カテゴリー: 練習日記

  • 学級会

    【令和4年11月19日(土)】
    令和4年…と書けるのも残り少なくなりました。本当にコロナに振り回された3年間でしたが、まだまだ終わりそうにありません。今日もメンバー本人はピンピンしてるのにクラスが学級閉鎖になって来たくても来られない…という悲しいメンバーもいました。本番が近いのだけれど嶋田先生も「自分だけは助かるだろう」などと思っていたらトンデモナイことになりそうです。みなさん、くれぐれも感染対策にご用心…です。

    さて、明日は新実先生をお迎えしての合同リハーサルなのですが、やることがいっぱいあります。
    3月26日(日)に予定しているスプリングコンサートの曲目を決めなくてはなりません。なぜなら、曲目が決まらなければチラシを作ることができず、チラシを作れなければ「名古屋市の小学生300人招待」の作戦も立てられません。
    「名古屋市の小学生300人招待」作戦は、令和4年度(つまり3月いっぱいまで)しか使えません。学校で配るチラシが多くて、令和5年度(つまり4月)からは学校で担任の先生が配るチラシを減らすそうです。教育委員会の方針だそうです。
    つまり事実上は最後となる「招待作戦」です。
    3月26日の「招待作戦」は年度の節目ということで、みんな新しい学年になり新しい気分になる時期ですから、「新しいことにチャレンジしてみようかな」と考えやすい時期です。10月よりは3月の方が「空」に入ってみようと考えてくれる可能性は絶対に高いです。
    それから、プログラムを小学生の子に親しみやすい曲にすることで「空」に入ってみようと考えてくれる可能性をさらに高めることができます。
    現在のところ以下のようなプログラムを考えています。

    ○「歌のひろば」から6~7曲
    ○「小学校で習う文部省唱歌集」あるいは「スタジオジブリ名曲集」
    ○混声合唱組曲「水のいのち」

    このうち、「小学校で習う文部省唱歌集」と「スタジオジブリ名曲集」は楽譜を今木智彦先生に送ってあり、どちらにするかを決めていただこうと思っています。3月は嶋田先生が指揮しますが、10月22日の第27回定期演奏会では同じ曲を今木先生に指揮していただく予定です。つまり3月26日は10月22日に向けてのステップアップということです♪
    また、混声合唱組曲「水のいのち」も6月18日(日)の東海メールクワイアー定期演奏会に向けてのステップアップです。3月は嶋田先生が指揮しますが、6月18日(日)には名指揮者・清水敬一先生の指揮です。
    「小学校で習う文部省唱歌集」になっても「スタジオジブリ名曲集」になったとしても小学生にはおなじみの曲ですからキレイに歌えば「私も歌ってみたい」と思う子は多いことでしょう。

    さて、残るは「歌のひろば」です。ここでも小学生におなじみの曲をブチカマせば、「私も歌ってみたい」と思う子は多いことでしょう。
    なに?「そんなにウマクいくかなぁ?嶋田先生、考えが甘いんじゃないの?」だと?
    そりゃあ甘いわさ。嶋田先生は顔も甘いマスクだけど考えも甘いのだ。
    でもね、考えが甘かろうが辛かろうが、やってみなけりゃ結果はゼロだということです。これは100%まちがいない。甘い考えでも入団してくれる子が1人でもいたら成功です。もしかしたら10人入ってくれるかもしれませんしね。
    でも、やらなかったらゼロなんです。やらなかったら何も生まれません。やれば何かが生まれます。
    これ、学校生活でも同じですよ。大人にだって立派に通用する話です。
    だいたい合唱団「空」の存在そのものが、やらなかったら何も生まれない話であって、みんなは「やったから」こそ大きな何かを経験することができたわけです。
    おっと、また脱線しちまったな。

    で、「歌のひろば」の中から何を選ぶか。これが大問題。
    今日は曲集「サッちゃん」の8曲を全部歌い、「花のある杜」も歌い、組曲「うたにつばさがあれば」も全部歌いました。それもなかなかの響きでした。明日の新実先生のリハーサルが楽しみです。
    それでも最後に20分くらいの時間が余ったわけなんで、今日集まったメンバーは大したもんですわ。
    その20分は学級会とあいなりました。
    話し合いのポイントは、自分が歌いたい曲…という考えではなく、できるだけ多くの子が知っていて、しかも親しみやすくて楽しい曲を…という考えです。
    話し合った結論は

    ○赤いやねの家      P 14
    ○うたえバンバン     P 34
    ○気球にのってどこまでも P 58
    ○手のひらを太陽に    P112
    ○BELIEVE(ビリーブ)   P140
    ○ゆかいな牧場      P170

    です。なかなか楽しそうなステージになりますね。それに、これなら3月まで受験で来られない受験メンバーも、やろうと思えば本番当日のステージリハーサルだけで十分に歌えます。
    う~ん、なかなか良いぞ♪この6曲で十分ですが、あと1曲くらい増やしても良さそうですねぇ♪

    嶋田先生的には「ゆかいな牧場」は10番まで歌いたい。それが覚えられなきゃ8番まででも良いけど…。
    なに?「そんなに覚えられなぁ~い」だと?
    だいじょうぶ。アタシの指揮を見て歌えばチャンと歌えます。まかせておきたまえ。

    今日の学級会は効率よくシャキシャキと歌ってくれたメンバーのおかげです。
    まさか今日、決めることができるとは思っていなかったニャン。ありがとう。

    明日は新実先生に会えます。がんばりましょう♪

  • ゆかいな牧場

    【令和4年11月12日(土)】
    今日は練習見学会ということで実は一週間前からどんな練習をするか思い悩んでいました。何にもないマッサラな時間であれば、ミミクリーペットに登場してもらったりしてジックリと基礎基本の練習をオモシロおかしく進めれば良いのですが、何しろ12月には本番が2回もあり、「うたにつばさがあれば」の練習は不可欠で、さらに中期的には3月26日のスプリングコンサートも視野に入れて進める必要があります。
    まぁ、そんなことは嶋田先生が悩めば良いだけの話であって、「分かりやすくて楽しい練習」というモットーは今日も明日も変わりはありません。
    結論を書くと、4人もの見学者をお迎えして、楽しく練習を進めることができました。そう思っているのは嶋田先生だけかもしれませんが、少なくとも先生は楽しかったです。

