SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


楽しく がイチバン大切

【平成31年3月23日(土)】
今日はNHKの「BS日本のうた」収録と4月13日のスプリングコンサートに向けて、メンバーが安心して歌えるように練習を組むことを考えていました。
「BS日本のうた」はテレビ収録ですから楽譜を持っての本番は無いはずです。つまり暗譜。「幸せなら手をたたこう」1曲だけとは言え、暗譜というのは簡単ではありません。だから歌詞の順番を整理しました。
前奏「ラララ」       全部歌う
①幸せなら手をたたこう    後半だけ歌う
②幸せなら足ならそう     全部歌う
③幸せならホッペたたこう   全部歌う
オケ間奏あり
④幸せなら(おなか)たたこう 全部歌う
⑤幸せなら全部しよう     全部歌う 振付も全部8拍
間奏「ルルル」       全部歌う
⑥幸せなら」ウインクしよう  Wooでハモって後半を歌う
⑦幸せなら手をたたこう    全部歌う
後奏「ララランラランララン」全部歌う
まあ、手→足→ホッペ→おなか(?)→ウインク→手 という順番を覚えることはさほど難しくないと思います。ムズカシイのはオーケストラの間奏や「ルルル」で歌う間奏などが入る場所です。7番まで歌う場合、3+2+2という構造になることが多く、今回の曲構成にも当てはまります。だから、みんなは「3番と5番と7番の後で何かが起こる」くらいの意識を持っていてください。
音は完璧です。全員が上のパートも下のパートも歌えます。好きなように歌えば良いと思います。それから、歌詞を間違えても音を間違えても(つまりユニゾンの部分でハモってしまったりしても)気にしない気にしない。集中することは必要ですが何よりも大切なのは楽しんで歌うことです。

スプリングコンサートの練習は「文部省唱歌集」から。ステージに上がってもらって一緒に歌ってもらう参加型コンサートが今回のポイントですから、乱暴な言い方をすればメロディーさえハッキリしていれば良い。「うわぁ~ハモらなくっちゃ」とか「ここの音程をシッカリしないと」などと深刻に考えず、好きなように楽しんで歌ってくれれば良いと思います。
指揮をしていると悪い意味ではない抵抗感を感じます。嶋田先生が振り出すテンポよりも、みんなの方がビミョーに遅い。「こう歌いたい」というメンバーの結集した力を感じます。ステージに参加者が上がってくれば、その抵抗感はもっと大きくなることでしょう。これは指揮をする立場から言えば非常に嬉しく、また楽しみなことでもあります。
続いて「うたにつばさがあれば」。細かい音程がムズカシイですね。一筋縄ではいきません。本当に細かい部分は夏の合宿にかけて修正していくこととしましょう。もともと11月の定期演奏会に向けてスタートした練習計画ですから、今この時点でソコソコこれだけ歌えることは大拍手なんです。練習計画に大きな先行をもたらしています。今回は「こんな楽しい曲があるんだよ」とアピールすることができれば十分です。だから手抜きをするという意味ではなく、精一杯に直前まで努力を続けますが、考え方の大本は「アピール」です。一人でも多くの人々に「うたにつばさがあれば」を聴いていただくことができれば、天国の大中先生も喜んでくださるはずです。
「盲導犬S」。これは前奏のピアノパート4小節を「ルンルンルン」と歌ってください。
「南海譜」もピアノの前奏を「ルルル」「ロロロ」で歌ってください。終結部の最後の3小節で少し工夫を加えますが。当日の朝に練習すればクリアできるレベルです。
「ヨット」は楽譜どおり。「あしたうまれる」も楽譜どおりに歌えばOKですが、最初の「ho」と「M]で分かれる部分は全員で「ho」と歌ってフクロウの鳴き声を4回出してくれれば良いこととしました。
最後に「鳥が」。これは大変です。今回のスプリングコンサートの目玉と言っても良いでしょう。しかし、まだ正式なパートも決まっていないのに、よくもまぁこれだけ歌ってくれるもんだなぁ…と感心しています。来週・再来週・そして本番の日の朝まで努力を続けます。協力してくださいね。
結果、「ドレミの歌」と「エーデルワイス」を除くすべてのプログラムを一通り歌うことができました。今日は嶋田先生が「こう練習できるといいな…」と思っていたことを完璧にこなすことができたことを報告しておきます。
「空」のメンバーに大感謝です。

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