ウイークデー練習③ IT練習

【令和4年8月23日(火)】
ウイークデー練習の3回目となる今日は「サウンド・オヴ・ミュージック」を練習する予定でした。
その前に発声練習をかねて「とどいてますか」の音程とリズムを復習しようと思い、コンピュータを持って行きました。
このコンピュータを使った「とどいてますか」の練習が、合唱団「空」始まって以来の記念すべき「IT練習」となりました。
データはホームページの団員専用エリアに上げてあるデータで、したがって「ことばあそびうた」も「南海譜」も「火の山の子守歌」も全てのデータが揃っています♪ こいつを活用しない手はないなぁ…と以前から考えていました。
手拍子も7/8拍子も非常に効率的に練習が進みました。
何しろコンピュータというのは嶋田先生と違って
○支援する鍵盤ハーモニカの音を絶対に間違えない。100%ノーミス。
○どんな複雑なリズムもどんな変則な拍子も絶対に間違えない。100%ノーミス。
おまけに
○速いテンポで歌いにくいと思ったら、いくらでも遅いテンポで鳴らすことができる。
さらに
○メンバーが「ここが苦手」「ここの音程がムズカシイ」と言う部分だけを何百回でも繰り返してリピートしてくれる。
と、こういうことができるんですわぃ。
しかしコンピュータにも弱点があって
△設定したテンポどおりにしか鳴らない。
△強弱表現やクレシェンド・デクレシェンドができない。
ということはあります。

実は数日前にHさん、Iさん、Nさんの協力を得て、3人でコンピュータに合わせて音取りの確認をするとどうなるか…という実験をしてみました。すると、なかなかに良い結果が得られるということが分かったわけなんですね。
で、今日はその実験結果をもとにして本格的にコンピュータの「IT練習」を導入してみたのですが、先に書いたように「とどいてますか」の手拍子も7/8拍子などを非常に分かりやすく納得するまで繰り返して練習することができました。もちろん音程の確認もバッチリでした。集まってくれたメンバーはかなり自信を付けてくれたことと思います。

ところが実は、今日集まることができたメンバーは7人だったのです。聞くところでは今日から学校が始まっているという子もいて、あるいは濃厚接触者になってしまったメンバーも何人もいて、まぁ無理もないわ。非常事態だもんね。
なので集まったメンバーにこう言いました。

予定では今から「サウンド・オヴ・ミュージック」です。しかし、誰が何人集まろうと予定どおり計画どおりの練習です…なぁんて言わないよ。君たちが今、「いちばん苦手だ」「いちばん分かりにくい」「いちばん練習不足だ」「新実先生に聴かせたくない」と思う曲をやる。こいつが大切だわ。計画を進めるのではなく、今の君たちに必要なことをしよう。

そしたら「だって」「落葉」「春」という曲名が上がりました。
まさに、アメリカの大統領リンカーンが1863年11月にペンシルベニア州のゲティスバーグで行った演説です。
government of the people, by the people, for the people
(民主政治  人民の  人民による  人民のための)
合唱団「空」の場合は
EXERCISE of the Member, by the Member, for the Member
(練習  メンバーの  メンバーによる  メンバーのための)
ですね♪

何をやったかというと
「だって」 → ほぼ全部
「落葉」 → P24~26
「春」 → P38
コンピュータを何度もリピートして再生するように設定し、ナットクいくまで歌い込みました。
そしたらハモることハモること。たった7人(しかもS4人、M1人、A2人というバランス)でも良くハモりましたねぇ。
ようするに「音程に自信が付けば何でもできる」ということなんです。

断っておきますが「表現」の練習は全くしていません。ひたすら「音程」と「拍子」と「リズム」です。
25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)の練習にもコンピュータを持って行って、「メンバーのメンバーによるメンバーのための練習」にしようと思いました♪

おっと忘れるところだった。
コンピュータの鍵盤の音とピアノの音で何度も何度も繰り返して歌った後で、コンピュータをオフにして内匠先生のピアノで歌いました。これがまた、メンバーと内匠先生の呼吸というか、人間にしかできない生の音楽・生きた音楽となり、コンピュータの融通(ゆうずう)の利かない冷徹(れいてつ)な音楽の直後であったこともあって、「やっぱり人間っていいなぁ」と実感するシマダ先生でありました♪