• 不運が重なりました。ごめんなさい。

    【令和7年2月22日(土)】
     今日は合唱団「空」の歴史の中でもベストスリーに入るくらいの「ダメな練習」になりました(涙)。参加してくれたメンバーに、まずもってお詫びを申し上げます。

     不運が重なりましたねぇ。

    不運その①
     コンピュータを持っていかなかったこと。
     せっかく内匠先生がいるのだから、わざわざ重いコンピュータを持っていかなくってもイイや…と思って、今日は楽譜だけ持って家を出ました。

    不運その②
     モーニングを食べていたら内匠先生から電話がかかってきた。
     なんでも奥様の体調が良くないとのこと。「体調が悪い奥様をホッタラカシテ練習に来なくても良い」と指令を出して、休んでもらいました。

    不運その③
     フェールマミの戸棚に置いてあった鍵盤ハーモニーがない!!!
     おっかしいなぁ。先週の練習の後で置いておいた場所に鍵盤ハーモニカがありません。どこを探しても見当たりませんでした(涙)。

     予定していた曲は「小さな法螺」と「北極星の子守歌」でした。で、「小さな法螺」は何とか練習したものの、伴奏なしの鍵盤ハーモニカなしで、非常に効率が悪かったです。
     不運が三つ重なりました。
     特に③の鍵盤ハーモニカ紛失事件は大きな問題です。ありゃぁ¥20,000もするんだぜぇ。
     来週の練習までに新しい鍵盤ハーモニカを手に入れてきますね♪
     申し訳ないニャン。みんな、よくがんばってくれましたニャー。

     なので「北極星の子守歌」をゴリ押しで練習するのは中止して、無伴奏で歌う曲に予定変更です。
     「ゆうやけこやけ」も「ふるさと」もきれいにハーモニーを作ることができました。いやいや、「小さな法螺」も含めて、「ゆうやけこやけ」も「ふるさと」もメンバーの音取り能力は高い。なので「ふるさと」では和音が変化する部分で止めて、ハーモニカの変化を確かめながら味わうことができました。

     最後の15分ほどはスプリングコンサートでは歌わないのですが「さくらさくら」の一番を歌いました。さすがに二番と三番まではいきませんでしたが、15分で一番のハーモニーを作ることができたのは素晴らしかったと思います。

     今日は「ふるさと」が出色(しゅっしょく・良かったこと)でした。
     メンバーの強力な協力に大感謝です♪

  • 自己紹介をしました。よろしくね!

    【令和7年2月15日(土)】
     先週に続いて今日は1年生(春から2年生)の新メンバーを迎えて、「自己紹介コーナー」から始まった今日でした♪みなさん、よろしくお願いいたします。

     だから練習のスタートは「となりのトトロ」にしました。1年生も知っているであろうメロディーをみんなで歌った後、ハーモニーを作りました。
     みんな、だいぶ「となりのトトロ」の音楽の流れが身に入ってきましたね。声に力強さがありました。

     そして、久しぶりに「ミミクリーペット」と「證誠寺とカタツムリ」の練習をしました。
     この「ミミクリーペット」と「證誠寺とカタツムリ」は、4月5日(土)の合唱体験会+スプリングコンサートでも、「空」の紹介コーナーとして使おうと思っています。
     みなさん、協力をお願いします。

     コンサートのプログラムとしては今日はこんな順番で進めました。です。
    ○ぶどう摘み
    ○しらかば
    ○火の山の子守歌
    ○南海譜
     全員で、全部のパートを歌いましたから、慣れているメンバーは大丈夫だったとしても、初めての1年生には大変だったかもしれません。ごめんなさいね。
     でも、早く上手になってほしかったから、がんばって歌ってもらいました。そうしてガンバっているうちに、だんだん耳が良くなってきて平気になってくるはずです。先生もお兄さんお姉さんも応援しますから、一生懸命に歌いましょう♪