    まずは曲集「歌のひろば」から「赤いやねの家」と「歌えバンバン」を歌いました。見学会の子はモチロン、メンバーにとっても初めて歌う曲です。
    「歌えバンバン」などは最後の部分が4声に分かれるのですが、そこも上手くハーモニーを作ることができました。メンバーの協力に感謝です。
    もう1曲、「ゆかいな牧場」も紹介しました。これは3年生の教科書に載っているのですが、「積み重ね歌」という種類の音楽です。つまり歌詞が積み重なってドンドン増えていく。アメリカの民謡です。

    ①Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O
     オール  マクダーナル  ハド ア  ファーム
    マクドナルド爺さんの農場で
    And on this farm he had a duck E-I-E-I-O
    アン ドン デイス ファム ヒー ハド ア ダック
    農場で飼ってたアヒル
    With a quack-quack here, quack-quack there,
    ウィ ザ クワッ クワッ ヒア クワッ クワッ ゼア
    ここでクワックワッ  あそこでクワックワッ
    Here a quack, there a quack,
    ヒア クワッ ゼア クワッ

    ここクワッ  あそこクワッ

    everywhere a quack-quack;
    エヴリ ウェア クワッ クワッ
    でこでもクワックワッ
    Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O
    マクドナルド爺さんの農場で

    ②Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O
    And on this farm he had a cow E-I-E-I-O
                 カウ(牛)
    With a moo-moo here, moo-moo there,
    Here a moo, there a moo, everywhere a moo-moo;

    Quack-quack here, quack-quack there,
    Here a quack, there a quack, everywhere a quack-quack;
    Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O

    ③Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O
    And on this farm he had a dog, E-I-E-I-O
    ドッグ(犬)
    With a bow-wow here, bow-wow there,
    Here a bow, there a bow, everywhere a bow-wow;

    Moo-moo here, moo-moo there,
    Here a moo, there a moo, everywhere a moo-moo;

    Quack-quack here, quack-quack there,
    Here a quack, there a quack, everywhere a quack-quack;
    Old MacDonald had a farm, E-I-E-I-O

    こんな感じでアヒル+牛+犬というふうにドンドン増えていきます。
    「歌のひろば」に載っている「ゆかいな牧場」は、ヒヨコ+アヒル+七面鳥+子ブタ+子牛+ロバ ですが、英語の歌詞では犬が加わっているように、おそらく20番くらいまであります。もしも20番まで歌ったらきっと20分くらいかかるわけで、しかも出てきた動物の順番を全て覚えておかねばならず、歌いきるのはすごく大変です。
    ぜひスプリングコンサートで歌いたいですね♪

    今日は「赤いやねの家」「歌えバンバン」「ゆかいな牧場」でしたが、スプリングコンサートでは何を歌うと良いでしょうねぇ?
    みんなも考えておいてください。

    後半は「うたにつばさがあれば」を通しました。とにかく大切なのはメロディーです。メロディーが聞こえなくてはいかにハーモニーを響かせても意味がありません。
    というか、メロディーを全員がパーフェクトに歌えるようにしておいて、それで初めてハーモニーの練習に意味が出てくる…。「うたにつばさがあれば」とはそういう曲なのです。

    今日、出会うことができた見学の子たちが「また歌ってみたいな」と思ってくれたかなぁ。思ってくれたとしたら、嶋田先生にとって最高に幸せなことなのですが、それはメンバーの協力があったからこそです。
    みんな、ありがとう。

  • 50000回まちがえても良い

    【令和4年10月29日(土)】
    あらためて第26回定期演奏会は本当にご苦労さまでした。そして、ありがとうございました。
    何でもそうですが、特に合唱というものは一人の力ではできません。
    メンバーの頑張りと集中、そして父母会の結束と熱い支援。素晴らしい演奏会でした。
    嶋田先生は正式なCDあるいはBRの完成まで待ちきれないので、特にお願いをして本番のCD録音を手に入れました。
    火曜日に手に入れて金曜日まで、10回くらいは聴きました。
    あの「サウンドオブミュージック」は熱量にあふれた演奏でした。それだけに厳しい聴き方をすれば「荒削りな演奏」という感想が出てくるかもしれません。熱量があふれていて、エネルギッシュであって、パワフルであればあるほど、逆に言えば「荒っぽい」という言い方もできます。
    しかし「サウンドオブミュージック」の熱量から得られるプラスは、荒っぽいというマイナスをはるかに凌駕(りょうが)していると思います。
    小さな小さな嶋田先生の生命ですが、小さな小さな嶋田先生の人生ですが、嶋田先生は2022年の10月23日に「サウンドオブミュージック」を指揮するために生まれてきたような気がします。6年生の時に「空がこんなに青いとは」に出会ったのも、23才の時に東海メールクワイアーに入団したことも、36才の時に合唱団「空」を創ったのも、全ては2022年の10月23日の「サウンドオブミュージック」のために用意された運命の道筋であった…と、そんな気がしています。

