【令和5年2月4日(土)】
今日は組曲「生まれてから」と組曲「水のいのち」を練習しようと思っていました。
結論から書けば、その予定どおりに練習が進みました。メンバーも集中してよくガンバリましたが、内匠先生・木村先生・浜田先生の協力で効率よく音楽が進みました。本当に感謝です。
前半は組曲「生まれてから」の第2曲目「太鼓打ち」です。音取りの2回目ですね。
まず曲の構造を伝えました。以下のとおりです。
P13~P16上段3小節目 前奏
P16上段4小節目~P20上段 1番
P21下段3小節目~P25下段4小節目 2番
ここまでの1番と2番は全く同じ構造です。そして
P27上段2小節目~P28上段3小節目 3番 ですが後半が「タンタン」になり
P31上段4小節目~最後まで 後奏
音楽の構造はこんな感じ。1番と2番と3番の途中までが全く同じ和音とリズムですから、ページ数が多いわりには覚える部分は少ないです。ここまでを読んで配ってあるCDを1回聴けば、ソートーなレベルで曲の構造をつかむことができるはずです。
いろいろな部分で「タタンタタン」という太鼓の音が、いろいろな形で出てきます。これも、よくよく調べてみると同じパターンの繰り返しです。だから会場で聴くお客さんにとってはメチャメチャ複雑な音楽に聴こえるでしょうが、歌うメンバーにとっては難しくない。
難しくないと言っても、そりゃ覚えてしまったら…という話で、覚えるまでは難しく感じるでしょうね。
今日は言いませんでしたが、知っているとオトクな話を書いておきます。
練習番号2の部分を見てください。ここは3小節でワンセットです。ソプラノの歌詞で書きます。
「まつりだいこは よびさ」で3小節。
「ましてるーーーー」で3小節。
「ちちの ふるい ふるい き」で3小節。
「おくからーーーー」で3小節。
次に練習番号4を見てください。ここは2小節でワンセットなんです。
「たぐれば は」で2小節。
「てしない も」で2小節。
「りのー あ」で2小節。
「しあとー き」で2小節。
「えたー き」で2小節。
「つねのー ち」で2小節。
「らり とび」で2小節。
「ーーー」で2小節。
このように感じて歌うことがトッテモ大切です。今に分かるよ。
この感覚があると「タンタンタンタン」がとっても歌いやすくなるのです。証拠を書いておきます。
練習番号3を見てください。歌詞はずぅ~っと「タンタンタンタン」です。
ですが、P17下段~P18の1小節目までは3小節まとまりが2回です。
そしてP18の2小節目~下段の4小節目までは2小節まとまりが4回です。
この感じ、わっかるっかなぁ~。
P17下段~P18の1小節目までは
「イチニイ・イチニイ・イチニイ」「イチニイ・イチニイ・イチニイ」
P18の2小節目~下段の4小節目までは
「イチニイ・イチニイ」「イチニイ・イチニイ」「イチニイ・イチニイ」「イチニイ・イチニイ」
となっている感覚だね。
まぁ、文字で書いて伝わるもんでもないかな。内匠先生や浜田先生なら「なぁ~るほどぉ~!!!」って言ってくれると思うけどね(笑)
なに? どーせオレにゃぁ そんな高級な話はわかんねぇよ! だと?
まぁまぁ。そうフテクサレずに…。ウソだと思ったら、この部分を「イチニイ・イチニイ」と指を折りながら1回だけCDを聴いてごらんよ。きっとナットクできると思いますよ。
CDを聴く…という努力をしないで新実先生が作った音楽の構造を感じ取ろう…などと言う方がマチガットルわぃ。
聴けば絶対に分かりますって。
いやぁ、実にオモシロい音楽の構造です。
後半は組曲「水のいのち」を全曲通して歌いました。
今日みんなに注意したことは「絶対に楽譜から目を離して、指揮を見て歌わなくてはならない部分」です。具体的に書きます。
【水たまり】
○一番最初の歌い出し
○P13の一番最後の「わ」
○P15上段の「そらに」と下段の「あの水たまりの」
○P16上段の「ささやかな」と「けれども」。そして下段の「うつした」
【川】
○P18の全部
○P19の「よどむ」
○P25の全部
○P26上段の「やめよ」と「わたしたち」
【海】
○一番最初の歌い出し
○P31下段の「しかし」
○P32下段の「かえした」
○P34上段の「みちたりた」「そっと」「きしべに」
【海よ】
○一番最初の歌い出し。P37の「やすみない」も
○P39の「くらげは」
○P40の「そしてふかく」と「したから」
○P42上段。ここは絶対に歌詞を覚えて指揮を見る。
○P45の「のぼれ のぼりゆけ」ここは感動の部分。
この17ヶ所は東海メールクワイアーと言えども楽譜を見ていては歌えません。
嶋田先生もここは絶対に指揮を見ます。
だいたい髙田先生自身が「オレの音楽は1拍も同じテンポで進む部分はないんだ!!!」と言っておられましたからね。
この17ヶ所はそういう部分です。
もう亡くなってしまいましたが、昔、木下 保(きのした たもつ 1903年-1982年)という名指揮者がいました。
「いかなる合唱曲も私が指揮するのが一番良い」と言っておられました。そして事実そうでした。他の誰にもマネができないような素晴らしい表現を作られました。そして木下先生に指揮してもらった合唱団は、みんなものすごく上手になるのでした。
その木下先生が
「どんな曲でも私が指揮するのが一番良いが、髙田三郎の音楽だけは彼が自分で指揮した方が良い」
と言ったというのは有名な話です。
今日の「空」の歌声を聴くかぎり、上に書いた17ヶ所を覚えることはムズカシイことではないと思います。
また来週も練習します。
よろしくお願いします。