SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


新しき友を迎え、結ぶ友達。心は躍る。

朝、練習会場に到着すると、新入団員が4人来てくれていました。このページで名前を世界中に公開したいくらい、嬉しい気持ちでした。「○○さんが入団してくれたよ~!」って。でも、HPには制約がありますから、それはかないません。みんな、仲良くしていきましょうね。
いつもなら、ここで自己紹介コーナーにするのですが、思うところあってアメリカ民謡の「歓迎の歌」を指導しました。最初は、みんな「なぜ?」という表情でしたね。
♪「うれしや。我ら、ここに、新しき友を迎え、結ぶ友達。心は躍る。ハウ ドゥー ユー ドゥー ○○さん。ハウ ドゥー ユー ドゥー ドゥー」
という、誰でも一度は聞いたことのあるメロディーです。
これを二部合唱でハーモニーを作って歌えるようにしてから、そこで自己紹介です。
これから、誰か新しい仲間が入ってくれた時には、この曲を歌って歓迎しましょう。「わたしの時には歌ってもらえなかった」などとケチクサイことは言わないで。楽しくいきたいと思います。
その後、小学校3年生と4年生の新入団員を別室に呼んで声を聞きました。実際に「夕やけ小やけ」を一人ずつ歌ってもらい、最高音と最低音(つまり、どこまで声が出るか)を調べて、パートを決めました。
4人とも、パートの希望は「どこでも良い」ということでした。しかも、音程はとても正確で音域も広く、どのパートでも対応できる力があります。だから、一番よく声が響くポイントがどの音域かを考えて、パートを決めました。
そして、各自が決められたパートの中に入り、さっそく「雨の遊園地」です。とは言え、初見の子がいて、歌い込んでいる子もいて、神経を使います。でも、歌い込んでいる子の中に入って歌うことは、鍵盤ハーモニカで支えることよりも、はるかに効率よく覚えられるはずです。みなさん、力を貸してくださいね。
休憩の後は「雲」。これも30分ほどで、最初から最後まで音の確認ができました。初めての子は「いかに早く覚えるか」。覚えている子は「いかに正確な音にするか」。同じ練習の時間と空間でも、それぞれに課題があるのです。小学生も高校生も、初見の子も暗譜している子も、それぞれが課題をもって取り組んでいくことが大切です。そのキーワードは、「いかに自分がレベルアップするか」です。
野球でもサッカーでも、そして勉強でも、自分の力で友達をレベルアップさせることは基本的にはできません。逆に言うと、友達の力で自分がレベルアップすることは有り得ないということです。友達にしてもらえること、自分がしてあげることができるのは、支えるということで、レベルアップではない。自分のレベルアップは自分の力でしかできないのです。だから、練習やトレーニングの場では、「自分のことだけ考えれば良い」わけです。
しかし、合唱の場合、その「支え」や「支え合い」が占める割合は、野球やサッカーに比べるとはるかに大きいのは事実です。
みんな「自分のことだけを考えて」練習しているんだけれども、自分がレベルアップすることが友達を支え、また友達の支えによって自分のレベルアップが効率よく進む。これが合唱活動の最大の魅力です。
おっと、説教が多くなったな~。

「雲」の後は、「陽が昇る」。5月24日(火)にウインクあいちでのコンサート出演です。ウイークデーの18時ですから苦しい時間帯ですが、鋭意参加をお願いします。
曲はムズカシイものではありません。三部合唱ですが、きれいにハモります。問題は歌詞ですね。3番までありますから、自信をもって歌えるようにするのは大変です。来週・再来週と少しずつ練習しましょう。

今週はアンケート用紙を持って行くのを忘れました。ごめんなさい。一人で歌う時間あり、各パートを全部さらう時間ありで、充実した時間だったとは思いますが、その思いが先生の一人よがりにならないように考えたいと思います。
来週も楽しく練習できればいいな。がんばります。

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