     それにしてもこの4曲、なかなか良かったですよ。初めて歌うメンバーもたくさんいたはずです。でも何とかハーモニーを作ることができたのは、音取りの時に集中して楽譜を見て聴いていたからです。
     音楽をやろうと思ったら、一番大切なのは耳です。つまり「聴く力」です。
    でも、日本語では「聴く」と「聞く」と二つの漢字があります。
     「聞く」というのは、道を歩いていたりする時に聞こえてくる小鳥の声や自動車の音のことで、聞いていなくても聞こえてくる状態のことを意味します。
     「聴く」というのは、授業中の先生の説明やコンサートのオーケストラの音のように、どういう意味なのかとか、どんな美しさなのかとか、意味をとらえて「聴く」ということです。
     恒川先生のお手本や、先生たちの鍵盤ハーモニカの音を、小鳥やセミの声や自動車の音みたいに聞いてくれては困ります。
     恒川先生のお手本や、先生たちの鍵盤ハーモニカの音は、授業中の先生の説明やコンサートのオーケストラの音のように、どういう意味なのかをとらえて聴いてほしいのです。
     それができるのが合唱団「空」の強みであり、「空」でそういう聴き方ができるということは、授業でも同じことができるはずで、絶対に成績も上がるはずです(笑)。
     そのような「聴き方」をするように徹底的にお願いしました。
     では、そのような「聴き方」ができているかどうかのバロメーターは、楽譜をシッカリ見ているかどうか…です。それで分かります。
     楽譜をシッカリ見て音を聴く ということは
     ボールをシッカリ見てバットを振る ということと同じです。

     ボールをシッカリ見ないでバットを振っている子に、はたして野球ができるだろうか?
    ということは
     楽譜をシッカリ見ないで音を聞いて(聴いてではない!)いる子には合唱はできないということになります。
     しつこく「楽譜を見て」「音を聴いて」と言ったのは、そういう意味です。

     でも、なかなか良いハーモニーができました。良かったと思います。
     これで、アンコールの「北極星の子守歌」「小さな法螺」が残りました。
     来週が楽しみです。よろしくお願いいたします。

  • チラシを配りました

    【令和7年2月8日(土)】
     今日は1年生(春から2年生)の新メンバーを迎えてニギヤカでした。新メンバーとしての紹介ができなかったのですが、嶋田先生が「入団決定」かどうか分からなかったからです。ごめんなさい。来週、同じ1年生(春から2年生)の子がもう一人入団してくれると聞きましたので、来週の練習で「自己紹介コーナー」をやりたいと思います♪

     さて、今日も4月5日(土)に北文化小劇場ホールで開く合唱体験会+スプリングコンサートのプログラムを進めました。今日はこんな順番です。
     ○うたにつばさがあれば
     ○地球はひまわり
     ○空がこんなに青いとは
     ○ゆうやけこやけ
     ○となりのトトロ
     ○春の小川
     ○ふるさと
     ○もみじ
     先週に続いて「7曲も歌ったんだ」と感心しています。
     なに? ○の曲名が8曲あるがや だと?
     そうです。ただ、「もみじ」は最後の5分で1回通しただけなので外しただけの話です。ただし、自分のパートを歌ってハーモニーを作って歌いました。
     そして残りの頃の7曲は、全部のパートを全員で歌ってみてからハーモニーを作るという「空」の定石(じょうせき・決まっている方法)で歌い通しました。

     先週よりも進歩したのは、その後でインスタグラムの撮影用に「となりのトトロ」を歌ったことです♪ これは鍵盤ハーモニカの助け無しで、そのかわり嶋田先生もアルトに入って歌いました。
     なに? 嶋田先生が入らなかったらもう少しマシなハーモニーになったのになぁ だと?
     ほっとけ! 歌いたいから歌ったんじゃわぃ。

