SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


第20回定期演奏会、大成功。ありがとうございました。
そして、第21回定期演奏会へ。

素晴らしい「瞬間(とき)」を、みなさんと共有することができたことを本当に嬉しく、また誇りに思います。

この1年間の子どもたちの成長は大きなものがありました。音を聴く力、聴いた音を声で再現する力、主音(ド)を聴いてミ、ファ、ソ、ラなどの音を取る力、互いに音を聴き合ってハーモニーを作る力などなど。そして、このような音楽の力の高まり以上に、チームワークというか助け合うというか、そのような「人間としての力」の高まりを感じます。

そして、父母会のみなさんのチームワーク。準備から当日に至るまでの支援と心配りに、言葉もありません。本当にありがとうございました。

側面支援してくださった恒川さん、高倉さん、野々垣さん、安藤さんの力も大きかった。練習ではたくさんのヒントを子どもたちに与え、また励ましてくれました。本番をいっしょに歌ってくれたことが、どれほど子どもたちを勇気づけてくれたことか…。その功績は計り知れません。

ステキなピアノを弾いてくださった浜田先生。本番での演奏は湯山先生からも奥様からも大絶賛でした。子どもたちが十全の歌声を響かせることができたことは、浜田先生のピアノ無くしては考えられません。ありがとうございました。

そしてそして、湯山先生。本当に「空」を愛してくださり、いっぱい誉めてくださいました。19年間に及ぶご指導に、ただただ感謝あるのみです。来年は、湯山先生のご指導20年目になるのですね。創立20周年記念、第20回記念演奏会と続きましたから、来年は「記念」という言葉は使いませんが、20年目のご指導という意味はプログラムに記すことになるでしょうし、これまで湯山先生からいただいたご恩を返す集大成としたいと思います。

 

その第21回定期演奏会は、

「ヴィヴァルディが見た日本の四季」(信長貴富 作曲)

「くちびるに歌を」より(信長貴富 作曲)

「駿河のうた」(湯山昭 作曲)

「ドミソの歌」(湯山昭 作曲)

というプログラムで、楽譜は既に発注ずみです。作曲家の信長先生には、本番の演奏を聴きにいらしていただけるように手紙を書こうと思っています。

「ヴィヴァルディが見た日本の四季」はヴァイオリンの独奏が入ります。「くちびるに歌を」は東海メールクワイアーが初演した曲で、全4曲中「白い雲」と「くちびるに歌を」を演奏します。嶋田先生オススメの、とても美しい曲です。

「ドミソの歌」は2回演奏します。1回目は「空」だけで歌い、会場のお客様には音楽を覚えてもらいます。そして2回目はお客様にも参加してもらい、ステージと会場が一体となって歌声を響かせるという形を取ります。これは嶋田先生の考えではなく、そのような形を取るように楽譜に明記されています。

父母会の方々にも参加していただく形になると思います。なぜなら、曲を知っている程度はお客様よりも父母会の方がはるかに高いはずだからです。通常の練習でも何度か、父母会の皆さんに集まってもらって、仮想聴衆として練習できるように計画を立てていきたいと思います。

 

次回11月19日(土)の音楽プラザでの練習には、作曲家の大中恩先生が来てくださいます。団歌「うたにつばさがあれば」や「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」「おなかのへるうた」の作曲者です。

湯山先生と並ぶ「空」の大恩人です。大中先生に進化した「空」を聴いていただけるように、みなさん力を貸してください。よろしくお願いします。

Comments are closed.