SORA NOTE

嶋田先生から空のみんなへ


歌った曲は全部で8曲!

4月22日(土)、この日は「北陸の子ども歌」の1曲目「毬つき歌」を発声練習につかうことにしました。「北陸の子ども歌」そのものが初めての練習で、全員が初見、全員が初めて歌うことになります。結論を先に記せば、非常に上手くいき、効果的であった1時間でした。
5小節目から29小節目までが1フレーズで、ハーモニーのないユニゾン(斉唱)です。これでメロディーを覚えておいて、33小節目からが2回目、61小節目からが3回目となりますが歌詞が違うだけで同じメロディーです。
同じメロディーですけれども、2回目はソプラノが4度上の音となり、3回目はメゾソプラノが4度上、ソプラノはさらに増2度上の音となります。並行音のハーモニーが厚くなっていく湯山先生独特の手法です。
簡単に言えば、アルトは3回とも同じ音で、メゾソプラノは3回目で少し高い音になり、ソプラノは2回目・3回目と少しずつ高い音になるということ。音の高さは違いますが全部同じメロディーです。
これを全員が全部歌う。ソプラノの高い音もアルトの低い声も全部です。だから全員が、高い音から低い音までを響かせるトレーニングを積むことになります。しかも同じメロディーですから声の出し方のみに集中することができ、頃合いを見て自分のパートを歌えばハーモニーを楽しむこともできるので、非常に効率の良い発声練習になります。
その後に出てくる「B今度加賀様」も基本的には同じ作り方になっていて、全員で全部のパートを歌って声の出し方とハーモニーの構造を一度に行うことができ、結果は1時間で最初から最後まで歌い通すことができました。
次は「ドミソの歌」。長い曲ですから、さすがに全部を通すことはしませんでしたが。P31からの終結部を通すことができました。
後半は「空と樹海と湖と」の音の確認と表現の練習。小さいソロから大きいソロ、そして3番「光る空と…」のソロまで含めて全部を歌いました。荒っぽくても良いから、とにかく元気に、そして叩きつけるような強烈な表現を作っていきたいと思っています。
最後は愛唱曲集。老人ホームの慰問コンサートで歌います。プラスアルファは「ふるさと」「春の小川」「茶つみ」の3曲です。
20分しか残っていなかったので、5曲目の「空がこんなに青いとは」で終わってしまいましたが、ずいぶんと多くの曲数をこなすことができました。みなさんの努力に感謝です。

午後は父母総会がありました。多くの重要なことが決まりました。内容については総務の方から連絡があることと思います。
みんなに関係のあることは、新入団員の問題です。定期演奏会が終わってから入ってきた新入団員が何人いるか考えてみてください。
何とか口コミを広げて、友達を誘ってみてください。力を貸してほしいです。みんなの力が必要なんです。あなたがどれだけレベルアップしても、あなたがどれだけ自分を磨き上げても、仲間がいなければ合唱はできないのです。
よろしくお願いいたします。

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