれば「パートの絡み」も自動的に正確になるわけで、やっぱり大切なのは「拍子とリズム」です。
この「拍子とリズム」「パートの絡み」を家にいても手っ取り早くキタエル方法は…。
新実先生がお見えになるまでに残りの練習は2回(「ことばあそびうた」の練習が残り2回という意味だよ)ということを考えると…という条件の下では
YouTubeに上げられた嶋田先生指揮の宝南小学校合唱部の「ことばあそびうた」を楽譜を見ながら聴くことです。
この演奏、リバーブと言う音の処理がしてありません。残響がほとんど無くて、音楽室で録音したそのままの音です。だから合唱部の実力がそのまま出ていてゴマカシがありません。
だから非常に音が乾いていて、だから逆に「パートの絡み」がものすごく良く分かります。音程もかなりイイカゲンで(全員小学生なんだからあたりまえだ)、逆にそのビミョーに外れた音程のおかげで「パートの絡み」はすごくハッキリと聞き取れます。
ただし指揮者が良くないので「だって」の「拍子とリズム」は少し狂っています。その狂っていることを最初から承知していれば「パートの絡み」は参考にできると思います。
さて来週は「空」ウィークになります。
23日(火)午前は「サウンド・オヴ・ミュージック」
25日(木)午前は「南海譜」
26日(金)午前は「ことばあそびうた」
27日(土)午前は「南海譜」と「火の山の子守歌」
28日(日)午前午後は「サウンド・オヴ・ミュージック」と「うたにつばさがあれば」
です♪28日(日)の昭和生涯学習センターはもともと新実先生がお見えになるはず(9月18日に変更)だったので、基本的には旅行などがないはずです。だから「うたにつばさがあれば」を入れたんだわさ。
がんばりましょう。力を貸してください。よろしくお願い申し上げます。 -
ウイークデー練習2回目 「無名」「盲導犬S」
【令和4年8月16日(火)】
ウイークデー練習の2回目です。さすがにお盆のUターンラッシュの最中ということで、よくぞ集まってくれたメンバーは10人でしたが、結論を書きますと10人のメンバーは「曲をいっぱいつかんで」帰っていきました。
前半に歌った曲は「無名」と「盲導犬S」です。これはアンコールで歌う曲で今日初めて楽譜を配りました。新実先生の新アレンジです♪
無名
一
たけきもの あれ野ゆく
したたる赤を くさむらにまき
狩人の矢 うなじに立て
ほろびを受ける おごそかなめまい
みずうみも その名しらず
二
たけきもの わなに落ち
炎の傷を 歯がみしてなめ
よろめきつつ 脚折りゆく
たてがみの風 うつくしく冷えて
ゆうぐれも その名しらず
【イメージ】
ライオン(イノシシでも良い)が 荒野をゆく
血をしたたらせ 草むらにまきちらしながら
その項(首の後ろ)には狩人の矢が刺さり
生命が滅びる 厳か(重々しい)な目眩(めまい)
湖が ただ見守っているのみ
荒々しい獣は 罠に落ちたのだ
炎のように痛む傷を 歯噛みして舐めながら
よろめき 脚から崩れ倒れてゆく
その鬣(たてがみ)を撫でる風の中 生命が美しく冷えてゆき
夕暮れが ただ見守っているのみ
盲導犬S
一
なぜ町みえない いつ景色きえたの
みあげる首すじ いとおしくふるえ
うごかないまなこに 曲り角おしえる
風ふく石みちの 鈴の音よ
太古の砂漠で 旅をしたふたりの
かわらぬきずな こころの赤
二
なぜ夢はみえる いつ光もどるの
うつろにこたえる ほそ杖のひびき
散りやまぬからまつ みずうみのほとりで
声なくむすびあう ひきづなよ
いつかはふたりで 芝居などするから
ひとにはみせぬ こころの青
【イメージ】
☆「なぜ町が見えないの? いつ景色が見えなくなったの?」
(★の)見上げる首筋が たまらなく可愛く震え
(★の)動かない眼に(★が)曲り角を教える
(★の)鈴の音が風が吹く石道に響く
☆「なぜ夢は見えるの? いつ光が見えるようになるの?」
(★の)細い杖が うつろな音で響く(その問いに答えない)
落葉松が散り止まない湖のほとりで
言葉ではなく綱で結ばれる
この☆は誰のセリフか考えましょう。
(★)には(誰の・誰が)を入れてみましょう。