    さて、今日は12月の大中先生メモリアルフェスティバルのための練習でした。「うたにつばさがあれば」を5曲と合同曲の「バスのうた」「サッちゃん」「おとなマーチ」「くもさん」「バナナを食べる時のうた」「いぬのおまわりさん」「おなかのへるうた」「ドロップスのうた」「花のある杜」の9曲で、合計14曲を歌い通しました。
    「花のある杜」の楽譜は今日配ったので全員が初見です。まぁなんとか音だけは取った…という状態。しかし、さすがに大中先生の名曲だけあって、ツボにはまると良い響きがしますね。
    みんなは知らないでしょうけれども、大中先生には「無伴奏の四つのうた」という混声合唱曲集があって、これは混声合唱の名曲。少なくとも大中恩という作曲家の作品系列の中でも最も歌い込まれている代表作です。その「無伴奏の四つのうた」は①「わたりどり」②そよ風」③「別れみち」④「花のある杜」という組み合わせ。つまり「わたりどり」からスタートして「花のある杜」でゴールするという音楽の流れになっている。
    「わたりどり」なんて学校の音楽の授業では習わないと思いますが、学校の勉強だけが勉強だと思っていたらオオマチガイであります。みんなは「空」という世界に飛び込んできたから「わたりどり」に出会い、そして今また「花のある杜」に出会ったわけです。

    明日は13時から東海メールクワイアーとの合同練習ですが、「花のある杜」は楽しみです。今日は来られなかったので明日の合同練習で「花のある杜」の楽譜をもらうという初見の子がいるはずですが、東海メールクワイアーだって似たようなものです。おとといの木曜日に楽譜を受け取っていた人がいましたからね。みんな学校や仕事で忙しいのです。思うように練習に来られない人は「空」も東海メールもおんなじです♪
    だから、明日は「空」と東海メールと、どっちの集中力が高いか。どうなるでしょうねぇ。集中力。これは年齢には関係ありませんからね。大人にだってボケ~っとした人はいますからね。でも東海メールクワイアーにボケ~っとした人はいませんよ(笑)。

    とにかくハッキリしていることは来週の日曜日、11月6日は新実先生のリハーサルだということです(13時~高蔵小学校)。
    明日は50000回まちがえても良いですから、積極的に楽しくいきましょう。
    ラッキーなことに前日の5日(土)にも「空」は練習できるので、そこでできる限りの支援をしていこうと思っています。

  • 天国的なハーモニー 第26回定期演奏会

    【令和4年10月23日(日)】
    10月23日の第26回定期演奏会は本当にありがとうございました。メンバーの集中力、父母会の結束と適切な諸対応、言葉では言い尽くせぬ感謝を申し上げます。
    特にメンバーの集中力には恐悦至極、本当に驚きました。「こんな演奏になるとは思わなかった」というのが正直な思いです。
    新実先生の楽曲でもステージリハーサルでもメンバーの高い集中を感じておりました。ですが、これは聴いている立場ですから冷静な評価分析はできますが生身の身体が生み出す「直接の掛け合い」を感じたわけではありません。
    しかし、自分が担当した「サウンドオブミュージック」では本当に驚きました。当日まで「このような表現を作ろう」という指導を十分にメンバーにしてあげることができなくて申し訳なく思っていたところ、ステージリハーサルでも後半の「エーデルワイス」以下の曲は1秒も歌うことができず、文字通りの「ぶっつけ本番」でした。
    本番では1曲目の「グレゴリオ聖歌」からとてつもない集中力で、4曲目「サウンドオブミュージック」では驚異的なものすごい熱量のある声に満ち、最後の「すべての山に登れ」に至っては指揮者がステージからいなくなるというハプニングにも関わらず少しも動揺することなく完璧に歌いあげ、そこまででも普通じゃないのにアンコールのアカペラ(無伴奏)「サウンドオブミュージック」は天国的とも言える至福のハーモニーを響かせてくれました。
    自分で指揮していたから分かります。父母会の皆さんにもお客様にも分からないでしょうけれども、私自身がこの耳と心と身体でビリビリと感じ取ったことです。この世で私だけが分かることです。
    本当に驚きました。完全に脱帽です。「やられた」っていうのが正直な実感でした。

    「ことばあそびうた」「火の山の子守歌」「南海譜」アンコールについても、リハーサルで新実先生と打ち合わせた表現ポイントをほぼ完全に実現し、その上に何かしら「新たな表現」が生み出されているかのような瞬間を何度も感じました。
    嶋田先生が多くを語らなくても、一人一人のメンバーの心の中に様々な「何か」が残っているでしょうし、後日CDやDVD(BR)で聴き直した時にその「熱量」を感じることでしょう。
    支えてくださった新実先生・内匠先生・父母会の皆さまとサポーターの皆さまに、感謝を捧げます。ありがとうございました。

    今回は合唱団「空」の名前が載っている新曲集「ともだちおばけ」の楽譜が発売されました。初演の記録として「合唱団「空」第26回定期演奏会」アートピアホールにて」と記されています。良い記念になりますが、その記念にふさわしい内容の演奏会でした。

    新実先生との次のプロジェクトはすでに決まっています。令和5年10月22日、第27回定期演奏会、東海市芸術劇場大ホール。
    新たなスタートに向けて、みんなの力を貸してください。貸して…ではなく、みんなの力が必要です。
    よろしくお願いします!!!

