SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


4月13日(土)はスプリングコンサートにします

【平成31年3月9日(土)】
この日は本当に本当に本当に嬉しいことに、先週見学に来てくれた子2人の入団が決まり、今日新たに見学に来てくれた子1人は即日の入団ということで、何と一日で3人の新入団員を迎えることとなりました。ここに実名を記すことができないのが本当に残念です。
メールでお知らせしたように、4月13日(土)はスプリングコンサートとします。メンバー全員がステージに乗る…、それが可能となるように指導・支援をする…というのが嶋田先生のポリシーです。3人の新メンバーにも、当然ステージに乗ってもらえるように来週以降の練習を組み立てます。みなさん、力を貸してくださいね。

さて、4月13日は音源録音を中心とした特別練習…と発表していた嶋田先生です。一方、父母総会でもよく言うのですが「いったん口にしたことは翻さない(必ず実行する・やっぱりや~めたとは言わない)」のが嶋田先生の生き方です。その嶋田先生が「特別練習にします」と空ノートに発表しておいて、その発表を翻すというのはどういうことでしょうか。
その理由は先週2日に行った老人施設慰問コンサートにありました。参加メンバー11人、恒川先生のサポートがあって12人で歌った「文部省唱歌集」ですが、これがことのほか上手かった。2日の空ノートにも書きましたが、昨年11月の定期演奏会では感じなかった歌うメンバーの主体性が確かにあります。午前中の練習だけ参加して午後の本番には出られなかったメンバーもいて、先週の午前の練習と午後の本番は素晴らしいものでした。今の「空」の総力を結集すれば去年の11月とは違った次元での表現が可能となるはずだ…と確信しました。
この表現力を今、発表しないのはもったいない。だって、新しく練習しなくても、みんなの中で既に「こう歌いたい」という思いが膨らんでいるのですから。1ステージは完成しちゃっているのです。
恒川先生・高倉先生・浜田先生とメールで相談しながら、固まった構想は以下のとおりです。
〇聴衆参加型のコンサートにする
〇アカペラの表現力を練り上げる
〇アラカルトステージは「みんなで作る」を前面に出す
この構想に伴って
【第1ステージ】「文部省唱歌集」9曲
慰問コンサートで歌ったとおり。また当初の予定だったリトアニアコンサートに向けて準備していたとおり。
【第2ステージ】合唱組曲「うたにつばさがあれば」全曲
大中先生の追悼という意味もあります。全曲歌うことができれば、今年11月10日の定期演奏会への練習計画にも大きな目途が立ちます。
【第3ステージ】アラカルト。団員が好きな曲を伴奏して(できれば指揮も)みんなで作るステージをアピールする
ただし、第23回定期演奏会につながるように、曲は「白いうた青いうた」と「イルカの翼」から選びます。下手でも良いんです。極端に言えば途中で止まってしまっても良いと思っています。先生についていくだけではなくて、子どもたちみんなで表現を作ろうという姿勢をアピールしたい。あまり時間はありませんが、弾けそうだ、指揮できそうだという曲はありませんか?一週間、考えてみてください。もちろん伴奏や指揮の仕方は先生たちで全面的にバックアップします。
さすがに指揮はムズカシイかもしれない。誰もいなければ嶋田先生が指揮します。
【第4ステージ】「文部省唱歌集」
第1ステージと全く同じ曲を同じ順番で歌います。当日聴きに来てくれた子どもたちにステージに上がってもらい、「いっしょに歌いましょう」と呼びかけます。教科書を印刷した楽譜をロビーに用意しておき、第1ステージはその楽譜を見ながら聴いてもらいます。「全部、小学校の音楽の教科書だよ」と訴えて、「最後の第4ステージでいっしょに歌えるように聴いてください」と呼びかけておけば、少しでも気楽にステージに上がってくれるものと思います。

繰り返しの予定変更で申し訳ありませんが、父母会の方々とメンバーの協力を切にお願いいたします。

そういうわけで練習はすごい時間となりました。新入団員の子に「ピアノを鳴らす」面白さと声の出し方を感じてもらいたかったので、最初の20分はピアノを囲んでの発声練習。その後、「文部省唱歌集」9曲と「うたにつばさがあれば」5曲を全部歌い、ピアノができそうかどうか考えてほしかったので「白いうた青いうた」12曲を全部歌いました。全部で26曲歌ったわけです。これはですね、合唱団「空」始まって以来のトンデモナイ練習スピードでした。10000回間違えても良いよ、積極的にドンドン歌ってください、と何度も何度もお願いしました。それにしても約2時間で26曲とは信じられないスピードでした。

4月13日のスプリングコンサートは、老人施設慰問コンサートの延長と考えてもらえば良いと思います。お年寄りたちは動けないのでこちらから出かけていきますが、スプリングコンサートのお客は子どもたちですから向こうから歩いて来るわけで、聴いてくださることは全く同じです。
違うのは、老人施設の場合、聴いてくださる方々が新入団員になってくれることは100%ありませんが、スプリングコンサートではステージに上がってくれた子の何人かは「やってみようかな」と思ってくれるはずです。
慰問コンサートに出かけていく気分で、気楽に、しかし真剣にコンサートを組み立てましょう。間違ったって良いのです。楽譜は全ステージで持って歌いましょう。練習不足だからとか、入ったばかりだとか、余計なことは考えないで、一人一人のメンバーができる限りのことをする、そういうコンサートにしましょう。
そんな気楽さが「入ってみようかな」という思いを聴いてくれる子たちに抱かせることにつながると思います。

今日配布したチラシを鋭意活用してくださいね。今回イチバン頼りになるのはメンバーの力です。大人が客席にいるよりも、何人の子供たちが聴いてくれるかが勝負です。友達を招待してくださいな。1人や2人、同じ学校に「空」のメンバーがいたって良いでしょう。
メンバーが増えるということは、高まりつつあるアナタの力をさらに生かすことができることにつながるのです。

ご協力を、よろしくお願いいたします。

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