それから一番と二番の最後の2行は「過去」と「未来」をヒントにして考えてみましょう。
この2曲を、たった10人で最初から最後までハモらせてしまいました。
メロディーを知っている子がいるとは言え、もちろん初見のアレンジですから細かい表現や音がぶつかり合うハーモニーの確認などは後回しです。とにかくハモった。ここが大切です。
それにしても、すばらしい曲ですね。嶋田先生は心が震えるほど好きな曲です。
後半は投票の結果、「だって」を細かく練習しました。勢いで歌っても90%は上手くいきます。しかしその方法では最高の結果が出ても90点です。超スローテンポでゆっくり歌ってリズムを確認していきました。ゆっくり歌う方がムズカシイのですね。なぜムズカシイかと言うと「間違っている部分が分かる」からです。「間違いが分かれば」自分でも「やばい。直そう」と思うからムズカシク感じるわけです。
算数でも同じですが「間違っている」と気が付かなければ「カンタンだ」と感じてしまってドンドン×の答えを書いてしまいますよね。ほいで0点とか(笑)。
たしかにムズカシイ時間となりましたが、確かにメンバーの血となり肉となった時間であったことは間違いありません。
「あぁ楽しかった」「あぁ面白かった」という時間だけが成果のある時間ではないのです。楽しくて面白いに超したことはありませんけどね。
「難しくて」「苦しい」時間の方が何倍も、その人の成長につながることは多くあるのです。これは担任として1000人近い子どもたちの成長を見てきた先生だから保証できます。メンバーは何かをつかんだはずです。
さて、次は通常の土曜日練習です。あせらずあわてず、しかし確実に上を目指して努力を重ねましょう。 -
予定変更は今後もアリです♪
【令和4年8月13日(土)】
今日は計画表では「サウンド・オヴ・ミュージック」を歌う予定でしたが、定期演奏会参加を表明してくれたHさんとIさんが合宿に引き続いて来てくれたので、彼女たちが初見の「白いうた青いうた」を復習することにしました。
このような急遽の変更は今後も有り得ます。たとえば部活で3ヶ月くらい練習に参加できなかったメンバーが来てくれた時に「今日の予定は…」などと言っていてはダメです。必要とされるメンバーが最も必要としている練習をしなくてはならない。今日の予定変更は実は「変更」ではなく、岸田総理大臣じゃありませんが「丁寧な対応」「聞く耳を持つ」たと思っています。
というわけで曲集「火の山の子守歌」と曲集「南海譜」を全部歌おう!と意気込んで練習を開始しました。
しかしながら岸田総理大臣じゃありませんが「丁寧に」音を支援し確認していったので、結論は曲集「火の山の子守歌」の8曲と曲集「南海譜」からは「海」の9曲を歌うのが精一杯でした。
でも、ただ歌っただけではありません。全部のパートを確認しながらの確認ですから密度はかなり濃いものでした。
今日の練習でメンバーに確認したことは「合唱コンサートの心得」です。
つまり
①いちばん大切なことは一人一人が音程を確実にすることです。
②次に大切なことは一人一人がイメージを豊かに膨らませることです。
これを確認しました。
何だか嶋田先生がいつも言っていることと矛盾(むじゅん・食い違うこと)するようですね。
嶋田先生ほど「イメージ」を大切にする指揮者(というか先生)は、そうそういないと思います。歌詞の意味をいろいろと考え、自分なりのイメージを「みんなの参考にしろ」と投げかける先生は、実際にはあまりいないはずです。
その嶋田先生が「イメージ」よりも「音程」を優先する…と宣言したわけです。
でも、それは今日、初めて「宣言」したわけではなく、ずっと先生が確信している「真実」です。
わかりやすく書きましょう。
人間にとっていちばん大切なものは ①いのち です。
次に大切なものは ②やさしさ・おもいやり です。
その次にくるのは ③お金 かも知れないし ③健康 であるかも知れないし ③友達 とか ③家族 が入るかもしれません。まぁ3番目は何でもよろしい。
問題は「いのち」と「やさしさ・おもいやり」と、どっちが大切か…という話です。
「やさしさ」が無ければ生きている値打ちがない…という考え方には一理あります。
