カテゴリー: 練習日記

  • 大中先生「わたりどり」のこと

    【令和5年9月23日(土)】
    先週は新実先生・今木先生のリハーサル、ご苦労さまでした♪
    新実先生が意識されてのことかどうか分かりませんが、まぁ時間も残り少なかったし、17日のリハーサルでは曲集「はたおりむし」の練習がありませんでした。
    ゆえに今日は曲集「はたおりむし」の確認をメインにして、「わたりどり」と「うたにつばさがあれば」の基礎を固め、残った時間を「太鼓打ち」と「なによりもまず」に投入しようと思っていました。
    結論を記せば、この予定表の(?)とおりに練習が進んだのはオドロキというか、みなさんの実力の賜(たまもの)です♪
    曲集「はたおりむし」の後半は1曲を1回だけ…というダッシュはあったものの、まがりなりにも12曲を歌い通すことができました。メンバーの協力に感謝です。

    なので今日、何人かのメンバーは初めて楽譜を見たであろう「わたりどり」について記しておきます。
    ネットやYouTubeでどんな情報でもスグに手に入る時代になりましたが、どんなにコンピュータが便利になっても「自分で努力して」「自分で扉を開かなくては」手に入らない情報というか「宝物」があります。
    バッハやシューベルトの音楽、北原白秋や宮沢賢治の詩など、自分でその「扉」に手をかけて、扉を開ける努力をしなくては永遠に手に入らない「心の宝物」です。
    その「宝」は形も大きさもありませんし、色もついていないしお金で買えるものでも売れるものでもありません。
    しかし嶋田先生としては、みんなに味わってほしい宝物なのですね。
    特に心が成長する時代の中学生・高校生のみなさんは、ホンの少しの努力をして北原白秋の詩集などはゼヒとも触れてみて、そして「何か」を感じてほしいなぁ…と心から願っています。

    北原白秋。1885年(明治18年)~1942年(昭和17年)の詩人です。
    「からたちの花」「この道」「ペチカ」「あわて床屋」「待ちぼうけ」「城ヶ島の雨」などは小学校の教科書にも載っている童謡ですね。
    詩集には「水墨集」「海豹と雲」「邪宗門」などがあります。
    「わたりどり」は詩集「水墨集」に納められている詩で1923年の作品。つまり作詩されてから今年で100年…ということです。
    この詩に大中恩先生が作曲されたのが1943年。当時19才の大中先生には召集令状(しょうしゅうれいじょう・兵隊になれという命令書)が届いていて、大中先生は自分の作品第1号として戦地で死ぬ覚悟で書いたそうです。翌1944年9月に学徒出陣で海軍予備学生として海軍に召集されました。これは金山の「札幌カニ本家」金山店で大中先生本人から聞いた話です。
    詩は次のとおりです。

    わたりどり  北原白秋

    あの影は 渡り鳥。
    あの輝きは雪、
    遠ければ 遠いほど空は青うて、
    高ければ 高いほど 脈立山よ、
    ああ、乗鞍嶽、
    あの影は 渡り鳥。

    国語辞典を見れば分かりますが「影」とは「光」のことです。これは日本語の事実。
    そして「渡り鳥」を「未来の自分」と読み、「雪」を「私の目標」と読むと、

    あの光は私自身。
    あの輝きは私の未来の目標。
    その目標は遠ければ遠いほど空の青さのようにはるか彼方であり、
    その目標は高ければ高いほど波立つ山のように険しい(けわしい)が
    ああ、あの乗鞍が私を呼ぶように
    わたしは光になって目標へと突き進む。
    (ソラノート2019年12月8日より再録)

    となります。
    あぁ、高校生・大学生のころの嶋田先生は震えるような気持ちで北原白秋や宮沢賢治、高村光太郎や八木重吉の詩集を読みました。
    本当に、嶋田先生の「心の財産」「心の宝物」です。
    これらは自分で努力をして自分で「その扉」を開かないと決して味わえないものだと思います。
    「空」のメンバーにも、この美しい世界への「扉」を開けてほしいなぁ…と心から願っています。

    なに? オレぁ嶋田先生みたいになりたくにゃあからその「扉」とやらは開かんのだわ だと?
    むむぅ…。そんなアンタに言っておきますけどね、そいつぁ損(そん)というものだぜぇ。
    ウソだと思ったら一度でいいから開いてみろぃ!!!
    きっとアンタの心は豊かに膨らむぞよ。

  • 上手になりました♪

    【令和5年9月16日(土)17日(日)】
    16日は今木先生をお迎えしてのリハーサルでした。あとは10月7日(土)にまとめていただいて、その次は21日(土)午前の前日リハーサルです。
    結論から書くと、参加してくれたメンバーはメチャクチャ上手になったと思います。特にソプラノの小学生6人はレベルアップしましたね♪
    それはそれは苦しい(?)練習だったことでしょう。今木先生が「あの手この手」と繰り出すトレーニングに一生懸命に対応していた姿に、心から拍手を送ります。
    鉄棒でも算数の計算でも同じですが、何の努力もなく何の苦しみもなくして上達するなんてあり得ません。
    音程の決め方、呼吸の合わせ方、音楽を作る空気の読み方から楽譜の見方に至るまで、非常に実践的(じっせんてき・本番で役に立つ方法)なトレーニングでした。
    そのトレーニングは、安定して歌っていた(ように思われる)メゾソプラノやアルトにも及び、「世界の約束」のソリストにまで及びました。他のパートの子が練習しているのを「高みの見物」なんていう雰囲気ではゼンゼンありませんでした(笑)。
    いやぁ、さすがプロの練習です。
    がんばってくれた子、ありがとう。ガンバリに拍手です。

