SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


ガーン! すごいもんですねぇ

【令和4年1月16日(日)】
今日は新実先生をお迎えしての3回目のリハーサルでした。
結論を記せば、大きな成果を得ることができた大健闘の時間だったと思います。

と言うのも、大学共通テスト、高校受験中学受験の最終段階、さらに他の活動の本番(オーディション)やら体調不良やら、弟の学校でコロナが出て万が一じゃない億万が一の大事を取るやら(これは感謝ですねぇ。弟は別に濃厚接触者じゃないんだけれども、もしも「空」に感染が広がったら…ということを心配して、練習に参加できるのだけれども休んでくれたのです)、集まることができたメンバーは半分ほどの人数でした。

それにもかかわらず、出てきたハーモニーはしっかりしたもので、昨日と同じく人数による「声の薄さ」は見られたものの、集まった一人一人がキチンと音をとらえて歌っていることが分かりました。これが一番の成果です。

昨日もそうでした。昨日参加できて今日は休まざるを得なかったメンバーも何人かいる。つまり昨日と今日を合わせれば、かなりの人数になります。その一人一人が正確な音程で「自立して」歌っていることが分かったのでした。

出色(しゅっしょく・特に良かったこと)なのはメゾソプラノでした。12時のスタートからHさんTさんNさんの3人しかいなかった。途中でNさんが都合で抜けたので、後半はNさんTさんの2人だけ。メゾソプラノが上下に分かれる部分では1人になってしまいます。
その時点でソプラノは8人、アルトは6人いましたから、ある瞬間には8・1・1・6というバランスになったわけです。それでもハモっていた。非常に頼もしく思いました。
これは大なり小なりソプラノにもアルトにも言えることで、大黒柱が何本も何本もいてくれることが分かったことが、繰り返しになりますが大きな成果でした。

新実先生から出された指摘はたくさんありましたが、しかし要約すれば一つだけです。「もっと楽しそうに歌ってください」「楽しい音楽なんだから楽しそうな声で」という指摘が何曲かで何回か繰り返されました。
みんなには言われませんでしたが、練習が終わってフェールマミの外で嶋田先生に耳打ちをしてくださったことが一つありました。それは「われもこう」についてです。
「テンポは良い。音程も良い。ハーモニーも良い。あのテンポの中で、もう少し前へ前へとグイグイ歌えると良いです」
ガーン!!!!!
これは100%嶋田先生に責任があります。言われた瞬間に分かりました。
嶋田先生が「われもこう」を指揮すると、どうしてもロマンチックに優しく温かく、非常にデリケートなハーモニーになります(おぃおぃ、本当に反省してるんか?なんだか自分が名指揮者だって言ってるみたいだぜ)。
そのロマンチックでデリケートで優しく温かい表現を保ったまま、新実先生の指揮で前へ前へと進むように生き生きとした生命力が感じられれば良い…。こういうご指摘でした。
すごいもんですねえ。
第一に、良い悪いは別として、嶋田先生の指導を受けてそのとおりの表現を身に付けているメンバーの表現力。
第二に、その表現力を全てお見通しで、最後に付け加えるべき「ひと味」を見抜く新実先生の耳。
本当にスゴイもんですわ。

【業務連絡①】
次回は22日(土)の前日リハーサル。名古屋市芸術創造センターの地下のリハーサル室です。
9時30分集合で良いでしょう。
午前中に、湯山先生の8曲と「われもこう」を最終確認します。
新実先生は13時にお見えになります。終了は16時30分と考えておいてください。
近くにコンビニが2つありますが、お昼ごはんで密にならないように作戦を考えて火曜日までにラインで回します。

【業務連絡②】
今日の休憩中、10月の第26回定期演奏会の曲目について新実先生と相談しました。
今日配った曲集「火の山の子守歌」と曲集「南海譜」の他に、合唱組曲「ことばあそびうた」を歌うことになりました。その場でカワイに電話して楽譜を注文しました。
この3曲を新実先生の指揮で。
最初のステージは「サウンド・オヴ・ミュージック」になりました。新実先生も大好きな曲だそうです。これは基本的に第22回定期演奏会の楽譜を踏襲しますが、少しだけ歌いやすく修正します。嶋田の指揮で。
1月29日の練習から「火の山の子守歌」と「南海譜」をスタートさせます。

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