SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


合唱のポイント再確認

【令和6年12月7日(土)】
 今日は「合唱体験見学会」の一日目でした。
 今週と来週14日(土)は、まったく同じことを練習するとは限りません。今日は今日集まったメンバーの顔を見ながら(歌う様子を見ながら)進めていました。来週は今日とは違う見学者とメンバーでしょうから、たぶん違う練習になるかと思います。
 今日は「赤鼻のトナカイ」「あわてんぼうのサンタクロース」「ジングルベル」から始めてクリスマス的な気分になったところで合唱の話に切り替えました。
 合唱の話の第1弾は「ふたつのメロディーが重なるのが合唱だよ」ということで、「あわてんぼうのサンタクロース」と滝廉太郎の「お正月」を同時に歌いました。
 そうしておいて「しょうじょうじとかたつむり」でゲーム的に遊びながら、ふたつのメロディーが重なる楽しさと、そこで生まれるハーモニーを味わってもらいました。
 その上で「きよしこの夜」の三部合唱に持っていったわけです。
 かんたんな三部合唱「きよしこの夜」を歌っておいて本格的な「COSMOS」と「ビリーブ」を歌って「ごくろうさまでした」となりました。

 今日の目的は初めて合唱団「空」の中に入ってきた見学者に「合唱というものを体験してもらう」ことがメインでしたが、第28回定期演奏会を歌ったメンバーにとっても「合唱のポイント」を再確認することができたのではないか…と思います。
 やったことは「あたりまえ」の「いつもの練習」でしたが、今日は「こころってな~に?」みたいな第29回定期演奏会に向けての準備ではなく、最初から最後まで「合唱の基礎基本」の練習でした。
 第29回定期演奏会の準備は1㎝も進まなかったので(たぶん来週も)そこは少し心配ですけれども、メンバーの基礎基本を高めておいたことは必ず「こころってな~に?」他の第29回定期演奏会の曲にも生きてくると思います。

 まぁ何はともあれ、生まれて初めて合唱をやったと思われる小学校1年生の子が、「COSMOS」や「ビリーブ」を含めた全ての曲で、全部のパートを歌ってから好きなパートを選んで歌っていました。
 これができなのは核(コア・中心)になって歌ってくれた「空」メンバーの力です。ありがとうございました。

 今日、見学に来てくれた子が合唱に興味を持って、合唱団「空」に入ってみようかな?と思ってくれたら、とても幸せに思います。
 来週もよろしくね。

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