SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


大中恩先生、安らかにお眠りください

大中 恩先生が天に帰られました。本当に切なく、何も考えられない、何も手につかないという今の私の心情は、間違いなく日本中の合唱愛好家が同じくするところでしょう。
1997年、第1回の定期演奏会を大中先生の御指導で歌い上げた時、合唱団「空」が大中先生の帰天をお見送りする今日まで存続していようとは、指導を受け持つ私でさえ想像できなかったことです。10才の子が10年経てば大人になってしまう少年少女合唱団が活動を続けるのは容易なことではありません。
その存続を可能としたのは、大中先生が「空」に注いでくださった深い愛情と熱い情熱です。
3度の定期演奏会で指揮をしてくださり、昨年、一昨年には子供たちに親しく言葉を掛けてくださいました。
直接の御指導を知らなくとも、「空」の子供たちには脈々と「うたにつばさがあれば」の精神が受け継がれているのです。

合唱団「空」はボクが指揮した たった一つの少年少女合唱団です。
これは大中先生のお言葉です。

先生、安らかにお眠りください。
合唱団「空」は日本中で唯一、大中先生の薫陶をいただいた少年少女合唱団として、これからも歌に翼をつけて大中先生のいるお空に飛ばしていきます。
御指導ありがとうございました。

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