     「もみじ」は最後の5分だけとは言え、わりと正確に歌えています。1回歌って音が分かったら、それがキッチリと頭に定着しているようで、たのもしく思いました♪
     それよりも、今日のハイライトは「ふるさと」でした。実はサンザンに迷ったあげく、編曲(アレンジ)を変えることにしました。だから新しい楽譜を印刷して持っていき、その新しい楽譜をノリで貼り付けてもらいました。
     今日、事情で参加できなかった人の分も残してありますから、来週以降に貼り付けてくださいね。
     「ふるさと」の新しい楽譜は、若松正司という作曲家の編曲(アレンジ)を基本にして、終結部に萩原英彦という作曲家の編曲(アレンジ)に切り替えて、小学校の教科書に載っていた楽譜(石井 歓という作曲家の編曲)を3番のソロに加えました。
     嶋田先生が作曲した部分は一つもありません。三人とも天国におられる作曲家ですが、ネットで調べてくれれば分かりますが石井歓先生や萩原英彦先生は日本の合唱史上で不滅(ふめつ・ぜったい消えないこと)の大作曲家。若松正司先生は小学生・中学生のための合唱曲を数多く残された教育音楽家です。
     いやぁ、きれいでしたねぇ。すごく美しいハーモニーが響きました。全員が初見なのに「おみごと!」っていう感じでした。今日は何人かのパパさんママさんが聴いておられましたが、感想を聞いてみたいものです。

     これで、残るは「白いうた青いうた」の中から「ぶどう摘み」「火の山の子守歌」「南海譜」「しらかば」とアンコールの「北極星の子守歌」「小さな法螺」です。この6曲もまったく歌っていないわけではなく、1回か2回は歌っていますので、2月中にはプログラムを一通り理解することができるでしょう。
     3月は表現の練習をします。そして、できれば合唱体験会+スプリングコンサートでは歌わない曲にも取り組みたいと思います。すなわち「七つのあそびうた」と「こころってなあに」ですね。

     合唱体験会+スプリングコンサートのチラシを配りました。
     せっかくの機会ですから、一人でも多くの子に聴いてもらえるように、そして一人でも多くのメンバーが入団してくれますように、宣伝してください。
     みんなの力が必要です。よろしくお願いいたします。

  • 今はハンドルの季節

    【令和7年2月1日(土)】
     2月になりました。受験生がんばれ!!何の力にもなれない嶋田先生ですが、祈ることはできます。「どうしてるかなぁ、がんばってるかなぁ」と思いながら「合唱で培った集中力を生かして!」と祈っています。

     さて、今日は、4月5日(土)に北文化小劇場ホールで開く合唱体験会+スプリングコンサートのプログラムを進めました。こんな順番です。
     ○となりのトトロ
     ○うたにつばさがあれば
     ○地球はひまわり
     ○空がこんなに青いとは
     ○ゆうやけこやけ
     ○春の小川
     ○北極星の子守歌
     ○小さな法螺
     今こうして思い出して書いていても「7曲も歌ったんだ」と感心しています。
     なに? ○の曲名が8曲あるがや だと?
     そうです。ただ、「小さな法螺」は最後の5分でメロディーを1回通しただけなので外しただけの話です。
     つまり残りの7曲は、全部のパートを全員で歌ってみてからハーモニーを作るという「空」の定石(じょうせき・決まっている方法)で歌い通しました。

     まぁ、ホンの少しピッチが下がっていました。ピッチというのは「ビミョーな音程」という意味で、「ホンの少し音程が定まらない」ということです。
     これを「お~ぃ、今日は何だか、みんな悲しそうな声だぞぇ」と指摘しましたし、恒川先生は声の出し方についていろいろアドバイスをくださいました。
     まぁピッチというものは「下がっているよ」「ハイわかりました、気を付けまっす」みたいに直るものではありません。時間をかけてユックリ練習していきましょう。

