第27回定期演奏会
本物を追いかけた3年間、ここに集大成!
「白青」全53曲、遂に完唱
ほんとうに幸せな時間でした!
「白いうた青いうた」全53曲を、3年間かけて歌いつくすという無謀とも思えるチャレンジは、内匠先生と新実先生のピアノ連弾による「噴水のワルツ(二十歳)」で感動のフィナーレを迎えました。
コロナ渦のまっただ中でスタートした新実先生とのタッグ。思うような練習ができないまま新実先生の直接ご指導の日を迎え、楽譜の理解力、技術的な力不足をその場にいた全員が実感したあの日から3年、ただひたすらに妥協のない本物志向を求め、我慢強くご指導くださった新実先生のお力によって、集大成にふさわしいニイミサウンドをご披露できたのではないかと思います。
また打楽器との共演となる「生まれてから」では、その大迫力の音の強さに目が奪われがちですが、その音に負けない厚い響きや耳を引き寄せる繊細な声に、聴き手の集中力もぐっと増していたと思います。終曲の「なによりもまず」に涙が出たとおっしゃってくれたお客様が何人もいました。歌い手冥利に尽きる最高のお言葉です。
それにしてもプロの打楽器奏者のおふたりは見ごたえがありましたね。素晴らしい演奏をありがとうございました。
今木先生のジブリソングスも、アンケートでは高い評価をいただけました。誰でも歌える歌だけど、合唱曲となった途端それは何倍にも難しくなる、、、。こちらも「スタート時点ではどうなるかと思った」(今木先生談)ほどヤバい状態から、あの手この手で子どもたちのやる気を引き出す今木マジックで、最終的には「過去最高」(嶋田先生)のハーモニーをお届けできました。
ご来場くださいました皆様、そして応援してくださるたくさんの皆様、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
来年の第28回定期演奏会は、池辺晋一郎先生をお迎えして開催いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
新実徳英先生に、
「空」の音楽監督にご就任いただきました
広く愛唱される「白いうた 青いうた」や
Nコン2022小学校の部課題曲「とどいてますか」の作曲者です
合唱団「空」は、★作曲家ご自身の指揮で歌うコンサートを目指す ★日本の童謡を歌い継ぐ ★老人ホーム慰問などのボランティア活動を行う という3つを活動の柱としています。新実徳英先生にはこの活動の趣旨に賛同いただき、音楽総監督に就任していただきました。
先生には、2005年(第9回)、2010年(第14回)、2021年(第25回)、2022年(第26回)、2023年(第27回)の定期演奏会で指揮・ご指導をいただいております。「空」スタッフ、父母会、そして子どもたちからの強い要望であることをお伝えしたところ、快くお引き受けくださいました。
日本を代表する作曲家でありながら、普段はとても気さくでユーモアにあふれ、子どもたちも先生のことが大好き。しかしながら練習では相手が小学生であろうが妥協なし、一音一音、音譜に込められた世界観を表現するための地道で緻密な練習が続きます。
これからどこまで子どもたちは成長するのか、期待と幸福感で胸が高鳴ります。
「空」(そら)は、学校5日制の趣旨を生かして「子供たちの個性を伸ばし、普段の生活からは得られない感動やより質の高い音楽体験を共有する場を…」との願いから組織された、名古屋で活動する少年少女のための合唱団です。「音楽が好き、歌が大好き」という共通の気持ちを持つ子に、音楽を愛好する心を養うとともに、努力と成果の関連性を練習や発表会などの実体験の中から感じ取り、社会に生きるひとりの人間としての成長を目指しています。
毎週土曜日、名古屋市中区・金山駅近くのホールやスタジオで練習しています。年に一回の定期演奏会のほか、老人ホーム慰問などのボランティア活動、地域の音楽活動などに参加しています。
作曲者ご自身の指揮で
コンサートを
「空」は、もしかすると日本で一番ぜいたくで幸せな少年少女合唱団なのかもしれません。
どうしてか? それは、「ベートーヴェンに『エリーゼのために』の弾き方を教えてもらおう」というコアコンセプトにあります。つまり演奏会の指揮は、歌う曲の作曲者ご本人にしていただいているということ。
第1回の大中恩先生は「さっちゃん」や「おなかがへるうた」の作曲者、最新の湯山昭先生は「あめふりくまのこ」や「おはなしゆびさん」の作曲者です。