  • 音楽の原点

    【令和4年10月8日(土)】
    まずはクイズを出します。
    【問題】
    「夢幻」「傘もなく」「夏のデッサン」の3曲に共通するポイントは何でしょう?
    すぐに答を書いてしまうと、誰でもすぐに読んでしまいますから、最初に問題を出しておきます。読みながら考えてくださいませ。

    さて、
    今、中学生高校生のメンバーに「1年間の定期テスト日程」のアンケートを取っています。テストの日程は今年も来年もそんなに変わるものではありませんから、今年(令和4年)の日程が分かればそれはすなわち来年(令和5年)とほぼ同じはずで、15人分を合体させた「空テスト日程表」を参考に、来年の新実先生のリハーサル日程を新実先生に相談しようというわけです。
    それはそれとして、すでに何人かから出されたテスト日程を見ると来週10日の月曜日から中間テストなどというメンバーもいるようです。がんばってほしいと思います。

    さて、今日の練習ですが、「わたりどり」「空がこんなに青いとは」「無名」「盲導犬S」「とどいてますか」をザッと一通り歌ってから

    「エーデルワイス」「さようならごきげんよう」「全ての山に登れ」を少し細かく練習しました。でも注意したのは「声の出し方」が中心で、いかにして自分の声をまわりの声に溶け込ませるか…という話をしました。
    いわゆるユニゾン(斉唱)の力です。
    その後は「夢幻」「傘もなく」「落葉」「夏のデッサン」「砂よ」など、いわゆる「空」のみんなが苦手とする(というか慣れていない)曲の、主に音程を確認しました。
    ここでクイズにもどります。答は分かりましたか?
    【問題】
    「夢幻」「傘もなく」「夏のデッサン」の3曲に共通するポイントは何でしょう?

    答は、ヴォーカリーゼです。
    つまり歌詞が無くて「トゥントゥン」とか「ルラル」とかが続いて、それで1本のメロディーを全員でつなぐ…という部分です。

    このような部分を完璧に覚えるためには、ノーベル賞レベルの頭脳を持っているか、あるいは東京から大阪までのJRの駅の名前を全部覚えるような才能があるか、とにかくそういう人でなければ覚えられないでしょう。
    で、どうするか。
    ①まず、一人一人がメロディーを全部覚えましょう。
    ②そして、自分が「歌わない部分を練習する」のです。
    ふつう、②は
    自分が「歌う部分を練習する」と考えるはずです。
    そうではなく自分が「歌わない部分を練習」するわけ。そうすると、間違えた時に「声が出ている」ことになりますね。
    「歌う部分を練習」していると、間違えた時には「声が出ていない」ことになります。
    ホイ。どっちが良いと思いますか?
    間違えて声を出してしまっても、①でメロディーを全部覚えている子がウッカリ声を出すわけですから、その声は「正しい音」なはずです。そうでしょう?
    「間違えたっていいじゃありませんか」
    これは大中恩先生の口癖(くちぐせ)でした。いつも「音楽っていうのは楽しいものです。ウタって本当にステキですね。間違えたっていいじゃありませんか。楽しくウタいましょう」といつもおっしゃってました。
    これは全ての音楽に通じる原点ですね。
    積極的に歌いましょう。
    16日には新実先生をお迎えします。そして23日が本番。「空」のみなさんのガンバリと努力に期待しています♪

  • ユニゾン

    【令和4年10月1日(土)】
    10月に入りました。明日が日曜日、その次の日曜日が9日、その次の16日(日)が新実先生のリハーサルでその次の23日(日)が本番、第26回定期演奏会という10月です。いよいよラストスパートの月ですね。
    先週(9月25日)の新実先生リハーサルがご苦労様でした。見事な演奏をありがとう。あらためて大感謝です。
    「空」は全員が集まれば、お互いがお互いの声を生かし合い、またお互いの弱点をお互いがカバーし合って、かなりのレベルの演奏が可能になります。そのことが今さらながらに分かりました。
    しかも9月25日のリハーサルは急に変更になった日程なので(すでに旅行とかが入れてあって)6人のメンバーが来たくても来られない状況でした。つまり本番(10月23日)では先週(9月25日)の響きにさらに6人が加わることになります。それがどのような響きになるのか、考えただけでもワクワクします。

    この一週間の間に考えていたのですが、「空」は新実先生に言われた注意点をただちに表現としてその場で修正することが可能です。そういう実力はついている。また、完全とは言えませんが「白いうた青いうた」のイメージも心の中に膨らみつつあるようです。
    そこで「今の「空」に一番足りないものは何か」を考えていました。
    嶋田先生の答は「ユニゾンの力」です。全員が同じメロディーになる部分を歌う力ですね。曲集「南海譜」にも「火の山の子守歌」にも、ユニゾンはたくさん出てきます。
    ユニゾンというのは全員が同じメロディーを歌うのですから、ちょっと考えるとカンタンだと思うでしょうね。ところが合唱をやるために最も必要なものがユニゾンなのです。

    全員で同じメロディーを歌う時、だれかの声が飛び出して聞こえてはいけません。みんなの声が一つに溶け合うことが必要です。そのためには「音程」はモチロンですが「ピッチ」も同じになる必要がある。ピッチというのは1/100音のレベルの音の違いのこと。それから「音色」とか「固さ・柔らかさ」とか「冷たさ・温かさ」とか、いろいろな要素(ようそ)がピッタリと合う…それが「美しいユニゾン」です。
    まぁカンタンに言うと30人で歌っていても1人で歌っているように聞こえるのが理想(りそう)でありまして、そのようなユニゾンがソプラノ・メゾソプラノ・アルトと重なって生まれるハーモニーが合唱なのだ…と言うことですね。

    その「ユニゾンの力」。これは本当は、第25回定期演奏会が終わった直後から高めていって、ある程度の高まりがあってから新しいパートを分けて、それから新しい楽譜を開いてハーモニーを作っていく…という流れにしないといけないし、モチロンその予定でした。
    しかし今年の場合、第25回定期演奏会が終わったのが1月23日で普通より3ヶ月遅れていました。2月には立て続けに見学者が来てくれて、そのチョービミョーな「ユニゾンの力」のトレーニングが後回しになっていて、そして6月の合唱祭に向けた練習に突入してしまい…てな感じでした。そこへ持ってきてコロナの心配で思うようにメンバーが集まらず…、まさに泣きっ面にハチの踏んだり蹴ったりでしたね(涙)(笑)。

