大中先生メモリアル 東海市公演

【令和4年12月5日(月)】
信じられないほど密度の濃い2日間でしたね。
まずは12月3日(土)。この日は大中先生のご命日でした。
そして、3名の新入団員を迎えることができました。大中先生が導いてくださった出会いなのかもしれません。

午前中に練習した「うたにつばさがあれば」は、もちろん楽しい時間でしたが、嶋田先生としてはけっこう難しい練習をしました。
たとえば「あめとひまわり」。最初の部分のハーモニーがドミソ→ミソド→ソドミと変化していく部分です。ここはあまりくわしい練習をしないで「すっ飛ばして」しまっても良い部分なのですが、それを練習しました。
時間にすれば2秒ほどの間のハーモニーです。だから、この部分をソコソコにしておいて、他の部分を練習する手もあります。でも、その練習をしたということは「その練習が効果がある」と判断したからで、変な言い方(書き方)ですが、みんながもう少しヘタクソだったらこの練習はしませんでした。ある程度のレベルがなければ「練習しても時間のムダ」になるかもしれない内容だからです。
期末テストやコロナで多くのメンバーが参加したくても参加できない状況、いわば満身創痍(身体中がキズだらけ)とも言える状況でも、そのレベルで「うたにつばさがあれば」を歌うことができたことは、とっても嬉しいことでした。しかも大中先生のご命日に…です。

午後からは新実徳英先生をお迎えし、合同演奏「サッちゃん」の練習でした。最初に「わたりどり」から練習をスタートされましたが、12月3日という特別な日に聴く「わたりどり」には特別な感情が生まれました。
東海メールクワイアーをはじめ、多くの大人の合唱団の協力があったとは言え、非常にレベルの高いリハーサルでした。何人かの父母会の方々がその場に居合わせて聴いておられましたが、ぜひ感想を聞いてみたいものです。

12月4日(日)。いよいよ東海市公演の本番。
嶋田先生は朝8時からのステージ作り(山台組み)に参加していました。太田さんと東海メール有志の力をお借りしました。本当にありがとうございました。
東海市芸術劇場は令和5年の10月22日に「空」第27回定期演奏会で歌うホールなのですが、何だかドアというドアが同じ形の同じ色で、最初は迷路状態でした。いろんな部屋の(楽屋とか練習室の)カギを開け、進行表を貼り…と走り回っているうちに「空」のメンバーが到着し、目が回りました。朝っぱらからソートーくたびれていました。
でも、その疲れも「うたにつばさがあれば」を練習していたら吹っ飛びました。9時から練習室で、9時40分にステージへ移動して、合計55分の最終リハーサルでしたが、非常に効率よく効果的に進みました。
みんなも朝イチとは思えないほどよく響く歌声で「うたにつばさがあれば」を歌ってくれました。

本番は前日の練習や当日のリハーサル以上の響きで、生き生きとした表現で歌うことができたと思います。第1曲目のタイトルが「元気のヒミツ」ですし、4曲目の「きみとぼくと地球のうた」などに見られるように、とにかく組曲「うたにつばさがあれば」は何よりも「元気よく」「生き生きと」歌うことが大切です。
よくがんばってくれました。

それ以上に驚いたのが合同演奏でした。あの録音をCDにして発売してもケッコウ売れると思いますよ。商売として成立するかもしれません。嶋田先生は大学合唱団の時代から何度も大中先生の「こどものうた」ステージを歌ってきました。そして他の合唱団の「こどものうた」を聴いたことも何度もあります。
その中でも「1番ではないか」と思えるような演奏でした。あれ以上の演奏となると、1986年5月に愛知県厚生年金会館ホールで聴いた大中先生指揮のコールめぐの「こどものうた」ステージしか思い浮かびません。この時はコールめぐの名古屋特別演奏会で指揮は大中先生でしたからね。すごい演奏でしたが、昨日(12月4日)の「こどものうた」もそれに匹敵する演奏だったと思います。
新実先生の熱のこもった指揮もすごかった。すべての合唱団が新実先生の指揮に応えていました。

元コールめぐのメンバーで今は「大中恩音楽記念館」というサイトを運営しておられる安岡さんが会場にお見えになっており、「これぞ大中音楽!!」と絶賛しておられました。
安岡さんは「もう一度聴きたい。12月18日も名古屋に来ます」と言って東京に帰られたそうです。
嶋田先生がいくらソラノートに「ホメことば」を書いても「身内の先生だから」と半分くらいしか信じてくれないメンバーや父母会もいるはずです。しかし、安岡さんは本当に次回も名古屋にお見えになるそうです。すでに新実先生から「嶋田先生。安岡さんを交えての打ち上げ会を設定してください」と頼まれてしまいました(笑)。
このような事実があるのです。
東海市公演は、そのようなコンサートとなりました。

期末テストやコロナで参加できなかったメンバーのためにも、名古屋市公演はもっと素晴らしい演奏をしなくてはなりません。
みなさん、力を貸してください。
よろしくお願いします。