     というのも、今日は(来週も)ピッチだとか発声だとかではなく、まずはシッカリと音を取って音楽の流れをつかみ、そしてハーモニーを感じる耳を育てるのが目標でしたので。
     自転車にたとえれば
     ○ピッチ・発声・響く声 → 後ろの車輪・ペダル
     ○ハーモニーを感じる耳 → 前の車輪・ハンドル
     です。
     そういう意味では今日の目標は完全に達成されました。すごく嬉しくて、ルンルンな気分で家に帰ってきました♪

     今日歌った曲は、もちろんみんなステキな曲ばかりだったのですが、嶋田先生的には「北極星の子守歌」で心が震えましたねぇ。なんて言うのかなぁ、子どもっぽくない、安っぽくない、単純じゃぁない、
     他の曲が子どもっぽくて安っぽくて単純だという意味じゃないですよ!!!
     でも、新実徳英という作曲家が渾身(こんしん)の力を振り絞って練り上げた音楽 っていう感じがしました。歌っていたみなさんはどう思ったのかな…。
     「うたにつばさがあれば」もステキな曲ですねぇ。「地球はひまわり」もシンプルだけど素晴らしい曲です。「空がこんなに青いとは」など「友達の手を離さぬように」「一人でももう泣かないように」なんて歌うとアタシは涙が出てきますわぃ。歌っていたみなさんはどう思ったのかな…。

     今日も、みなさんのおかげでステキな時間を過ごすことができました。大感謝です♪

  • 暫定(ざんてい)パート

    【令和7年1月25日(土)】
     今日は、4月5日(土)に北文化小劇場ホールで開く合唱体験会+スプリングコンサートで使う楽譜を配りました。
     合唱体験会のプログラムは

    【第1ステージ】歌い継ぎたい歌ウタうた
    ☆うたにつばさがあれば
    ☆地球はひまわり
    ☆空がこんなに青いとは
    ☆となりのトトロ
    【第2ステージ】白いうた青いうた
    ○ぶどう摘み
    ○火の山の子守歌
    ○南海譜
    ○しらかば
    【第3ステージ】小学校で習う文部省唱歌集
    ○ゆうやけこやけ
    ○春の小川
    ○もみじ
    ○ふるさと
    【第4ステージ】見学体験希望者がステージに上がって
    ☆となりのトトロ
    ☆ゆうやけこやけ
    【アンコール】見学体験希望者がステージから下りて
    ○小さな法螺
    ○北極星の子守歌

     となっていて、☆の曲を1冊の楽譜にまとめたわけです。この楽譜を持っていれば、第1ステージと第4ステージがクリアできるわけです。「ゆうやけこやけ」がダブっていますが、「ゆうやけこやけ」1曲のために楽譜を持ち替えるのはメンドウなので、ダブりは承知で入れておきました♪

     発声練習を含めて「となりのトトロ」のメロディーを歌いました。そして、新しく決まった暫定(ざんてい)パートに分かれてハーモニーを作ることができました。
     暫定(ざんてい)というのは「とりあえず」という意味です。だってまだ全員の声を聴いたわけじゃないし、希望を聞いていないメンバーもいます。
     不公平はいけない。だから正式なパートは全員の声を聴いて全員の希望を聞き終わってから「正式決定」となります。
     ただ、4月5日の体験コンサートで仮に10人の新入団員が入ってくれたとして、その10人が全員高い声でソプラノ希望なぁんてことになるかもしれません。そうなったら今日発表した暫定パートの中から何人かに移動してもらうことになるかも…です。
     合唱のパートって、人数バランスがとっても大切なんですからね。
     早い話が正真正銘の「正式パート」の決定は4月の中頃っていうことになります。

     次に「地球はひまわり」と「空がこんなに青いとは」。合計3曲を最初から最後までハーモニーを作ることができました。例によって全部のパートを全員で確認して…の話です。
     とても効率よく練習を進めることができました。

     最後の30分で、「白いうた青いうた」の中から「ぶどう摘み」を練習しました。まずは全員でメロディーを確認し、1番(楽譜で言うと1ページ目と2ページ目)をハーモニーにしました。「かごを だけば すあしのみち」から3声に分かれるハーモニーがすごくステキでした。
     あと20分あれば最後までハーモニーを作って歌い通すことができたでしょう。しかし新しい曲を3曲通した上で「ぶどう摘み」の1番ですから、すごいスピードでした。
     来週もがんばりましょう。