    17日は新実先生のリハーサル。これもカンタンに言えば正しい音程を決めること、みんなで呼吸を合わせること、表現を作る空気を読むこと、そのために楽譜から目を離して指揮を見るポイントなどなど。
    説明する言葉や指示する方法は違っていても、2日間で今木先生と新実先生が言われた指示・支援・指導の中身は全く同じことであったと、嶋田先生は感じました。
    この日はアルトのメンバーが少なくて(どのパートも似たり寄ったりでした)、それはそれは緊張に充ちた苦しい練習になっていたと思いますが、もう一度書きましょうか?
    苦しさの無い上達なんてゼッタイにあり得ませんよ。アルトの子は上達しました。いやいや、どのパートの子も…です。保証します。
    子どもにこのような上達を生み出す指導という意味では、ちょっと嶋田先生にはマネのできないレベルでした♪ホント。

    嬉しかったのは午前中に真剣にガンバって午後は早引き…という子がいたことです。逆に午前中は姿が見えなかったけど午後から駆けつけて来た…という子がいたことです。
    許される時間を精一杯に活用して少しでも参加しよう…という根性。
    これは嬉しかったですねぇ。
    高校の文化祭、CBCコンクールの本番、ピアノの発表会などなど、それぞれのメンバーがそれぞれのスケジュールを持っていることを嶋田先生は理解しています♪
    次のチャンスは本番の1週間前になりますが10月15日(日)。東海市芸術劇場大練習室です♪

    さて、ちょっと重要なことが決まりましたので共通理解しておきます。

    第1ステージ 「はたおりむし」
    第2ステージ 「スタジオジブリ名曲集」
    第3ステージ 「ねむの木震ふ」
    第4ステージ 「生まれてから」

    このようなステージ順になりました。新実先生のお考えです。
    夕ご飯を食べながら相談して決まりました。
    チラシとはステージ順が変わりますが、音楽の世界ではよくあることです。

    あと、ビックリしたこと。
    みなさん。打楽器の音はいかがでしたか?打楽器が入ると歌う気分も盛り上がりますね。
    ところで、ビブラフォンという大きい鉄琴がありました。
    そのビブラフォンの音とピアノの音が違っていたんですって。新実先生が言ってました。
    ビブラフォンは鉄でできているので基本的には音が狂うことはあり得ません(ホントは夏と冬とでホンのわずかに音が変わりますが)。ピアノは調律(ちょうりつ・弦の張り方を調節すること)した時は正確な音なのだけれども、時間がたつとだんだん弦の張り具合がゆるんできてビミョーに音が狂ってくる。
    どのくらいの「音の狂い」があったのか嶋田先生には分かりませんが、ビブラフォンとピアノが同時に音を出した時(1曲目「生まれてから」を歌った時)にスグに言われました。
    いったい、どういう耳を持っているんでしょうねぇ。作曲家っていうものは。耳の化け物だな

  • 本当の練習

    【令和5年9月9日(土)】
    新実先生にご指導いただいた8月20日の後、先々週は「ねむの木震ふ」、先週は「生まれてから」と、それぞれ全曲を歌い通してきました。だから今日は「はたおりむし」全曲です♪
    そう、予定どおり、計画どおりの流れを実行してきたわけですね。
    この3回の練習は、音程の確認や歌詞の説明などは極力(きょくりょく・できるだけ)排除し、rit.や a tempo や cresc. や decresc. そしてp、fなどの強弱記号、そして V の位置、アクセントやスタッカートの歌い方などを確認してきました。
    すなわち、コンピュータでの練習では決してできない練習です。人間が集まらないとできない練習、家で一人でやる自主練習では不可能な内容です。

    とても良かったと思います。
    何度も何度も言ったことは、
    「今やっていることは10月22日にみんなが自信を持って歌えるようにするための練習だ」
    「だから、目的は10月22日であり、今は何をどのように間違えても良い」
    「マチガイを恐れて失敗をイヤがって、それで楽譜を見るのではなく…」
    「2回目に楽譜を見なくても歌えるように、1回目は楽譜を見てください」
    「失敗が許されるのが練習です。その失敗は本番を成功させるために必要な失敗です」
    「みなさん、それが本当の練習ですよ!!!!」
    そんなことを繰り返していました。
    協力してくれたメンバーに大感謝。

    これで、来週16日(土)は今木先生の「スタジオジブリ名曲集」ステージの通し練習。17日(日)は新実先生と打楽器奏者をお迎えして第2第3第4ステージの通し練習です。
    第27回定期演奏会に向けての嶋田先生の「準備練習」はホボホボ終了しました♪
    嶋田先生としては限られた時間の中で、本当に「自分にできる精一杯」のことをやったつもりです。
    後悔のない時間でした♪
    いちおうの予定としては、あと10年後に死ぬ予定(それ以上に生きられればラッキー♪)で生活している嶋田先生ですが、その10年のうちの1/10の時間を投入したとしても満足できる内容でした。

    さぁ、みなさん。本当に面白くなるのは「これから」ですよ♪
    ショータイムの始まりでぇ~す!!!!!

