1回聴いただけで全部の音を取る

【令和4年9月10日(土)】
今日は曲集「南海譜」と曲集「火の山の子守歌」のフォロー・デイです。
でも「とどいてますか」のフォローから始めました。と言っても3回くらい歌っただけです。なぜかと言うと、みんな音程が正確で、かなり生き生きと歌ってくれたからです。
3回目は楽譜を見ないで(歌詞のページを見て)歌いました。なぜかと言うと、
https://www.bing.com/videos/search?q=%e6%96%b0%e5%ae%9f%e5%be%b3%e8%8b%b1&&view=detail&mid=3BD0AAE770C8ED4718933BD0AAE770C8ED471893&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3D%25E6%2596%25B0%25E5%25AE%259F%25E5%25BE%25B3%25E8%258B%25B1%26qs%3Dn%26form%3DQBVR%26%3D%2525e%25E6%25A4%259C%25E7%25B4%25A2%25E5%25B1%25A5%25E6%25AD%25B4%25E3%2581%25AE%25E7%25AE%25A1%25E7%2590%2586%2525E%26sp%3D-1%26pq%3D%25E6%2596%25B0%25E5%25AE%259F%25E5%25BE%25B3%25E8%258B%25B1%26sc%3D10-4%26sk%3D%26cvid%3DBA95D8D29EBC428EADA065B0FAC5266C%26ghsh%3D0%26ghacc%3D0%26ghpl%3D
この長いアドレスのYouTubeを見たからです。洗足学園大学の演奏による「とどいてますか」です。なかなかレベルの高い演奏。で、53小節目(例の7/8拍子の部分)から手拍子はモチロンももやひざを叩いているわけです。楽譜にもチャアンと「手拍子のほか、ももやひざなどをたたく」と書いてあります。と言うことはだよ、101小節目にも「手拍子など」と書いてありますから、その「など」というのが問題で、どこを叩くか、いろんなところを叩け…という指示なんでしょうね。
整理します。手拍子などを入れる部分は4ヶ所あって
① 13~14小節目 「手拍子」
② 53~60小節目 「手拍子のほか、ももやひざなどをたたく」
③ 101~102小節目 「手拍子など」
④ 123小節目 「軽やかな足踏み」
と書いてある。ジャーン!!!
「空」はこの①②③④を全て手拍子で練習していたぁ!!!
嶋田先生や他の合唱指揮者が指揮するのなら全部手拍子もアリかもしれませんが、本番を指揮してくださるのは幸せなことに作曲者ご自身です。絶対に「全部手拍子」なぁんてあり得なぁい!!!
みなさん、もうアキラメましょう。「とどいてますか」は暗譜です。そうしなければシャレじゃないけど手も足も出なくなります。ホント、手拍子や足踏みで手も足も出ないなんて、面白いシャレですね。笑われちまうぞぇ!!!
「白いうた青いうた」でもいろいろな打楽器を入れる新実先生です。だから「とどいてますか」だってタンブリンやカスタネットを使えばさまざまな音色を楽しむこともできるはずです。第一、タンブリンやカスタネットの方が音色も変化があるし音がハッキリと良く響きます。
その新実先生がタンブリンやカスタネットではなく「手」「もも」「ひざ」を選んだ理由を考えなくてはなりません。嶋田先生の答えはこうです。
① 人間に呼びかけた。だから「手」だけ。
② 草や木や鳥や虫は集まってきた。だから「手」「もも」「ひざ」。
③ 地球の全ての生き物なかま。だから「手」「もも」「ひざ」「頭」「おしり」もっといろいろ。
④ 最後に地球そのものも仲間になった。だから「足踏み」。
地球と全ての生き物なかまですから、タンブリンやカスタネットではなく肉体と肉体が触れあう「身体の響き」がほしいのだと思います。
これだけが正解ではないでしょうが、考えることに意味があります。このように考えると新実先生が「とどいてますか」という曲に込めたメッセージが見えてくるわけです。そこが大切。
さぁみなさん、もうアキラメましょう。「とどいてますか」は暗譜です。上のYouTubeを見て来週までに暗譜してきてくださいね。お願いします。

次は「無名」と「盲導犬S」のフォロー・サポート。コロナのせいでなかなか練習に来られなくて新しいアレンジの楽譜を今日もらった…という子もいましたから、あせらずあわてず音取りの確認です。しかし短い時間で全力集中。
思うに今日の練習のキーワードは、この「全力集中」でした。「1回聴いただけで全部の音を取るぞ」という姿勢。その聴き方。これが見られただけでも、今日の練習は大成功と言って良いでしょう。
「盲導犬S」はスタカートに注意しましょう。
「  」がスタカートの部分です。
「なぜまち」見えない
「いつ」景色消えたの
「みあげる」首すじ
「いと」おしく「ふる」え
「うご」かない眼に
「まが」り角おしえる
「かぜふく」石道の鈴「の音」よ
「太古の」砂漠で
「旅」をした二人の
「かわらぬ」絆
こころの「赤」
この「  」の中をスタカートで歌うことにより、日本語が非常に自然に響きます。今日はシツコク練習しませんでしたが、楽譜を見るだけでもすぐに分かりますから、一度確認しておいてください。お願いします。

曲集「南海譜」は「鳥舟」と「なまずのふろや」と「いでそよ人を」と「砂よ」を歌いました。
曲集「火の山の子守歌」は「夢幻」と「落葉」と「春」を歌いました。
それぞれ特徴があり、一人一人がこれまでにアタックした練習回数も違いますので、細かいことを書いてもキリがありません。
大切なことは「どの曲が一番コワいですか?」と嶋田先生が聞いた時に「パッと答えられる」ということです。
自分は「何が苦手なのか」自分に「不足している部分はどこか」を「知っている子」は必ず伸びます。
国語でも算数でも体育でも「自分はどこが苦手で何が分からないのか」が「分かっていない」子は伸びない。1000人くらい担任をしてきましたから分かります。
ちっとも成績が伸びない子っていうのは「脳みそが悪い」からではなく「自分のウィークポイントが分からない」からなんです。

来週は新実先生リハーサルの前日です。「南海譜」と「火の山の子守歌」と「ことばあそびうた」を全部歌い通せれば良いのですが時間的には難しいと思います。
「どの曲を歌いましょうか?」と聞きますからパッと答えられるようにして来てください。
よろしくお願いします。