  • 4月5日(土)のプログラム

    【令和7年1月18日(土)】
     先週の父母総会で、4月5日(土)に北文化小劇場ホールにおいて合唱体験会+スプリングコンサートを開くことが承認されました。
     合唱体験会はフェールマミでやるのも良いけれど、いっそのことホールでやってしまえってことで、返す刀でスプリングコンサートにしてしまえってことです。
     なぜなら4月5日の時点で「白いうた青いうた」や「小学校で習う文部省唱歌集」の中の何曲かが歌えるようになっていれば、その後の練習スケジュールがとっても楽になるわけで、4月5日に中間目標を定めることは「空」にとってメリットしかない話になります。
     それが「ホールで歌う合唱体験会」になれば有効な時間となりますね。

     というわけで、今日はメンバーに「希望のパート」を聞きました。今日来られなかったメンバーは来週教えてください。
     そして「ゆうやけこやけ」を使って、全員に一人で全部のパートを歌ってもらいました。声を聞けば、その子に一番合っているパートがどこなのか分かりますからね。
     それで、その子の希望と先生の考えとをスリ合わせて、今年のパートを決めようってわけです。
     それで一人一人の声を聴かせてもらってオドロイたのですが、男子メンバーもけっこう高い声が出せていて、今ならソプラノでもできそうな子もいました(拍手)。でも男子はどんどん声がテノールやバスに成長していきますから、長い目で見ればアルトを担当してもらうのが無難(ぶなん)でしょう。
     そして女子メンバーも高い声から低い声まで実になめらかで、鍵盤ハーモニカの音域を全部出してしまう子もいて、実にオドロキました♪
     はっきり言えば(女子メンバーにとっては)パートなんかクジかジャンケンで決めても大丈夫なのです。しかし「どちらかと言えば」ということがあり、ベストを目指そうとすれば「この子はソプラノ」「この子はアルト」というポジションがあります。
     できれば来週に発表したいと思います。

     今日は前半の練習で「白いうた青いうた」を全部メロディーだけ歌いました。とっても魅力的なメロディーが続いて、前で聴いていてもとても気持ちが良かったです。

     そして最後は「七つのあそびうた」の中から「うみ」を歌いました。この曲を練習するのは初めてで、全員が初見だったのですが、楽譜を見る力も高まっているのでドンドン歌うことができました。
     音取りは早い!!!

     せっかくですから最初に書いた4月5日(土)の合唱体験会+スプリングコンサートについて、歌う曲目(プログラム)を共通理解しておきます。
     タイトルが長いのですが(笑)
    スプリングコンサート2025 ♪ホールのステージでみんなで歌おう合唱体験スペシャル♪
    としました。

    【第1ステージ】歌い継ぎたい歌ウタうた
    ○うたにつばさがあれば
    ☆地球はひまわり
    ☆空がこんなに青いとは
    ☆となりのトトロ
    【第2ステージ】白いうた青いうた
    ○ぶどう摘み
    ○火の山の子守歌
    ○南海譜
    ○しらかば
    【第3ステージ】小学校で習う文部省唱歌集
    ○ゆうやけこやけ
    ○春の小川
    ○もみじ
    ○ふるさと
    【第4ステージ】見学体験希望者がステージに上がって
    ☆となりのトトロ
    ○ゆうやけこやけ
    【アンコール】見学体験希望者がステージから下りて
    ○小さな法螺
    ○北極星の子守歌

     ☆の曲は来週に楽譜を配ります。
     ○の曲は第29回定期演奏会で歌う曲ですから4月にこれだけ歌えるようになっていればすごく効率が良い。
     力を貸してください。みんな、よろしくね。

  • 新入生大歓迎!