  • ゲボを吐くくらい

    【令和5年9月2日(土)】
    2学期が始まりました。みなさん、「空」も大切ですが、まずは学校の勉強をガンバってくださいね♪
    祈ってます。
    さて、今日は曲集「生まれてから」全曲に取り組みました。
    今日はソプラノに高校生が一人中学生が一人で、あとは全員小学生だったので(ほかにも中高生がいたらゴメンナサイね。嶋田先生のカンチガイです)ソプラノの声にパンチ力がなかったのですけれども、みんなで聴き合って助け合って一生懸命に歌ってくれて、後半になるほど声にまとまりが出てきました。
    良かったと思います。
    うん。全部のパートを小学生だけで歌ってみるのも練習としては良い方法かもしれませんね。
    本気でそう思いました。
    嶋田先生に「そう思わせる力があった」今日のソプラノのメンバーのガンバリでした♪

    やったことは
    ○楽譜を見て音と歌詞を確認する
    ○強弱やテンポの変化を確認する
    ○楽譜を見ないで指揮を見て歌う
    この繰り返しです♪

    曲集「生まれてから」は、どの曲も楽譜を見ると難しそうですし、全員で歌うとものすごく複雑な音楽に聴こえますが、まぁ確かに難しいことはマチガイありませんけれども、それぞれのパートがやっていることは同じ音の繰り返しが多く、見た目ほどムズカシクはありません。覚えてしまえばカンタンとも言えます。
    そのビミョーな感じ、みんなもだんだん分かってきたでしょう?
    4曲目「なによりもまず」の「危ない!イケナイ!うるさい!とんでもない!」の部分は、聴いている人にはとんでもなく難しく聴こえますが一人一人が歌うメロディーはカンタンです。
    ここは覚えた方が絶対にオトクです。ここをビクビクしながら歌っていてはもったいないしツマラナイ。
    そう、つまらないはずです。
    今日の練習は、とりあえず4曲とも楽譜を見ないで歌うところまで持っていきましたが、その練習の目的は
    みんなが自信を持って楽しく本番を歌えるように…
    という祈りがあったわけで、決してメンバーの記憶力を試していたわけではありません。

    だから、歌詞を間違えたり休符の部分を飛び出してしまってもイッサイ文句は言いませんでした。文句は言わず、ヒントを示しながら繰り返して歌ってみました。
    モンクを言ったのは「指揮を見ていない時」です。
    せっかく楽譜を閉じているのに指揮を見ていないのはもったいない。
    だって、みんなの目の前に登場するのは作曲者本人なのですから。
    そういう指揮の見方ができるようになってくれ!!
    と、嶋田先生は祈りながら指揮していました。指揮というよりも支援していました…かな?

    なに? ホントにオレらのために祈ってくれていたんか? だと?
    祈ってましたよ!「アーメン」という祈り方ではないけど、「そうなってくれるように」って願っていたのは確かです♪

    今度の演奏会は嶋田先生は指揮をしないので、客席で聴くかステージ裏で聴くか分かりませんが、本番の日はおそらくゲボを吐くくらい祈っていると思います。
    できれば赤いベストと水色のスカーフで、アルトに混ぜてもらって歌おうかなぁ…と思っています。

    なに? アンタがとなりにおると気が散って歌えんくなるから客席におってくれ! だと?
    うむむ、どうしてくれよう。考えておきます。

  • 楽譜を持たない と 指揮を見る とはチガイます

    【令和5年8月26日(土)】
    先週の新実徳英先生のリハーサルはご苦労さまでした。
    「このメンバーにあと11人も加わるのなら、とても素晴らしい響きになるでしょうね」
    と言っておられたのは本当の話です。
    今日はその11人のメンバーの何人かを迎えて、何を最優先に考えていたかと言うと、みんなは「またその話か」と思うでしょうけれども「指揮を見る」ということです。
    清水敬一先生もそうでしたが、新実先生は(ご自分が作曲された楽曲だから…はモチロンですが)とってもデリケートな表現を作ろうとなさっています。
    だから、新実先生の呼吸というか、表情というか、とにかく「こういう表現なのだ」という思いが溢れている。その思いを歌っているメンバーがキャッチしていなくてはならない。
    このリクツ、分かりますよね。
    自由気ままにバーンと歌いたい!なぁ~んて言うのなら(そんな子は「空」にはいないでしょうけれど)そう言う子は指揮者なんかいない弱小合唱団に行って好きなように歌えば良い。
    合唱団「空」は指揮者がいて、しかもその指揮者はその曲を作曲した本人です♪
    ベートーヴェン自身が演奏する「エリーゼのために」を聴いてみたい。ベートーヴェン自身に弾き方を教えてほしい。
    ベートーヴェンは約200年前に死んでしまったから無理ですが、湯山先生や新実先生になら作曲者本人に教えてもらえる。
    その「夢」をみんなで力を合わせて実現しようとするのが合唱団「空」です。
    みなさん、力を貸してください。