    だけどねぇ、9月25日は見事なハーモニーでしたよ。生き生きとしていて元気な歌声でした。もちろん、ところどころにキズがあります。
    そのキズを治すためには、新実先生が指揮する23曲のキズの部分にイチイチ薬を塗るのではなく(そんなことをしてたら何日もかかってしまう)、23曲のキズを全部いっぺんに治してしまう「抵抗力」をつける。キズを治して立ち上がるのが10月23日なのは決まっていますから、23曲をいっぺんに治してしまうことが必要です。

    では、23曲の細かいキズは、なぜできたキズかというと、それは「ユニゾンの力」が少し足らないから…というのが結論。
    うぉ~、長い話だ。ごめんなすって。

    というわけで今日は「ことばあそびうた」の予定でしたが4曲目「サウンドオブミュージック」から入ったわけです。アカペラでハモることに重点を置きながら「白いうた青いうた」のユニゾンに持っていこうと思っていました。
    いやぁ、アカペラの「サウンドオブミュージック」はキレイでしたねぇ。
    ここで、嶋田先生に火が点いてしまい、「グレゴリオ聖歌」「朝の讃美歌」「ハレルヤ」から「サウンドオブミュージック」までを音取り無しでつなげられるか…という話になっちゃったのがゴメンナサイでした。でも音取り無しで4曲行けましたね。
    なに? あんた気付いとらんのか?途中でチョコッと内匠先生がピアノで音を助けてくれたぞよ だと?
    ほぉ~!! そいつぁ気付かんかったぜぇ。

    で、「ドレミの歌」までやっちゃって、「ユニゾンの力」の話は「青い花」と「海」と「鳥舟」だけになってしまった。
    だけど、それは「青い花」と「海」と「鳥舟」の練習をしたのではなく、「青い花」と「海」と「鳥舟」を使った「ユニゾンの練習」でした。
    それで分かったんだけど、やっぱり「空」はやればやるほど上手くなるね。これが分かった。「サウンドオブミュージック」から「青い花」「海」「鳥舟」で「ユニゾン」に焦点を当てて歌ったら、そりゃぁ「ピッチだ」「声の深さだ」とかいろいろあったけど、確かにレベルアップしたもの。これは確かです。

    だから残った練習は次回も「ユニゾンの力」に焦点を当てます。それで10月23日に間に合うかどうかは分かりませんが、今やるべきことは新実先生対策ではなく「ユニゾンの力」です。
    新実先生対策は、みんなの集中力をもってすれば大丈夫だと思います。

  • すごい密度でした

    【令和4年9月25日(日)】
    みなさん、今日はブラボーでした♪
    朝の10時前から午後4時過ぎまで、歌いに歌いまくりましたね。しかも、すごい密度でした。
    新実先生は作曲家としても指揮者としても超一流ですが、トレーナーとしても超一流ですね。出される指示がことごとく具体的かつ明確で、しかも「どうすれば進歩するか」という内容を含むものでした。
    嶋田先生も見習いたいと思います。
    時々はズッコケ、ある時にはドカンと失敗し、しかしそれらのミスを全てプラスに変えて新実先生の指示に反応していく合唱団「空」のメンバーに、大いなる敬意を表します。

    とにかく23曲を全部、すさまじい密度で歌い通したので、細かいことを書き始めたらキリがありません。ここでは「なまずのふろや」についてのみ、記録を起こしておきます。
    【1番】
    ○P19下段の2小節目「ごしごし」は荒っぽい声で「ゴッシゴシ!」
    ○P20上段の4小節目から下段にかけてクレシェンド(2番も同じ)
    【2番】
    ○P18下段の4小節目「ぴくぴく」は荒っぽい声で「ピックピク!」
    ○P19上段の3小節目「からすの娘」からテンポがゆっくり
    ○P19下段の5小節目「ロシヤが」の「ロ」は思いっきり巻き舌で
    ○P20上段の2小節目「あらまーって」から元のテンポで
    そして
    ○P21上段の3小節目「けしからん」は音程を外して高い声で怒鳴る
    ○P21下段の2小節目「おしまい」はめでたしメデタシ

    いずれの指示も作曲者でなければ出せない指示です。
    どんなに優秀な指揮者がどんなに「なまずのふろや」という曲を研究しても、こんな指導はできません。

    それから、全曲を通して一貫して言われたことは

    指揮を見て、指揮に合わせることはもちろん大切ですが、みんなで聴き合って、みんなで声と表現を合わせようと努力することはもっと大切です

    というアドバイスでした。
    次回の新実先生リハーサルは10月16日(日)です。

  • 野田暉行先生のこと

    【令和4年9月24日(土)】
    明日(25日)も新実先生のリハーサルということで、緊張感の高い練習が続きます。
    ですが今日は「うたにつばさがあれば」と「わたりどり」を発声練習で歌った後、「空がこんなに青いとは」の楽譜を渡して歌いました。手渡した楽譜はメチャメチャ汚ならしい楽譜のコピーなのですが、これは50年前に嶋田先生が合唱部に入って初めてもらった楽譜、すなわち生まれて初めてハーモニーを感じながら歌った時の楽譜です。
    だから、楽譜の中に書き込んであるメモ(ヘタクソな字だ)は6年生の時の嶋田君が書いたものです。

    野田暉行先生が天に帰られました。9月18日、先週の日曜日。まさにみんなが新実先生の指揮で歌っていた日でした。
    野田先生の代表作は「空がこんなに青いとは」です。昭和45年(1970年)のNHKコンクールの課題曲。その2年後に嶋田先生が歌ったのですが、もしこの時に合唱部に入らなかったら、そして「空がこんなに青いとは」を歌わなかったら、嶋田先生は今のような「合唱人間」にはならなかった…と断言できます。中学校や大学で合唱部に入ることもなく、小学校の先生になっても合唱部を指導することはなく、ましてや「空」などという合唱団を創ることもなかったことは確実です。
    1996年に合唱団「空」を創った時、そのチーム名を「空」としたのは「空がこんなに青いとは」という曲があったからです。