    【令和7年1月11日(土)】
     今日は2名の新入団員を迎えることができ、また見学の子が2名来てくれて、嬉しい雰囲気の中で練習を進めることができました。やりたい練習内容が山ほどあるので、見学の子にとっては難しい内容もあって大変だったでしょうが、要は「こういう力が高まれば合唱が楽しくなる」という話をしながら練習を組み立てました。
    入団してくれると良いなあ…と願っています。

     さて、今日は「夢の世界を」と「ゆうやけこやけ」でノドの調子を整えてから「山男のヨーデル」を歌ってみました。
     「ゆうやけこやけ」と「山男のヨーデル」、この2曲には共通点があります。
    ○メロディーを受け持つのは最初から最後までソプラノ
    ○1番の歌い出しでソプラノがメロディーを歌う時、メゾソプラノとアルトはハミングで始まる
    ○2番あるいは3番の歌い出しはメゾソプラノがソプラノより高い音で始まる
     なぜ、こんな共通点があるかと言うと、実は編曲者(アレンジ)が同じ作曲家だからです。
     若松正司先生。「ゆうやけこやけ」や「山男のヨーデル」の他にも、素晴らしい編曲が多くあり、いつの日か 「若松正司名編曲集」 などというステージを組むのも面白いと思っています。
     「山男のヨーデル」は名曲です。今日は集まったメンバーの力量もあって非常に美しいハーモニーを作ることができました。合唱に目覚めた高校生くらいになると「もう少し美しくハモりたい」と思っていたはずですが、今日は新入団員もいて見学者もいて、「どんなふうにハモるか」を分かってもらうのが目的ですから十分なハーモニーだったと思います。

     後半は「春の小川」をやりました。
     最初はユニゾン(全員がメロディー)なのですが二部合唱に分かれて三部合唱に発展してから四部合唱で盛り上がる…という構成ですから、3年生の教科書に載っている曲をみごとにアレンジするものですね。
     「春の小川」の編曲(アレンジ)は萩原英彦先生。この素晴らしいアレンジを、全員が全部のパートを歌ってからハーモニーを作りました。
    よく頑張ってくれました。

     最後に「富士山」のツボになる部分をハーモニーにして終了。
     「ゆうやけこやけ」をキチンとハーモニーを作ることができたのは大収穫でした。
     素晴らしい時間でしたが見学の子にとっては大変だったかなぁ。ごめんなさい。もう少しカンタンな練習にすると良かったネ。

  • 瞬発力と爆発力と響き

    【令和7年1月4日(土)】
     明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
     年末から年始にかけて、曜日の関係で土曜日が年末年始休業からハズレていて、「空」の練習は休みなく行うことができました。12月28日も今日も休みにしても良かったのですが、普段なかなか練習に来られないメンバーを一人でも少しでも助けることができれば…という思いがあったので、練習を組みました。
     はたして、4月から大阪や静岡に行ってしまうメンバーが2回とも来てくれて、28日にインフルで倒れていた子が今日は来てくれて、今日来られなかった子も28日には来てくれて…と、「空」全体として少しでもプラスになったことと思います。
     帰省や旅行や餅つき大会などで2回とも来られない子が普通ですから、また来週から心機一転ガンバリましょう。

     しかし、今日のメンバーにとって10月の第29回定期演奏会で歌う曲は2曲だけでした。「うんこ」と「おおかみ」です。第29回定期演奏会のために…そういう意味では救うことができなかったかもしれない。申し訳ないです。