嶋田先生は論理的数学的な人間ですので(ホントかよ!って声が聞こえてきそうですが)、いくら「やさしくても」「おもいやりがあっても」生きていなければ意味が無いと考えます。
棺桶(かんおけ)に入っている死体に向かって「この人の心はやさしい」と叫んでも意味はないでしょう。そりゃぁ、その人の思い出と功績を心の中に受け継ぐためには意味がゼンゼン無いとは言いませんが、「あなた」という人間が「あなたのやさしさ」を発揮するためには「あなたが生きている」ことが重要です。これは科学的に間違いがない。
それと同じように、いくら「あなた」が豊かなイメージを膨らませていたとしても(つまり心があったとしても)、「あなた」の音程が無茶苦茶では(つまり体が無茶苦茶で死んでいたら)話にならない。お客さんにはイメージが伝わらない…ということです。
その意味では、HさんとIさんの他にも合宿の2日目にいなかったメンバーが何人かいました。「火の山の子守歌」「南海譜」は2日目に練習したわけです。先週のソラノートで報告した「合宿は大きな成果があった」という話も、それは全体的な成果であり全体的な話です。一人一人、個人個人を基準に考えれば、合宿2日目にいなかった全ての人たちにとって、今日の練習は貴重な時間となったはずです。ムズカシイ音程はたくさんたくさんありましたからね。
でも、9曲しか歌えなかったことはゴメンナサイ。みんなはガンバってくれました。1曲に15分を投入したとして2時間15分ですから、細かく音程を確認しながら午前中で9曲は「信じられない効率」なのかもしれない。
HさんとIさんは、この後はホームページの団員専用エリアの音取り音源と参考音源を聴けば、次に来てくれた時には相当なレベルになって来てくれることと思います。そりゃあ10年以上の実績があるベテランですもの。
ただねぇ、小学生にとっても「団員専用エリアの音取り音源と参考音源」は相当なレベルで助けになるはずです。今は夏休みだし、授業がある9月10月よりは余裕を持って聴くことができるはずです。
あとは連絡です。16日の火曜日は2回目の「ウイークデー練習」です。16日だけは第2ホールです。
旅行に行く予定があるメンバーが参加できないことは百も承知ですが、この時期に部活がある学校は少ないでしょう。ウイークデー練習の日程を決めてくれたのは「高校生メンバー会議」ですが、そのような配慮をしてくれたものと拝察しておりますです。
なに? 何を歌う予定か? だって?
予定は「予備日」になっています。集まったメンバーの顔ぶれを見て、必要と思われるメンバーに最も必要な曲を選びます。
ヨロシクね。 -
3年ぶりの合宿レポート
【令和4年8月7日(日)】
3年ぶりの合宿は最後の最後まで、実施か、あるいは日帰り合宿に変更か、はたまた中止か…と悩みました。先生も悩みましたが全てのメンバーと父母会の皆さんが悩みました。合宿係の皆さんが英智を振り絞り、青年の家の配慮もあって、予定どおりに実施することができたことに深く感謝を申し上げます。
内匠先生・恒川先生の献身的な協力に加えて、懐かしい卒団生の参加(そして定期演奏会への参加表明)もあり、メンバー自身もそれぞれ学校事情がある中で「1日だけでも参加しよう」「1コマだけでも参加しよう」という子がいて、本当に多くの成果を残すことができました。
何よりも、レクレーションや部屋での生活を通して、普段の土曜日午前の練習からは得られない交流と親睦を深めることができたことが大きな収穫だったと思います。
ご協力をいただいた全ての皆さまに、もう一度、心からの感謝を申し上げます。
以下、練習の内容について簡単に振り返っておこうと思います。
【1日目】
まずは「ことばあそびうた」から練習を始めました。後半で「サウンド・オヴ・ミュージック」。つまり順番をひっくりかえしわけで深い意味はありません。
まずは「いるか」。この「いるか」が「ことばあそびうた」4挙の中で一番ムズカシイと先生は思っています。だから「いるか」からにしたのですが、なかなか良くハモります。本格的に音をシッカリと取って歌うのは初めてと言っても良いのですから「音程の力」は相当な高まりがあると言って良いでしょう。