    その野田暉行先生の訃報を聞いてすぐに決断しました。無理なことは百も承知の上ですが、追悼の意味を込めて歌うことができるのは「今を置いて他にありません」。第26回定期演奏会のオープニングで歌わせてください。みなさん、どうか力を貸してください。
    それに、野田先生は東京芸術大学で新実先生に作曲を教えた先生(教授)でもあります。新実先生だって「思い」は同じなはずです。
    第26回定期演奏会などというイベントが開催されるのも、今日9月24日にこのメンバーで歌っていたのも、全てのスタートは「空がこんなに青いとは」が原因なのです。

    21日(水)にはアートピアホールに打ち合わせに行ってきました。18日(日)に新実先生と打ち合わせた点も含めて整理します。

    【オープニング】
    団歌「うたにつばさがあれば」
    追悼「空がこんなに青いとは」
    【第1ステージ】
    合唱組曲「ことばあそびうた」
    【第2ステージ】
    「サウンド・オブ・ミュージック」
    【第3ステージ】
    曲集「南海譜」
    【第4ステージ】
    曲集「火の山の子守歌」
    【アンコール】
    「無名」「盲導犬S」「とどいてますか」←ここだけ曲順が未定
    【エンディング】
    「わたりどり」

    今日もすごい集中力で「とどいてますか」「無名」「盲導犬S」「だって」「いるか」「かぞえうた」「傘もなく」「春」を歌いました。しかし時間的にもこれが限界でしょう。今日のメンバーは、今日もまた時間いっぱいまで限界に挑む練習をしたということです。
    しかし、全曲には遠く及びません。
    ただ、先週のリハーサルで新実先生から注意されたことは、みんなが自分自身の耳で聞き、自分自身の心で受け取ったはずです。
    そのキャッチを生かして、集まれるメンバーで「できる限りの」努力をしましょう。

    一点だけ連絡。新実先生から「無名」についての変更点が届いています。今日のメンバーには伝えて実際に歌いましたが全員には伝わっていません。その変更点を確認して練習できるのは、明日の朝、9時45分に新実先生がフェールマミに到着されるまでの間です。
    なるべく早くフェールマミに来てください。嶋田先生も9時には第2ホールにいるようにしますね。

    明日も楽しく充実した一日になります。みんな、よろしくね♪

  • 幸せな音楽体験

    【令和4年9月17日(土)】
    明日は新実先生をお迎えする…という土曜日通常練習です。曲集「南海譜」、曲集「火の山の子守歌」、組曲「ことばあそびうた」の中から、メンバーの意見も聞いて必要な曲を選ぶつもりでした。
    ですが、結論は「ことばあそびうた」の4曲を細かく確認することに終始してしまいました。あと「とどいてますか」「無名」「盲導犬S」の3曲で、7曲。
    細かい部分を確認しながらだと、2時間ちょっとの練習時間では7曲が限界です。ただ通すだけだったら23曲を全部歌うこともできます。もちろん全部の曲をひととおり歌っておくことも大きな意味があります。
    みなさんが先生の立場だったら(つまりチームの監督みたいな立場だったら)、どちらを選びますか?
    どちらを選んでも正解でしょう。そしてどちらを選んでも課題は残ります。
    こういうことは人生にはよくありますよ。
    だから、みんなも考えてみてください。
    ポイントは、「どちらがリスクが少ないか」でしょうね。先生はそう思います。
    ○全部の曲を通して歌って思い出しておいて、全部の曲に課題(不安)を残しておくか
    ○「ことばあそびうた」の不安を少なくしておいて、「南海譜」と「火の山の子守歌」の不安は減らさないか

    先生は、こう考えました。分かりやすく数字にして記します。
    2時間30分のうちで休憩を12分として2時間18分歌うとします。すると138分です。
    1分で不安が1ポイント減る…とします。
    すると138÷23=5で、全部歌えばそれぞれの曲に対する不安を5ポイントずつ減らせることになります。
    そのようにするのが方法①。
    方法②は、「ことばあそびうた」4曲に対する不安を30ポイントずつ減らしておく。「とどいてますか」「無名」「盲導犬S」は6ポイントずつ減らしておく。これで138ポイント。
    方法②をやると曲集「南海譜」、曲集「火の山の子守歌」の不安ポイントは1ポイントも減らないわけです。

    先生は方法②をやることによって、「南海譜」「火の山の子守歌」の不安は残したままでも良いから「ことばあそびうた」の不安をできるだけ減らしておく方が良いだろう…と考えたわけですね。

    これには賛成・反対いろいろあるでしょう。どちらが正解か…は分かりません。

    でも、「南海譜」「火の山の子守歌」の不安と「ことばあそびうた」に対する不安とでは、「不安の種類」が違うのは確かです。
    どちらの不安もサポートしておくことで助かることは間違いありませんが、
    「南海譜」「火の山の子守歌」の不安は、新実先生を目の前にしていて、新実先生から「ここはこのように…」と言われても、全力で集中してお互いの声を聴き合って助け合えば、その場で何とかクリアできる…そういう種類の「不安」です。例外はありますけどね。
    一方、「ことばあそびうた」に対する不安は、新実先生からストップがかかった時に、自分が音程やリズムや他のパートの動きを分かっていないと、その場ではどうにもならなくなる…そのような「不安」であると感じます。
    そう思いました。

    嶋田先生は、やろうと思えば発声練習だけで2時間とか、1曲だけで2時間なんていう練習をすることは平気です。そうでなければコンクールは勝ち抜けません。
    この日の「ことばあそびうた」はメンバーにとってはソートーにキツい練習になったかと思います。「あぶない」と思ったら音程にもリズムにも妥協(だきょう・そこそこのレベルでOKにすること)しませんでした。
    それは、翌日のリハーサルで新実先生から「良いよ」と言われる回数を少しでも増やし、「ダメ」と言われる回数を少しでも減らしたい…という願いがあったからにほかなりません。
    集まったメンバーはよくガンバってくれました。
    毎回使う月並みな表現ですが繰り返す以外に方法がありません。
    大感謝です♪ありがとう!!!