    さて、「指揮を見る」ということと「楽譜を見ない」ということはイコールではありません。
    小学生のメンバーさん、「イコール」って分かりますか?
    算数で使う「=」という記号です♪ 3+2=5 この=がイコールです♪
    定期演奏会の本番でも必要があるなら楽譜は持てば良い。
    楽譜を持たずにステージに立つことが絶対に正しいたった一つの方法だと思ったら大マチガイです。
    ただね、みんなは楽譜を持っているとその楽譜を見ちゃうんですよ。
    なんででしょうねぇ?手に持ってる楽譜は「見なくちゃいけない」って信じていらっしゃるのでしょうか…。
    嶋田先生は自分が歌う時、実はほとんど楽譜を持ってステージに出ます。
    そしてねぇ、ここがカンジンなところなのですが、手に持ってる楽譜はほとんど見ないんです。
    そりゃぁ見ることもありますよ。
    ただ、楽譜を見る時は、自分で「アブナイ」って思った瞬間に0.5秒くらい見るんです。
    その「アブナイ」って思うのは歌詞であったり音程であったりクレシェンドがどこまで続いていたっけ?って分からなくなった時であったり、そりゃあイロイロなんですけれども、とにかく見る時は見る。
    それ以外は指揮を見て歌います。だって指揮者と呼吸を合わせなければならないから。
    となりで歌っている人も、そのとなりの人も、みぃんな同じ指揮者を見ていますから、結果的には全員が同じ指揮者の呼吸に合わせることになり、結果的には合唱団全員の呼吸が合うことになります。

    と、文字で書けばこういうことになりますが、上に書いたことをフェールマミでシャベッテいる時間はない。
    だから、みんなに「自分は楽譜を見なくても歌えるんだ」という自信を付けてほしかった。
    それが最初にやった「十四歳」と「自転車でにげる」と、最後に歌った「なによりもまず」です♪
    みんなも嶋田先生と同じで「アブナイ」って思う部分がイッパイあったでしょうけれども、個人個人の小さなミスはところどころにあったとしても、それでも何とか楽譜を見ないで歌えたじゃありませんか!!!
    そう、リッパに歌えました。
    やろうと思えば楽譜なしでも歌えるよ。その状態で手に楽譜を持つんです。
    持たない方が良いに決まってますけれども必要があれば持てば良いんです。

    今日は曲集「ねむの木震ふ」と「なによりもまず」しか歌えなかったけれど、とにかく今日は「楽譜を見ない」「指揮者の呼吸に合わせる」ということでした。あとチラっと言ったのは「歌詞の世界をイメージする」ということでしたね。

    結論。
    一番良い順番に書きますと
    【2】楽譜を持たずにステージに立つ
    【1】楽譜を持って指揮を見て歌う
    【3】楽譜を持って楽譜を見て歌う
    【最悪】楽譜を持って指揮も楽譜も見ないで歌う

    こういうことだわさ。

    なに? なんで【1】よりも【2】の方が上なんだ? だと?

    よっく気が付きましたねぇ!!!気が付いたアンタはエラい!!

    楽譜を持たずにステージに立つのが一番良いに決まってますわな。写真に撮ったってカッコ良いざんしょ?
    ただねぇ、楽譜を持っていないと「アブナイ」って思った瞬間にホントに間違えちゃうことがあるんですよ。少なくとも嶋田先生は。そのリスクを避けるために、お守りみたいな感じで楽譜を持って指揮を見て歌うんです。安全パイですな。
    だから【1】【2】のどっちを選ぶかはムズカシイです。
    ここまで読んでくれたアナタ、アナタならどうしますか?

    ただ、フェールマミでの練習は【2】でいきますよ。
    そう。これからが本当の意味での「合唱の練習」なのです。

  • 楽譜に忠実に

    【令和5年8月20日(土)】
    新実徳英先生のリハーサル、ご苦労さまでした。
    いつもながらの分かりやすい説明(時には詩の内容についても)と、分かりやすい指揮と、何よりも「空」の良さを引き出そうとする情熱が溢れていて、本当に素晴らしいご指導でした。
    ご指導の中身についてはとても書き切れませんが、今日のご指導で特に思ったことを一つだけ記しておきます。

    それは、「楽譜に忠実に」ということで、たとえばクレシェンドの場所。どこからクレシェンド記号が始まっているのか、これがホンの少し早かっただけでも「クレシェンドはそこからではありません」と注意を受けました。1回だけではなく違う曲で何度か同じ注意がありました。
    つまり、全ての曲でクレシェンド・デクレシェンドは「書いてある部分からスタートして」「記号が終わっている部分で終わらなければならない」ということです。
    また、mfの記号が付いている部分で声が大きすぎると「今の歌声はfではありませんか?mfですよ」と注意を受けました。
    また、rit.と書いてある部分は全てリタルダンド(だんだんゆっくりにする)されました。
    つまり、表現方法については、楽譜に書いてあるいろいろな表現記号を守れば良いのです。

    新実先生が楽譜に忠実な表現を作られることは以前から分かっていましたが、今日は特にキッチリと表現記号を守っておられました。何も書いていない部分でユックリ歌ったりしたら、全て指摘されました。「そこにrit.は書いてありません」という感じです。
    きっと、作曲された時に吟味に吟味を重ねて楽譜を書かれたのでしょうね。

    ところで今日は26人のメンバーが会場に集まっていたのですが、お互いに聴き合って助け合いカバーし合っているのでしょか、声に非常に「力」があって豊かに響いていました。
    模擬試験や家庭の都合で参加できなかったメンバーが11人で、そのことを新実先生にお伝えしたところ、
    「今日の歌声の響きで、あと11人増えるならば、きっと本番は素晴らしい響きになるでしょうね」
    と期待をしておられました。

    次回の新実先生のリハーサルは 9月17日(日) 東海市芸術劇場の中練習室Ⅰ です♪
    この時は曲集「生まれてから」の打楽器が入ります。打楽器が入ると曲の感じが全く変わりますし、リズムがハッキリしますから歌いやすくなります。期待していてください。

