【令和6年8月17日(土)】
今日は二つの目標を持って練習会場に行きました。
一つ目は「声の響き」を豊かにする基礎練習を再開すること。
二つ目は池辺先生対策です。
スポーツでも何でも同じですが、何か目標を持った時にタッタ1日や1回の練習でその目標がクリアできるなんてことはありません。
「声の響き」が目標だとは言うものの、それが今日1日の練習でミルミル変化する…なぁんてことはできない。でもね、回り道かもしれないけれど「基礎基本」ってとっても大切なことなんです。
で、今日も時間をとって「ピアノ鳴らし」の発声練習を取り入れました。息をたくさん吸う練習もやりました。オリンピックの中継では試合の本番しか出てきませんが、最近放送されたNHKスペシャルやドキュメンタリー番組では、半年くらい前から取材した「選手たちの地道な練習の様子」も紹介されていました。
ステージに立つだけが合唱団「空」の活動ではなくて、ステージに立つまでに「何を」「どのように」取り組んだのかが大切です。
池辺先生対策は「六つの子守歌」です。全6曲を歌おうと思っていましたが、「ここは大切」と思った部分を何度も何度も繰り返して練習したので、最後の2曲「おさかなの子守歌」と「眠っちゃいけない子守歌」は歌う時間が無くなってしまいました。
う~ん、マズイ練習運びでしたかねぇ。少し反省しています。
「風の子守歌」「空と海の子守歌」「いつもの子守歌」「思い出の子守歌」それぞれに、その曲だけが持つ注意点がありますが、ここでは「おさかなの子守歌」と「眠っちゃいけない子守歌」も含めた共通のポイントに絞って書いておきます。
まず最初に、f(フォルテ)、mf(メゾフォルテ)、mp(メゾピアノ)、p(ピアノ)やクレシェンド、デクレシェンドなどの表現記号は、なぜそこに付いているのか。必ず理由があるということです。
たとえば「思い出の子守歌」のメロディーは、1番はpp(ピアニシモ)(しかも全員のユニゾンでpp)なのですが、2番はp(ピアノ)になります。そしてアルトが歌い出してメゾソプラノが受け継ぐ3番はmf(メゾフォルテ)になります。これ、ぜぇんぶ理由があるよっていう話を今日しました。
同じように「空と海の子守歌」ではP11の上段の2小節目が頂点になります。
次に気を付けたいことは、どんな曲でも同じですが「日本語に聞こえるように」ということです。
たとえば「風の子守歌」では「あの日の幸せと」はOKなのですが「この日の不幸せと」の「不幸せ」が「節合わせ」に聞こえないように歌うことはトッテモ大変です。
ウソだと思ったらお風呂か便所で「このひーの ふしあわせーとー」と歌ってみるがいい。おそらく竹の束(たば)を並べて節(ふし)を合わせる「このひーの 節合わせーとー」と歌っている自分に気が付くことでしょう。
それでね、オリンピックと同じで「基礎基本」が大切なんです。ここで言う「基礎基本」とは、この部分をヘタに歌うと「節合わせ」に聞こえるかもしれない…ということに気付いているか知らずにいるか、です。
気付いていれば「基礎基本」の第1段階はクリアです。気付いていなかったらねぇ、そりゃもう大変な表現になりますよ(笑)。
今日の練習で、かなり強弱表現記号の位置を覚えることができました。覚える…というよりは身体に叩き込むという感じかな。
そして、変なニホンゴにならないように気を付けることもできました。2曲やり残したことは予定外で反省していますが、かなり理解が深まったと思います。
その「理解」を表現に結びつけるためには!!!
やはり「声の響き」です。そして「正確な音程」。
歌詞に対する「イメージを膨らませる」ことも話をしました。
「声の響き」と「正確な音程」はエンジンですね。自転車ならば後ろのタイヤです。
「イメージ」はハンドルですね。自転車ならば前のタイヤです。
今度メンバーがそろうのは合宿になりますね。
がんばりましょう。素晴らしいステージを実現させるために!!