合唱力を高めるポイント

【令和7年6月7日(土)】
 今日は嬉しいことに見学の子が来てくれました。小学2年生とのこと。見てるだけじゃツマラナイのでメンバーの中に入っていっしょに歌おうよ…というのはいつものこと。
 で、2年生の見学者にイキナリ「鳥が」は無いと思いました。「鳥が」は素晴らしい曲ですが見学しながら歌う曲ではありません。
 しかし定期演奏会で歌う曲の練習はしたい。となると、4年生の教科書に載っている曲ではありますが「富士山」しかないと思いました。
 なに? 「ゆうやけこやけ」は2年生の教科書に載ってるぞよ だと?
 そりゃ分かってるけど、「ゆうやけこやけ」は今までにずいぶんと練習したからね。見学の子とメンバーの子のことを両方考えての「富士山」です。

 しかし、小学校の教科書に載っているとは言っても、メンバーの合唱力を高めるためのポイントはいっぱいあります。今日は
 ① 4小節をノンブレス(息継ぎなし)で歌う
 ② 小節の1拍目をアクセントで歌う(強く歌う)
 ③ 4小節目にクレッシェンドをかける
 この三つのポイントを4回やったら曲の1番が終わるのですが、①と②と③を全部クリアして歌うことはホトンド不可能に近い。ウソだと思ったら便所か風呂で歌ってみろ!
 今日やってみたメンバーの中で①②③を「全クリ」できた子はいないはずです。なぜ、それが分かるかと言うと、嶋田先生にも「全クリ」はできないからです(笑)。
 しかし、それほどムズカシイことを真面目に取り組んでいれば、そりゃあ合唱力も高まりますわね。
 それと同時にメゾソプラノパートもアルトパートも全部歌ってキチンと音取りもできましたから、とても良かったと思いますよ。

 後半は「七つのあそびうた」の中から「らいおん」「おおかみ」「うみ」を歌いました。3曲ともチョー久しぶりです。つまり今日はこの3曲を初めて歌う子とチョー久しぶりに歌う子しかいなかったわけです。でも、歌ってみてどうでしたか?けっこうシッカリ歌えてましたよね。嶋田先生はそう思います。
 いや、ウソじゃない。先生の予想では、もう少しアヤフヤのフニャフニャの歌声になるかと思っていたのですが、うん、なかなかの歌声でした。
 しかも、全員で全部のパートを歌ってからのハーモニー作りですからね。約1時間で3曲ですからね。
 すごく密度の濃い時間となりました。

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