【令和5年1月14日(土)】
今日は大学入試の共通センター試験です。大切なメンバーの中にも二人ほど受験する子がいるはずで、本人が今日受験しているかどうかはともかく、良い春が巡ってくるように…と祈っています。もとより神頼みなどする嶋田ではありませんが、そして自分の祈りなど何の役にも立たないことは分かっているのですが、それでも祈っています。応援しています。どうか頑張ってくださいね。
来週21日(土)と28日(土)には今木智彦先生をお迎えします。
前回12月24日のご指導で分かりましたが、嶋田先生の指導は歌詞から入ります。今木先生は純粋に音楽からアプローチする指導です。つまり指導の方向というか根本が全く違います。
今木先生を持ち上げるつもりはありませんが、一つだけ確かに言えることがあります。
それは、嶋田先生がなぜ「歌詞から指導するか」です。
もちろん嶋田先生の専門が国語であり(中学校や高校に行けば国語の先生になります)、しかも古典(江戸時代以前の国語)でもなく漢文(日本語の土台となった古い中国語)でもなく、近代文学(明治時代から昭和にかけての国語)が専門だということがありますが、それ以前に嶋田先生には「音楽から指導すること」ができない…というのが理由です。音楽から指導することができない嶋田先生は、だから「歌詞から指導する」しか方法がないわけです。
そのことが12月24日によ~く分かった。
なに? なぜ今まで分からなかったんだ? だと?
それはね、「音楽そのものからアプローチする指導」を何度も見てきましたが、それは他の合唱団やオーケストラや東海メールクワイアーでの練習で、いろんな「音楽そのものからアプローチする指導」を見てきたんです。
それは自分で「勉強するつもり」で見ていたし、わざわざ他の合唱団の練習を見学に行ったりもしましたが、とどのつまりは「他の音楽団体」の練習でした。
ところが12月24日のご指導で歌っていたのは合唱団「空」だったのです。26年にわたって嶋田先生が指導してきたのですが、その合唱団「空」であったから、今まで何が足りなかったかが痛烈に分かったんですね。みなさん(の実力)が足りなかったんじゃないですよ。今までの「空」の練習に足りなかったものが分かったんです。
「歌詞の内容やイメージから音楽を指導し作っていく」方法には自分なりに自信を持っていますし、その方法が間違っているわけではありませんが、少なくとも嶋田先生には絶対にできない指導法がありました。それが「音楽そのものからアプローチする指導」です。
来週と再来週に連続で今木先生に指導していただく以上、あらかじめ歌う曲の音取りだけはしておきたい。というわけで、今日は「さんぽ」と「世界の約束」の音取りをしました。12月24日に歌った「となりのトトロ」と合わせて、とりあえず21日(土)にはこの3曲をご指導いただくこととします。
3曲ともメロディーは多くの子が知っています。しかし、ハーモニーの絡みは実は決してカンタンではありません。それは時々半音でぶつかる和音があることからも分かります。
それからピアノのパートが実に上手く作ってあります。それは編曲の寺嶋陸也さんが実は日本を代表する伴奏ピアニストであるからで、「おぉ、ここでこんなふうにピアノの音を組み立てるのか…」とハッとする部分がいっぱいあります。長年にわたって東京混声合唱団(日本一のプロ合唱団)でピアノを担当してこられた方で、嶋田先生はそのピアノを実演で1回聴き(わざわざ東京まで聴きに行きました)、あとはCDで聴いただけで話をしたことはありませんが、実に美しいピアノパートです。
このピアノを弾きこなすことができるピアニストは、そうそういないと思いますよ。まぁ東海地方では「タクミなんとか」という若い男性ピアニストがいるはずですが、その人くらいでしょうね。そう思います。
それにしても90分で「さんぽ」と「世界の約束」を全員が全部のパートを歌ってハーモニーを作ることができたのは大したもんだと思いましたわぃ。
後半は「水のいのち」から「海」の音取り確認です。これも丁寧に進めました。髙田三郎先生は「水のいのち」という曲を神に祈りながら書いたそうです。「あってはならない音を全て排除し」「あるべき音を全て入れることができるように…」と祈りながら書いた…というのは本人から聞いた話です。
ネットで調べてくれれば分かりますが髙田先生は敬虔(けいけん・親や神々に対する忠誠や崇敬や孝の心)なカトリック信者であり、その一生を「神に背かない生き方」の追求に捧げられた人でした。
このような曲を歌う時なら、嶋田先生の「歌詞から指導する」方法も少しは役に立つかもしれません(笑)。
午後は女声コーラス青との合同練習に8人のメンバーが参加してくれました。
この合同練習は12月に入ってから決まったものなのでスケジュールの都合で参加できないメンバーがいることは仕方がありませんが、しかし「空」のメンバーにとっては実に効率が良い練習です。女声コーラス青のみなさんの音程に支えられて、音取り確認と表現の両方がいっぺんにできますからね。参加できない子には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、参加できたメンバーにとっては実にオトクな時間でした。
あと2回、1月28日(土)と2月4日(土)に設定されていますから、スケジュール調整ができるものならゼヒ調整してみてください。「遅刻してでも参加します」という子もいるようで、とても嬉しいことです。
もちろん午前中の通常練習でもできるかぎりの支援をします。
そうそう、今日は「水のいのち」と「白いうた青いうた」の2枚のCDを無料配布しました。スケジュール調整が難しいメンバーをいかにサポートし支援するか、嶋田先生は自分にできる全ての方法を実行します。CDなどあまり聴かない…というメンバーもいるかもしれませんが、そんなことは嶋田先生には関係ありません。活用するか活用しないか、そんなことを考えるよりもCDを作って配っちゃう。「自分にできることを即、実行する」これが今の嶋田先生の方法です。
できるだけの活用をお願いします。指揮しているのは髙田先生と新実先生ですから、少なくとも強弱表現やテンポの設定などは参考になるはずです。
あと、新しいパートを考えなくてはなりません。アルトの女子メンバーが不足しています。
来週の練習で「パート希望アンケート」を配ります。「今のままのパートで良い」でもOKですし、「他のパートをやってみたい」でもOKですから、とにかく「自分の希望」を決めておいてください。
よろしくお願い申し上げます。