作曲者が曲に込めた思いを、贅沢にもご本人からご教示いただき、レッスンを受け、そして演奏会では指揮をしていただく、歌い手としてこれほどぜいたくで幸せなことはありません。
1997年 | 第1回 | 大中恩 先生 | 2011年 | 第15回 | 湯山昭 先生 |
1998年 | 第2回 | 湯山昭 先生 | 2012年 | 第16回 | 池辺晋一郎 先生 |
1999年 | 第3回 | 池辺晋一郎 先生 | 2013年 | 第17回 | 湯山昭 先生 |
2000年 | 第4回 | 大中恩 先生 | 2014年 | 第18回 | 湯山昭 先生 |
2001年 | 第5回 | 松原千振 先生 | 2015年 | 第19回 | 湯山昭 先生 |
2002年 | 第6回 | 湯山昭 先生 | 2016年 | 第20回 | 湯山昭 先生 |
2003年 | 第7回 | 青島広志 先生 | 2017年 | 第21回 | 湯山昭 先生 |
2004年 | 第8回 | 大中恩 先生 | 2018年 | 第22回 | 湯山昭 先生 |
2005年 | 第9回 | 新実徳英 先生 | 2019年 | 第23回 | 湯山昭 先生 ※ |
2006年 | 第10回 | 池辺晋一郎 先生 | 2020年 (2021年) |
第24回 | 湯山昭 先生 ※ |
2007年 | 第11回 | 湯山昭 先生 | 2021年 (2022年) |
第25回 | 新実徳英 先生 |
2008年 | 第12回 | 中田幸子 先生 | 2022年 | 第26回 | 新実徳英 先生 |
2009年 | 第13回 | 湯山昭 先生 | 2023年 | 第27回 | 新実徳英 先生 |
2010年 | 第14回 | 新実徳英 先生 | 2024年 | 第28回 | 池辺晋一郎 先生 |
作曲者ご自身の指揮で
コンサートを
「空」は、もしかすると日本で一番ぜいたくで幸せな少年少女合唱団なのかもしれません。
どうしてか? それは、「ベートーヴェンに『エリーゼのために』の弾き方を教えてもらおう」というコアコンセプトにあります。つまり演奏会の指揮は、歌う曲の作曲者ご本人にしていただいているということ。
第1回の大中恩先生は「さっちゃん」や「おなかがへるうた」の作曲者、最新の湯山昭先生は「あめふりくまのこ」や「おはなしゆびさん」の作曲者です。
作曲者が曲に込めた思いを、贅沢にもご本人からご教示いただき、レッスンを受け、そして演奏会では指揮をしていただく、歌い手としてこれほどぜいたくで幸せなことはありません。
1997年 | 第1回 | 大中恩 先生 |
1998年 | 第2回 | 湯山昭 先生 |
1999年 | 第3回 | 池辺晋一郎 先生 |
2000年 | 第4回 | 大中恩 先生 |
2001年 | 第5回 | 松原千振 先生 |
2002年 | 第6回 | 湯山昭 先生 |
2003年 | 第7回 | 青島広志 先生 |
2004年 | 第8回 | 大中恩 先生 |
2005年 | 第9回 | 新実徳英 先生 |
2006年 | 第10回 | 池辺晋一郎 先生 |
2007年 | 第11回 | 湯山昭 先生 |
2008年 | 第12回 | 中田幸子 先生 |
2009年 | 第13回 | 湯山昭 先生 |
2010年 | 第14回 | 新実徳英 先生 |
2011年 | 第15回 | 湯山昭 先生 |
2012年 | 第16回 | 池辺晋一郎 先生 |
2013年 | 第17回 | 湯山昭 先生 |
2014年 | 第18回 | 湯山昭 先生 |
2015年 | 第19回 | 湯山昭 先生 |
2016年 | 第20回 | 湯山昭 先生 |
2017年 | 第21回 | 湯山昭 先生 |
2018年 | 第22回 | 湯山昭 先生 |
2019年 | 第23回 | 湯山昭 先生 ※ |
2020年(2021年) | 第24回 | 湯山昭 先生 ※ |
2021年(2022年) | 第25回 | 新実徳英 生 |
2022年 | 第26回 | 新実徳英 先生 |
2023年 | 第27回 | 新実徳英 先生 |
2024年 | 第28回 | 池辺晋一郎先生 予定 |
※ 体調不良につき嶋田先生が代理指揮
お世話になっている先生方・ご協力いただいている関係者様のWEBサイト