    定期演奏会まで残り2ヶ月。がんばりましょう。みんなが少しでも安心して歌えるように嶋田先生も作戦を考えます。
    よろしくお願い申し上げます。

  • 名演奏になる予感がします

    【令和5年8月19日(土)】
    今日は合宿でも1回も歌っていない「スタジオジブリ名曲集」の5曲でした。
    久しぶりに歌うのですが、指導・指揮は今木智彦先生!!!
    どうなるか…と思っていましたが(それほど心配はしていなかったです)みんなよく歌ってくれたと思います。
    今木先生にお願いしておいたのは
    ○まず5曲を通していただく
    ○どのくらい歌えるか聴いていただいて
    ○9/16と10/7と10/21にどんな練習が必要か考えていただく
    ということです。その上で
    ○時間が余るようなら「なによりもまず」をお願いします
    ともお願いしておきました。
    つまり今木先生に本番までの指導計画を立てていただく…ということだったわけです。
    で、どうなったか…。
    レベルの低い合唱団であれば
    「音程を正確に」
    「リズムを正確に」
    「書いてある記号(fとかp)を正確に」
    といった指摘が飛んできたでしょうが、そのような指摘や指示はありませんでした。
    出てきた指摘は
    「みんなで音楽を共有すること」
    です。「共有」という言葉を何度も使われました。
    たとえばP34の28小節目の3~4拍目はテンポが少しゆっくりになります。
    その時にお互いに聴き合っていないとマズイ。ソプラノのユックリとメゾソプラノのユックリがピッタリ合って、その上でアルトが二分音符の長さを合わせる…必要があります。そうしないと29小節目の「ラ」が合わない。
    アンサンブルの基本なのですが、こういうところがピタっと合うと実に気持ちが良く、音楽の流れが引き締まります。そして、同じような部分がいろんな曲にいっぱいあります。特に「君をのせて」と「世界の約束」のテンポ設定や、ゆっくりになったり速くなったりする「テンポのゆらめき」は絶妙で、カンタンに言えば「みんなの声をよく聴き合って」「指揮を見て」歌うのですが、これはカンタンそうですが簡単ではありません。
    しかし、みんなが紡ぎ出した音楽は実にデリケートで、嶋田先生はマジで聴き入っていました。
    名演奏になる予感がします。
    名演奏にするために嶋田先生が「必要だ」と思ったことは二つだけです。
    一つ目は「声の色を使うこと」
    声には明るい声、暗い声、元気な声、控えめな声、温かい声、冷たい声、などなどいろいろあります。
    温かい声とはどんな音色なのか。ソラノートは文字の世界なので文字で説明するのは難しいです。
    だから「オレンジ色の声」と「群青(ぐんじょう)色の声」というコトバを使います♪
    他にも「緑色の声」とか「真っ赤な声」「真っ白な声」「真っ黒な声」とかありますが、ここでは使いません♪
    「となりのトトロ」は何と言っても「オレンジ色の声」でしょうね。
    「君をのせて」と「世界の約束」は「群青色の声」でしょう。
    でも、同じ群青色でも「君をのせて」と「世界の約束」とでは違っていて
    「君をのせて」は群青色の声の中に、はるか彼方に赤い炎がゆらゆら揺れている感じ。
    「世界の約束」は初めは群青色一色ですが曲の途中から金色や銀色の星が輝いてきて、曲の終わりでは群青色の夜空に億万の星が輝いている…そんな声になるでしょう。
    その「声の色」を「もっといっぱい使ってほしいな」と思って聴いていました。
    二つ目は「指揮を見ること」
    まだまだ練習の途中ですから今はまだ良いのですけれども、音楽は「目」でするものではありません。最終的には「耳」と「ハート(心)」とでするものです。
    「耳」とは「お互いに聴き合うこと」ですし、「ハート」とは今木先生の指揮です。
    今木先生の指揮にはいっぱい「情報」が込められていて、どんな音色や表現になるのかという「情報」がとても分かりやすいです。
    今日は…「まだまだ目を使いすぎているな。楽譜に頼りすぎだな」と思って聴いていました。

    誤解のないように書いておきますが、今日の歌声は素晴らしかったです♪
    一つ目の「声の色を使うこと」も二つ目の「指揮を見ること」も、これからみんなで練り上げていくものであって、今日その二つが完成してしまうのであれば音楽はかえってツマラナイ。
    今日の歌声から、どのくらい表現が膨らんでくるか。
    名演奏になる予感がします。
    と書いたのは、そういう意味です♪

    さて、明日は新実徳英先生のリハーサル①です。たった3回しかない、キンチョーするけど最高に楽しくてオモシロい時間です。
    打楽器とか掛け声とか決まっていないこともいっぱいあって、それは新実先生にあやまります。
    それからみんなが何かヘンテコな失敗をしちゃったりしたら、嶋田先生がイッパイ新実先生にあやまってあげます。
    思いっ切り側面支援をしますので、みんな楽しんでください。
    どうなるかねぇ。おもろなってきたがや♪

