SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


合唱の力

【令和6年11月9日(土)】
今日も「COSMOS」から始めました。「光の声が」が「怒りの肥が」と聞こえないように気を付けましょう。ちなみに「肥(こえ)」とはウンチで作った肥料(ひりょう)のことです。
続いて「きよしこの夜」。音取りが早く正確で、すぐに三部合唱でハーモニーを作ることができます。
そして第29回定期演奏会で歌う「ゆうやけこやけ」「茶つみ」と「さくらさくら」を練習しました。「さくらさくら」は一部分だけです。
「きよしこの夜」と「ゆうやけこやけ」はハ長調なのでドレミファを分かりやすく説明することができます。
歌っている時に、ただ一生懸命に声を出すだけではなくて、音と音との関連性をホンの少し意識してくれると「合唱の力」が身に付きます。具体的には
【きよしこの夜】
ソーラソーミー ソーラソーミー
レーレーシー ドードーソー
【ゆうやけこやけ】
ソソソラ ソソソミ ドドレミレー
ミーミソ ラドドラ ソソラソドー
今まで「ドが分かったらミもファもソも分かる耳を」と説明して練習してきましたが、もっと言うと「ソが分かったらどんな音でも分かる」「ラが分かったらどんな音でも分かる」という耳を育てるべきであるし、もっともっと言うと「何か一つの音が分かったら全ての音が分かる」という耳になると良いですね。
だって、プロは「何か一つの音が分かったら全ての音が分かる」からです。
合唱団「空」はプロの音楽家を目指すチームではありません。プロが持っているいろいろな力は嶋田先生のようなアマチュアにはマネのできないものです。でもプロの力の中には小学生でも(もちろん嶋田先生にも)できるようになる力もあるのです。その中の一つが
「何か一つの音が分かったら全ての音が分かる」という力。これは「やろう」と思えば小学生にだって絶対にできますし、何よりも分かるようになったら音楽が(合唱が)楽しくなります。これは絶対に…です。

この力を使って(と言うほど一日では高まりませんが)後半は「こころってな~に?」に取り組んだという流れでした。
ムズカシイ曲ですが、みんな頑張って歌ってくれました。大感謝です。

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