    【令和4年9月18日(日)】
    9時45分。ホント、予定しておいたとおりの時間に新実先生が視聴覚室に入って来られました。
    「ことばあそびうた」の練習からスタートしました。前日に嶋田先生からキュッキュッと言わされたメンバーたちは、いかがだったでしょうか?(笑)
    楽譜を手渡してから前日までに嶋田先生が一度も言わなかったこと、つまり作曲者にしか分からない演奏ポイントを記しておきます。メモしていない子がいたら書いておくと良いですよ。

    【やんま】
    ○ P4の歌い出しはオープンハミングで。つまり口を開けてハミングします。
    ○ 最初にスフォルツァンド(s)フォルテ(f)ピアノ(p)から一気にフォルテまでクレシェンドして、P5の1小節目までフォルテのまま。
    ○ アルトの「やんま にがした」のメロディーは溌剌と元気よく。
    ○ P6の3段目の1小節目の「ず」は短めに。
    ○ P9の1段目「あさまの」はノンritで遅くしない。2段目からrit。
    ○ 全ての部分の「やんま」「ぐんま」「とんま」「さんま」「あんま」「まんま」「たんま」「あさま」などは、全部「ま」をハッキリ。つまり「ま」の韻を踏んでいる(シャレになっている)のだから。
    【だって】
    ○ P15の2段目の1小節目と後はダブルスラッシュ。つまり一瞬音楽が止まる。その緊張感。
    【いるか】
    ○ P20の2段目の「いるいるいるか」はクレシェンドの後のスービットp。
    ○ P21の1段目、ソプラノとアルトは必ずメゾソプラノの「いるか」にかぶせる。
    ○ P16とP21のメゾソプラノ「いるかいるか」から始まるメロディーは音程を正確に。ナチュラルのレとミ。
    【かぞえうた】
    ○ P31の3段目の「じゅうにしょー」はメゾソプラノも歌う。
    【全体】
    ○あたりまえのことですが強弱記号は楽譜に書いてあるとおりに。たとえばmfからクレシェンドしてfなどは何度も何度も言われました。クレシェンドしてfにしたいから前をmfにしておくわけです。これは4曲のなかにいっぱいあります。

    以下、「白いうた青いうた」については書き切れないので「絶対に全員が知っておくべきこと」のみ記します。

    【鳥舟】
    ○ スタカートは無し。フレーズの流れを大切に。
    【ぶどう摘み】
    ○ 2ヶ所ある「かわく土で ことば持たぬ」では「もたぬ」にritをかけて「たね」を美しく温かく。
    【いでそよ人を】
    ○「こころのうら」と「よるがくれば」にpiuピアノが付いてる。響きを保ってていねいに。
    ○ 2ヶ所あるMeno mossoは、とってもゆっくり。思いをこめて。
    【南海譜】
    ○ 一番の「あわれ ときの」はそのままだが二番の「あわれ ときの」はストップモーションして「さんご」につなげる。この表現はカッコイイ!!!
    ○ P37の3段目のアルトの「ラララ」は一番も二番も歌詞になりました!!!!
    【青い花】
    ○ この曲が一番分かりやすいのですが、最初「ひめやかに」はmpで「かもめなく」はmfです。「拡がりたい」と言われました。作曲者はテキトウにmpやmfを書いているのではなく、ちゃんとした理由と「思い」を持ってpやfを書いているのです。嶋田先生もあらためて反省しました。
    【夢幻】
    ○ P11の「UH」はラッパのような音。
    ○ P13の3段目は「ウン ポコ ピュー モッソ」ですから少し速くなります。
    【落葉】
    ○ P26の3段目の最後、メゾソプラノはラではなくソプラノと同じレにする。
    【夏のデッサン】
    ○ P28のソプラノ「きよらかで」の「で」と「あついのが」の「が」を柔らかく。
    【火の山の子守歌】
    ○ P42の1段目「かげぼうしよ ねむれ」は少しゆっくりになります。結果、3小節目をお互いに聴き合ってキッチリ合わせる必要がありますが、実現するとすごくロマンチックです。

    その他【ぼくという名のひとり】の音程と強弱、【春】のスタカートテヌートなど、文字や文章では説明しにくい表現があります。ここは来週24日に支援サポートします。

    小学生でもカンタンに理解できる話としてpやfやクレシェンドやritなど「ようするに書いてあるとおり」に表現するわけです。なぜなら全部理由があるからです。
    その理由を、みなさんは自分自身の耳で、作曲者の言葉として聞いたわけです。
    そのことだけでも、ものすごく濃密な、貴重な時間でしたね。幸せな音楽体験だったと思います。