同じことが「かぞえうた」にも「だって」にも言えます。「サウンド・オヴ・ミュージック」や「文部省唱歌」あるいは大中先生や湯山先生の作品には絶対に出てこない「独特の新実ワールド」があり、カンタンに言えば「空」のメンバーが初めて体験するハーモニーなのですが、音程は大丈夫。それから複雑なパートの絡みやズレも鍵盤ハーモニカの支援があれば大丈夫でした。ここから先は一人一人が「人間ハーモニカ」になって互いに聴き合い助け合って、鍵盤ハーモニカが無くても支え合えるようにしていく練習になります。
3日目のレポートでも触れますが「だって」は問題が発生しました。嶋田先生の指揮の問題です。
結論を先に記せば、嶋田先生の指揮と内匠先生のピアノが合わない。さらに結論を記せば、その原因は嶋田先生の指揮に問題がありました。一貫して5/8拍子なのですがYouTubeに上げていただいた音源を聴くと多くの小節で6/8拍子(5.5/8拍子?)になっている部分があり、正確な拍子感ではありません。
この原因は、嶋田先生が36年前に「ことばあそびうた」を指導した時に、メトロノームで楽譜を調べたのではなく、ひたすらレコード(今ならCD)を聴きまくって「だって」の音楽を感覚的に覚えたことにあります。内匠先生には言いませんでしたが土曜日の夜(明日は学校が休みという夜)に「だって」のレコードをリピート再生にセットして聴きながら寝たことがあります。寝ている間も活動している脳みそ(つまり心臓や肺を動かしたり体温を保っている部分の延髄とか間脳・中脳あたり)の中に「だって」の音楽を染みこませて身体で覚えようとしました。今にして思えばバカなことをやったものですが26歳だった嶋田先生は本気でやりました。これはウソもカクシもない事実です。当時の嶋田先生は合唱部を上手にすることが全てだったのです。
で、その身体に染みこんだ感覚が狂っていた。内匠先生と恒川先生に指摘され、YouTubeの音源を聴いて確認したからナットクの事実です。
さぁ大変だ。このまま嶋田先生の感覚で「だって」を指導し続けると「空」メンバーの感覚も狂ってしまう。本番で指揮するのが嶋田先生ならゴマカシも効きますが、本番の指揮者は作曲者本人です。やばいぜぇ、これは。(この話の続きは3日目のレポートで)
後半は「サウンド・オヴ・ミュージック」です。ふんわり柔らかなハーモニーで歌っても気持ちが良いですね。そう。歌っていても指揮していても鍵盤ハーモニカを吹いていても気持ちの良いハーモニーです。そのような練習ができるようになりました。あとは楽譜に頼らないで歌うことができるように一人一人のレベルを上げていきましょう。「ドレミの歌」や「すべての山に登れ」などは暗譜で歌うことができればものすごくカッコイイですよ。
【2日目】
曲集「火の山の子守歌」から始めました。まずは8曲目「火の山の子守歌」です。4小節をノンブレスで…とか「よるが」の「が」を丁寧に…とかいろいろ言いましたが、最初に出したクイズが出色でした。
「夜が配る…とありますが、夜になったら世界中の人々が等しくもらえるプレゼントって何ですか?」
大統領も天皇陛下も金持ちも貧乏な人も日本人もアフリカ人も、世界中の人がもらえるプレゼント。夜になったら。
答えられる人は一人もいません。
答えは「星空」「星の光」「スターライト」です。
「あおい鐘」とは「月の光」でしょうね。「火の山」とは火山のことですが、火山が爆発して溶岩におおわれて草も木も何もかも無くなってしまった荒れ果てた大地のことです。そこにスターライトやムーンライトが降りてきて「元気を出して」(ナルコユリの花言葉)と励ましてくれる。そんな歌です。
こんなステキなウタを歌う時、どんな声で歌えば良いのでしょう…? 以下、みんなのイメージが豊かに膨らむように…ということを重点に置いた1日でした。曲集「南海譜」を含めて16曲を全部、イメージを膨らませて歌うことができました。
あと2つほどオモシロいクイズが出たので忘れないように書き留めておきます。
○7曲目「春」
「谷間のつらら とけても炎」とありますが、溶けて炎になる氷柱(ツララ)って何でしょう?
