SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


来週と再来週の練習を中止します

【令和2年3月28日(土)】
新型肺炎の状況は良い方向には向きません。これまでに共通理解した「空」の対応の
①「空」の練習は当面(状況が悪化しない限り)続けます。
の部分で「状況が悪化している」に該当すると考え、「当面の練習を中止する」とします。
日本語は不思議な力を持っていて(俳句の国の言語ですから)言葉を読み手が自由にイメージすることができるのが特徴です。
「当面…」と言うと読み手によっては「半年くらい中止なんだな」とイメージすることも可能です。オモシロイですね。嶋田先生は実は国語が専門なので、言葉や詩にはビンカンです。
「状況が悪化しているから当面の練習は中止する」ということは
「状況が良くなれば当面の練習を再開する」という意味です。
「当面」とは「当たっている(直面している)」「面(状況)」ですから正に「たった今」のことであり1ヶ月とか半年先のことではない。いやぁ、日本語ってオモシロイですね。
つまり状況が良くなれば来週にでも練習を再開しますよ…ということです。ここんところを共通理解しましょう。
とりあえず来週4月4日(土)音楽プラザの練習を中止します。
再来週4月11日(土)もフェールマミが使用停止ということで練習を中止します。
4月18日(土)音楽プラザの練習はあります。ここから①の
①「空」の練習は当面(状況が悪化しない限り)続けます。
が生きてくることになり、その時の状況で「当面のやる やらない」を再び判断します。
現時点では「4月18日(土)音楽プラザの練習はあり」です。「やる やらない」の判断は4月11日(土)に決定・連絡することとします。

今日の練習で恒川先生が「小さな目」と「鮎の歌」をカップリングしたCDを配付してくださいました。このCDの演奏は東京放送児童合唱団によるもので、嶋田先生が持っている音源の中では最も信頼できるものです。
今日の練習に参加できなかったメンバーには郵送したいと思います。嶋田先生が直接郵送します。先ほど父母会メールで「メンバーの住所録をください」と連絡しました。住所が分かり次第郵送しますが、「早くほしい」という子は自分の住所を嶋田先生までFAXか何かで知らせてください。
当面の練習中止を「災い」ではなく「福」に変えましょう。時間はいっぱいあるのですから楽譜を開いてCDを聴いてみてください。CDを聴く効果は以下のように無限の効果があります。
①歌詞、メロディー、ハーモニー、テンポ、強弱表現など、曲の全体構成を理解することができる。
②歌詞については聴けば聴くほど覚えることができる。ノートに書けるようになる。
③メロディーを捉えることは大きい。鼻歌で歌えるくらいのレベルになると最高。
④どんな色彩のハーモニーの曲なのか、あらかじめ知っていることはメチャメチャ大切。
⑤どこでどんなテンポや強弱になるかを知っておくと「自分ならこう歌いたい」という思いが膨らむ。
「コタンの歌」のCDはすでに配付済みですから、「小さな目」「鮎の歌」を手に入れてくれれば第24回定期演奏会のプログラムはアンコールを除いて全員が聴くことができるようになります。電話でも良いので「CDを送って」と連絡をください。練習を再開した時に、歌詞だけならば全員が覚えているレベルになって集まりました…なんてことになったら「練習を中止したことでかえって演奏レベルが上がっていた」という幸せを生むことも夢ではありません。当面の練習中止を「災い」ではなく「福」に変えることができるかどうかは、実はメンバー一人一人の取り組みにかかっています。よろしくね。

今日の練習は「コタンの歌」から「ムックリの歌」を使って和音を聴き分けるトレーニングが非常に効率的に進みました。全部のパートを全員で確認することはいつものとおりです。ところどころのポイントとなる和音を確認して全員が体験することで、非常にレベルの高い和音構造の話ができたことを幸せに思います。
また決定的に面白かったのはP62の「あじさい色にぬれている」の男声パートをバリトンからバスまで含めて、男声4部でハモらせてみたことです。女子でトップテノールとセカンドテノールを歌い、嶋田先生と男子三人でバリトンとバスを歌ってみた。男声合唱の響きでハモりました、少年少女合唱団が。これは実に面白い「遊び」でした。
来週と再来週の練習が中止ですから、あまり詳しく書いても次に引き継げません。詳細を書くことはしませんが、とても有益な時間を過ごすことができたことを報告しておきます。集まってくれたメンバーに感謝です。

CDを有効に活用してください。音楽の原点は「聴く」ことに尽きます。メンバーの鋭意努力に期待します。

Comments are closed.