    みんなが25日(日)フェールマミでの新実先生のリハーサルに少しでも安心して気楽に臨むことができるように、24日(土)は全力を尽くしたいと思います。

  • 1回聴いただけで全部の音を取る

    【令和4年9月10日(土)】
    今日は曲集「南海譜」と曲集「火の山の子守歌」のフォロー・デイです。
    でも「とどいてますか」のフォローから始めました。と言っても3回くらい歌っただけです。なぜかと言うと、みんな音程が正確で、かなり生き生きと歌ってくれたからです。
    3回目は楽譜を見ないで(歌詞のページを見て)歌いました。なぜかと言うと、
    https://www.bing.com/videos/search?q=%e6%96%b0%e5%ae%9f%e5%be%b3%e8%8b%b1&&view=detail&mid=3BD0AAE770C8ED4718933BD0AAE770C8ED471893&&FORM=VRDGAR&ru=%2Fvideos%2Fsearch%3Fq%3D%25E6%2596%25B0%25E5%25AE%259F%25E5%25BE%25B3%25E8%258B%25B1%26qs%3Dn%26form%3DQBVR%26%3D%2525e%25E6%25A4%259C%25E7%25B4%25A2%25E5%25B1%25A5%25E6%25AD%25B4%25E3%2581%25AE%25E7%25AE%25A1%25E7%2590%2586%2525E%26sp%3D-1%26pq%3D%25E6%2596%25B0%25E5%25AE%259F%25E5%25BE%25B3%25E8%258B%25B1%26sc%3D10-4%26sk%3D%26cvid%3DBA95D8D29EBC428EADA065B0FAC5266C%26ghsh%3D0%26ghacc%3D0%26ghpl%3D
    この長いアドレスのYouTubeを見たからです。洗足学園大学の演奏による「とどいてますか」です。なかなかレベルの高い演奏。で、53小節目(例の7/8拍子の部分)から手拍子はモチロンももやひざを叩いているわけです。楽譜にもチャアンと「手拍子のほか、ももやひざなどをたたく」と書いてあります。と言うことはだよ、101小節目にも「手拍子など」と書いてありますから、その「など」というのが問題で、どこを叩くか、いろんなところを叩け…という指示なんでしょうね。
    整理します。手拍子などを入れる部分は4ヶ所あって
    ① 13~14小節目 「手拍子」
    ② 53~60小節目 「手拍子のほか、ももやひざなどをたたく」
    ③ 101~102小節目 「手拍子など」
    ④ 123小節目 「軽やかな足踏み」
    と書いてある。ジャーン!!!
    「空」はこの①②③④を全て手拍子で練習していたぁ!!!
    嶋田先生や他の合唱指揮者が指揮するのなら全部手拍子もアリかもしれませんが、本番を指揮してくださるのは幸せなことに作曲者ご自身です。絶対に「全部手拍子」なぁんてあり得なぁい!!!
    みなさん、もうアキラメましょう。「とどいてますか」は暗譜です。そうしなければシャレじゃないけど手も足も出なくなります。ホント、手拍子や足踏みで手も足も出ないなんて、面白いシャレですね。笑われちまうぞぇ!!!
    「白いうた青いうた」でもいろいろな打楽器を入れる新実先生です。だから「とどいてますか」だってタンブリンやカスタネットを使えばさまざまな音色を楽しむこともできるはずです。第一、タンブリンやカスタネットの方が音色も変化があるし音がハッキリと良く響きます。
    その新実先生がタンブリンやカスタネットではなく「手」「もも」「ひざ」を選んだ理由を考えなくてはなりません。嶋田先生の答えはこうです。
    ① 人間に呼びかけた。だから「手」だけ。
    ② 草や木や鳥や虫は集まってきた。だから「手」「もも」「ひざ」。
    ③ 地球の全ての生き物なかま。だから「手」「もも」「ひざ」「頭」「おしり」もっといろいろ。
    ④ 最後に地球そのものも仲間になった。だから「足踏み」。
    地球と全ての生き物なかまですから、タンブリンやカスタネットではなく肉体と肉体が触れあう「身体の響き」がほしいのだと思います。
    これだけが正解ではないでしょうが、考えることに意味があります。このように考えると新実先生が「とどいてますか」という曲に込めたメッセージが見えてくるわけです。そこが大切。
    さぁみなさん、もうアキラメましょう。「とどいてますか」は暗譜です。上のYouTubeを見て来週までに暗譜してきてくださいね。お願いします。

    次は「無名」と「盲導犬S」のフォロー・サポート。コロナのせいでなかなか練習に来られなくて新しいアレンジの楽譜を今日もらった…という子もいましたから、あせらずあわてず音取りの確認です。しかし短い時間で全力集中。
    思うに今日の練習のキーワードは、この「全力集中」でした。「1回聴いただけで全部の音を取るぞ」という姿勢。その聴き方。これが見られただけでも、今日の練習は大成功と言って良いでしょう。
    「盲導犬S」はスタカートに注意しましょう。
    「  」がスタカートの部分です。
    「なぜまち」見えない
    「いつ」景色消えたの
    「みあげる」首すじ
    「いと」おしく「ふる」え
    「うご」かない眼に
    「まが」り角おしえる
    「かぜふく」石道の鈴「の音」よ
    「太古の」砂漠で
    「旅」をした二人の
    「かわらぬ」絆
    こころの「赤」
    この「  」の中をスタカートで歌うことにより、日本語が非常に自然に響きます。今日はシツコク練習しませんでしたが、楽譜を見るだけでもすぐに分かりますから、一度確認しておいてください。お願いします。

    曲集「南海譜」は「鳥舟」と「なまずのふろや」と「いでそよ人を」と「砂よ」を歌いました。
    曲集「火の山の子守歌」は「夢幻」と「落葉」と「春」を歌いました。
    それぞれ特徴があり、一人一人がこれまでにアタックした練習回数も違いますので、細かいことを書いてもキリがありません。
    大切なことは「どの曲が一番コワいですか?」と嶋田先生が聞いた時に「パッと答えられる」ということです。
    自分は「何が苦手なのか」自分に「不足している部分はどこか」を「知っている子」は必ず伸びます。
    国語でも算数でも体育でも「自分はどこが苦手で何が分からないのか」が「分かっていない」子は伸びない。1000人くらい担任をしてきましたから分かります。
    ちっとも成績が伸びない子っていうのは「脳みそが悪い」からではなく「自分のウィークポイントが分からない」からなんです。

    来週は新実先生リハーサルの前日です。「南海譜」と「火の山の子守歌」と「ことばあそびうた」を全部歌い通せれば良いのですが時間的には難しいと思います。
    「どの曲を歌いましょうか?」と聞きますからパッと答えられるようにして来てください。
    よろしくお願いします。