SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


令和合宿2日目 号外

【令和元年8月24日(土)②】
今年のスペシャルコーナーとしてキャンプファイヤーを提案して実現に漕ぎ付けることができました。力を尽くしてくださった合宿担当の父母会の皆様に大感謝です。
当初はソプラノ、メゾソプラノ、アルトをグループ化して、それぞれスタンツ(出し物)を考えてもらおうかなと思っていましたが、さすがに時間がない。5分や10分、話し合いの時間を設けたとしても、スタンツを考えて「見せるレベル」にまで練習することは不可能です。中津川や稲武の野外教育であれば時間は無制限にあります。しかし「空」の時間は週2時間30分。ましてや合宿の時間をスタンツの練習に割くことはどう考えても無理でした。
そこを助けてくださったのが父母会です。事前の練習など必要としない楽しいゲームを考えてくださいました。また、エールマスターを無理やり引き受けてくれたSさんの臨機応変のリードがあり、スムーズな進行となりました。父母会とSさんに大感謝です。
嶋田先生的には、西の空がオレンジ色に染まる中で「夕やけのうた」を歌ってほしかったのです。そして星空を仰ぎながら「うたにつばさがあれば」を歌ってほしかったのです。この二つが実現できればOK、それ以外には何も要らない…という思いでした。
前日までの雨と当日も曇天で実施は心配されました。その時間に雨が降っていなくても地面がグシャグシャではキャンプファイヤーはできません。「地面が乾いてくれるかなぁ」と心配しながらの練習でした。
奇跡的に雨があがり、午前中には太陽も顔を見せて地面も乾き、実施を決行しました。みんな、運が良いですね。
残念ながら「オレンジ色の西の空」と「星空」は現れませんでしたが、それでも「夕やけのうた」と「うたにつばさがあれば」は温かい雰囲気に包まれた響きとなって空に吸い込まれていきました。
フォークダンスを伴奏するだけなら鍵盤ハーモニカでも事足ります。それをクソ重たいアコーディオンを学校から持ち出してバスと地下鉄を乗り継いで運んできたのは嶋田先生のコダワリでした。鍵盤ハーモニカとアコーディオンでは音色に決定的な差があります。フォークダンスならアコーディオンというツマラナイ思いがありました。
だけど、みんなが楽しそうに踊ってくれて本当に嬉しかったです。教務主任だった時には7年連続で中津川に行って弾いていたアコーディオンを久しぶりに弾くことができました。ありがとう。
ところが嶋田先生の予想外の出来事が起こりました。肩と背中と腰が痛くなったのです。筋肉痛なのか、得体の知れない痛みで、ファイアーが終わった後は娯楽室でぶっ倒れていました。
娯楽室には何人かのメンバーがカードゲームをしていました。それを横目で見ながらウンウン苦しんでいたのです。すると近くにちょうど良い枕が転がっていたので頭を乗せました。いやぁ、気持ちよかったですねぇ。肩の痛みがやわらいでいきました。何だか知らないけど横からガミガミ文句を言っているような声が聞こえましたが、それから枕がミョウにビクビク動いているような気がしましたが、背中の痛みが引いていく心地よさにノンビリとしていました。
枕になってくれてありがとう。

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