     思うところあって、今日の前半は第29回定期演奏会とは全く関係のない曲をやってみました。その理由は二つあります。
     一つ目は、池辺晋一郎作品オンリー、新実徳英作品オンリー、というのではなく、たまには違う世界をのぞいてみることも良いでしょうってことです。いろいろ歌ってみることで何か新しい世界が広がるかもしれません。第29回定期演奏会で「小学校で習う文部省唱歌」ステージを入れたのも同じ理由です。
     二つ目は、今の「空」メンバーが身につけるべき「合唱力」を高めるためです。今の「空」メンバーの良い点は、音取りの速さや正確さとか柔らかい声とかデリケートな表現力とか、いろいろあります。逆に「もう少し身につけるべき点」「もう少し高めたい力」とは
     ○高い声をパーンと出す瞬発力
     ○燃え上がるようなフォルティシモ
     ○響きのある声をみがく
    でしょう。瞬発力と爆発力と響きですね。もう一つ言えば、小学生や今度入団してくるメンバーのために「ドレミファソラシド」の「音感」が高められれば最高です。そのために「かえるの合唱」とか腹筋体操とかに力を入れても良いのですが、それはツマラナイと思います。  
     そこで今日配った無料楽譜は「夢の世界を」「海」「山男のヨーデル」の3曲を入れました。この3曲を練習すれば、歌っているうちに知らず知らず「瞬発力」と「爆発力」と「響き」と「ドレミファの音感」が高まるはず…という確信がありました。

     今日は「夢の世界を」と「海」しか歌えませんでしたが、楽譜を見れば分かるとおりハ長調です。つまり基本的に♯や♭がありません。リコーダーでも吹くことができます。
     「夢の世界を」の「さあ、でかけよう」の部分は「高い声をパーンと出す瞬発力」
     「海」の中間部Bの部分は「燃え上がるようなフォルティシモ」
    でした。
     「声の響き」の「山男のヨーデル」は次回のお楽しみ。です。

     なに? 今日行けなかったオレ様は、「夢の世界を」と「海」はもう歌えんのか? だと?
     安心してください。今日配った無料楽譜は40人分作ったんだよ~ん♪

  • 歌い納めは「鳥が」と「われもこう」

    【令和6年12月28日(土)】
     素晴らしかった令和6年も暮れようとしています。
     第28回定期演奏会は「空」の歴史上でも類を見ないレベルの演奏でした。早くCDあるいはDVDで演奏音源を聴きたいものです。
     なぜ、こんな演奏が可能になったかというと、小学生中学生の真剣この上もない練習への取り組みがあったからで、そして卒業していった高校生メンバーの牽引力(けんいんりょく・みんなを引っ張る力)が大きかった。
     高校生メンバーの多くは小学生の(中には低学年の)ころから継続してきたメンバーで、長年にわたり培われてきた実力があったからです。「継続は力なり」の見本のようなメンバーでした。その中の何人かはサポーターとして今後も支えてくれるようなので、本当に嬉しく思います。

     さて、今日は第29回定期演奏会で歌う4冊目の楽譜を配りました。谷川雁作詩、新実徳英作曲の特選「白いうた青いうた」です。指揮は新実先生ご本人。
     全部で11曲が載っていますが、「白いうた青いうた」ステージは8曲で、後半の3曲はアンコールになります。
     今日はその中から「鳥が」と「われもこう」を歌って素晴らしかった令和6年の歌い納めといたしました。
     「鳥が」は本当の名曲です。ベートーヴェンに「エリーゼのために」を教えてもらおう…というのが「空」のコンセプトですが、ベートーヴェンを新実先生に置き換えると
     新実徳英に「鳥が」を教えてもらおう…
    となるでしょう。押しも押されぬ新実先生の代表作であり最高傑作であり、詩の内容からも音楽の構成からも古今東西世界中の全ての合唱曲の中でもトップレベルの内容です。
     「われもこう」は全部で53曲ある「白いうた青いうた」の中でもベスト3に入るのではないかと嶋田先生は思うのですが、詩の内容が深いので、そこはオイオイと説明していこうと思います。
     いずれにしても、その「鳥が」と「われもこう」を集まったメンバー全員で全部のパートをひととおり歌ってから各自がそれぞれ歌いたいパートを選んでハーモニーを作る…という、いつもの方法で歌いました。
     「七つのあそびうた」は全員が生まれて初めて見る楽譜ですが「白いうた青いうた」は何人か経験者がいて、その経験者メンバーに救われた意味はありますが、まがりなりにも「全部のパートを確認してからハーモニーを作る」という方法で「鳥が」と「われもこう」を通したわけですから、やっぱり流石(さすが)と言うべきでしょうね♪
     良い「歌い納め」となりました♪