  • 【令和5年8月12日(土)】
    合宿は本当にご苦労様でした。大きな成果がありましたね。
    また来年もキャンプファイヤーをやりましょう♪

    さて今木先生と打ち合わせをして、10月22日までの指揮者の先生のスケジュールが完全に固まりました。

    8月19日(土) 今木先生 ジブリ名曲集を1回通してから「なによりもまず」
    8月20日(日) 新実先生 「はたおりむし」「ねむの木震ふ」「生まれてから」とアンコールのまとめ①
    9月16日(土) 今木先生 ジブリ名曲集 まとめ①
    9月17日(日) 新実先生 「はたおり」「ねむの木」「生まれて」とアンコールまとめ②
    10月7日(土) 今木先生 ジブリ名曲集 まとめ②
    10月15日(日) 新実先生 「はたおり」「ねむの木」「生まれて」とアンコールまとめ③
    10月21日(土)午前 今木先生ゲネプロ
           午後 新実先生ゲネプロ

    そういうわけで、今日は曲集「はたおりむし」からスタート。
    今日は音取りは完全になし。どのように歌うか…という「表現に特化した練習」でした。
    本当はもっと早い時期から、この「表現に特化した練習」を始めたかったのですが、先週も書いたとおり嶋田先生の計画性の問題で今日となりました。申し訳なかったです(涙)
    曲集「はたおりむし」は8曲とも表現を練り上げて歌うことができました。
    本当は曲集「ねむの木震ふ」まで歌いたかったのですが、さすがに2時間30分ですから無理でした。
    と言うよりも、2時間と少し(休憩があるから)で8曲もの「表現」を具体化することができたのですから、まぁ「空」が本気になれば…というか「空」本来の「力」というか、とにかく信じられない効率だと言うことができるでしょう。
    やったことは主に4つです。
    ○rit(リット 遅くする)の表現
    ○フォルテ・ピアノ・クレシェンドデクレシェンドの強弱表現
    ○声の表現 明るさ・暗さ・安らぎ・怒りなど
    ○歌詞の意味
    いずれも文字で書くことは不可能ですから(不可能ではないけれど文字数10000文字を超えます)書きませんが、ひとつだけ。
    それは今日が8月12日であり、3日後が終戦記念日であるということです。

    今回の定期演奏会では明らかな「反戦歌」が3曲あります。「反戦歌」とは「戦争に反対し平和を願う歌」で、つまり「八月の手紙」「ぶどうとかたばみ」「壁きえた」の3曲です。
    「島原」も戦いの歌ではありますが、これは徳川家光の時代に今の長崎県で起こった「島原の乱」を歌っていて、歴史的な側面と「神を信じる」という側面から、「反戦歌」と分類することはできないでしょう。

    それはさておき、「八月の手紙」の中にある「北の夕日しずむ」という歌詞を噛みしめてください。
    「北の夕日」とは「ありえない夕日」であり「ありえない世界」であり、つまり「戦争をやってしまう世界」のことです。
    最初の「だから何を消したいの」という問いかけには「それは戦争の思い出を消したいのだ!」と言い切ることのできる子になってください。
    もちろん嶋田先生を含めて合唱団「空」は誰も戦争の経験はありません。だから
    「ボクは戦争の思い出なんか持ってないもん」
    というリクツには一理あります。
    だけどねぇ。自分が経験したことのないことを想像してイメージして、あたかも自分が経験したのと同じレベルで喜び、悲しみ、祈り、怒ることができる「力」を「思いやり」と言うんですよ。
    みなさんに質問ですが、本当の真実の真剣にイジメられたことのある子はいますか?
    たぶんいないと思うのです。
    でも、みんなは、本当の真実の真剣にイジメられた時の「辛さ」を想像しイメージすることができるでしょう?
    だから「空」のみんなはイジメなんかしないんです。
    しないんじゃなくて、できないんです。みんなは。
    なぜですか?
    それは「思いやり」がある子だからです。
    だったら、イジメでも戦争でも、経験したことのないイメージの世界です。
    でも、みんなはイメージの「力」で、本気になって「戦争に反対し平和を願う」ことができるはずです。
    「北の夕日しずむ」という歌詞は、そのような気持ちで歌ってください。そのような気持ちになればそのような声になります。
    「ぶどうとかたばみ」などは最初から最後まで、そのような声が必要ですね。
    少なくとも「ぶどうとかたばみ」を「ビリーブ」や「となりのトトロ」と同じような声と表情で歌っていたら、それは単なる「アホの集団」です♪
    ぜひ「ぶどうとかたばみ」の詩を読んでおいてください。

    今日は歌いませんでしたから「壁きえた」を少し説明しておきます。
    「西と東」という歌詞は「西ドイツと東ドイツ」のことです。第2次世界大戦の後、ドイツは西と東に分断され、その真ん中に「ベルリンの壁」という巨大な壁が作られました。古い世界地図(40年くらい前の)があれば、その地図ではドイツは2つに分かれているはずです。
    日本で言えば木曽川のあたりに巨大な壁が作られて「西日本と東日本」とに分断された…と思えば良いでしょう。
    嶋田先生が住んでいるのは名古屋ですが、先祖のお墓があってつい最近まで父親が住んでいた家は三重県の津市です。だから木曽川で日本が分断されれば、嶋田先生は父親と壁に遮られた別々の国として引き裂かれ、決して会うことはできないことになります。
    そのような状態がつい最近までドイツでは行われていたのです。
    グーテナーベント(guten Abend こんばんは)と言っているペーターは西ドイツに、グーテンモルゲン(Morgen おはよう)と言っているローザは東ドイツに、それぞれ28年もの間引き裂かれていた夫婦なのではないでしょうか。
    その二人が交わす「おはよう」は、みんなが友達や校長先生と交わす朝の挨拶とはゼンゼン違う「おはよう」です。
    イメージできるかなぁ、みんなは。
    嶋田先生は「空」の子ならイメージできると思っています。
    ちなみに「壁きえた」の最後の「人の祭り」とは「人間が起こした戦争」という意味であり、だから「まわれ かわれ」と叫んで詩は結ばれるのです。

