SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


来週はスプリングコンサートです。よろしくね♪

【平成31年4月6日(土)】
4月に入りました。進学・進級おめでとうございます。新たな気持ちで、いっそう楽しい「空」の活動ができるよう、嶋田先生も力を尽くそうと思っています。みなさん、力を貸してくださいね。
さて、来週13日(土)に迫ったスプリングコンサートに向けて、今日はアラカルトステージの練習から始めました。
まずは「あしたうまれる」。音程は正確で発音も明瞭、柔らかい声で非常によくハモります。ですが暗い。歌い方が暗いのです。まぁ、馬小屋の寝藁に月の光が差し込む「夜の歌」ですから、暗い表現を生み出そうという気持ちは分かります。十分すぎるほど分かりますよ。ですが暗いのは外の景色だけであって、子馬を見守る月光の心は非常に温かい。「おまえのたてがみが異国(外国)で揺れたら私が(月が)照らしてあげましょう」という思いは、輝くような明るい光のイメージではありませんか?だから思いっきり明るい声で歌いたいのです。
途中、「短調の曲は暗い」というイメージを払拭(ぬぐいさる)してください…とお願いしました。「およげたいやきくん」も「ゲゲゲの鬼太郎」も短調の曲ですが、暗い歌ではありません。まぁ、明るすぎる「ゲゲゲの鬼太郎」は少し変ですけれどもね((笑)。
「鳥が」も最初は暗かった。思うに「空」のメンバーはメランコリックでセンチメンタルな感覚の歌が得意であり、カラッとした呑気で気楽な歌は性に合わないのかもしれません。それは個性というもので「良い」「悪い」の問題ではないのですが、少なくとも今日言えることは「鳥が」は明るい歌であり、明るく表現したい曲であるということです。
「鳥が空を見上げるように」は、カワイイ小鳥の顔が目に浮かびます。その小鳥のように「花がつぼみをほどく」と歌うのですが、この「花」とは「私」という意味であり、「つぼみ」とは「思いやりの心」と解釈できますから、「鳥が空を見上げるように花がつぼみをほどく」とは「鳥が空を見上げるように私は愛の心を膨らませる」というイメージになります。続く「鳥がはばたこうとするように花が葉を茂らせる」とは「鳥がはばたこうとするように私は勇気を膨らませる」とでも受け取れましょうか。
何という美しい言葉の配列!川崎洋って天才です。
そんな言葉がけをする間に、歌声は変化し、生き生きとした明るさを帯びてきました。嬉しかったです。
「ヨット」も最初は暗かった。思うに「空のメンバーはメランコリックでセンチメンタルな感覚の……………………………………何という美しい言葉の配列!佐藤義美(いぬのおまわりさんの作詞者)って天才です。
「盲導犬S」も最初は暗かった。思うに「空」のメンバーはメランコリックで………………………内容を想像してください。キーワードは「友情の温かさ」です。
「南海譜」も最初は暗かった。思うに「空」のメンバーは……………………内容を想像してください。キーワードは「平和の大切さ」です。

休憩の後は「文部省唱歌集」です。見学者が来てくれて一緒に歌いました。嶋田先生としては、その子もメロディーを担当して来週のコンサートのステージに立ってほしいのですが、来てくれるかなぁ。ぜひ来てくださいね。
「文部省唱歌集」は一転して明るい声が響きます。メランコリックでセンチメンタルな内容が無く、メンバーのイメージが「日本の心のふるさと」に統一されていることを感じます。自然にサラッと歌いましょう。ただ、「こう歌いたい」という意思も強く、アカペラであるだけにその意思を制御しコントロールする指揮がムズカシクなってきました。悪い意味ではありません。とても素晴らしいことだと思います。
「エーデルワイス」と「ドレミの歌」は手の内に入った表現で指揮していても楽しいです。聴いてくださる方々にも楽しく伝わることでしょう。「ドレミの歌」は後半で少しテンポアップした方がよりエネルギッシュな表現になるようです。ここは嶋田先生と浜田先生に任せてついてきてくださいね。
「うたにつばさがあれば」の練習ができなくなってしまい、申し訳ありませんでした。でも、やむを得ず欠席した子のためには良かったかもしれない。「うたにつばさがあれば」は当日の朝のリハーサルで、全員の力を結集しましょう。
いよいよ来週はスプリングコンサートです。京都にいるメンバーや看護士になったメンバーや、大学で頑張っているメンバーも、当日の朝に来てくれれば十分です。「うたにつばさがあれば」歌ってちょうだいよ。「文部省唱歌集」や新実先生の4曲や、歌いたい曲になったら途中で出てきて歌ってくれても良いです。
待ってまぁ~す♪

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