○5曲目「夏のデッサン」
「にぎやかでくらいのが」とありますが、賑やかで暗いものって何でしょう?
ツララは知ってますね。名古屋の子がスキー場などに行って初めて見たら感動します。たぶんツララの下に行って「わぁ、初めて見たぁ。キレイだなぁ」って見上げるでしょう。その時ツララが溶けて落ちてきた。見上げていた子のオデコに大穴を開けてツララが突き刺さる。ハイ、一巻の終わりぃ。落ちてきたら人間をぶっ殺す炎になるツララ。つまり爆弾のことですね。
賑やかで暗いのは「星空」です。星空が「旅人の疲れを癒やして眠りにつかせる」イメージですね。
その他、くわしい内容は7月17日のソラノートに書いてありますから、みなさんのイメージを膨らませるための参考にしてください。
【3日目】
午前中に新実先生の新曲「とどいてますか」を歌いました。半分以上の子がこの日に初めて楽譜をもらっての初見です。
この曲は中間部に7/8拍子になる部分があって、そこに手拍子を入れることになるのでヤヤコシイです。ですが内匠・恒川の両先生の指導とメンバーの集中力で最初から最後までをハモらせることができ、曲の骨格を全員で共通理解することができました。
もちろん嶋田先生も練習に参加して鍵盤ハーモニカを吹いていたのですが、音程はともかくとして自分のリズム感が非常に悪いことに気付いて反省していました。嶋田先生よりもメンバーの方がはるかに速く正確に独特のリズムを捉えていきます。その事実を目の当たりにして「たのもしいメンバーだなぁ」と嬉しくもあり、「オレって鈍臭い(ドンクサイ)なぁ」と哀しくもあり、複雑な気分でした。しかし、次回の練習までにはそのドンクサさを修正しておこうと思っています。
しかし「だって」に関しては36年も「このリズムだ」と信じ続けてきて身体に染み渡っているわけですから、その「リズム感の狂い」を修正することはカンタンではありません。そこで次のような作戦を考えました。
新実先生が「空」のリハーサルにお見えになるまでに何回か「だって」を練習することがあるでしょう。その時にはとにかく内匠先生に楽譜どおりのリズムとテンポでピアノを弾いていただき、その伴奏の流れにコーラスが乗っかっていけるようにする。嶋田先生が「出」を合図する指揮をすることは避けて強弱や歌詞をクチビルで伝えるような指揮に止めます。これは「空」の子にはハナハダ申し訳のない話であり「指揮者失格だぁ」と言われても返す言葉がありませんが仕方がない。
本番の指揮者が新実先生ご自身であることと、新実先生がお見えになる1ヶ月以上前に「そのこと」に気付くことができたのをラッキーだったと、前向きにとらえています(涙)。
というわけで3日目の午後の予備時間は「だって」の修正に投入しました。あとは「エーデルワイス」「ドレミの歌」「すべての山に登れ」の後半(2番)を英語で歌ってみました。どの曲も4曲目「サウンド・オヴ・ミュージック」のように長くありませんし、小学生も知っている英語「ゴールデンサン(金色の太陽)」とか「ネーム(名前)」とか「ラン(走る)」とか「エブリィ モーニング(毎朝)」とか「スモール アンド ホワイト(小さくて白い)」とか「クリーン アンド ブライト(きれいで輝いている)」などがいっぱいありますから、何とかなると思います。これらの曲を原曲で歌えるようになることは決してソンにはならないし、ステージでそれを成功させたらすごくカッコイイと思います。
今年も非常に大きな成果があがった合宿でした。本当に幸せな時間を過ごすことができました。
本番まで残り2ヶ月半、10週間です。
「空」メンバーのガンバリに期待しています。
ありがとうございました。