    さて次回の土曜日は今木先生、翌日の日曜日は新実先生です。
    不安なところはあるでしょうが精一杯に側面支援しますね。
    お互いに助け合い、カバーしあって乗り切りましょう。
    力を貸してください。よろしくお願い申し上げます。

  • ふれあい合宿 ありがとうございました。

    【令和5年8月4日(金)~6日(日)ふれあい合宿】
    いやぁ、すごい合宿でした。
    帰りの電車の中からチラッとラインしましたが、3日間で25曲を歌い通して確認したってんですから「超」の付くハイペースでした。初めて合宿に参加する小学生のメンバーはビックリしたかもしれません。
    しかし学年や経験に関係なく、みんなでゴハンを食べてみんなでお風呂に入ってみんなでゲームをしてみんなで寝て、そしてムズカシイ合唱の練習はお互いに聴き合って助け合って目標に立ち向かう…。大きな成果が生まれました。
    まずは3日間ずっと支えてくださった父母会の皆さまと内匠先生恒川先生木村先生浜田先生、サポーターの大学生や社会人(!)の先輩やママさんたちに大感謝です♪
    本当にありがとうございました。

    なぜ、そんなにハイペースになったかというと、まぁこれは嶋田先生の計画性が悪いのですけれども(ゴメンナサイ)、今までに誰も1回も歌ったこと(練習したこと)のない曲がたくさんあったということです。
    ホント、自分の「計画性の無さ」を恥じています。
    (  )なんか付けちゃいけないね。本当にゴメンナサイ。

    曲集「ねむの木震ふ」では「十四歳」「壁きえた」8曲目「ねむの木震ふ」くらいはフェールマミで1回か2回歌った記憶があります。
    曲集「はたおりむし」では1曲目「はたおりむし」「春つめたや」「こびとのひげ」「八月の手紙」「恐竜広場」「北極星の子守歌」くらいかな。1回くらい歌ったのは。
    だから「白いうた青いうた」は約半分が完全に初見(しょけん・初めて楽譜を開くこと)でした。
    そして難曲「生まれてから」3曲目「ふしめ」と4曲目「なによりもまず」がほとんど初見状態。
    うわっと!まだあった。アンコールの「北のみなしご」もフェールマミで歌った記憶がありません。
    ホント、自分の「計画性の無さ」を恥じています。本当にゴメンナサイ。

    だから1日目の午後は曲集「ねむの木震ふ」を3時くらいまでに全部歌い、休憩後から夕飯まで「ふしめ」と「なによりもまず」。
    2日目は「うたにつばさがあれば」から始まって「なによりもまず」を徹底的に確認し、曲集「生まれてから」を全曲通しました。そして曲集「はたおりむし」。
    3日目は曲集「ねむの木震ふ」と曲集「はたおりむし」の2回目の確認。
    ここでは音取りや音の確認だけではなく、恒川先生に一人一人の声を全員聴いてもらい(もちろん嶋田先生も聴いていたよ)一人一人に合わせたアドバイスをいただきました。小学生には小学生なりの、高校生には高校生なりの、マジで一人一人に合ったアドバイスを恒川先生がくださいました。
    このアドバイスコーナーで「良かったなぁ」と思ったことは、全員が「待っている間に友達の声を聴いていた」ということです。
    3回に分けて行ったアドバイスコーナーですから、自分がアドバイスをもらう前や後に「待ち時間」が合計で70分くらいありました。
    自分がアドバイスをもらう(つまり一人で歌う)時間が平均で3分あったとすると、残りの67分はただひたすら黙って友達がアドバイスをもらう(つまり一人で歌う)のを聴いていたことになります。
    その間、嶋田先生が見ている限りではアクビをする子は一人もいませんでした。
    最も大切なことは、小学生のメンバーあるいは入団して間もないメンバーが、中学生・高校生あるいはベテランメンバーの声を「真剣に聴いていた」ということです。
    これは、確かに歌っていない時間です。
    しかしノドは動いていないかもしれないけれど耳は大車輪で動いていたわけです。
    これは大きい。非常に大きな成果でした。

    実は5月の最初の練習で、その日は今木先生の練習日だったのですけれども、今木先生に電話をして謝ってキャンセルさせてもらい、恒川先生にボイストレーニングをしてもらったことがありました。
    その時、恒川先生は一生懸命にトレーニングしてくれて、集まったメンバーもガンバっていたのですけれども、恒川先生VS全員という形のトレーニングでした。
    なので恒川先生が一生懸命に「声の出し方」を説明してくれているのだけれど、そのアドバイスを一人一人が「自分のこと」と感じていないように思ったのです。
    誤解のないように書いておきますが、その時いたメンバーは絶対に真剣でした。真剣にアドバイスを受けて、そして聞いていました。それは間違いない。
    分かりやすく書くと
    ○朝礼で校長先生が話してくれた10分間のお話

