SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


ナゾナゾ

【令和3年10月9日(土)】
中学生・高校生は中間テストの直前ということで、小学校の運動会もあり…との連絡が入ります。しかしその割には多くのメンバーが集まってくれての練習が進みました。
まずは「わたりどり」。音楽の流れが自然で実に歌いやすく、しかもよくハモりますね。歌い込んでいくうちに「空」の表現が自然に生まれてくるような気がします。
1924年生まれの大中先生が戦争で兵隊に行く直前の1943年に作曲した曲です。つまり19才の時の作品。大中先生は「戦場で果てる(死ぬ)覚悟で書いた」と語っておられます。実際に大中先生から聞いた話ですが、大中先生は「特攻隊(爆弾を積んだ飛行機に乗って敵の船に体当たりするパイロット)に何度も志願(私がなりますと手を上げること)したんだよ」と話してくださいました。金山の「かに道楽」のお店の中でこのお話を聞きました。
もしも大中先生が鉄砲のタマに当たって戦死してしまったら、「サッちゃん」も「いぬのおまわりさん」も「うたにつばさがあれば」も作曲されなかったわけで、そうなっていたら今の合唱団「空」が存在したかどうかも分かりません。運命的なものを感じますね。
「空」の若い力で「わたりどり」を歌い継いでいきたいものです。

次は新実先生の「夜と昼」。先週はメロディー中心でハーモニーを作るのは今日が初めてです。13小節目からハーモニーを作るのですが、1番の終わりまで実にウマく作られています。嶋田先生もコンピュータに歌わせただけで人間の声で生まれたハーモニーを聴くのは初めてでしたが、やはり機械と人間とではゼンゼン勝負にならないですね。音楽は、そして歌は、やっぱり人間が一番です(^^♪
どうですか? 歌ってみて。先週のソラノートで書きましたが、やけに「誰が笑い誰が泣く」という部分が耳にのこるでしょ? 給食を片付けている時とか便所から出てきた時とかに思わず「誰が笑い誰が泣く」って歌ってしまいそうです。
なに?「教室や便所で歌うような人間はオミャーだけだわ」だと?
そうかも知れませんが、みんなの頭の中には今このノートを読んでいる時にも「誰が笑い誰が泣く」だけは鳴り響いているはずです。
で、特にアルトなんぞは、後はほとんど「ルンルン」「ロンロン」だけなので(メゾソプラノもだ)、ちゃんとメロディーを歌っておかないと先週書いた「シマダ病」にかかるわけです。まぁ少なくとも嶋田先生がなぜ「シマダ病」にかかったか、その理由だけはナットクしてもらえたと思っています。

「このみちゆけば」も先週に続いてハーモニーを作って歌いました。今日はナゾナゾを出しておきましょか。
「ひよこ」は走ります。「たまご」は転びます。「こぶた」は進みます。「かえる」は跳ねます。「もぐら」は急ぎます。「みみず」は踊ります。
みんな楽しそうですね。この6人(?)の中でカワイソウな人(?)が1人いますね。
そう、「たまご」です。他の5人は何だか前に進んでいる感じがしますが、「たまご」だけはコロンでしまった。ひざをすりむいて泣いているのかな?
はい。問題。

なんで「たまご」だけカワイソウなのでしょう?

このナゾナゾはカンタンです。
そうだ!良いことを思いついたぞ!!!
このナゾナゾをラインで送ろう。で、分かった人(自分の答えを思いついた人)からラインで答えてもらお~ぅっと。うん、そうしようそうしよう。こいつぁオモシロイことを思いついたぜぇ。やっぱりアタシゃあ頭が良いわ!!

すぐに実行するぞ。

あとは曲集「われもこう」の中から6曲ほど復習したんだわさ。また団員専用エリアの音を聴いておいてくださいね。
さあ、実行だ実行だ。

Comments are closed.