SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


良い楽器

【令和5年5月27日(土)】
今日は久しぶりに今木智彦先生をお迎えしての練習でした。
前回は新実先生から「空はヴォイストレーニングが必要」とのアドバイスで急遽恒川先生にヴォイストレーニングをお願いし、そのため今木先生には直前にキャンセルをお願いしました。ご無理をお願いして申し訳ありませんでした。
それにもかかわらず、今木先生は全力で指導してくださいました。
2時間30分の練習で一度として座ることはなく、表情豊かな身ぶり手ぶりで指揮をしてくださり、曲集「さくらんぼの実る頃」の世界が豊かに膨らみました。
そしてメンバーもほとんどの時間を立って声を出していて、発声のフォームを重視する今木先生の指導によく応えていました。
おそらくは中間テストと運動会の関係で、練習に来たくても来られないメンバーが多い中です。18人のハーモニーとなりましたが、だから力強さはイマイチとなるのは当然のこと。問題はそのハーモニーの透明度です♪
みんな、細心の注意を払って声を出しているので
  ↑
(メンバーが「そうしよう」と本気で思うようなムードと言葉がけがあるから)
ハーモニーがピシッと引き締まる瞬間が何度もありました。
う~ん、あの人数からあれだけのハーモニーを引き出すとは…
ちょっと脱帽しました。
嶋田先生だったらミミクリーペットを使ったり鍵盤ハーモニカをブカブカ吹いたりして、それはそれで楽しいかもしれませんが、ゼンゼン違った方向の「ハーモニー作り」になったはずです。
今さら書くまでもありませんが、つまり今木先生は嶋田先生が持っていない武器をたくさん持っておられます。
それもプロのオーケストラの指揮をされている中から編み出した指導の武器。
これはねぇ、みんなに申し訳ないけれど、嶋田先生がマネをしようと思ってもマネできるものではありません。

最後に今日の練習で印象に残った今木先生の一言を紹介しておきますね。

「身体を良い楽器にしましょう。そして良い楽器は、良い形をしています」

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