    ○廊下ですれ違った校長先生が君だけに「おっ、がんばっとるなぁ」と話しかけてくれた3秒間
    と、どっちが子どもの心に響くか…ということです。
    嶋田先生の経験上、全員への10分よりも自分だけへの3秒の方が響きます。間違いない。
    だから5月からずっと「合宿では一人一人に歌わせて一人一人にアドバイスをもらう時間を作ろう」と思っていました。
    その時間を作るためには上に書いたように、最初の2日間で何としても「全曲の音取りだけは済ませておく」必要がありました。
    新実先生の目の前で「すみません。この曲はまだ初見なんでちゅぅ」なんて言えませんからね。

    みんなは、そのムズカシイ合唱の練習をお互いに聴き合って助け合って目標に立ち向かってくれました。
    大変だったと思いますが大きな成果が生まれました。よくガンバってくれました。
    ありがとう。大感謝です。

    最後に嶋田先生がイチバン楽しかったこと。
    それはテレビの部屋で過ごしたことです♪
    ちょうどテレビで
    ♪0120いちマルマル92~9♪ なんとかクリニック♪
    というコマーシャルが流れていました。
    そう。キレイな女がじゅうたんの上でクルクル転がってる、わけの分からんコマーシャルです。
    その時みんなは、じゅうたんの上でウノをやってました。
    そこで嶋田先生はウノをやってるメンバーの後ろに忍び寄り、
    ♪ゼロイチに~ぜろイチマルマルきゅ~にーぃきゅう♪
    と歌いながら転がりました。
    女の子をダッコすることは最近では「変態教師」のレッテルが貼られるようですが、歌を歌いながらじゅうたんの上を転がるくらいだったら許されるでしょうし、「正常な教師」で済むはずですよね♪
    だけど何だか
    「キャぁ~あ!!」
    という声が聞こえたような気がしたな。
    ま、嶋田先生は「正常な教師」ですので、あんまり細かいことは気にしないのです。

    20日(日)は新実徳英先生が来るからね。
    その時までに警察に捕まらなければ、何でもOKなんですよ。世の中は。

  • 感覚を磨く

    【令和5年7月29日(土)】
    今日は誰が何と言おうと組曲「生まれてから」の1曲目「生まれてから」と2曲目「太鼓打ち」の練習だと決めていました。
    今木先生には
    「10時30分まで嶋田に音取り確認の時間をください。だからユックリ来ていただいて10時30分にお越しいただければOKです」
    と伝えてありました。
    その1時間で、集まったメンバーをどれだけ高め、音程に対する自信を付けてもらえるか…それが勝負だと思っていました。
    ところが今木先生は9時45分にはフェールマミに入ってこられました。
    そして45分間、みんなが音取り確認をする様子を真剣に聴いておられました。
    「空」に対する愛と情熱を感じます。

    さて、1時間しかありませんが1曲目「生まれてから」は全員でソプラノ・メゾソプラノ・アルトの全てのパートを歌いました。
    時間がかかっても回り道のように思えても、この方法がイチバン力が付きます。和音感覚が身に付くからです。
    そして、自分のパートで通して歌い、その後はP66の歌詞のページを見て歌いました。
    オタマジャクシを見て確認することも大切なのは分かっていますが、感覚を磨くことも大切です。
    つまり「目が見えなくなった」と仮定するわけです。
    目が見えなくても耳の力と感覚で音楽をすることはできます。ピアニストの辻井伸行さんがそれを証明しています。
    今、「空」が最も取り組むべき方向は「オタマジャクシの見方」ではなく「感覚を磨く」ことだと思うのです。
    2曲目の「太鼓打ち」も
    「今から2回通して歌います。1回目は楽譜をガン見してください。何のためにガン見するのかと言うと、2回目にP66を見て歌えるようにするためです」
    このように伝えました。

    みんなはどう思いましたかねぇ?
    「生まれてから」も「太鼓打ち」もP66の歌詞を見れば歌えたじゃありませんか!!!
    そりゃ表現は荒っぽいですよ。フォルテもピアノもクレシェンドデクレシェンドも何にもいらない。とにかく音程をとらえろ…と言ってスタートしましたからね。
    でも、マジでどう思いましたか?
    鍵盤ハーモニカの補助があったとは言え、それぞれに「アブナイ」と思った部分はあったでしょうけれど、何とか歌えたでしょ。
    これが「感覚を磨く」ということです。

    今木先生にバトンタッチして、歌い出しや休符のタイミングをそろえることや、フォルテに向かってどうクレシェンドするのかなど、表現に関するテクニックをいっぱい教えていただきました。
    「いい感じ、いい感じ」と何度も言ってくださいました。
    みんなも後半の1時間20分はずっと立って、大変でしたが集中力をもって乗り切ることができました。今日の練習は成果がありましたね。良かったと思います。

    う~ん、前半は音程に集中、後半は表現に集中っていう、今日のような練習の組み立て方はケッコウ効率的で効果的ですね。
    今日も嶋田先生はみんなと今木先生のおかげで、また1つ「練習方法のアイデア」をもらうことができました。
    大感謝です。

    さて来週は合宿です。
    楽譜は
    ○生まれてから
    ○はたおりむし
    ○ねむの木震ふ
    ○さくらんぼの実る頃
    ○うたにつばさがあれば
    の5冊と
    ○アンコールの「白いうた青いうた」コピー譜
    ○歌集「歌はともだち」
    を持ってきてください。

    まだ1回も歌っていない曲が10曲くらいあるのでピンチです。
    合宿で一気に取り返します。
    力を貸してくださいね。
    よろしくお願い申し上げます。