どんな歌い方をしたら良いのでしょうね

【令和7年3月22日(土)】
 先週のソラノートに書いたとおり「空」は「いわゆる発声練習」をしません。できません…と書く方が正しいかな。やってる時間がないからです。月曜日から金曜日まで毎日練習できるのなら、さまざまに工夫した発声練習もできますが、まずは歌って楽しまなければ…というのが嶋田先生の考え方。
 というわけで今日も「となりのトトロ」を使ってウォーミングアップと発声練習です。それで分かったことは今日集まったメンバーは全員、楽譜を見ないでも「となりのトトロ」なら歌えるということです。これが分かった。
 ただし…。それは嶋田先生が指揮をマチガエなければ…の話であって、アタシが指揮を間違えたら全ては崩壊(ほうかい・くずれてこわれること)します♪
 「こーどーものときにーだけー」の「こ」から「ど」にジャンプする音程がなかなか決まりません。朝イチで1オクターブの跳躍(ちょうやく・ジャンプすること)をピシッと決めるのはムズカシイわなぁ(笑)。だから「となりのトトロ」を使ってウォーミングアップしているんだよ。
 でも「地球はひまわり」から「空がこんなに青いとは」へと進むにつれて、先週もそうでしたがだんだんと決まるようになってきました。この「決まるようになる時間」が先週よりも短くなれば良いのです。今日よりも来週はもっと短くなればそれで良い。そのための練習、そのためのトレーニングです。忘れないでください。算数だって体育だって同じだよ。
 これはワザとウソをついてホメているんじゃありませんよ。証拠があります証拠が。
 その証拠を先に書いておきます。
 今日は最後の5分で歌った「小さな法螺」をのぞけば、最後に歌ったのは「南海譜」でした。その「南海譜」のハーモニーを歌っていたメンバーはどのように聴いていたのかな。
 きれいだったと思いませんでしたか?もっと言えば、その前に歌った「火の山の子守歌」のハーモニーも美しかったですね。最初に歌った「となりのトトロ」とは音程もハーモニーもゼンゼン違っていた。とても同じメンバーが歌っていたとは思えないほどの違いがあったと思います。歌っていたみなさんはどう感じましたか?
 練習の最後の「南海譜」や「火の山の子守歌」のようなハーモニーができたのは、最初の「となりのトトロ」や「地球はひまわり」があったからだと思います。
 これが練習の成果というものだ。算数も体育も同じだよ。

 話を元にもどします。「となりのトトロ」「地球はひまわり」「空がこんなに青いとは」の次は「ぶどう摘み」を歌いました。ここからは歌い方について、いろいろチャレンジしてもらいました。
 「ぶどう摘み」のメロディーは1拍目と3拍目を強くしないこと。ソプラノさんとメゾソプラノさんの役目ですね。アルトさんは「だれのためーに」「だれのせいーで」と歌う時に「ー」の部分を丁寧に歌うことが役目です。「ためーに」が「ためえに」とならないようにね。そして「かごをだけばすあしのみち」とハーモニーを作るのですが、ここも「を」「ば」「し」を丁寧に歌いましょう。

 「火の山の子守歌」ではインタビューをしました(笑)。その問題は
【夜が配る優しさのたよりと歌う、「やさしさのたより」って何ですか?】
でした。
 ヒントは「夜が配る」わけで、夜にしか見えないものですね。
 そう、答えは「月の光」または「星の光」です。まぁ「月の光」が正解でしょう。なぜなら次のページに「月の光 なわばしご下りる」とありますから。
 その「月の光」を「やさしさの手紙」と歌うわけです。どんな歌い方をしたら良いのでしょうね。
 さらにその「やさしさの手紙」が「なわばしごを下りてくる」わけです。つまり「空から下りてくる」と歌うのです。どんな歌い方をしたら良いのでしょうね。
 そして「指を開く」とありますが、「夜が配ってくれる優しさの手紙が空から下りてくるので、手の指をいっぱいに開いて受け止める」ということになります。どんな歌い方をしたら良いのでしょうね。
 最後に「かげぼうし」。これは頭にかぶる帽子ではありませんよ(笑)。漢字で書くと「影法師」です。「影」とは光のことです。「法師」とは本当はお寺のお坊さんのことですが、「影法師」とは「自分自身の影」を意味します。この場合の「法師」とは英語でいえばエンジェルでしょうね。自分の心の中にいるエンジェル。「光の天使よ眠れ」…どんな歌い方をしたら良いのでしょうね。

 「南海譜」は非常に厳しい内容を歌っていますので詳しくは書けません。とても文字では表せない。
 一つだけ書いておくと「うおよ うおよ 同じ骨ぞ」「まごよ まごよ 同じ年ぞ」というセリフですが、これは魚と孫に言っているのですが、問題は「誰が言ったセリフか」ということです。
 正解は「80年前に死んだ兵隊さん」なのですが、その兵隊さんが(つまりおじいちゃんが)自分の孫に向かって「同じ年だなあ」と言っている。これはなぜか?
 おじいちゃんと孫が同じ年だなんて、普通はありえない話ですね。それが何を意味するのか、歌うメンバーの心の想像力(イメージする力)が大切になってくる部分です。

 「しらかば」はタメ息をつきますが、これは困った時のタメ息でも悲しい時のタメ息でもありません。発見した時の喜びの「うわぁ~♪」というタメ息です。
なぜタメ息をついたかというと自分の足元(根もと)に影ができているから。この影は「真夜中」と歌われます。その影の中にペガサス座が揺れている、つまり星の輝きが揺れている、これを発見した喜びですね。
 だから、本当は真っ直ぐに伸びている白樺の木が傾いちゃった。自分の足元を見ているうちに真っ直ぐな木がぐにゃっと曲がっちゃった…というわけ。
 なっ、なっ、なんというロマンチックなお話でしょうか!!!どんな歌い方をしたら良いのでしょうね。

 これらの曲を、みんなは作曲者・新実徳英先生ご本人の指揮で歌うわけです。どうだい?父母会の父ちゃん母ちゃん、うらやましいダロー。
 父ちゃん母ちゃんの子どもたちは「幸せもの」ですね♪