感覚を磨く

【令和5年7月29日(土)】
今日は誰が何と言おうと組曲「生まれてから」の1曲目「生まれてから」と2曲目「太鼓打ち」の練習だと決めていました。
今木先生には
「10時30分まで嶋田に音取り確認の時間をください。だからユックリ来ていただいて10時30分にお越しいただければOKです」
と伝えてありました。
その1時間で、集まったメンバーをどれだけ高め、音程に対する自信を付けてもらえるか…それが勝負だと思っていました。
ところが今木先生は9時45分にはフェールマミに入ってこられました。
そして45分間、みんなが音取り確認をする様子を真剣に聴いておられました。
「空」に対する愛と情熱を感じます。

さて、1時間しかありませんが1曲目「生まれてから」は全員でソプラノ・メゾソプラノ・アルトの全てのパートを歌いました。
時間がかかっても回り道のように思えても、この方法がイチバン力が付きます。和音感覚が身に付くからです。
そして、自分のパートで通して歌い、その後はP66の歌詞のページを見て歌いました。
オタマジャクシを見て確認することも大切なのは分かっていますが、感覚を磨くことも大切です。
つまり「目が見えなくなった」と仮定するわけです。
目が見えなくても耳の力と感覚で音楽をすることはできます。ピアニストの辻井伸行さんがそれを証明しています。
今、「空」が最も取り組むべき方向は「オタマジャクシの見方」ではなく「感覚を磨く」ことだと思うのです。
2曲目の「太鼓打ち」も
「今から2回通して歌います。1回目は楽譜をガン見してください。何のためにガン見するのかと言うと、2回目にP66を見て歌えるようにするためです」
このように伝えました。

みんなはどう思いましたかねぇ?
「生まれてから」も「太鼓打ち」もP66の歌詞を見れば歌えたじゃありませんか!!!
そりゃ表現は荒っぽいですよ。フォルテもピアノもクレシェンドデクレシェンドも何にもいらない。とにかく音程をとらえろ…と言ってスタートしましたからね。
でも、マジでどう思いましたか?
鍵盤ハーモニカの補助があったとは言え、それぞれに「アブナイ」と思った部分はあったでしょうけれど、何とか歌えたでしょ。
これが「感覚を磨く」ということです。

今木先生にバトンタッチして、歌い出しや休符のタイミングをそろえることや、フォルテに向かってどうクレシェンドするのかなど、表現に関するテクニックをいっぱい教えていただきました。
「いい感じ、いい感じ」と何度も言ってくださいました。
みんなも後半の1時間20分はずっと立って、大変でしたが集中力をもって乗り切ることができました。今日の練習は成果がありましたね。良かったと思います。

う~ん、前半は音程に集中、後半は表現に集中っていう、今日のような練習の組み立て方はケッコウ効率的で効果的ですね。
今日も嶋田先生はみんなと今木先生のおかげで、また1つ「練習方法のアイデア」をもらうことができました。
大感謝です。

さて来週は合宿です。
楽譜は
○生まれてから
○はたおりむし
○ねむの木震ふ
○さくらんぼの実る頃
○うたにつばさがあれば
の5冊と
○アンコールの「白いうた青いうた」コピー譜
○歌集「歌はともだち」
を持ってきてください。

まだ1回も歌っていない曲が10曲くらいあるのでピンチです。
合宿で一気に取り返します。
力を貸してくださいね。
よろしくお願い申し上げます。