     最後になりましたが、全てのメンバーとサポーターと父母会のみなさん深く感謝を申し上げ、池辺先生、新実先生、今木先生、内匠先生、そして指導者の皆様に深く感謝を申し上げます。
     来年もステキな年になりますように。ありがとうございました。

  • 今日は「七つのあそびうた」来週は特選「白いうた青いうた」

    【令和6年12月21日(土)】

     今日は定期演奏会で歌う3冊目の楽譜を配りました。谷川俊太郎作詩、新実徳英作曲の女声(児童)合唱とピアノのための「七つのあそびうた」です。
     つまり、今日の練習は集まったメンバー(恒川先生を含めて)全員が生まれて初めて見る楽譜、全く知らない曲だったわけです♪
     7曲全部歌えれば良かったのですが、さすがにそれは無理というもので、1曲目「らいおん」と2曲目「おおかみ」と4曲目「うんこ」の3曲を歌いました。
     いつも言う(書く)ことですが、全員で全部のパートをひととおり歌ってから各自がそれぞれ歌いたいパートを選んでハーモニーを作る…という方法です。
     全員が生まれて初めて見る楽譜なのに「全部のパートを確認してからハーモニーを作る」という方法で3曲通したわけですから、やっぱり流石(さすが)と言うべきでしょうね♪

     今日しつこく言ったことは「上手に歌えとは言わない。どんな曲かをつかんでください」ということでした。生まれて初めて歌う曲を30分か40分で上手に歌うのは不可能、どんな曲か身体で感じてみるのが目的でした。
     今日、来たくても来られなかったメンバーにはソラノートに「七つのあそびうた」の説明を書いてもゼンゼン分からないでしょう。恒川先生にお願いしてラインに動画をアップしてもらいましたから、チラッと「らいおん」「おおかみ」「うんこ」を聴いてみてください(笑)。

    以下、新実先生からのメールです。

    嶋田さま
    プログラムは
    ①小学校で習う文部省唱歌集(嶋田)
    ゆうやけこやけ、春の小川、茶つみ、さくらさくら、富士山、紅葉、ふるさと
    ②特選「白いうた青いうた」(新実)
    ③女声(児童)合唱とピアノのための七つのあそびうた(今木)
    ④「こころってな〜に?」(新実)
    ⑤「生きる」(新実)
    という構成はいかがでしょうか??
    最後に<小さな法螺>で盛り上がるというプランです。
    新実徳英

     先月、詩人の谷川俊太郎さんが天へ帰られました。なので第3ステージと第4ステージを谷川俊太郎さんの詩による曲で固めて、最後に「生きる」を歌う…というプランです。
     「生きる」は谷川さんの詩の中でも最も有名な詩で、嶋田先生の心にも深く刻まれている曲です。下は詩の最初の部分です。

    空に樹にひとに
    私は自らを投げかける
    やがて世界の豊かさそのものとなるために
    ……わたしはひとを呼ぶ
    すると世界がふり向く
    そして私がいなくなる
    (以下省略)

     これは名曲ですね。新実先生の全ての作品の中で最も親しまれている曲ですが、同時に谷川俊太郎の詩の中でも最も親しまれている詩です。

     来週28日(土)は特選「白いうた青いうた」の楽譜を配ります。これは音楽之友社の東京本社に特別に作成を依頼した楽譜で50冊限定、お店では売っていません。25日に印刷が完了して翌日に発送、ギリギリ年末に間に合いました。これで第29回定期演奏会で歌う楽譜がそろいます♪
     その中にアンコールで歌う予定の「鳥が」という曲がありますから、それを素晴らしかった令和6年の「歌い納め」といたしましょう。