【令和6年12月14日(土)】
今日は見学体験会の2回目。先週の1回目と全く同じ進め方をしても良かったのですが、2回目は「輪唱」に話の中心を持っていこうと思いました。
しかし内容は大きくは違いません。合唱の面白さを体験してもらうのが目的ですから、
○二つあるいは三つのパートを知っていると楽しい
○そのためには「音をよく聴く」ことが大切
これを伝えようと思っていたのは先週も今週も同じでした。
「輪唱」とは「カノン」とも言い、ようするに同じメロディーをズラして歌うことでハーモニーを作る形式です。
小学生でも知っている有名な「輪唱」は、「かえるの合唱」でしょう。2年生の教科書にも載っていたと思います(今も載っているかな?)。「かえるの歌が 聞こえてくるよ」で有名ですが本当はドイツの曲で『Frosch gesang(フロシュ・ゲサング)』という曲名で知られています。
これはすぐにハーモニーを作ることができました。この曲は
「かえるのうたが」が材料①、「きこえてくるよ」が材料②、「クワクワクワクワ」が材料③、以上3つの材料で作られています。「ケロケロケロケロクワクワクワ」は材料①の繰り返しですね。
3チームに分けた練習では、Aチームは材料①の「かえるのうたが」を、Bチームは材料②の「きこえてくるよ」を、Cチームは材料③の「クワクワクワ」を、ひたすら何度も繰り返して歌ってもらいました。これでもちゃんとハーモニーはできますからね。
でも、「クワクワクワ」だけず~っと何十回も歌い続けるなんてアホみたいじゃないですか!!だから材料の①②③を全員が全部歌えるようにするわけです(笑)。
それをナットクしてもらってから「坊主が屏風に上手に坊主の絵をかいた」という曲を歌ってもらいました(笑)。この曲は楽譜が存在しません。嶋田先生の頭の中にある曲です。
でも、「音をよく聴く」ことの大切さを伝えてありますから、みんなすぐに歌えるようになりました。とてもきれいにハモったと思います。
その上で「これが究極の輪唱です」と言いながら配ったのがヨハン・パッヘルベルという人が作曲した「カノン」。イタリアの人だと説明しましたが、これは嶋田先生のカン違いでドイツの人でした(ごめんなさい)。
予定としては最初の「ミレドシラソラシ」と「ドシラソファミファレ」をハモらせるくらいで終わるつもりでしたが、みんなの様子を見ているとドンドン次も歌いたそうだったので、次から次へと進んでいって最初から最後まで歌い通してしまいました。
これができたのは世界中で愛されている名曲の美しいメロディーの力ですね。「空」のメンバーも「次はどうなるんだろう」「次も歌ってみたい」という意欲を高めてくれました。ヨハン・パッヘルベルはすごい作曲家です。
そんなこんなの練習をした後、「きよしこの夜」と「COSMOS」を歌いました。「パッヘルベルのカノン」で「楽譜をよく見ること」の大切さも実感じてくれていたので、短い時間で全員が全部のパートを全部歌ってからハーモニーを作ることができました。
【総括】
見学体験会の目的は、やってみたいと思っている子に合唱の楽しさを伝えることでしたが、合唱団「空」のメンバーにとっても合唱の基本をあらためて体験する貴重な機会となったと思い、嬉しく思います。特に
○音をよく聴くこと
○楽譜をよく見ること
○やわらかい声を出すこと
などを確認することができたと思います。
「パッヘルベルのカノン」などは高い声が必要ですが、そんな高い声の出し方やビミョーな音程を決めることなどは練習内容から外しました。そのようなポイントは次回から少しずつ高めていきましょう。
【業務連絡】
来週21日(土)は「七つのあそびうた」の楽譜を配ります。そして28日(土)には特選「白いうた青いうた」の楽譜を配ります。そこで第29回定期演奏会で歌う楽譜がそろいます♪
年内の練習は12月28日(土)まで。年始の練習は1月4日(土)からスタートします。一般社会の年末年始休業は12月29日~1月3日までですが、今年は曜日のめぐりあわせで上のスケジュールが可能となります。
もちろん旅行もあるでしょうし餅つき大会もあるでしょう(笑)からそちらを優先させてくださいね。
でも、今日だって来たくても来られないメンバーがいたわけで、普段なかなか土曜日の練習に来られない子を、一人でも二人でも助けることができるなら嬉しいので、練習をやろうと思います。