SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


新しいパートを発表しました

【令和2年6月27日(土)】
今日は本当にウレシイことに新入団員を迎えることができました。ここに名前を記すことはできませんが、先週見学にきてくれた子です…と報告しておきます。例によって自己紹介コーナーを設けましたが本当に嬉しいコーナーです。
今日は東海メールクワイアーから鈴木副会長が練習を聴きに来てくださることになっていましたので「コタンの歌」を中心に練習を進める予定でいました。
同時に先週まで一人一人から希望を聞いていた「新しいパート」を発表することにしていました。嶋田先生が考えてきたパートを恒川さん高倉さんに別室で最終確認してもらい、その間に「ムックリの歌」を使って発声練習をします。この時は新しいパートの発表前なので、全員で全部のパートを歌って高い声から低い音まで出せる「力」を高めていきます。
その後、ホワイトボードに新しいパートを書いて発表し、荷物を持って席替えです。
新しいパートの席に座ったら「パナンペ・ペナンぺのリムセ」です。パートが決まれば練習のスピードは一気に高まります。歌っている途中で鈴木副会長が入って来られましたので、「ムックリの歌」と「パナンペ・ペナンぺのリムセ」を一通り歌って聴いていただきました。
鈴木副会長はもちろん「空」の歌声を聴きに来られたのですが、もう一つの目的は「空」と東海メールクワイアーとの合同リハーサルをの日程を嶋田先生と打ち合わせることでした。東海メールクワイアーは実はまだ練習自粛中なのです。東海メールクワイアーが練習会場に使っているのは千種区の私立幼稚園と春日井市のお医者様(東海メールの団員)の自宅ホールですが、両方とも音楽プラザ(名古屋市が経営)と違って個人経営のホールなのです。だから個人の部屋でクラスターでも起ころうものなら、その幼稚園もお医者様もパニックになってしまいます。
それと、「空」のメンバーが思っている以上に「東海メールクワイアー」という合唱団は日本全国に名前が轟いて(とどろいて・知られて)いて、「東海メールクワイアーでクラスター発生」などと言ったらおそらく全国ニュースになってしまいます。「岐阜県の合唱団が…」なんてレベルじゃない。何しろ日本中の合唱関係者に「有名な合唱団アンケート」を取ったら、東京混声合唱団、京都エコー、晋友会合唱団などと並んでトップ10に入るか、ひょっとしたらベスト5に入るかも知れない(自分が入っているからオオゲサに自慢してるわけじゃなく、本当の話。5本の指に入るかどうかはいざ知らず、10本の指には必ず入る)合唱団なのです。だから東海メールクワイアーがズッコケたら日本中の合唱団がズッコケます。もちろん「空」もクルクルにズッコケます。だから練習再開には慎重にならざるを得ない。これホントウのハナシです。
だからと言って東海メールが練習をしなければ11月の「空」の演奏会つまり「コタンの歌」が成立しません。だから鈴木副会長と嶋田先生とで午後に打ち合わせをする必要がありました。
その午後の打ち合わせの結果の報告は別の機会にゆずりますが、休憩の後11時10分から起こったことは信じられない時間でした。
「船漕ぎ歌」からスタートして何と「マリモの歌」「熊の坐歌」「臼搗き歌」を通して歌い切ってしまったのです。つまり予定されている6曲を最初から最後まで歌い通したことになり、さすがの嶋田先生も音楽プラザのドアを開けた時には想像もしていないことでした。今日は「コタンの歌」を中心に…とは思っていましたが、まさか全曲を歌い切ることができるとは予想していなかった。
新入団員の子や小学生には悪いことをしてしまったかも知れません。あれよあれよと言っている間にドンドン次へいってしまったのですから大変だったと思います。でも今日は「コタンの歌」という曲の全体像が分かってもらえたのは大きかった。細かい部分の歌い方や音程そして表現の作り方については今後じっくりと高めていきましょう。まだ6月ですもの。
みんな以上に驚いていたのは鈴木副会長でした。嶋田先生も全曲を通すなんて予定ではなかったのですから、鈴木副会長もまさか全曲が聴けるとは思っておられなかったはずです。
これは、やはり今までの貯金が生きているということだと思います。「全員が全部のパートを知っている」方法は、湯山先生も「それは素晴らしい方法です。嶋田先生、そのノウハウを本に書いたらどうですか?私が出版社に紹介してあげますよ」とまで言ってくださっています。それとホームページにアップした練習用音源が効果を表してきましたね。
この練習用音源は、どのパートを聴けば良いのかが決定したので、今後よりいっそう効果を表すものと期待しています。
今日はありがとう。みんなのガンバリに拍手と感謝を贈ります。本当に素晴らしい1日、素晴らしい時間でした。ありがとうございました。

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